セフェム

セフェム

セフェム
24問 • 2年前
セフェム
  • 佐々木香織
  • 通報

    問題一覧

  • 1

    CAZ

    第3世代セフェム系(3.5世代) • 第3世代(緑膿菌作用のある) • グラム陰性菌により強い • SPACEのSPACEに有効 • ただし、グラム陽性球菌へのスペクトラム消失 • セフタジジム CAZ

  • 2

    CTX

    第3世代セフェム系(3.0世代) • 第3世代(緑膿菌作用のない) • グラム陰性菌により強い • SPACEのSCEに有効 • 髄液移行性あり。髄膜炎には第3世代以上を • 尿路感染症、肺炎、髄膜炎 • セフトリアキソン CTRX • セフォタキシム CTX • セフポドキシム CPDX:経口

  • 3

    セフェム系

    第1世代 CEZ セファゾリン 第2世代 CTM セフォチアム (2.5世代) CMZ セフメタゾール 第3世代 CTRX セフトリアキソン (3.5世代) CAZ セフタジジム 第4世代 CFPM セフェピム セフェム系 • 第1-4世代まで • セファマイシン系(第2に分類,CMZのみ) • 腸球菌はダメ • 嫌気性菌も基本ダメ • 第1世代:陽性菌に強い • 第3世代:陰性菌に強い

  • 4

    第1世代セフェム系

    第1世代セフェム系 • グラム陽性球菌に強い • E. coliにOK Klebsiella, Proteusも概ねOK • つまり概ねPEKに有効 • H. influenzaeはダメ • セファゾリン CEZ • セファレキシン CEX: 経口

  • 5

    第2世代セフェム系

    第2世代セフェム系 • グラム陰性菌のカバーを少し広げた • PEKが得意 • H.influenzae、モラクセラに有効 • セフォチアム CTM • セファクロール CCL:経口 バクテロイデス2活性あるセファマイシン セフメタゾール フロモキセフ

  • 6

    第4世代セフェム系

    第4世代セフェム系 ampCに有効、分解されない(第三まで無効) ESBLは無効(第四世代はESBLに分解されるのでSでも無効にする) • 第1世代+第3.5世代=第4世代 •• SPACEのSPACEに有効 • セフェムで緑膿菌作用があるのはCAZかCFPM • グラム陽性球菌にも有効 • セフェピム CFPM セフェピム (CFPM) セフォゾプラン (CZOP) セフォペラゾン(CPZ 広域で、腸球菌、MRSA以外にきく 緑膿菌、ストレプト、インフルモラ、腸内細菌全部 広域だけど嫌気無効 同じ広域の合剤だと嫌気も緑膿菌もカバーして、腸球菌MRSA以外をカバー セフォペラゾンは通常(CPZ/SBT、商品名:スルペラゾンなど)」として使われる セフォゾプラン(CZOP): 第4世代セフェム

  • 7

    CMZ

    セフェム系  ここからケンキ有効 セファマイシン系(2.5世代) • 第2世代+嫌気性菌 • 嫌気性菌作用が最大の特徴 • 腹腔内感染症 • セフメタゾール CMZ フロモキセフ(フルマリン)こっちも嫌気にきく セフメタ→メタンガス→便→嫌気! セフメタゾール、フロモキセフはESBLにきく、第一選択はカルバペネムの温存の代替で使う)

  • 8

    セフェム無効

    セフェムは全てMRSA、腸球菌、リステリア、ESBL無効(セフメタゾール、フロモキセフはきく、第一選択はカルバペネムの温存の代替で使う)  3世代までampC効かない、4世代できく(4だけ分解されない) セファマイシンのみケンキOK あとは効かない

  • 9

    セフェムで唯一ケンキに有効

    セフメタゾール CMZ フロモキセフ(フルマリン)

  • 10

    βラクタマーゼ

    βラクタマーゼ • 細菌が産生する酵素 • β‐ラクタム環を分解し、抗菌薬を不活化する • 多くのグラム陰性桿菌・嫌気性菌に抗菌薬が効か ないのはこの酵素によることが殆ど. • βラクタマーゼを阻害する阻害剤を抗菌薬にあら かじめ配合しておけば抗菌薬が不活化されない. (βラクタマーゼ配合剤)

