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256~270
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    問題一覧

  • 1

    「うへ」、殿上(てんじやう)に出でさせ給ひて、御あそびありけり。 ( )が、殿上の間にお出ましになって、管弦のお遊びがあった。

    天皇

  • 2

    「うへ」は、宮の失せたまひけるをり、さま変へたまひにけり。 ( )は、(夫の)宮様がお亡くなりになったとき、出家なさってしまった。

    奥様

  • 3

    「うへ」より下(お)るる途(みち)に、弁の宰相の君の小口をさしのぞきたれば、昼寝したまへるほどなりけり。 (私が)中宮様の( )から(部屋に)下がる途中、弁の宰相の君の(部屋の)小口をのぞいたところ、(彼女は)昼寝をしていらっしゃるときであった。

    御座所

  • 4

    御方しも、受領(ずりやう)の妻(め)にて「品」定まりておはしまさむよ。 よりによってお嬢様が、受領の妻として( )が定まってしまわれるだろうよ。

    身分

  • 5

    帝よりはじめ奉りて、大臣公卿(くぎやう)みな悉(ことごと)く移ろひ給ひぬ。世に仕ふるほどの人、たれか一人「ふるさと」に残りをらむ。 天皇をはじめといたして、大臣公卿全員(福原京に)移りなさった。朝廷に仕える身分の人は、いったいだれが一人でも( )に残っていようか。

    古都

  • 6

    人はいさ心も知らず「ふるさと」は花ぞ昔の香ににほひける。 人はさあその心もわからないものだ。しかし、この( )は梅の花が昔どおりの香りで咲きほこっていることだなあ。

    なじみのある土地

  • 7

    この「ふるさと」の女の前にてだに、つつみはべるものを、さる所(=宮中)にて才さかし出ではべらむよ。 (私は)自分の( )の侍女の前でさえも、(漢学の素養を)隠していますのに、(われ知らず)宮中で漢学の素質をひけらかしているのでしょうよ(そんなばかなことはありません)。

    実家

  • 8

    そのほど(=私ノ妊娠中)の「心ばへ」はしも、ねんごろなるやうなりけり。 私の妊娠中の(夫の)( )は、心がこもっているようだった。

    心遣い

  • 9

    あまたあらむ中にも、「こころばへ」見て率(ゐ)てありかまほしき。 (お供の者は)たくさんいるような従者の中でも、( )を見て連れて回りたいものだ。

    性格

  • 10

    岩に生ひたる松の根ざしも「心ばへ」あるさまなり。 岩に生えている松の根も( )がある様子である。

  • 11

    半蔀(はじとみ)は下ろしてけり。「ひまひま」より見ゆる灯(ひ)の光、蛍よりけにほのかにあわれなり。 半蔀は下ろしてしまっていた。( )から(もれて)見える灯火の光は、蛍(の光)よりいっそうかすかでしみじみとした趣がある。

    すき間すき間

  • 12

    雪すこし「隙(ひま)」あり。 降雪が少し( )がある。

    絶え間

  • 13

    御文(ふみ)奉らむ。よき「ひま」なり。 (少将の)お手紙を(姫君に)差し上げよう。絶好の( )だ。

    機会

  • 14

    鶴(たづ)の大臣殿(おほいどの)は、童(わらは)名(な)たづ君(ぎみ)なり。鶴を飼ひ給ひける故にと申すは、「僻事(ひがごと)」なり。 鶴の大臣殿は、幼名はたづ君である。鶴をお飼いになっていたからと申すのは、( )である。

    間違い

  • 15

    かつあらはるるをも顧みず、口にまかせて言ひ散らすは、やがて「うきたる」とここきこゆ。 一方でばれることも顧みず、口からでまかせに好き放題言うのは、すぐに( )こととわかる。

    根拠のない

  • 16

    よろづの「とが」あらじと思はば、何事にもまことありて、人を分かず、うやうやしく、言葉少なからんにはしかじ。 すべての( )をなくしたいと思うのならば、何事にも誠意があって、人を分け隔てず、礼儀正しく、口数が少ないようなのにまさるものはない。

