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基礎栄養学 小テスト
  • 丸山心桜

  • 問題数 70 • 7/23/2023

    問題一覧

  • 1

    消化器系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1つ選べ。 1食道は、胃の幽門に続く。 2肝臓は、消化酵素を分泌する。 3肝臓は、尿素を産生する。 4ガストリンは、胃酸分泌を抑制する。 5肝臓は、カイロミクロンを分泌する。

    3

  • 2

    消化管に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 1十二指腸には、腸間膜が付着する。 2S状結腸は、下行結腸と直腸の間にある。 3胃底部は、胃体部よりも幽門側にある。 4食道は、気管の腹側を通る。 5回腸は、十二指腸と空腸の間にある。

    2

  • 3

    消化管の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1膵管は、空腸に開口する。 2大腸粘膜には、絨毛がある。 3胃壁の筋層は、三層構造である。 4脂質は、膜消化を受ける。 5小腸の長さは、大腸より短い。

    3

  • 4

    胆汁と膵液に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1胆汁は、リパーゼを含む。 2胆汁は、胆嚢で産生される。 3膵液は、膵島(ランゲルハンス島)から分泌される。 4膵液は、酸性である。 5胆汁は、脂肪を乳化する。

    5

  • 5

    消化器系に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 1胆汁酸は、主に回腸で吸収される。 2胃酸分泌は、セクレチンにより促進される。 3排便の中枢は、腰髄にある。 4食道は、分節運動により食べ物を胃に運ぶ。 5味覚は、三叉神経により伝えられる。

    1

  • 6

    消化管ホルモンの分泌と働きに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1コレシストキニンは、膵液中への消化酵素の分泌を促進する。 2ガストリンの分泌は、食塊が胃に入ると抑制される。 3セクレチンは、膵液中への重炭酸イオン(HCO3-)の分泌を抑制する。 4セクレチンの分泌は、胃内容物が十二指腸に入ると抑制される。 5ガストリンは、十二指腸から分泌される。

    1

  • 7

    消化管ホルモンに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1セクレチンの分泌は、十二指腸内H+濃度の上昇によって抑制される。 2ガストリンの分泌は、胃に食塊が入ると抑制される。 3コレシストキニンの分泌は、消化物中のペプチドによって促進される。 4ガストリンの分泌は、セクレチンによって促進される。 5膵臓からのHCO3-の分泌は、コレシストキニンによって促進される。

    3

  • 8

    管腔内消化の調節に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 1ガストリンは、ペプシノーゲンの分泌を抑制する。 2胃相とは、食物が胃に入る前に起こる胃液分泌の変化をいう。 3セクレチンは、胃酸の分泌を促進する。 4消化管運動は、交感神経系により促進される。 5コレシストキニンは、膵リパーゼの分泌を促進する。

    5

  • 9

    消化器系の調節に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1ガストリンは、胃の運動を抑制する。 2ヒスタミンは、胃酸の分泌を抑制する。 3セクレチンは、胃酸の分泌を促進する。 4アセチルコリンは、胃液の分泌を促進する。 5コレシストキニンは、膵臓からHCO3-の分泌を促進する。

    4

  • 10

    食物の消化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1胆汁酸分泌は、ガストリンにより促進される。 2胃液分泌は、迷走神経が亢進すると促進される。 3生物学的消化とは、食塊を破砕・混合することである。 4ガストリン分泌は、冑に食塊が入ると抑制される。 5セクレチン分泌は、胃内容物が小腸に入ると抑制される。

    2

  • 11

    消化酵素に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。 1スクラーゼは、膜消化に関わる。 2ペプシンの至適pH は、弱アルカリ性である。 3α アミラーゼは、チモーゲンとして分泌される。 4膵リパーゼの働きは、胆汁酸によって抑制される。 5トリプシンは、エキソ型酵素である。

    1

  • 12

    消化管における栄養素の吸収に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。 1水は、小腸で吸収される。 2ビタミンB12の吸収は、胃液の影響を受ける。 3脂溶性ビタミンの吸収は、脂質の多い食事で増加する。 4亜鉛の吸収は、共存する食品成分の影響を受ける。 5フルクトースの吸収上皮細胞への取り込みは、グルコースの存在によって低下する。