  • 11

    スペクトラム

    スペクトラム

  • 12

    スペクトラム

    スペクトラム

  • 13

    第3世代セフェム系

    第3世代セフェム系(3.0世代) • • グラム陰性菌により強い • SPACEのSCEに有効 (ampC産生菌だと多量産生で効かなくなるため、感性でも第四世代を使うのが無難) • 髄液移行性あり。髄膜炎には第3世代以上を • 尿路感染症、肺炎、髄膜炎 緑膿菌活性乏しい • セフトリアキソン CTRX • セフォタキシム CTX • セフポドキシム CPDX:経口 緑膿菌活性あり セフタジジム  セフォペラゾン(CPZ): 第4世代セフェム系、通常はβ-ラクタマーゼ阻害剤と配合した「セフォペラゾン・スルバクタム(CPZ/SBT)として使われます。 セフォゾプラン(CZOP): 第4世代 E. coli Klebsiella, Proteus

  • 14

    概要

    セフェムは腸球菌、ESBL無効 2世代からずっとインフルモラキセラをカバー 緑膿菌カバーはCAZ (PaのA入ってる)CFPM(PaのP入ってる) 嫌気カバーはセフメタゾール(メタ→メタンガス→嫌気)、S/C(SBT→B→バクテロイデス) CTRXにCTX入ってる→スペクトル同じ 1世代 ストレプト、МSSA、大腸菌 2世代 +インフルモラキセラ、プロテウス、クレブ ★セフメタゾール→メタ→メタンガス→セフメタゾールだけ嫌気カバー 3世代 腸内細菌全部オーケー セフトリアキソン(CTXも同じCTRXにCTXはいってる!) ★文字長いから球菌カバー セフタジジム ★A入ってるから緑膿菌カバーそのかわり球菌カバーなし セフォタキシム→セフトリアキソン(CTX=CTRX) S/C スルバクタム〜文字長い→球菌カバー、Bはいってる→バクテロイデス→嫌気オーケー セフォペラゾンスルバクタムP入っるから緑膿菌カバー スルバクタム→SBT→バクテロイデス→嫌気カバー(B→ベータラクタマーゼ配合のB→ペニシリナーゼ産生の大腸菌やクレブもカバー) 4世代 CFPM ★P入ってるから緑膿菌カバー ★文字ながいから球菌もカバー

  • 15

    ザバクサ

    セフタジジム・アビバクタム(ザバクサ) 2024年発売 多剤耐性緑膿菌につよい アビバクタム(Avibactam)は、細菌が抗菌薬(β-ラクタム系)を分解するために出す酵素「β-ラクタマーゼ」を無効化する、新薬 これまでの阻害剤(スルバクタムやタゾバクタムなど)では防げなかった強力な耐性酵素も阻害 多剤耐性緑膿菌 のほか ESBL(基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ) KPC(カルバペネム耐性腸内細菌目細菌の原因となる酵素の一つ) AmpC過剰産生菌: 第3世代セフェムを分解する菌にも有こう これら広範囲の酵素を抑え込むことで、本来なら耐性菌に分解されてしまう「セフタジジム(第3世代セフェム)」の効果を復活させます。 適正使用の対象: 非常に強力で、カルバペネム系抗菌薬が効かないような「カルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)」などの多剤耐性菌に対抗するための「最後の砦」の一つとして扱われる 無効 メタロ-β-ラクタマーゼ(MBL)産生菌: アズトレオナム(アザクタム)など他の薬剤との併用が検討されます。 MRSA

  • 16

    メタロベータラクタマーゼの治療

    アズトレオナムとセフタジジム/アビバスタムの合剤

  • 17

    ESBL

    セフメタゾール、フロモキセフだけきく、それ以外は効かない ESBLの分解受けにくい きくのは カルバペネム セファマイシン  セフタジジム・アビバクタム(商品名:ザビセフタ) セフィでロコル ESBL含めほとんどの耐性酵素に分解されない ホスホマイシン ニューキノロン 重症→カルバペネム 安定→セファマイシン 難治→ザビセプタかセフィでロコル