    欠点

  • 17

    世治まらずして、凍餒(とうたい)(=寒さと飢え)の苦しみあらば、「とが」の者絶ゆべからず。 世の中が治まらなくて、寒さや飢えの苦しみがあるならば、( )を犯す者がなくなるはずがない。

  • 18

    世に語り伝ふること、まことはあいなきや。多くはみな「そらごと」なり。 世間で語り伝えていることは、真実はつまらないのであろうか、多くはみな( )である。

  • 19

    こはいかに。御「消息(せうそこ)」奉りつるは、御覧ぜざりつるか。 これはどうしたことだ。お( )を差し上げたのは、ご覧にならなかったのか。

    手紙

  • 20

    門(かど)さしつ。死ぬるなりけり。「消息(せうそこ)」いひ入(い)るれど、なにのかひなし。 (季縄(すえなわ)の少将の家は)門を閉じていた。(季縄は)死んだのだった。(公忠(きんただ)は)( )(して来意)を告げたけれども、なんの意味もない。

    訪問

  • 21

    かからむ世には、「雲居」に跡をとどめても何かはし候ふべき。 このような世の中では、( )にとどまってもどうしようもありません。

    宮中

  • 22

    越路(こしぢ)をさして帰る雁(かり)の、「雲居」におとづれ行くも、(上皇ハ)をりふしあはれにきこしめす。 北陸を目指して帰る雁が、( )で鳴いて飛んで行くのも、上皇は折も折しみじみとお聞きになる。

    天上

  • 23

    長き夜をひとり明かし、遠き「雲居」を思ひやり、浅茅(あさぢ)が宿に昔を偲ぶこそ、色好むとは言はめ。 (心に破れて)長い夜をひとりで明かし、はるか( )を想像し、茅(かや)の茂る荒れ果てた家で昔を懐かしむことこそ、恋の情趣を解すると言えよう。

    遠く離れた所

  • 24

    限りなく喜び「かしこまり」申す。 (明石の入道は)この上もなく喜び(源氏に)( )を申し上げる。

    お礼

  • 25

    え参らぬ由の「かしこまり」申し給へり。 (大臣は宮のもとに)参上できないことの( )申し上げなさった。

    お詫び

  • 26

    頭の弁うれへ申されたりければ、その折にぞ、御「かしこまり」にて、しばし籠り居(ゐ)給へりし。 (成通(なりみち)の不正を上皇に)頭の弁が訴え申し上げなさったので、その折に、ご( )として、(成通は)しばらく家に籠っていらっしゃった。