    5

  • 13

    食物繊維・難消化性糖質の生理的効果である。誤っているのはどれか。1つ選べ。 1食後の血糖値上昇抑制 2腸内細菌叢改善 3短鎖脂肪酸の生成 4大腸の蠕動運動抑制 5難う蝕性

    4

  • 14

    食物繊維と難消化性糖質に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1不溶性食物繊維は、血圧を上昇させる。 2水溶性食物繊維は、大腸内pHを上昇させる。 3難消化性糖質の過剰摂取は、便秘を引き起こす。 4有用性菌増殖効果のあるオリゴ糖は、プレバイオティクスである。 5難消化性糖質は、インスリンの分泌を促進させる。

    4

  • 15

    摂取した食物の消化管内における消化とその調節に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1トリプシンは、活性型の酵素たんぱく質として分泌される。 2膵液中のアミラーゼは、でんぷんを消化してオリゴ糖を生成する。 3コレシストキニンは、膵臓からのHCO3一の分泌を促進する。 4ガストリンは、胆嚢からの胆汁の分泌を促進する。 5セクレチンは、ペプシンの分泌を促進する。

    2

  • 16

    糖質を多く含む食事を摂取した後の代謝変化に関する記述である。正しいのはどれか。 1脂肪組織では、グルコースの取り込みが促進される。 2骨格筋では、アラニンの放出が促進される。 3肝臓では、ケトン体の産生が促進される。 4膵臓では、グルカゴンの分泌が促進される。 5脳では、グルコースの取り込みが低下する。

    1

  • 17

    糖質の代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。 1解糖系は、酸素の供給を必要とする。 2赤血球におけるATP の産生は、クエン酸回路で行われる。 3ペントースリン酸回路は、脂質合成が盛んな組織で活発に働く。 4糖質の摂取は、血中遊離脂肪酸値を上昇させる。 5グルクロン酸経路(ウロン酸経路)は、ATP を産生する。

    3

  • 18

    炭水化物の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1赤血球は、エネルギー源として乳酸を利用している。 2肝臓は、脂肪酸からグルコースを産生している。 3筋肉のグリコーゲンは、血糖値の維持に利用される。 4脳は、エネルギー源としてリボースを利用している。 5脂肪組織は、グルコースをトリアシルグリセロールに変換して貯蔵する。

    5

  • 19

    血糖とその調節に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1脂肪酸は、糖新生の材料として利用される。 2コリ回路では、アミノ酸からグルコースが産生される。 3グルカゴンは、筋肉グリコーゲンの分解を促進する。 4グルコースの筋肉組織への取り込みは、インスリンにより促進される。 5組織重量当たりのグリコーゲン量は、肝臓より筋肉の方が多い。

    4

  • 20

    血糖とその調節に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1グルココルチコイドは、血糖値を低下させる。 2チロキシンは、血糖値を低下させる。 3インスリンは、血中グルコースの脂肪組織への取り込みを促進する。 4血糖値が低下すると、骨格筋におけるグルコース消費は促進される。 5アドレナリンは、血糖値を低下させる。

    3

  • 21

    糖質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。 1吸収された単糖類は、リンパ管を介して肝臓に運ばれる。 2脳は、飢餓の時にケトン体を利用する。 3骨格筋は、グルコース6-リン酸からグルコースを生成する。 4腎臓は、糖新生を行う。 5肝臓は、グルコースから脂肪酸を合成できない。

    2, 4

  • 22

    血糖とその調節に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 1アドレナリンは、肝臓グリコーゲンの分解を促進する。 2インスリンは、筋肉への血中グルコースの取り込みを抑制する。 3糖新生は、筋肉で行われる。 4健常者の血糖値は、食後約3 時間で最高値となる。 5筋肉グリコーゲンは、血糖維持に利用される。