  • 18

    ampC

    第3まで分解してしまう →感性だとしても耐性が「誘導」されて効かなくなる 第四だけ分解されない ampC→しー→第四だけきく! ampC産生菌 染色体性 Serratia(セラチア) Pseudomonas aeruginosa(緑膿菌) Acinetobacter(アシネトバクター) Citrobacter freundii(シトロバクター・フロインディ) Enterobacter(エンテロバクター属) その他:Morganella morganii(モルガネラ)、Providencia(プロビデンシア)など プラスミド性AmpCを持つ菌(もともともってない) Proteus mirabilis、大腸菌(E. coli)、肺炎桿菌(K. pneumoniae)などは、本来は染色体性のAmpCを持っていません。しかし、他からプラスミド(遺伝子の運び屋)を介して耐性遺伝子をもらってしまうことがあります。 ブルガリス(P. vulgaris)の注意点 ブルガリスは、AmpCとは別の独自の染色体性β-ラクタマーゼ(CumAなど)を本来持っています。 この酵素により、ペニシリン系や第1・第2世代セフェムに対して最初から耐性を示します。 第3世代セフェム(セフトリアキソンなど)についても、AmpC産生菌と似た挙動(治療中の耐性誘導)を示すという報告があるため、ミラビリスよりも慎重な薬剤選択が必要とされることが多いです。

  • 19

    ザバクサとザビセフタのちがい

    ザビセフタ アビバクタム ESBL, AmpC, KPC型耐性菌(腸内細菌目に強い) ザバクサ タゾバクタム 多剤耐性緑膿菌(緑膿菌に特化して強い) .1、ザビセフタ (Zavicefta) 2024年11月に日本で発売された、より新しい薬剤です。 中身: セフタジジム + アビバクタム 強み: ESBL、AmpCに加え、これまでの薬(ザバクサ含む)では太刀打ちできなかったKPC型カルバペネム耐性菌にも有効です。 2. ザバクサ (Zerbaxa) 2019年から日本で使用されている薬剤です。 中身: セフトロザン + タゾバクタム 強み: 多剤耐性緑膿菌に対して非常に強力な効果を発揮します。ESBLにも有効ですが、AmpCやKPCに対する効果は「ザビセフタ」の方が高いとされています。

  • 20

    新薬

    ザバクサ(セフトロザン) 多剤耐性緑膿菌 ザビセフタ ケーピーしー セフィでロコル メタロ

  • 21

    セフトロザン

    第5セフェム セフトロザンは、第3世代セフェムのセフタジジム(モダシンなど)をベースに開発されましたが、特に緑膿菌に対して強力な効果を発揮するよう設計されています。 耐性メカニズムを回避: 緑膿菌が持つ耐性手段である「排出ポンプ」や「膜透過性の低下」の影響を受けにくいため、他の薬が効かなくなった耐性緑膿菌にも有効です。 AmpCに強い: 緑膿菌がよく出すAmpC型β-ラクタマーゼによって分解されにくいという特徴があります。 ザバクサ セフトロザン単体ではESBL(基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ)に弱いという欠点がありますが、タゾバクタムを配合することでESBL産生菌もカバーできるようになっています。

  • 22

    ampC産生菌

    ampC産生菌→しー→第四だけきく

  • 23

    ペニシリナーゼ産生菌

    . グラム陽性菌 黄色ブドウ球菌 (Staphylococcus aureus) 90%以上がペニシリナーゼを産生しているとされています。そのため、アモキシシリンなどの単純なペニシリン剤はほとんど効きません。 ※これに対抗するために開発されたのがメチシリンですが、これさえ効かないのがMRSAです。 2. グラム陰性菌(主要なもの) これらの菌もペニシリナーゼを産生し、ペニシリン単剤を無効化します。 インフルエンザ菌 (Haemophilus influenzae) 「BLNAR(β-ラクタマーゼ非産生アンピシリン耐性菌)」も増えていますが、依然としてペニシリナーゼ産生株も多く存在します。 ブランハメラ(モラクセラ)・カタラーリス (Moraxella catarrhalis) 中耳炎や副鼻腔炎の原因菌ですが、ほぼ100%がペニシリナーゼを産生します。 大腸菌 (E. coli) や 淋菌 一部の株がペニシリナーゼを獲得しており、耐性化が進んでいます。   3. 治療 これらの菌に対してペニシリン系を使いたい場合は、酵素に壊されないための工夫がされた薬を使います。 β-ラクタマーゼ阻害剤配合剤 ペニシリナーゼを無効化する「クラブラン酸」や「スルバクタム」を混ぜた薬が有効です。 例:オーグメンチン(アモキシシリン+クラブラン酸) 例:ユナシン(アンピシリン+スルバクタム) ペニシリナーゼ抵抗性ペニシリン 構造的に分解されにくいメチシリン(日本ではクロキサシリンなど)が該当しますが、現在は配合剤やセフェム系が主流です。 「ペニシリナーゼ産生菌」に対して、セフェム系抗菌薬は非常に有効です。 そもそもセフェム系は、ペニシリン系がペニシリナーゼ(初期のβ-ラクタマーゼ)によって分解されてしまう弱点を克服するために開発された歴史があるからです。 1. 第1世代セフェム(セファゾリンなど) 黄色ブドウ球菌(ペニシリナーゼ産生菌)に対して非常に強力で、手術の感染予防などに今でも第一選択で使われます。 ただし、MRSAには無効です。  2. 第2・第3世代セフェム(セフォチアム、セフトリアキソンなど) ペニシリナーゼを産生するインフルエンザ菌やブランハメラ、大腸菌などに対して非常に安定しており、よく効きます。 市中肺炎や尿路感染症の治療の主軸です。 3. 第4世代セフェム(セフェピムなど) ペニシリナーゼはもちろん、より強力な耐性酵素(AmpCなど)に対しても安定しており、広範囲の菌に有効です。 注意点:セフェムでも効かないケース MRSA: 酵素(ペニシリナーゼ)ではなく、薬が結合する場所(PBP2a)を変えてしまっているため、第1〜第4世代セフェムはすべて無効です。

