冠動脈は腕頭動脈から左右に分岐する

右冠動脈は心筋を養う領域が大きい

冠動脈は大きく3本に分岐している

心筋の収縮はアクチンがミオシンに滑り込むことで起こる

狭心症の主な原因は冠動脈の石灰化である

アテロームの主要な成分はLDLコレステロールである

心臓を動かしたままバイパス手術を行うことは不可能である

冠動脈バイパス術は自己の血管をバイパス血管とする

人工心肺回路への脱血は一般的に右心房付近から行う

熱交換器は人工肺の下流に配置する

ベントは術野の出血を回収する

冠灌流回路は冠動脈の血流を維持する回路である

心腔内貯血槽は脱血血液から異物を除去する

貯血量を増やすことで患者の循環血液量は減少する

ハードシェルリザーバの容量は1000ml程度である

ハードシェルリザーバはポリウレタン製である

ソフトバッグリザーバを使用した回路を開放型回路という

現在ではハードシェルリザーバの使用が一般的である

従積型ポンプはポンプ速度と流量に比例関係が成立する

遠心ポンプは定常流ポンプである

遠心ポンプでは流量計の設置が必須である

遠心ポンプでは後負荷が高いと送血流量は低下する

遠心ポンプでは溶血は発生しない

人工心肺に用いる遠心ポンプには軸流型がある

遠心ポンプの回転体はモータに直接連結されている

遠心ポンプの流量は液体の粘性に影響される

ローラの圧閉度が適切であれば逆流は生じない

ローラポンプの出口部のチューブに破損が生じると空気送りの原因となる

ローラポンプの回転中は絶対に回路を遮断してはならない

ローラポンプの流量は後負荷に依存する

低体温法を行うことで体外循環の安全限界が広がる

熱交換器は人工肺の下流に設置する

過度な冷却は血液の粘度が上昇する

血液温と深部温の温度差は10°C以内とする

速やかな復温のために42°Cの温水を利用する

現在は気泡型人工肺が主に使用されている

スクリーン型は血液と空気が直接接触する

気泡型人工肺は小さい気泡ほど酸素化能が高い

ガス交換は拡散の原理により行われる

膜型人工肺は親水性膜を使用する

人工肺膜の親水化がプラズマリークの原因となる

血漿漏出が生じた場合は酸素フラッシュにて対応する

人工肺の膜面積は生体肺よりも大きい

熱交換器の素材は多くがステンレスである

中空糸膜型人工肺は主に外部灌流のものが用いられる

内部灌流型の人工肺は血液の流れが乱流

外部灌流型の人工肺は圧力損失が小さい

膜型人工肺はPaO2とPaCO2を独立して調節できる

人工肺への吹送流量を上げるとPaO2が上昇する

ガスの移動係数はシリコーン膜が最も高い

陰圧吸引脱血ではサイフォンの原理を使用する

陰圧吸引補助脱血はリザーバ内を常に陰圧にする

陰圧吸引補助脱血には陰圧調節器の使用が推奨されている

陰圧吸引補助脱血では湿気の吸引防止のためエアフィルタを取り付ける

サクションの過剰吸引はリザーバ内陽圧の原因となる

陰圧吸引補助脱血でも落差が必要である

ポンプ脱血は溶血のリスクが高くなる

一般的に送血は上行大動脈から行う

すべての心臓血管手術では心停止が必要である