    謹慎

  • 27

    心憂きものは「世」なりけり。 恨めしいものは( )であったのだ。

    男女の仲

  • 28

    昔、男ありけり。歌は詠まざりけれど、「世の中」を思ひ知りたりけり。 昔、男がいた。歌は詠まなかったが、( )をわきまえていた。

    男女の仲

  • 29

    はかなき御なやみと見ゆれども、「かぎり」のたびにもおはしますらむ。 ちょっとしたご病気と見えるが、( )の時でもいらっしゃるのだろうか。

    最期

  • 30

    罪の「かぎり」果てぬれば、かく迎ふるを、翁は泣き嘆く。 (かぐや姫の)罪の( )が償われたので、こうして(月から)迎えに来たのを、翁は泣いて嘆く。

    すべて

  • 31

    門の「かぎり」を高う造る人もありけるは。 (家の)門( )を高く造る人もいたそうだよ。

    だけ

  • 32

    さが尻をかき出でて、「ここら」の朝廷妊娠中(おほやけびと)に見せて、恥を見せむ。 そいつの尻をまくり出して、( )の役人に見せて、恥をかかせてやろう。

    たくさん

  • 33

    それ(=竜の首)が玉を取らむとて、「そこら」の人々の害せられむとしけり。 竜の首の宝石を取ろうとして、( )の人々が殺されようとした。

    たくさん

  • 34

    「かたみに」思ひあふことかぎりなし。 (男と女は)( )愛し合うことこの上ない。

    たがいに

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  • 1

    「うへ」、殿上(てんじやう)に出でさせ給ひて、御あそびありけり。 ( )が、殿上の間にお出ましになって、管弦のお遊びがあった。

    天皇

  • 2

    「うへ」は、宮の失せたまひけるをり、さま変へたまひにけり。 ( )は、(夫の)宮様がお亡くなりになったとき、出家なさってしまった。

    奥様

  • 3

    「うへ」より下(お)るる途(みち)に、弁の宰相の君の小口をさしのぞきたれば、昼寝したまへるほどなりけり。 (私が)中宮様の( )から(部屋に)下がる途中、弁の宰相の君の(部屋の)小口をのぞいたところ、(彼女は)昼寝をしていらっしゃるときであった。

    御座所

  • 4

    御方しも、受領(ずりやう)の妻(め)にて「品」定まりておはしまさむよ。 よりによってお嬢様が、受領の妻として( )が定まってしまわれるだろうよ。

    身分

  • 5

    帝よりはじめ奉りて、大臣公卿(くぎやう)みな悉(ことごと)く移ろひ給ひぬ。世に仕ふるほどの人、たれか一人「ふるさと」に残りをらむ。 天皇をはじめといたして、大臣公卿全員(福原京に)移りなさった。朝廷に仕える身分の人は、いったいだれが一人でも( )に残っていようか。

    古都

  • 6

    人はいさ心も知らず「ふるさと」は花ぞ昔の香ににほひける。 人はさあその心もわからないものだ。しかし、この( )は梅の花が昔どおりの香りで咲きほこっていることだなあ。

    なじみのある土地

  • 7

    この「ふるさと」の女の前にてだに、つつみはべるものを、さる所(=宮中)にて才さかし出ではべらむよ。 (私は)自分の( )の侍女の前でさえも、(漢学の素養を)隠していますのに、(われ知らず)宮中で漢学の素質をひけらかしているのでしょうよ(そんなばかなことはありません)。

    実家

  • 8

    そのほど(=私ノ妊娠中)の「心ばへ」はしも、ねんごろなるやうなりけり。 私の妊娠中の(夫の)( )は、心がこもっているようだった。

    心遣い

  • 9

    あまたあらむ中にも、「こころばへ」見て率(ゐ)てありかまほしき。 (お供の者は)たくさんいるような従者の中でも、( )を見て連れて回りたいものだ。

    性格

  • 10

    岩に生ひたる松の根ざしも「心ばへ」あるさまなり。 岩に生えている松の根も( )がある様子である。

  • 11

    半蔀(はじとみ)は下ろしてけり。「ひまひま」より見ゆる灯(ひ)の光、蛍よりけにほのかにあわれなり。 半蔀は下ろしてしまっていた。( )から(もれて)見える灯火の光は、蛍(の光)よりいっそうかすかでしみじみとした趣がある。

    すき間すき間

  • 12

    雪すこし「隙(ひま)」あり。 降雪が少し( )がある。

    絶え間

  • 13

    御文(ふみ)奉らむ。よき「ひま」なり。 (少将の)お手紙を(姫君に)差し上げよう。絶好の( )だ。

    機会

  • 14

    鶴(たづ)の大臣殿(おほいどの)は、童(わらは)名(な)たづ君(ぎみ)なり。鶴を飼ひ給ひける故にと申すは、「僻事(ひがごと)」なり。 鶴の大臣殿は、幼名はたづ君である。鶴をお飼いになっていたからと申すのは、( )である。

    間違い

  • 15

    かつあらはるるをも顧みず、口にまかせて言ひ散らすは、やがて「うきたる」とここきこゆ。 一方でばれることも顧みず、口からでまかせに好き放題言うのは、すぐに( )こととわかる。

    根拠のない

  • 16

    よろづの「とが」あらじと思はば、何事にもまことありて、人を分かず、うやうやしく、言葉少なからんにはしかじ。 すべての( )をなくしたいと思うのならば、何事にも誠意があって、人を分け隔てず、礼儀正しく、口数が少ないようなのにまさるものはない。