  • 24

    プロテウス

    プロテウス・ミラビリス (P. mirabilis) 有効です。 染色体性にAmpCを持たないため、セフトリアキソンやセフタジジムが第一選択薬の一つとなります。 インドール陽性プロテウス (P. vulgaris など) 注意が必要です。 染色体性にβ-ラクタマーゼ(主にクラスA)を持っており、セフトリアキソンなどは分解される可能性があるため、感受性結果を慎重に確認します。

  • カルバペネム

    カルバペネム

    佐々木香織 · 8問 · 2年前

    カルバペネム

    カルバペネム

    8問 • 2年前
    佐々木香織

    その他

    その他

    佐々木香織 · 41問 · 2年前

    その他

    その他

    41問 • 2年前
    佐々木香織

    ペニシリンG PCG

    ペニシリンG PCG

    佐々木香織 · 15問 · 2年前

    ペニシリンG PCG

    ペニシリンG PCG

    15問 • 2年前
    佐々木香織

    キノロン

    キノロン

    佐々木香織 · 20問 · 2年前

    キノロン

    キノロン

    20問 • 2年前
    佐々木香織

    嫌気生菌

    嫌気生菌

    佐々木香織 · 7問 · 2年前

    嫌気生菌

    嫌気生菌

    7問 • 2年前
    佐々木香織

    問題一覧

  • 1

    CAZ

    第3世代セフェム系(3.5世代) • 第3世代(緑膿菌作用のある) • グラム陰性菌により強い • SPACEのSPACEに有効 • ただし、グラム陽性球菌へのスペクトラム消失 • セフタジジム CAZ

  • 2

    CTX

    第3世代セフェム系(3.0世代) • 第3世代(緑膿菌作用のない) • グラム陰性菌により強い • SPACEのSCEに有効 • 髄液移行性あり。髄膜炎には第3世代以上を • 尿路感染症、肺炎、髄膜炎 • セフトリアキソン CTRX • セフォタキシム CTX • セフポドキシム CPDX:経口

  • 3

    セフェム系

    第1世代 CEZ セファゾリン 第2世代 CTM セフォチアム (2.5世代) CMZ セフメタゾール 第3世代 CTRX セフトリアキソン (3.5世代) CAZ セフタジジム 第4世代 CFPM セフェピム セフェム系 • 第1-4世代まで • セファマイシン系(第2に分類,CMZのみ) • 腸球菌はダメ • 嫌気性菌も基本ダメ • 第1世代:陽性菌に強い • 第3世代:陰性菌に強い

  • 4

    第1世代セフェム系

    第1世代セフェム系 • グラム陽性球菌に強い • E. coliにOK Klebsiella, Proteusも概ねOK • つまり概ねPEKに有効 • H. influenzaeはダメ • セファゾリン CEZ • セファレキシン CEX: 経口

  • 5

    第2世代セフェム系

    第2世代セフェム系 • グラム陰性菌のカバーを少し広げた • PEKが得意 • H.influenzae、モラクセラに有効 • セフォチアム CTM • セファクロール CCL:経口 バクテロイデス2活性あるセファマイシン セフメタゾール フロモキセフ