    1

  • 23

    血糖の調節に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1筋肉グリコーゲンは、分解されて血中グルコースになる。 2乳酸は、グルコースの合成材料になる。 3脂肪酸は、グルコースの合成材料になる。 4インスリンは、血中グルコースの脂肪組織への取り込みを抑制する。 5グルカゴンは、血糖値を低下させる。

    2

  • 24

    炭水化物の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1組織へのグルコース取り込みは、コルチゾールによって促進される。 2血糖値が低下すると、脂肪組織のトリアシルグリセロールの分解は抑制される。 3コリ回路では、アラニンからグルコースが産生される。 4空腹時には、糖原性アミノ酸からグルコ一スが産生される。 5健常者では、食後2時間で、血糖値が最大となる。

    4

  • 25

    血糖の調節に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。 1急激な無酸素運動時のグルコース生成は、主にグルコース・アラニン回路による。 2食後には、グルカゴンは、筋肉へのグルコースの取り込みを促進する。 3食後には、インスリンは、肝臓のグリコーゲン分解を促進する。 4空腹時には、トリグリセリドの分解で生じたグリセロールは、糖新生に利用される。 5食後には、単位重量当たりのグリコーゲン貯蔵量は、肝臓よりも筋肉で多い。

    4

  • 26

    たんぱく質とアミノ酸の代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 1アルブミンは、トランスサイレチンより代謝回転速度が速い。 2絶食時には、体たんぱく質の合成が抑制される。 3過剰なたんぱく質の摂取は、アミノ酸の異化を抑制する。 4インスリンは、体たんぱく質の合成を抑制する。 5ロイシンは、体たんぱく質の合成を抑制する。

    2

  • 27

    消化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1膵臓から分泌される、たんぱく質の消化酵素は、プロ酵素である。 2セクレチンは、胃酸分泌を促進する。 3セクレチンは、胃内容物の十二指腸への移送を促進する。 4膵液中には、トリプシン阻害物質が含まれていない。 5セクレチンは、膵液の分泌を抑制する。

    1

  • 28

    たんぱく質とアミノ酸の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1たんぱく質の摂取量が不足すると、窒素出納は正になる。 2アルブミンは、腎臓で合成される。 3トリプトファンは、パントテン酸に変換される。 4たんぱく質の摂取量が増加すると、尿中への尿素排泄量は減少する。 5バリンは、糖新生に利用される。

    5

  • 29

    消化と吸収に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1トリアシルグリセロールの胃内滞留時間は、糖質より短い。 2鉄の吸収率は、体内の鉄量に関わらず一定である。 3フルクトースの吸収上皮細胞への取り込みには、Na+が必要である。 4葉酸の吸収には、胃液分泌が必要である。 5ジペプチドの吸収上皮細胞への取り込みには、H+が必要である。

    5

  • 30

    消化・吸収と栄養に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。 1見かけの消化吸収率は、真の消化吸収率よりも高い値を示す。 2無たんぱく質食を摂取した場合にも、糞便中に窒素化合物は排泄される。 3消化吸収率とは、摂取した栄養素の中から吸収されたものの割合(%)を示す。 4真の消化吸収率は、尿中排泄量を考慮して算出する。

    2, 3

  • 31

    次の式で算出される値の名称である。正しいのはどれか。1つ選べ。[摂取量-(糞中排泄量-糞中内因性損失量)]÷摂取量×100 1真の消化吸収率 2見かけの消化吸収率 3生物価 4窒素出納 5正味たんぱく質利用率

    1

  • 32

    摂取するたんぱく質の量と質に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。 1飢餓時には、窒素出納が正になる。 2たんぱく質効率(PER)は、生物価に消化吸収率を加味する。 3過剰なたんぱく質の摂取は、アミノ酸の異化を亢進する。 4アミノ酸価は、摂取エネルギー量に影響される。 5可欠アミノ酸は、体たんぱく質合成に利用されない。