    欠点

  • 17

    世治まらずして、凍餒(とうたい)(=寒さと飢え)の苦しみあらば、「とが」の者絶ゆべからず。 世の中が治まらなくて、寒さや飢えの苦しみがあるならば、( )を犯す者がなくなるはずがない。

  • 18

    世に語り伝ふること、まことはあいなきや。多くはみな「そらごと」なり。 世間で語り伝えていることは、真実はつまらないのであろうか、多くはみな( )である。

  • 19

    こはいかに。御「消息(せうそこ)」奉りつるは、御覧ぜざりつるか。 これはどうしたことだ。お( )を差し上げたのは、ご覧にならなかったのか。

    手紙

  • 20

    門(かど)さしつ。死ぬるなりけり。「消息(せうそこ)」いひ入(い)るれど、なにのかひなし。 (季縄(すえなわ)の少将の家は)門を閉じていた。(季縄は)死んだのだった。(公忠(きんただ)は)( )(して来意)を告げたけれども、なんの意味もない。

    訪問

  • 21

    かからむ世には、「雲居」に跡をとどめても何かはし候ふべき。 このような世の中では、( )にとどまってもどうしようもありません。

    宮中

  • 22

    越路(こしぢ)をさして帰る雁(かり)の、「雲居」におとづれ行くも、(上皇ハ)をりふしあはれにきこしめす。 北陸を目指して帰る雁が、( )で鳴いて飛んで行くのも、上皇は折も折しみじみとお聞きになる。

    天上

  • 23

    長き夜をひとり明かし、遠き「雲居」を思ひやり、浅茅(あさぢ)が宿に昔を偲ぶこそ、色好むとは言はめ。 (心に破れて)長い夜をひとりで明かし、はるか( )を想像し、茅(かや)の茂る荒れ果てた家で昔を懐かしむことこそ、恋の情趣を解すると言えよう。

    遠く離れた所

  • 24

    限りなく喜び「かしこまり」申す。 (明石の入道は)この上もなく喜び(源氏に)( )を申し上げる。

    お礼

  • 25

    え参らぬ由の「かしこまり」申し給へり。 (大臣は宮のもとに)参上できないことの( )申し上げなさった。

    お詫び

  • 26

    頭の弁うれへ申されたりければ、その折にぞ、御「かしこまり」にて、しばし籠り居(ゐ)給へりし。 (成通(なりみち)の不正を上皇に)頭の弁が訴え申し上げなさったので、その折に、ご( )として、(成通は)しばらく家に籠っていらっしゃった。

    謹慎

  • 27

    心憂きものは「世」なりけり。 恨めしいものは( )であったのだ。

    男女の仲

  • 28

    昔、男ありけり。歌は詠まざりけれど、「世の中」を思ひ知りたりけり。 昔、男がいた。歌は詠まなかったが、( )をわきまえていた。

    男女の仲

  • 29

    はかなき御なやみと見ゆれども、「かぎり」のたびにもおはしますらむ。 ちょっとしたご病気と見えるが、( )の時でもいらっしゃるのだろうか。

    最期

  • 30

    罪の「かぎり」果てぬれば、かく迎ふるを、翁は泣き嘆く。 (かぐや姫の)罪の( )が償われたので、こうして(月から)迎えに来たのを、翁は泣いて嘆く。

    すべて

  • 31

    門の「かぎり」を高う造る人もありけるは。 (家の)門( )を高く造る人もいたそうだよ。

    だけ

  • 32

    さが尻をかき出でて、「ここら」の朝廷妊娠中(おほやけびと)に見せて、恥を見せむ。 そいつの尻をまくり出して、( )の役人に見せて、恥をかかせてやろう。

    たくさん

  • 33

    それ(=竜の首)が玉を取らむとて、「そこら」の人々の害せられむとしけり。 竜の首の宝石を取ろうとして、( )の人々が殺されようとした。

    たくさん

  • 34

    「かたみに」思ひあふことかぎりなし。 (男と女は)( )愛し合うことこの上ない。

    たがいに