  • 6

    第4世代セフェム系

    第4世代セフェム系 ampCに有効、分解されない(第三まで無効) ESBLは無効(第四世代はESBLに分解されるのでSでも無効にする) • 第1世代+第3.5世代=第4世代 •• SPACEのSPACEに有効 • セフェムで緑膿菌作用があるのはCAZかCFPM • グラム陽性球菌にも有効 • セフェピム CFPM セフェピム (CFPM) セフォゾプラン (CZOP) セフォペラゾン(CPZ 広域で、腸球菌、MRSA以外にきく 緑膿菌、ストレプト、インフルモラ、腸内細菌全部 広域だけど嫌気無効 同じ広域の合剤だと嫌気も緑膿菌もカバーして、腸球菌MRSA以外をカバー セフォペラゾンは通常(CPZ/SBT、商品名:スルペラゾンなど)」として使われる セフォゾプラン(CZOP): 第4世代セフェム

  • 7

    CMZ

    セフェム系  ここからケンキ有効 セファマイシン系(2.5世代) • 第2世代+嫌気性菌 • 嫌気性菌作用が最大の特徴 • 腹腔内感染症 • セフメタゾール CMZ フロモキセフ(フルマリン)こっちも嫌気にきく セフメタ→メタンガス→便→嫌気! セフメタゾール、フロモキセフはESBLにきく、第一選択はカルバペネムの温存の代替で使う)

  • 8

    セフェム無効

    セフェムは全てMRSA、腸球菌、リステリア、ESBL無効(セフメタゾール、フロモキセフはきく、第一選択はカルバペネムの温存の代替で使う)  3世代までampC効かない、4世代できく(4だけ分解されない) セファマイシンのみケンキOK あとは効かない

  • 9

    セフェムで唯一ケンキに有効

    セフメタゾール CMZ フロモキセフ(フルマリン)

  • 10

    βラクタマーゼ

    βラクタマーゼ • 細菌が産生する酵素 • β‐ラクタム環を分解し、抗菌薬を不活化する • 多くのグラム陰性桿菌・嫌気性菌に抗菌薬が効か ないのはこの酵素によることが殆ど. • βラクタマーゼを阻害する阻害剤を抗菌薬にあら かじめ配合しておけば抗菌薬が不活化されない. (βラクタマーゼ配合剤)

  • 11

    スペクトラム

    スペクトラム

  • 12

    スペクトラム

    スペクトラム

  • 13

    第3世代セフェム系

    第3世代セフェム系(3.0世代) • • グラム陰性菌により強い • SPACEのSCEに有効 (ampC産生菌だと多量産生で効かなくなるため、感性でも第四世代を使うのが無難) • 髄液移行性あり。髄膜炎には第3世代以上を • 尿路感染症、肺炎、髄膜炎 緑膿菌活性乏しい • セフトリアキソン CTRX • セフォタキシム CTX • セフポドキシム CPDX:経口 緑膿菌活性あり セフタジジム  セフォペラゾン(CPZ): 第4世代セフェム系、通常はβ-ラクタマーゼ阻害剤と配合した「セフォペラゾン・スルバクタム(CPZ/SBT)として使われます。 セフォゾプラン(CZOP): 第4世代 E. coli Klebsiella, Proteus

  • 14

    概要

    セフェムは腸球菌、ESBL無効 2世代からずっとインフルモラキセラをカバー 緑膿菌カバーはCAZ (PaのA入ってる)CFPM(PaのP入ってる) 嫌気カバーはセフメタゾール(メタ→メタンガス→嫌気)、S/C(SBT→B→バクテロイデス) CTRXにCTX入ってる→スペクトル同じ 1世代 ストレプト、МSSA、大腸菌 2世代 +インフルモラキセラ、プロテウス、クレブ ★セフメタゾール→メタ→メタンガス→セフメタゾールだけ嫌気カバー 3世代 腸内細菌全部オーケー セフトリアキソン(CTXも同じCTRXにCTXはいってる!) ★文字長いから球菌カバー セフタジジム ★A入ってるから緑膿菌カバーそのかわり球菌カバーなし セフォタキシム→セフトリアキソン(CTX=CTRX) S/C スルバクタム〜文字長い→球菌カバー、Bはいってる→バクテロイデス→嫌気オーケー セフォペラゾンスルバクタムP入っるから緑膿菌カバー スルバクタム→SBT→バクテロイデス→嫌気カバー(B→ベータラクタマーゼ配合のB→ペニシリナーゼ産生の大腸菌やクレブもカバー) 4世代 CFPM ★P入ってるから緑膿菌カバー ★文字ながいから球菌もカバー

