老年医学7
問題一覧
1
特発性正常圧水頭症も認知症症状が出現する。歩行は、つま先がやや外旋し小刻みの歩行で、尿失禁や呂律の不良がある。脳血管性認知症に症状が似ており、また治療方針もほぼ同様である。
×
2
アルツハイマー病で脳に蓄積するアミロイドβ蛋白は、脳神経細胞への直接的な障害作用だけでなく、脳血管壁にも沈着し特に細い血管での血液灌流低下や出血をきたし認知症を悪化させると考えられている。
○
3
脳梗塞と脳出血では脳梗塞の方が多く、血栓性の脳梗塞では昼間の活動時に発症が多い。脳出血は夜間発症が多い。
×
4
脳の海馬は即時記憶を長期の記憶に移す働きがあり、レビー小体型認知症では初期よりこの海馬の萎縮が認められる。
×
5
パーキンソン病は中脳黒質でのドパミン産生ニューロンが減少する事により、線条体へ運ばれるドパミンが欠乏するために発症する。抗アルツハイマー薬などでアセチルコリンを増やす薬剤はパーキンソン症状を悪化させることがある。
○
6
パーキンソン病やレビー小体型認知症では立ち直り反射の低下やすくみ足があるので、転倒事故を起こしやすい。このような症状は脳の病気に原因があるので、リハビリ効果は期待できない。
×
7
多系統萎縮症は脊髄小脳変性症の症状をきたし、常染色体優性遺伝を示す。原因物質はαシヌクレインであると考えられている。
×
8
慢性硬膜下血腫は認知症高齢者やアルコール多飲者の転倒事故に伴ってよく見られ、転倒から症状が発現するまでは数日以内がほとんどである。
×
9
MCI(mild cognitive impairment)とは軽度認知障害のことで、記銘力障害が主徴候であることが多く日常生活機能はほぼ保たれているので、これらの人が他の人に比べて認知症になりやすいとは、考えられていない。
×
10
パーキンソン病では神経細胞に対して毒性を持つαシヌクレインが蓄積したレビー小体が出現する。
またパーキンソン病に似た症状をきたす、パーキンソン症候群の原因となる副作用を持つ薬剤として抗精神病薬・抗うつ薬・鎮静剤・睡眠薬・カルシウム拮抗薬・制吐薬・コリンエステラーゼ阻害薬(パーキンソン病治療薬)などがある。
○
11
進行性核上性麻痺では独特の頭部を後ろにそらすような体位が見られることがある。また大脳皮質基底核変性症ではパーキンソン様症状や、自分の思うように体が動かないというような症状が左右非対称に起こることが多い。原因はどちらも異常なタウ蛋白の神経細胞内蓄積によると考えられている
○
12
レビー小体型認知症ではαシヌクレインが蓄積したレビー小体がパーキンソン病とは異なって大脳に広く見られる。また症状としては起立性低血圧などの自律神経障害・生々しい幻視にパーキンソン症状などを伴うことがあり転倒事故にも注意が必要である。
○
13
ビンスワンガー型血管性認知症では大脳表面の灰白質に広い変化があり高血圧を伴うことが多い。
×
14
脊髄小脳変性症では小脳症状・錐体外路症状・錐体路症状・自律神経障害などの多彩な症状が見られる。
○
15
糖尿病や高血圧症のコントロール不良な人は脳血管性の認知症になりやすいと言われているが、脳血管性認知症の人では呂律の不良や歩行の不安定・尿失禁がアルツハイマー病に比べて初期から目立って見られる。
○
16
アルツハイマー病ではアミロイドβが蓄積した老人斑と神経細胞内にタウ蛋白が沈着した神経原線維変化が認められる。アミロイドβの蓄積は認知症状出現の20年以上前から始まっていると言われている。アルツハイマー病では脳内のアセチルコリンが減少しており、症状を改善させる薬剤としてアセチルコリンを増やす薬を使う事があるが、この薬でアルツハイマー病の進行を止めることはできない。
○
17
特発性正常圧水頭症では円蓋部の脳溝拡大は大きいのに脳室やシルビウス溝の拡大は少なく、手術での改善が期待される。
×
18
パーキンソン病では錐体路症状として姿勢反射障害や運動時振戦がみられる。このような症状はヤールの重症度分類で評価することが多い。
×
19
若年性のアルツハイマー病では病初期より記銘力低下と共に判断力や理解力などの前頭葉機能の低下が目立って低下しているが、高齢発症のアルツハイマー病では発症初期では記銘力低下が際立っており、前頭葉機能低下は目立たない。
×
20
睡眠薬・抗うつ薬・抗不安薬・骨格筋弛緩薬・平滑筋弛緩薬・腸管鎮痙薬などは抗コリン作用をもっている。このような薬はアセチルコリンを減少させるので、認知症を悪化させる可能性がある。