    3

  • 33

    摂取するたんぱく質の量と質の評価に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1アミノ酸インバランスは、可欠アミノ酸の過剰摂取により起こる。 2アミノ酸の補足効果は、卵白たんぱく質に対して発揮される。 3無たんぱく質食摂取時には、窒素の糞便中排泄はない。 4小麦たんぱく質の第一制限アミノ酸は、リシンである。 5正味たんぱく質利用率は、たんぱく質栄養価の化学的評価法である。

    4

  • 34

    たんぱく質の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1制限アミノ酸が複数ある食品に、第一制限アミノ酸のみを加えると、栄養価が低下することがある。 2アミノ酸価は、食品たんぱく質中の理想的な可欠(非必須)アミノ酸量を示す。 3飢餓状態では、窒素出納は正になる。 4食品たんぱく質の栄養価は、アミノ酸の総量で決まる。 5たんぱく質効率比(Protein Efficiency Ratio)は、窒素出納を基にして算出される。

    1

  • 35

    食品たんぱく質の評価に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 1摂取窒素量が排泄窒素量を上回ると、窒素出納は負になる。 2制限アミノ酸がない食品のアミノ酸価は、100 である。 3アミノ酸評点パターンは、食品中の不可欠アミノ酸量を示す。 4無たんぱく質食の摂取時には、尿中に窒素は排泄されない。 5生物価は、食品たんぱく質の化学的評価法の一つである。

    2

  • 36

    栄養素の体内動態に関する記述である。正しいのはどれか。 1ビタミンB1は、アルブミンと結合して血液中を輸送される。 2食事由来の短鎖脂肪酸は、キロミクロンに取り込まれて輸送される。 3食事由来のアミノ酸は、リンパ管を経て静脈に入る。 4肝臓で合成されたトリアシルグリセロ一ルは、VLDL中に取り込まれる。 5食事由来のコレステロールは、門脈を経て肝臓へ送られる。

    4

  • 37

    脂肪の消化・吸収に関する記述である。正しいのはどれか。 1脂肪の消化の大部分は大腸において行われる。 2トリアシルグリセロールの消化により生じたジアシルグリセロールはそのまま吸収される。 3トリアシルグリセロールの消化により生じた長鎖の脂肪酸は、小腸上皮細胞でトリアシルグリセロールに再合成されない。 4小腸上皮細胞で再合成されたトリアシルグリセロールは、キロミクロンを形成する。 5脂肪の消化に主要な役割を果たすリパーゼは、胃液リパーゼである。

    4

  • 38

    消化と吸収に関する記述である。正しいのはどれか。 1カルシウムの吸収率は、他の食品成分の影響を受けない。 2アミノ酸は、オリゴペプチドの存在により吸収が促進される。 3糖質は、二糖(二糖類)として吸収される。 4鉄の吸収率は、体内貯蔵鉄の影響を受けない。 5中鎖脂肪酸の吸収は、胆汁酸塩を必要としない。

    5

  • 39

    脂質の代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。 1ホルモン感受性リパーゼの活性は、インスリンにより亢進する。 2食後は、肝臓でケトン体の産生が促進する。 3VLDL のトリグリセリド含有率は、カイロミクロンより高い。 4脂肪細胞内のトリグリセリドは、主にリポたんぱく質リパーゼにより分解される。 5カイロミクロンは、小腸上皮細胞で合成される。

    5

  • 40

    管腔内消化の調節に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。 1ガストリンは、ペプシノーゲンの分泌を抑制する。 2セクレチンは、胃酸の分泌を促進する。 3胃相とは、食物が胃に入る前に起こる胃液分泌の変化をいう。 4コレシストキニンは、膵リパーゼの分泌を促進する。 5消化管運動は、交感神経系により促進される。

    4

  • 41

    栄養素の体内動態に関する記述である。正しいのはどれか。 1ビタミンB1は、アルブミンと結合して血液中を輸送される。 2食事由来の短鎖脂肪酸は、キロミクロンに取り込まれて輸送される。 3食事由来のアミノ酸は、リンパ管を経て静脈に入る。 4肝臓で合成されたトリアシルグリセロ一ルは、VLDL中に取り込まれる。 5食事由来のコレステロールは、門脈を経て肝臓へ送られる。