  • 15

    ザバクサ

    セフタジジム・アビバクタム(ザバクサ) 2024年発売 多剤耐性緑膿菌につよい アビバクタム(Avibactam)は、細菌が抗菌薬(β-ラクタム系)を分解するために出す酵素「β-ラクタマーゼ」を無効化する、新薬 これまでの阻害剤(スルバクタムやタゾバクタムなど)では防げなかった強力な耐性酵素も阻害 多剤耐性緑膿菌 のほか ESBL(基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ) KPC(カルバペネム耐性腸内細菌目細菌の原因となる酵素の一つ) AmpC過剰産生菌: 第3世代セフェムを分解する菌にも有こう これら広範囲の酵素を抑え込むことで、本来なら耐性菌に分解されてしまう「セフタジジム(第3世代セフェム)」の効果を復活させます。 適正使用の対象: 非常に強力で、カルバペネム系抗菌薬が効かないような「カルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)」などの多剤耐性菌に対抗するための「最後の砦」の一つとして扱われる 無効 メタロ-β-ラクタマーゼ(MBL)産生菌: アズトレオナム(アザクタム)など他の薬剤との併用が検討されます。 MRSA

  • 16

    メタロベータラクタマーゼの治療

    アズトレオナムとセフタジジム/アビバスタムの合剤

  • 17

    ESBL

    セフメタゾール、フロモキセフだけきく、それ以外は効かない ESBLの分解受けにくい きくのは カルバペネム セファマイシン  セフタジジム・アビバクタム(商品名:ザビセフタ) セフィでロコル ESBL含めほとんどの耐性酵素に分解されない ホスホマイシン ニューキノロン 重症→カルバペネム 安定→セファマイシン 難治→ザビセプタかセフィでロコル

  • 18

    ampC

    第3まで分解してしまう →感性だとしても耐性が「誘導」されて効かなくなる 第四だけ分解されない ampC→しー→第四だけきく! ampC産生菌 染色体性 Serratia(セラチア) Pseudomonas aeruginosa(緑膿菌) Acinetobacter(アシネトバクター) Citrobacter freundii(シトロバクター・フロインディ) Enterobacter(エンテロバクター属) その他:Morganella morganii(モルガネラ)、Providencia(プロビデンシア)など プラスミド性AmpCを持つ菌(もともともってない) Proteus mirabilis、大腸菌(E. coli)、肺炎桿菌(K. pneumoniae)などは、本来は染色体性のAmpCを持っていません。しかし、他からプラスミド(遺伝子の運び屋)を介して耐性遺伝子をもらってしまうことがあります。 ブルガリス(P. vulgaris)の注意点 ブルガリスは、AmpCとは別の独自の染色体性β-ラクタマーゼ(CumAなど)を本来持っています。 この酵素により、ペニシリン系や第1・第2世代セフェムに対して最初から耐性を示します。 第3世代セフェム(セフトリアキソンなど)についても、AmpC産生菌と似た挙動(治療中の耐性誘導)を示すという報告があるため、ミラビリスよりも慎重な薬剤選択が必要とされることが多いです。

  • 19

    ザバクサとザビセフタのちがい

    ザビセフタ アビバクタム ESBL, AmpC, KPC型耐性菌(腸内細菌目に強い) ザバクサ タゾバクタム 多剤耐性緑膿菌(緑膿菌に特化して強い) .1、ザビセフタ (Zavicefta) 2024年11月に日本で発売された、より新しい薬剤です。 中身: セフタジジム + アビバクタム 強み: ESBL、AmpCに加え、これまでの薬(ザバクサ含む)では太刀打ちできなかったKPC型カルバペネム耐性菌にも有効です。 2. ザバクサ (Zerbaxa) 2019年から日本で使用されている薬剤です。 中身: セフトロザン + タゾバクタム 強み: 多剤耐性緑膿菌に対して非常に強力な効果を発揮します。ESBLにも有効ですが、AmpCやKPCに対する効果は「ザビセフタ」の方が高いとされています。