○
21
くも膜下出血は通常、脳動脈瘤や脳動静脈奇形が原因で起こり、高齢者だけでなく若い人にも発症する。また一過性脳虚血発作(TIA)は1週間以内に症状が改善するものを言う。
×
22
ラクナ梗塞は、脳の穿通枝のような細い動脈の動脈硬化などによる閉塞により起こり、片麻痺などをきたす事は少ない。
○
23
脊髄小脳変性症のマシャド-ジョセフ病は日本人に多く、常染色体優性遺伝であり、ポリグルタミンが蓄積するが、治療への反応は不良である。
○
24
脊髄小脳変性症の治療には甲状腺ホルモン分泌促進ホルモン(TRH)・セレジスト(TRH誘導体)投与やリハビリテーションが行われる。
○
25
前頭側頭型認知症の一種のピック病は初老の高齢者に多く発症しタウ蛋白からなるピック球が見られる。前頭側頭型認知症では甘いものを好む・万引き・暴言・常同運動などの異常行動を伴うことが多い。
○
問題一覧
1
特発性正常圧水頭症も認知症症状が出現する。歩行は、つま先がやや外旋し小刻みの歩行で、尿失禁や呂律の不良がある。脳血管性認知症に症状が似ており、また治療方針もほぼ同様である。
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2
アルツハイマー病で脳に蓄積するアミロイドβ蛋白は、脳神経細胞への直接的な障害作用だけでなく、脳血管壁にも沈着し特に細い血管での血液灌流低下や出血をきたし認知症を悪化させると考えられている。
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脳梗塞と脳出血では脳梗塞の方が多く、血栓性の脳梗塞では昼間の活動時に発症が多い。脳出血は夜間発症が多い。
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脳の海馬は即時記憶を長期の記憶に移す働きがあり、レビー小体型認知症では初期よりこの海馬の萎縮が認められる。
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5
パーキンソン病は中脳黒質でのドパミン産生ニューロンが減少する事により、線条体へ運ばれるドパミンが欠乏するために発症する。抗アルツハイマー薬などでアセチルコリンを増やす薬剤はパーキンソン症状を悪化させることがある。
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6
パーキンソン病やレビー小体型認知症では立ち直り反射の低下やすくみ足があるので、転倒事故を起こしやすい。このような症状は脳の病気に原因があるので、リハビリ効果は期待できない。
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7
多系統萎縮症は脊髄小脳変性症の症状をきたし、常染色体優性遺伝を示す。原因物質はαシヌクレインであると考えられている。
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8
慢性硬膜下血腫は認知症高齢者やアルコール多飲者の転倒事故に伴ってよく見られ、転倒から症状が発現するまでは数日以内がほとんどである。
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MCI(mild cognitive impairment)とは軽度認知障害のことで、記銘力障害が主徴候であることが多く日常生活機能はほぼ保たれているので、これらの人が他の人に比べて認知症になりやすいとは、考えられていない。
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10
パーキンソン病では神経細胞に対して毒性を持つαシヌクレインが蓄積したレビー小体が出現する。
またパーキンソン病に似た症状をきたす、パーキンソン症候群の原因となる副作用を持つ薬剤として抗精神病薬・抗うつ薬・鎮静剤・睡眠薬・カルシウム拮抗薬・制吐薬・コリンエステラーゼ阻害薬(パーキンソン病治療薬)などがある。
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11
進行性核上性麻痺では独特の頭部を後ろにそらすような体位が見られることがある。また大脳皮質基底核変性症ではパーキンソン様症状や、自分の思うように体が動かないというような症状が左右非対称に起こることが多い。原因はどちらも異常なタウ蛋白の神経細胞内蓄積によると考えられている