    4

  • 42

    脂肪の消化・吸収に関する記述である。正しいのはどれか。 1脂肪の消化の大部分は大腸において行われる。 2トリアシルグリセロールの消化により生じたジアシルグリセロールはそのまま吸収される。 3トリアシルグリセロールの消化により生じた長鎖の脂肪酸は、小腸上皮細胞でトリアシルグリセロールに再合成されない。 4小腸上皮細胞で再合成されたトリアシルグリセロールは、キロミクロンを形成する。 5脂肪の消化に主要な役割を果たすリパーゼは、胃液リパーゼである。

    4

  • 43

    消化と吸収に関する記述である。正しいのはどれか。 1カルシウムの吸収率は、他の食品成分の影響を受けない。 2アミノ酸は、オリゴペプチドの存在により吸収が促進される。 3糖質は、二糖(二糖類)として吸収される。 4鉄の吸収率は、体内貯蔵鉄の影響を受けない。 5中鎖脂肪酸の吸収は、胆汁酸塩を必要としない。

    5

  • 44

    脂質の代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。 1ホルモン感受性リパーゼの活性は、インスリンにより亢進する。 2食後は、肝臓でケトン体の産生が促進する。 3VLDL のトリグリセリド含有率は、カイロミクロンより高い。 4脂肪細胞内のトリグリセリドは、主にリポたんぱく質リパーゼにより分解される。 5カイロミクロンは、小腸上皮細胞で合成される。

    5

  • 45

    管腔内消化の調節に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。 1ガストリンは、ペプシノーゲンの分泌を抑制する。 2セクレチンは、胃酸の分泌を促進する。 3胃相とは、食物が胃に入る前に起こる胃液分泌の変化をいう。 4コレシストキニンは、膵リパーゼの分泌を促進する。 5消化管運動は、交感神経系により促進される。

    4

  • 46

    食後の脂質代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1血中のVLDL濃度は、低下する。 2脂肪組織でホルモン感受性リパーゼ活性は、上昇する。 3肝臓でトリアシルグリセロールの合成は、亢進する。 4肝臓でケトン体の産生は、亢進する。 5血中の遊離脂肪酸濃度は、上昇する。

    3

  • 47

    リポたんぱく質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1LDLは、VLDLよりトリアシルグリセロール含有率が高い。 2LDLは、VLDLから生成される。 3VLDLは、主に小腸で合成される。 4キロミクロンは、コレステロールを含まない。 5HDLは、肝臓で合成されたコレステロールを末梢組織へ運搬する。

    2

  • 48

    食後の脂質代謝に関する記述である。正しいのはどれか。 1肝臓における脂肪酸合成が低下する。 2血中キロミクロン(カイロミクロン)のトリアシルグリセロールの分解が進む。 3脂肪組織におけるトリアシルグリセロールの分解が進む。 4血中遊離脂肪酸濃度が上昇する。 5血中HDL-コレステロール濃度が上昇する。

    2

  • 49

    食後の脂質代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ 1肝臓からのVLDLの分泌が減少する。 2エネルギー源としての脂肪酸の利用が高まる。 3リポたんぱく質リパーゼの活性が低下する。 4脂肪組織から放出される脂肪酸量は増加する。 5血中のカイロミクロン(キロミクロン)が増加する。

    5

  • 50

    食後の代謝変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1脂肪組織では、脂肪酸の取り込みは減少する。 2脳では、ケトン体の利用は増加する。 3筋肉では、グルコースの取り込みは減少する。 4肝臓では、ケトン体合成は増加する。 5肝臓では、脂肪酸合成は増加する。

    5

  • 51

    空腹時の脂質代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 1肝臓では、エネルギー源としてケトン体を利用する。 2肝臓では、脂肪酸の合成が促進される。 3筋肉では、エネルギー源として脂肪酸を利用する。 4脂肪組織では、トリグリセリドの分解が抑制される。 5脂肪組織では、リポたんぱく質リパーゼの活性が上昇する