  • 20

    新薬

    ザバクサ(セフトロザン) 多剤耐性緑膿菌 ザビセフタ ケーピーしー セフィでロコル メタロ

  • 21

    セフトロザン

    第5セフェム セフトロザンは、第3世代セフェムのセフタジジム(モダシンなど)をベースに開発されましたが、特に緑膿菌に対して強力な効果を発揮するよう設計されています。 耐性メカニズムを回避: 緑膿菌が持つ耐性手段である「排出ポンプ」や「膜透過性の低下」の影響を受けにくいため、他の薬が効かなくなった耐性緑膿菌にも有効です。 AmpCに強い: 緑膿菌がよく出すAmpC型β-ラクタマーゼによって分解されにくいという特徴があります。 ザバクサ セフトロザン単体ではESBL(基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ)に弱いという欠点がありますが、タゾバクタムを配合することでESBL産生菌もカバーできるようになっています。

  • 22

    ampC産生菌

    ampC産生菌→しー→第四だけきく

  • 23

    ペニシリナーゼ産生菌

    . グラム陽性菌 黄色ブドウ球菌 (Staphylococcus aureus) 90%以上がペニシリナーゼを産生しているとされています。そのため、アモキシシリンなどの単純なペニシリン剤はほとんど効きません。 ※これに対抗するために開発されたのがメチシリンですが、これさえ効かないのがMRSAです。 2. グラム陰性菌(主要なもの) これらの菌もペニシリナーゼを産生し、ペニシリン単剤を無効化します。 インフルエンザ菌 (Haemophilus influenzae) 「BLNAR(β-ラクタマーゼ非産生アンピシリン耐性菌)」も増えていますが、依然としてペニシリナーゼ産生株も多く存在します。 ブランハメラ(モラクセラ)・カタラーリス (Moraxella catarrhalis) 中耳炎や副鼻腔炎の原因菌ですが、ほぼ100%がペニシリナーゼを産生します。 大腸菌 (E. coli) や 淋菌 一部の株がペニシリナーゼを獲得しており、耐性化が進んでいます。   3. 治療 これらの菌に対してペニシリン系を使いたい場合は、酵素に壊されないための工夫がされた薬を使います。 β-ラクタマーゼ阻害剤配合剤 ペニシリナーゼを無効化する「クラブラン酸」や「スルバクタム」を混ぜた薬が有効です。 例:オーグメンチン(アモキシシリン+クラブラン酸) 例:ユナシン(アンピシリン+スルバクタム) ペニシリナーゼ抵抗性ペニシリン 構造的に分解されにくいメチシリン(日本ではクロキサシリンなど)が該当しますが、現在は配合剤やセフェム系が主流です。 「ペニシリナーゼ産生菌」に対して、セフェム系抗菌薬は非常に有効です。 そもそもセフェム系は、ペニシリン系がペニシリナーゼ(初期のβ-ラクタマーゼ)によって分解されてしまう弱点を克服するために開発された歴史があるからです。 1. 第1世代セフェム(セファゾリンなど) 黄色ブドウ球菌(ペニシリナーゼ産生菌)に対して非常に強力で、手術の感染予防などに今でも第一選択で使われます。 ただし、MRSAには無効です。  2. 第2・第3世代セフェム(セフォチアム、セフトリアキソンなど) ペニシリナーゼを産生するインフルエンザ菌やブランハメラ、大腸菌などに対して非常に安定しており、よく効きます。 市中肺炎や尿路感染症の治療の主軸です。 3. 第4世代セフェム(セフェピムなど) ペニシリナーゼはもちろん、より強力な耐性酵素(AmpCなど)に対しても安定しており、広範囲の菌に有効です。 注意点:セフェムでも効かないケース MRSA: 酵素(ペニシリナーゼ)ではなく、薬が結合する場所(PBP2a)を変えてしまっているため、第1〜第4世代セフェムはすべて無効です。

  • 24

    プロテウス

    プロテウス・ミラビリス (P. mirabilis) 有効です。 染色体性にAmpCを持たないため、セフトリアキソンやセフタジジムが第一選択薬の一つとなります。 インドール陽性プロテウス (P. vulgaris など) 注意が必要です。 染色体性にβ-ラクタマーゼ(主にクラスA)を持っており、セフトリアキソンなどは分解される可能性があるため、感受性結果を慎重に確認します。