悪心嘔吐、腹痛、吐血下血、下痢便秘

悪心嘔吐、腹痛、吐血下血、下痢便秘
41問 • 2年前
  • 前田菜々子
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    問題一覧

  • 1

    消化管の①より上を上部消化管、①より下を下部消化管といい、①は十二指腸と空腸の間に存在する。

    ①トライツ靭帯

  • 2

    嘔吐中枢(延髄)への刺激経路により嘔吐は中枢性嘔吐と抹消性嘔吐に分けられる。 中枢性嘔吐は①が刺激され、延髄に伝わる経路と②が刺激され、延髄に伝わる経路とがある。 抹消性嘔吐は③が刺激され延髄に伝わる経路と、④が刺激され延髄に伝わる経路とがある。

    ①大脳皮質, ②CTZ(化学受容器引金帯), ③自律神経, ④前庭神経

  • 3

    大脳皮質が刺激されて起こる中枢性嘔吐では大脳皮質は何によって刺激されるか。

    頭蓋内圧亢進, 心因性

  • 4

    第四脳室のCTZが刺激されて起こる中枢性嘔吐ではCTZは何によって刺激されるか。

    薬物, 中毒, 代謝・内分泌異常(妊娠悪阻)

  • 5

    自律神経が刺激されて起こる末梢性嘔吐では自律神経は何によって刺激されるか。

    消化管疾患, 循環器疾患, 泌尿器疾患, 消化管運動障害

  • 6

    前庭神経が刺激されて起こる末梢性嘔吐では前庭神経は何によって刺激されるか。

    内耳(メニエール病), 乗り物酔い

  • 7

    脳腫瘍では①が直接刺激されて悪心、嘔吐が起こる。

    ①嘔吐中枢

  • 8

    ①によって起こる嘔吐では、悪心を伴わない噴出性嘔吐がある。

    ①頭蓋内圧亢進

  • 9

    体動や乗り物酔いによる嘔吐や前提系の異常による嘔吐の制吐薬は①遮断薬の②や③が用いられる。

    ①ヒスタミンH1受容体, ②プロメタジン, ③ジフェンヒドラミン

  • 10

    慢性胃炎、消化性潰瘍による嘔吐や、モルヒネや抗がん剤による嘔吐の制吐薬は、①遮断薬の②や③が使われる。

    ①ドパミンD2受容体, ②ドンペリドン, ③メトクロプラミド

  • 11

    抗癌剤による急性期の嘔吐の制吐薬は、①遮断薬の②や③が使われる。

    ①セロトニン5-HT3受容体, ②グラニセトロン, ③オンダンセトロン

  • 12

    抗癌剤による遅効性嘔吐の制吐薬は①遮断薬の②が使われる。抗癌剤で強い悪心、嘔吐が生じる場合は①遮断薬の②と③が使われる。

    ①NK1受容体, ②アプレピタント, ③ホスアプレピタントメグルミン, ④ホスネツピタント

  • 13

    嘔吐の治療は嘔吐の原因に応じて治療が選択される。原因疾患の治療を行う場合と対処療法(止吐薬、輸液)の場合がある。 頭蓋内圧亢進時には①、さらに嘔吐が激しい場合には②による電解質補正を考慮し、脱水症状を是正する必要がある。

    ①濃グリセリン, ②輸液

  • 14

    腹痛は①痛、②痛、③痛に分類できる。 平滑筋に攣縮、進展、拡張などの刺激があると①痛が起こる。 腹膜や腸管膜に炎症や刺激があると②痛が起こる。 内臓からの痛み刺激が脊髄で皮膚からの神経を刺激すると③痛が起こる。

    ①内臓, ②体性, ③関連

  • 15

    腹痛の①の原因部位は管腔臓器であり、痛みの特徴は、間欠性の鈍痛で、痛む部位は非限局的である。 ②の原因部位は主に腹膜であり、持続性の鋭利痛で、痛む部位が限局的である。

    ①内臓痛, ②体性痛

  • 16

    腹膜の発症部位と疾患。 右下腹部痛を主徴とする疾患には①がある。 右季肋部痛(右上腹部)を主徴とする疾患には②がある。 心窩部(上腹部)痛を主徴とする疾患には③、④がある。 左季肋部痛を主徴とする疾患には⑤がある。 左下腹部痛を主徴とする疾患には⑥、⑦、⑧がある。