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12
レビー小体型認知症ではαシヌクレインが蓄積したレビー小体がパーキンソン病とは異なって大脳に広く見られる。また症状としては起立性低血圧などの自律神経障害・生々しい幻視にパーキンソン症状などを伴うことがあり転倒事故にも注意が必要である。
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13
ビンスワンガー型血管性認知症では大脳表面の灰白質に広い変化があり高血圧を伴うことが多い。
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14
脊髄小脳変性症では小脳症状・錐体外路症状・錐体路症状・自律神経障害などの多彩な症状が見られる。
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15
糖尿病や高血圧症のコントロール不良な人は脳血管性の認知症になりやすいと言われているが、脳血管性認知症の人では呂律の不良や歩行の不安定・尿失禁がアルツハイマー病に比べて初期から目立って見られる。
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16
アルツハイマー病ではアミロイドβが蓄積した老人斑と神経細胞内にタウ蛋白が沈着した神経原線維変化が認められる。アミロイドβの蓄積は認知症状出現の20年以上前から始まっていると言われている。アルツハイマー病では脳内のアセチルコリンが減少しており、症状を改善させる薬剤としてアセチルコリンを増やす薬を使う事があるが、この薬でアルツハイマー病の進行を止めることはできない。
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17
特発性正常圧水頭症では円蓋部の脳溝拡大は大きいのに脳室やシルビウス溝の拡大は少なく、手術での改善が期待される。
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18
パーキンソン病では錐体路症状として姿勢反射障害や運動時振戦がみられる。このような症状はヤールの重症度分類で評価することが多い。
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19
若年性のアルツハイマー病では病初期より記銘力低下と共に判断力や理解力などの前頭葉機能の低下が目立って低下しているが、高齢発症のアルツハイマー病では発症初期では記銘力低下が際立っており、前頭葉機能低下は目立たない。
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20
睡眠薬・抗うつ薬・抗不安薬・骨格筋弛緩薬・平滑筋弛緩薬・腸管鎮痙薬などは抗コリン作用をもっている。このような薬はアセチルコリンを減少させるので、認知症を悪化させる可能性がある。
○
21
くも膜下出血は通常、脳動脈瘤や脳動静脈奇形が原因で起こり、高齢者だけでなく若い人にも発症する。また一過性脳虚血発作(TIA)は1週間以内に症状が改善するものを言う。
×
22
ラクナ梗塞は、脳の穿通枝のような細い動脈の動脈硬化などによる閉塞により起こり、片麻痺などをきたす事は少ない。
○
23
脊髄小脳変性症のマシャド-ジョセフ病は日本人に多く、常染色体優性遺伝であり、ポリグルタミンが蓄積するが、治療への反応は不良である。
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24
脊髄小脳変性症の治療には甲状腺ホルモン分泌促進ホルモン(TRH)・セレジスト(TRH誘導体)投与やリハビリテーションが行われる。
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25
前頭側頭型認知症の一種のピック病は初老の高齢者に多く発症しタウ蛋白からなるピック球が見られる。前頭側頭型認知症では甘いものを好む・万引き・暴言・常同運動などの異常行動を伴うことが多い。
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