問題一覧
1
放射線治療可能比とは
正常耐用線量/腫瘍致死線量
2
晩期反応の機序
放射線により血行障害、繊維化、幹細胞減少。再生不全、治癒遅延が起きる。 潰瘍や壊死など。
3
高感受性の組織を3つ答えよ
骨髄、卵巣精巣、水晶体
4
急性期反応の機序
母細胞のDNAが損傷し、文化細胞の供給が停止する。 サイトカインが誘導される。
5
放射線感受性が最も高いのはどこか
G2後期〰M期
6
エネルギーが高いほどビルドアップが大きく(表面線量が低く)なるのはX線か電子線か
X線
7
放射線による急性障害
放射線宿酔(脳や広範囲 骨髄抑制(広範囲 粘膜炎 皮膚炎
8
放射線治療の有害事象で、15Gy以上の照射後〜六ヶ月の間に生じるものは
肺臓炎
9
加速過分割照射とは
総線量を変えずに分割回数を増やして治療期間を短縮させる
10
分割照射はなぜ行うのか
総線量が同じでも、分割すると細胞生存率が上がるから。また、その傾向は正常細胞の方が強いため。
11
無酸素状態に比べ、通常大気の酸素分圧下では放射線感受性は〜倍
3 これ以上は上がらない
12
粘膜炎の対策
保湿 オピオイド鎮痛薬
13
皮膚炎の対策
ステロイド外用薬
14
ビルドアップがないのは何線
陽子線
15
過分割照射とは
治療期間を変えずに分割回数を増やし、 総線量を「増加させる」
16
浅い病巣の治療に適するのはX線と電子線どちら
電子線。透過性が低いから
17
小分割照射とは
1回線量を増やして治療期間を短縮する
18
放射線治療にかかる時間は？
連日1日1回、1回につき数分間の照射(分割) 根治治療では30/6週間など 緩和照射では10/2週間など
19
ブラッグピークを持つのはなに？
陽子線 炭酸イオン線
20
分割照射の生物学的根拠
4R recovery(正常細胞の方が回復が早い) redistribution(細胞周期が同調して感受性増加) reoxygenation(再酸素化により感受性増加) 短所として再増殖
21
放射線はなぜ癌に効くのか
電離作用でDNAを損傷する
22
深い病巣に適するのはX線と電子線どちら
X線 透過性が高いから
23
不可逆な変化が起きうる線量をなんというか。
耐容線量
24
肺臓炎の対策
発熱呼吸苦ならステロイド投与