    ①尿路結石, ②胆石症(食後、特に脂肪食), ③胃潰瘍(食後), ④十二指腸潰瘍(空腹時), ⑤急性膵炎, ⑥潰瘍性大腸炎, ⑦尿路結石, ⑧過敏性腸症候群

  • 17

    腹痛の治療は、平滑筋の攣縮が原因(内臓痛)の場合は①を用いる。それ以外(炎症など)が原因(体性痛)の場合は②を用いる。

    ①鎮痙薬(抗コリン薬), ②鎮痛薬(NSAIDS、麻薬)

  • 18

    吐血の出血部位は①が多く、胃酸との接触時間により血液の色調が変化する。 新鮮血の場合は②からの出血、コーヒー残渣様(黒褐色)の場合は③からの出血である。

    ①上部消化管, ②食道, ③胃、十二指腸

  • 19

    下血の出血部位は①からの出血であるが、4分の3は②からの出血である。 黒色便(タール便)の場合は②からの出血で、鮮血便の場合は③からの出血である。

    ①全ての消化管, ②上部消化管, ③直腸、肛門

  • 20

    吐血の原因疾患には①や②、③がある。

    ①食道・胃静脈瘤, ②胃潰瘍, ③十二指腸潰瘍

  • 21

    下血の原因疾患には①や②、③、④がある。

    ①クローン病, ②潰瘍性大腸炎, ③感染性大腸炎, ④大腸癌

  • 22

    正常な排便回数は①回である。 正常な排便量は②gである。 便中の水分量は正常便では便全体の③%、軟便から泥状便では④%、水様便では⑤%以上である。

    ①1日3回から週3回, ②80から200g, ③60から80%, ④80から90%, ⑤90%

  • 23

    下痢とは①が増加し、便中の②が増加した状態である。

    ①排便回数, ②水分量

  • 24

    下痢には①性下痢、②性下痢、③性下痢、④による下痢などがある。 ①性下痢は腸管内高浸透圧により起こる。 ②性下痢は腸の炎症により腸管壁の透過性が亢進し、多量の浸出液が腸管内に滲みで、水分の吸収の場が失われることによって起こる。 ③性下痢は腸管粘膜の分泌亢進により起こり、⑤が多い特徴がある。 ④による下痢は急速に腸管内を通過することによる吸収障害で起こる。

    ①浸透, ②滲出, ③分泌, ④腸管運動亢進, ⑤水溶性下痢

  • 25

    浸透圧性下痢の原因は?

    塩類下剤(酸化マグネシウム), ラクツロース, ソルビトール, 乳糖不耐症

  • 26

    滲出性下痢の原因は?

    細菌性腸炎, ウイルス性腸炎, 潰瘍性大腸炎, クローン病

  • 27

    分泌性下痢の原因は?

    エンテロトキシンによる腸炎, 腸管出血性大腸炎

  • 28

    腸管運動亢進による下痢の原因は?

    過敏性腸症候群

  • 29

    下痢の治療の第一選択は①である。 重症の時や嘔吐がある場合には電解質輸液を用いる。 原因療法もある。

    ①経口補液(グルコース+電解質液)

  • 30

    急性期の下痢で脱水を伴う場合、①などの輸液が必要である。下痢への対処療法としては、②によって腸内細菌叢を正常化し、③(止瀉薬)なども使用する。有害物質による下痢の場合、腸管運動抑制の強い止瀉薬である④や抗コリン薬である⑤は通常使用しない。

    ①乳酸リンゲル液, ②乳酸菌製剤, ③タンニン酸アルブミン, ④ロペラミド, ⑤ブチルスコポラミン臭化物

  • 31

    便秘には①性便秘と②性便秘がある。

    ①器質, ②機能

  • 32

    ①とは何らかの疾患により起こる便秘である。 原因としては腸の通過障害(腸の腫瘍、炎症などによる②のため)によるものと、腸以外の器質性疾患に伴う大腸の運動機能異常によるものがある。 治療は原因疾患の治療が行われる。また、③、④など器質性便秘が強く疑われる場合は下剤は禁忌である。

    ①器質性便秘, ②狭窄, ③急性腹症, ④重症硬結便

  • 33

    機能性便秘には①、②、③がある。

    ①弛緩性便秘, ②けいれん性便秘, ③直腸性便秘

  • 34

    弛緩性便秘は大腸(結腸)の緊張①や蠕動運動の①により弁の通過時間が②し、水分の③が起こることによって起こる便秘である。便の特徴は④、太い便である。 また、弛緩性便秘は機械性便秘の中で最も割合が高く、高齢者に多い便秘である。 弛緩性便秘の治療には、繊維の多い食事や適度な運動が求められる。第一選択薬としては⑤や⑥がある。