    3

  • 52

    脂質の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1絶食によって、ケトン体の合成は減少する。 2食後には、貯蔵脂肪の分解が促進される。 3絶食によって、血液中の遊離脂肪酸は増加する。 4絶食によって、血液中のキロミクロンは増加する。 5食後には、血液中のVLDLが減少する。

    3

  • 53

    脂質の体内代謝と臓器間輸送に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1ホルモン感受性リパーゼは、食後に活性化される。 2ケトン体は、脳でエネルギー源として利用される。 3LDLの主なアポたんぱく質は、アポA1である。 4カイロミクロンは、門脈経由で肝臓に運ばれる。 5リポたんぱく質は、粒子の外側に疎水成分をもつ。

    2

  • 54

    脂質の臓器間輸送に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ 1LDLのコレステロールの末梢細胞への取り込みには、レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)が関与する。 2VLDLのコレステロール含有率は、LDLより大きい。 3脂肪組織から血中に放出された脂肪酸は、アルブミンと結合して輸送される。 4末梢細胞のコレステロールのHDLへの取り込みは、リポたんぱく質リパーゼ(LPL)が関与する。 5カイロミクロンは、肝臓で合成されたトリアシルグリセロ一ルを輸送する

    3

  • 55

    脂質代謝に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。 1空腹時、血中の遊離脂肪酸濃度は上昇する 2食後、肝臓では脂肪酸合成が低下する。 3食後、血中のキロミクロン(カイロミクロン)濃度は低下する。 4空腹時、脳はケトン体をエネルギー源として利用する。 5空腹時、筋肉はケトン体を産生する

    1, 4

  • 56

    コレステロール代謝に関する記述である。正しいのはどれか。 1抗生物質投与は、糞便中への二次胆汁酸の排出を高める。 2コレステロールの合成は、小腸では行われない。 3二次胆汁酸とは、肝臓で合成され、分泌された胆汁酸のことである。 4胆汁酸は、回腸で吸収され、再利用される。 5肝臓でのコレステロール合成は、フィードバック阻害されない。

    4

  • 57

    コレステロールに関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。 1HDL は、レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)の作用によりコレステロールを取り込む。 2コレステロールは、ペプチドホルモンの前駆体である。 3コレステロールの合成は、フィードバック阻害を受けない。 4胆汁酸は、胆嚢で産生される。 5エストロゲンは、血中LDL コレステロール値を上昇させる。

    1

  • 58

    コレステロールと胆汁酸の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ 1コレステロール合成は、細胞内にコレステロールが蓄積すると促進される。 2コレステロールから胆汁酸への代謝は、胆のうで行われる。 3分泌された胆汁酸は、十二指腸で吸収される。 4肝臓のコレステロールは、LDLに取り込まれて血中に分泌される。 5分泌された胆汁酸は、腸内細菌によって二次胆汁酸へ代謝される。

    5

  • 59

    コレステロール代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1コレステロールは、甲状腺ホルモンの原料となる。 2胆汁酸は、腸内細菌により代謝される。 3胆汁酸は、大部分が空腸で再吸収される。 4コレステロールの合成は、食事性コレステロールの影響を受けない。 5コレステロールは、エネルギー源として利用される。

    2

  • 60

    脂質の体内輸送に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。 a カイロミクロン(キロミクロン)は、食事から吸収されたトリアシルグリセロールを輸送する。 b VLDLのトリアシルグリセロールは、そのままの形で脂肪細胞に取り込まれる。 c LDLは、肝外組織に遊離脂肪酸を輸送する。 d HDLは、肝外組織のコレステロールを肝臓へ輸送する。

    aとd

  • 61

    エネルギー代謝に関する記述である。正しいのはどれか 1糖質の呼吸商は、脂質の呼吸商より小さい。 2栄養素の物理的燃焼値と生理的燃焼値の差は、たんばく質で最も大きい。 3単位重量あたりのエネルギー代謝量が最も大きいのは、脂肪組織である。 4体重あたりの基礎代謝量は、加齢により増加する。 5二重標識水法では、呼気ガス分析によりエネルギー消費量を算出する。

