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老年医学5
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  • 問題数 25 • 7/6/2023

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    問題一覧

  • 1

    特発性血小板減少性紫斑病は血小板が減少する自己免疫性疾患である。最近ではピロリ菌の陽性者に対しては、まず最初にピロリ菌の除菌療法を行う。

  • 2

    下垂体前葉から分泌される成長ホルモンは加齢と共に減少するが産生腫瘍があると減少せず末端肥大症を起こす。末端肥大症では身長が高く下顎が大きく手足が肥大した特徴ある風貌となることが多い。成長ホルモン産生が生まれつき少ないと下垂体性小人症になる。

  • 3

    鉄が不足する鉄欠乏性貧血は最もよく見られる貧血であり、個々の赤血球の大きさが小さく、匙状爪や舌炎が時に見られる。鉄欠乏性貧血は活動性の高い若い男性に特に多い。

    ×

  • 4

    悪性腫瘍に伴って副甲状腺ホルモン関連ペプチドの産生や腫瘍の直接的な骨浸潤のために高Ca血症をきたすことがある。

  • 5

    MCV(Mean Corpuscular Volume 平均赤血球容積)とは、平均的な赤血球一個当たりの容積のことであり、これが小さくなる病気には鉄欠乏性貧血や慢性炎症に伴う貧血などがある。また大きくなる病気としてはビタミンB12や葉酸の欠乏などがある。

  • 6

    悪性リンパ腫では主にリンパ組織内でリンパ系の腫瘍細胞が増殖し周囲の組織へ浸潤する。治療としては放射線療法や化学療法を行う。

  • 7

    VB12は胃壁より産生される内因子とともに腸より吸収されるため、胃の全摘出術を受けた人は数週間程度でVB12不足による大球性の貧血症状・舌乳頭の萎縮・認知機能低下などの症状をきたす。また自己抗体の出現で胃粘膜が萎縮し内因子が産生されなくなり,胃全摘と同様の症状をきたした場合には悪性貧血と呼ばれている。

    ×

  • 8

    原発性アルドステロン症はアルドステロン産生副腎皮質腫瘍により発症し、症状は、筋力低下・高K血症・低血圧などである。

    ×

  • 9

    I型糖尿病は若い人の発症が多く自己免疫的機序でインスリンを作る膵臓の細胞が破壊される事により起こる。治療としてインスリン注射が必要である。

  • 10

    慢性白血病では必ず急性白血病に変化するので、初期より骨髄移植を検討する。

    ×

  • 11

    血友病は血液の凝固因子が正常より少なくなる病気で、筋肉内や関節の中など外からは見えにくいところに出血が起こりやすい。伴性劣性遺伝であり、女性に多く見られる疾患である。

    ×

  • 12

    甲状腺機能亢進症ではしわがれ声・皮膚乾燥・精神機能の低下・浮腫・心嚢水貯留による心拡大などがみられるが高齢者では症状がわかりにくいことが多い。

    ×

  • 13

    高齢者の白血病や血液細胞の腫瘍性の病気では、若年者に比べて発症してからの経過が長期になるものが多い。

  • 14

    真性多血症は、赤血球などの血球の腫瘍性増加であるが、喫煙や肺疾患・心不全などに伴い起こる赤血球増加は、二次性赤血球増加症であり、血液中の酸素不足を補うために起こると考えられる。

  • 15

    下垂体前葉から分泌される性腺刺激ホルモンは加齢と共に通常は減少するため、性ホルモンも低下する。

    ×

  • 16

    通常副腎皮質より分泌されるコルチゾール量は高齢者でもあまり変化しないが、クッシング症候群ではコルチゾールの増加をきたす。原因は副腎皮質腫瘍による事が多い。クッシング症候群の中で、ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)産生下垂体前葉腫瘍によってコルチゾールが増加するものをクッシング病という。ともに高血圧や中心性肥満・皮膚線条・糖尿病などの症状がある。

  • 17

    高齢者では低Ca血症がちでありそれを補正すために副甲状腺機能が亢進していることが多いが、副甲状腺ホルモンの持続的亢進は骨粗鬆症を悪化させる。 甲状腺より分泌される、カルシトニンというホルモンには骨の分解を遅らせることで血液中のカルシウム濃度を下げる働きがある。

  • 18

    高齢者では心房細動や下肢静脈瘤のある人が多く、そのような人では出血をきたしやすいため、凝固因子を増やす働きのあるワルファリンと言う薬を使うことがある。

    ×

  • 19

    多発性骨髄腫は高齢者に多く、頭蓋骨やその他の骨にレントゲン透過性の亢進した黒い抜き打ち像が見られる。骨折しやすいので注意しなければならない。また骨髄腫細胞の産生するM蛋白(ベンスジョーンズ蛋白)が尿細管に詰まることにより腎障害を引き起こしやすいので飲水量を少なくするように制限しなければならない。

    ×

  • 20

    高齢者の糖尿病では糖尿病の合併症を防ぐため、若い人と同様に厳密な血糖のコントロールをすることが望ましい。

    ×

  • 21

    糖尿病の運動療法では運動によりカロリー消費を増やしその事により体重減少をめざす。

    ×

  • 22

    下垂体性尿崩症ではADH(抗利尿ホルモン)の分泌が少なく、低ナトリウム血症になる。

    ×

  • 23

    下垂体の腫瘍ではその直上に視交叉があるため、交差部の視神経を圧迫し両鼻側半盲となる事がある。

    ×

  • 24

    甲状腺機能低下症では甲状腺ホルモン製剤の内服を行うが、速やかに効果があらわれるように初期投与量は多めにする。

    ×

  • 25

    内臓脂肪蓄積型肥満症は皮下脂肪蓄積型肥満症よりも高血圧症や糖尿病を引き起こしやすい。