    ①低下, ②延長, ③過吸収, ④硬い便, ⑤機械性下剤, ⑥ルビプロストン

  • 35

    けいれん性便秘は腸管の①により腸管の②が起き、便の移動時間が遅延し、水分の③が起きることによって起こる便秘である。便の特徴は④状の⑤で、後半は軟便から泥状便である。 また、けいれん性便秘は腹痛を伴う特徴があり、若者に多く、精神的ストレスによることが多い。 けいれん性便秘の第一選択薬は⑥である。 ⑦や⑧の使用は禁忌である。

    ①過緊張, ②部分的狭窄, ③過吸収, ④兎糞, ⑤硬い便, ⑥機械性下剤, ⑦大腸刺激性下剤, ⑧湿潤性下剤

  • 36

    直腸性便秘は便意を抑制する(我慢する)習慣により、①の感受性が低下し、排便反射の低下、消失によって起こる便秘である。便の特徴は直腸内便塊、排泄困難である。 直腸性便秘の治療には、②の確立が必要である。また、第一選択薬は③である。

    ①直腸壁受容体, ②規則的な排便習慣, ③直腸刺激性下剤

  • 37

    下剤には刺激性下剤、機械性下剤、その他の下剤がある。これらの下剤は①や②など器質性便秘が強く疑われる場合は禁忌である。

    ①急性腹症, ②重症硬結便

  • 38

    刺激性下剤の大腸刺激性下剤には①や②があり、大腸の蠕動運動を促進する。①は③には禁忌である。

    ①センノシド, ②ピコスルファートナトリウム, ③けいれん性便秘

  • 39

    機械性下剤の塩類下剤には①があり、腸管内浸透圧を上げ、腸管内の水分を増加させる。

    ①酸化マグネシウム

  • 40

    機械性下剤の浸潤性下剤にはジオクチルソジウムスルホサクシネートがあり、界面活性作用により水分を浸透しやすくする。この下剤は①に禁忌である。

    ①けいれん性便秘

  • 41

    その他の下剤には①、②、③がある。①は④に禁忌である。

    ①ルビプロストン, ②リナクロチド, ③エロビキシバット, ④妊婦

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  • 1

    消化管の①より上を上部消化管、①より下を下部消化管といい、①は十二指腸と空腸の間に存在する。

    ①トライツ靭帯

  • 2

    嘔吐中枢(延髄)への刺激経路により嘔吐は中枢性嘔吐と抹消性嘔吐に分けられる。 中枢性嘔吐は①が刺激され、延髄に伝わる経路と②が刺激され、延髄に伝わる経路とがある。 抹消性嘔吐は③が刺激され延髄に伝わる経路と、④が刺激され延髄に伝わる経路とがある。

    ①大脳皮質, ②CTZ(化学受容器引金帯), ③自律神経, ④前庭神経

  • 3

    大脳皮質が刺激されて起こる中枢性嘔吐では大脳皮質は何によって刺激されるか。

    頭蓋内圧亢進, 心因性

  • 4

    第四脳室のCTZが刺激されて起こる中枢性嘔吐ではCTZは何によって刺激されるか。

    薬物, 中毒, 代謝・内分泌異常(妊娠悪阻)