    2

  • 62

    エネルギー代謝の測定に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1呼吸商は、酸素消費量を二酸化炭素産生量で除して求める。 2グルコースのみが燃焼した場合の呼吸商は、0.7である。 3二重標識水法では、呼気中の安定同位体の経日的変化を測定する。 4たんぱく質の燃焼量(g)は、尿中窒素排泄量(g)に6.25を乗じて求める 2直接法では、体温の変化を測定する

    4

  • 63

    エネルギー代謝の測定に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1直接法では、酸素消費量からエネルギー消費量を評価する。 2基礎代謝量は、睡眠状態で測定する。 3脂肪の燃焼では、酸素消費量と二酸化炭素産生量のモル数は等しい。 4二重標識水法では、酸素と水素の安定同位元素の減少速度よりエネルギー消費量を求める。 5二酸化炭素産生量は、安静時より運動時に減少する。

    4

  • 64

    エネルギー代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1メッツ(METs)は、身体活動時のエネルギー消費量を基礎代謝量で除して求める。 2グルコースが燃焼した場合の呼吸商は、0.7である。 3体内におけるたんぱく質の燃焼量は、尿中に排泄された窒素量から求める。 4呼吸商は、酸素消費量を二酸化炭素排出量で除して求める。 5身体活動レベル(PAL)は、1日の総エネルギー消費量を安静時代謝量で除して求める。

    3

  • 65

    エネルギー代謝とその測定法に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。 1間接法は、身体から放散される熱量を測定する方法である。 2二重標識水法は、安定同位体を用いる方法である。 3糖質のみが燃焼した時の呼吸商は、0.7 である。 4物理的燃焼値と生理的燃焼値の差は、たんぱく質より糖質が大きい。 5呼吸商は、消費された酸素量を排出された二酸化炭素量で除して求める。

    2

  • 66

    20 歳、体重50 kg の女性が、3.0 メッツの運動を1 時間行った。その1 時間の総エネルギー消費量(kcal)の計算式である。正しいのはどれか。1 つ選べ。(34-81)身体活動レベル(PAL)は1.75、基礎代謝基準値は22.1(kcal/kg 体重/日)、安静時代謝量は基礎代謝量の1.2 倍とする。 1 22.1× 50 × 1.75 × 3.0 × 1/24 2 22.1 × 1.75 × 3.0 × 1/24 3 22.1 × 50 × 3.0 × 1/24 4 22.1 × 50 × 1.2 × 3.0 × 1/24 5 22.1 × 1.2 × 3.0 × 1/24

    4

  • 67

    エネルギー消費量に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1安静時代謝量は、睡眠時代謝量より低い。 2基礎代謝量は、食後1時間以内に測定する。 3基礎代謝量は、同じ体重で比べると、体脂肪率の高い方が低い。 4基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日)は、年齢とともに増加する。 5食事誘発性熱産生は、同じ重量で比べると、たんぱく質より脂肪の方が大きい。

    3

  • 68

    エネルギー代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1食事誘発性熱産生は、脂質が一番高い。 2基礎代謝量は、甲状腺機能が低下すると上昇する。 3身体活動レベル(PAL)は、総エネルギー消費量を安静時のエネルギー消費量で除して求める。 4基礎代謝量は、除脂肪体重より体重との相関が高い。 5メッツ(METs)は、各種身体活動時のエネルギー消費量を安静時の消費エネルギー量で除して求める。

    5

  • 69

    エネルギー消費量に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。 1食事誘発性熱産生(DIT)は、1 日のエネルギー消費量に含まれない。 2安静時代謝量は、基礎代謝量より高い。 3メッツ(METs)は、1 日のエネルギー消費量を基礎代謝量の倍数で表したものである。 4身体活動レベル(PAL)は、身体活動の種類(歩く、走る等)ごとのエネルギー消費量を示す指標である。 5基礎代謝量は、体脂肪率に比例する。

    2

  • 70

    基礎代謝量に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 1安静座位で測定する。 2低栄養状態で増大する。 3アドレナリンにより増大する。 4環境温度に影響されない。 5男性に比べて女性が高い。

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