  • 5

    自律神経が刺激されて起こる末梢性嘔吐では自律神経は何によって刺激されるか。

    消化管疾患, 循環器疾患, 泌尿器疾患, 消化管運動障害

  • 6

    前庭神経が刺激されて起こる末梢性嘔吐では前庭神経は何によって刺激されるか。

    内耳(メニエール病), 乗り物酔い

  • 7

    脳腫瘍では①が直接刺激されて悪心、嘔吐が起こる。

    ①嘔吐中枢

  • 8

    ①によって起こる嘔吐では、悪心を伴わない噴出性嘔吐がある。

    ①頭蓋内圧亢進

  • 9

    体動や乗り物酔いによる嘔吐や前提系の異常による嘔吐の制吐薬は①遮断薬の②や③が用いられる。

    ①ヒスタミンH1受容体, ②プロメタジン, ③ジフェンヒドラミン

  • 10

    慢性胃炎、消化性潰瘍による嘔吐や、モルヒネや抗がん剤による嘔吐の制吐薬は、①遮断薬の②や③が使われる。

    ①ドパミンD2受容体, ②ドンペリドン, ③メトクロプラミド

  • 11

    抗癌剤による急性期の嘔吐の制吐薬は、①遮断薬の②や③が使われる。

    ①セロトニン5-HT3受容体, ②グラニセトロン, ③オンダンセトロン

  • 12

    抗癌剤による遅効性嘔吐の制吐薬は①遮断薬の②が使われる。抗癌剤で強い悪心、嘔吐が生じる場合は①遮断薬の②と③が使われる。

    ①NK1受容体, ②アプレピタント, ③ホスアプレピタントメグルミン, ④ホスネツピタント

  • 13

    嘔吐の治療は嘔吐の原因に応じて治療が選択される。原因疾患の治療を行う場合と対処療法(止吐薬、輸液)の場合がある。 頭蓋内圧亢進時には①、さらに嘔吐が激しい場合には②による電解質補正を考慮し、脱水症状を是正する必要がある。

    ①濃グリセリン, ②輸液

  • 14

    腹痛は①痛、②痛、③痛に分類できる。 平滑筋に攣縮、進展、拡張などの刺激があると①痛が起こる。 腹膜や腸管膜に炎症や刺激があると②痛が起こる。 内臓からの痛み刺激が脊髄で皮膚からの神経を刺激すると③痛が起こる。

    ①内臓, ②体性, ③関連

  • 15

    腹痛の①の原因部位は管腔臓器であり、痛みの特徴は、間欠性の鈍痛で、痛む部位は非限局的である。 ②の原因部位は主に腹膜であり、持続性の鋭利痛で、痛む部位が限局的である。

    ①内臓痛, ②体性痛

  • 16

    腹膜の発症部位と疾患。 右下腹部痛を主徴とする疾患には①がある。 右季肋部痛(右上腹部)を主徴とする疾患には②がある。 心窩部(上腹部)痛を主徴とする疾患には③、④がある。 左季肋部痛を主徴とする疾患には⑤がある。 左下腹部痛を主徴とする疾患には⑥、⑦、⑧がある。

    ①尿路結石, ②胆石症(食後、特に脂肪食), ③胃潰瘍(食後), ④十二指腸潰瘍(空腹時), ⑤急性膵炎, ⑥潰瘍性大腸炎, ⑦尿路結石, ⑧過敏性腸症候群

  • 17

    腹痛の治療は、平滑筋の攣縮が原因(内臓痛)の場合は①を用いる。それ以外(炎症など)が原因(体性痛)の場合は②を用いる。

    ①鎮痙薬(抗コリン薬), ②鎮痛薬(NSAIDS、麻薬)

  • 18

    吐血の出血部位は①が多く、胃酸との接触時間により血液の色調が変化する。 新鮮血の場合は②からの出血、コーヒー残渣様(黒褐色)の場合は③からの出血である。

    ①上部消化管, ②食道, ③胃、十二指腸

  • 19

    下血の出血部位は①からの出血であるが、4分の3は②からの出血である。 黒色便(タール便)の場合は②からの出血で、鮮血便の場合は③からの出血である。

    ①全ての消化管, ②上部消化管, ③直腸、肛門

  • 20

    吐血の原因疾患には①や②、③がある。

    ①食道・胃静脈瘤, ②胃潰瘍, ③十二指腸潰瘍

  • 21

    下血の原因疾患には①や②、③、④がある。

    ①クローン病, ②潰瘍性大腸炎, ③感染性大腸炎, ④大腸癌

  • 22

    正常な排便回数は①回である。 正常な排便量は②gである。 便中の水分量は正常便では便全体の③%、軟便から泥状便では④%、水様便では⑤%以上である。

    ①1日3回から週3回, ②80から200g, ③60から80%, ④80から90%, ⑤90%

  • 23

    下痢とは①が増加し、便中の②が増加した状態である。

    ①排便回数, ②水分量

  • 24

    下痢には①性下痢、②性下痢、③性下痢、④による下痢などがある。 ①性下痢は腸管内高浸透圧により起こる。 ②性下痢は腸の炎症により腸管壁の透過性が亢進し、多量の浸出液が腸管内に滲みで、水分の吸収の場が失われることによって起こる。 ③性下痢は腸管粘膜の分泌亢進により起こり、⑤が多い特徴がある。 ④による下痢は急速に腸管内を通過することによる吸収障害で起こる。

    ①浸透, ②滲出, ③分泌, ④腸管運動亢進, ⑤水溶性下痢

  • 25

    浸透圧性下痢の原因は?

    塩類下剤(酸化マグネシウム), ラクツロース, ソルビトール, 乳糖不耐症

  • 26

    滲出性下痢の原因は?

    細菌性腸炎, ウイルス性腸炎, 潰瘍性大腸炎, クローン病

  • 27

    分泌性下痢の原因は?

    エンテロトキシンによる腸炎, 腸管出血性大腸炎

  • 28

    腸管運動亢進による下痢の原因は?

    過敏性腸症候群

  • 29

    下痢の治療の第一選択は①である。 重症の時や嘔吐がある場合には電解質輸液を用いる。 原因療法もある。

    ①経口補液(グルコース+電解質液)

  • 30

    急性期の下痢で脱水を伴う場合、①などの輸液が必要である。下痢への対処療法としては、②によって腸内細菌叢を正常化し、③(止瀉薬)なども使用する。有害物質による下痢の場合、腸管運動抑制の強い止瀉薬である④や抗コリン薬である⑤は通常使用しない。

    ①乳酸リンゲル液, ②乳酸菌製剤, ③タンニン酸アルブミン, ④ロペラミド, ⑤ブチルスコポラミン臭化物

  • 31

    便秘には①性便秘と②性便秘がある。

    ①器質, ②機能

  • 32

    ①とは何らかの疾患により起こる便秘である。 原因としては腸の通過障害(腸の腫瘍、炎症などによる②のため)によるものと、腸以外の器質性疾患に伴う大腸の運動機能異常によるものがある。 治療は原因疾患の治療が行われる。また、③、④など器質性便秘が強く疑われる場合は下剤は禁忌である。

    ①器質性便秘, ②狭窄, ③急性腹症, ④重症硬結便

  • 33

    機能性便秘には①、②、③がある。

    ①弛緩性便秘, ②けいれん性便秘, ③直腸性便秘

  • 34

    弛緩性便秘は大腸(結腸)の緊張①や蠕動運動の①により弁の通過時間が②し、水分の③が起こることによって起こる便秘である。便の特徴は④、太い便である。 また、弛緩性便秘は機械性便秘の中で最も割合が高く、高齢者に多い便秘である。 弛緩性便秘の治療には、繊維の多い食事や適度な運動が求められる。第一選択薬としては⑤や⑥がある。

    ①低下, ②延長, ③過吸収, ④硬い便, ⑤機械性下剤, ⑥ルビプロストン

  • 35

    けいれん性便秘は腸管の①により腸管の②が起き、便の移動時間が遅延し、水分の③が起きることによって起こる便秘である。便の特徴は④状の⑤で、後半は軟便から泥状便である。 また、けいれん性便秘は腹痛を伴う特徴があり、若者に多く、精神的ストレスによることが多い。 けいれん性便秘の第一選択薬は⑥である。 ⑦や⑧の使用は禁忌である。

    ①過緊張, ②部分的狭窄, ③過吸収, ④兎糞, ⑤硬い便, ⑥機械性下剤, ⑦大腸刺激性下剤, ⑧湿潤性下剤

  • 36

    直腸性便秘は便意を抑制する(我慢する)習慣により、①の感受性が低下し、排便反射の低下、消失によって起こる便秘である。便の特徴は直腸内便塊、排泄困難である。 直腸性便秘の治療には、②の確立が必要である。また、第一選択薬は③である。

    ①直腸壁受容体, ②規則的な排便習慣, ③直腸刺激性下剤

  • 37

    下剤には刺激性下剤、機械性下剤、その他の下剤がある。これらの下剤は①や②など器質性便秘が強く疑われる場合は禁忌である。

    ①急性腹症, ②重症硬結便

  • 38

    刺激性下剤の大腸刺激性下剤には①や②があり、大腸の蠕動運動を促進する。①は③には禁忌である。

    ①センノシド, ②ピコスルファートナトリウム, ③けいれん性便秘

  • 39

    機械性下剤の塩類下剤には①があり、腸管内浸透圧を上げ、腸管内の水分を増加させる。

    ①酸化マグネシウム

  • 40

    機械性下剤の浸潤性下剤にはジオクチルソジウムスルホサクシネートがあり、界面活性作用により水分を浸透しやすくする。この下剤は①に禁忌である。

    ①けいれん性便秘

  • 41

    その他の下剤には①、②、③がある。①は④に禁忌である。

    ①ルビプロストン, ②リナクロチド, ③エロビキシバット, ④妊婦