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老年医学6
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  • 問題数 25 • 7/12/2023

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    問題一覧

  • 1

    外眼筋のうち上斜筋は滑車神経が、外側直筋は外転神経が支配しているが、その他の外眼筋はすべて動眼神経支配である。

  • 2

    耳垢は自然に外部に移動するので、耳垢の掃除は通常は外耳道の入口付近のみでよいが、補聴器を装着している人では耳垢の排出が阻害されるので注意が必要である。

  • 3

    毛様体筋が緊張すると水晶体は締め付けられ厚くなり焦点距離が短くなる事によって近くの物に焦点を合わせる。高齢者ではこの調整が不十分となり、近くの物に焦点が合いにくくなる。これが老眼である。

  • 4

    メニエール病はめまい・耳鳴・難聴などの症状が起きる病気であるが、原因は球形嚢の耳石が蝸牛の入り口に詰まり、リンパ液の流れが妨げられることによる内耳の浮腫性の変化であるといわれている。

  • 5

    前庭部の卵形嚢の耳石がはがれて、蝸牛へ移動することにより良性発作性頭位めまいの原因となることが多いといわれている。このようなめまいの治療としてEpley法やLempert法などの方法がある。

    ×

  • 6

    椎骨・脳底動脈循環不全では頭や首を動かすとめまいなどの症状がでることがある。時に意識消失を起こす事もある。

  • 7

    高齢者の耳鳴は難聴を伴うことが多い。耳鳴への治療法として、心理療法や、音を利用する、電気刺激や低周波を用いるなどいろいろな方法が行われている。

  • 8

    蝸牛の基部の太い部分ほど低い音を感知し、先端の細い部分では高い周波数の音を感知する。脳へ音刺激を伝達するのは内有毛細胞であるが、外有毛細胞は微弱な音を増幅し、過大な音を抑制する働きがある。

    ×

  • 9

    帯状疱疹は風疹ウイルスが脊髄神経節に感染することにより起こり、発疹が出現する前から同部位に痛みを訴える事がある。

    ×

  • 10

    高齢者は骨粗鬆症があることが多く骨折しやすい。特に骨折を起こしやすいのは、脊椎および、橈骨・大腿骨・上腕骨の各々の遠位端部位である。

    ×

  • 11

    緑内障は日本における中途失明の原因の第一位で、三位は糖尿病性網膜症である。緑内障の治療としてレーザー光線による光凝固術がある、糖尿病性網膜症の治療としては縮瞳剤の点眼や虹彩の一部を切除する手術がある。

    ×

  • 12

    発作性頭位めまい症には。良性と悪性がある。悪性は脳の疾患であり、小脳の出血や梗塞あるいは腫瘍などで起こる。良性は内耳が原因で起こる疾患である。どちらもある特定の頭位をとると発作性にめまいが生じるが、良性ではその頭位を繰り返しとるうちにめまいは軽減するが、悪性では通常繰り返しても発作は減弱しない。

  • 13

    突発性難聴は伝音性難聴の一種で、原因不明であるが、ウイルス感染を原因とする説や内耳の血液循環障害説などがあり、ステロイド剤や血流改善薬などを治療に使う。

    ×

  • 14

    椎間板ヘルニアの症状は椎間板組織が後方に脱出し脊髄神経を圧迫することにより起こる。 脊椎圧迫骨折は、胸椎や腰椎の前方部が上下からの圧迫で圧縮変形された状態であり突然の腰痛で動けなくなる事が多い。高齢者の腰が曲がるのはこのせいである。圧迫骨折の検査手技としてSLRテストやラセーグテストがある。

    ×

  • 15

    内耳の前庭には卵形嚢と球形嚢という2つの耳石器が存在し有毛細胞が耳石の動きで刺激される。球形嚢では垂直方向の重力や加速度を感知し、卵形嚢では水平方向の加速度を感知する。

  • 16

    三半規管では半規管内のリンパ液の流れで有毛細胞が刺激され回転運動を感知する働きがあるが、外側半規管は水平回転・前半規管は横回転・後半規管は前後回転を感知する。

  • 17

    高齢者の多くに白内障が認められるが、その原因は、加齢、糖尿病、紫外線照射などである。また高齢者では緑内障も発症しやすくなるが、緑内障では毛様体での房水の産生が減少するため、眼圧が低下する。

    ×

  • 18

    日光角化症や黒色腫は良性腫瘍であるが、脂漏性角化症や脂肪腫は悪性腫瘍である。

    ×

  • 19

    高齢者の難聴では通常、低音部の音が聞きにくくなり、耳鳴りを伴う事がある。

    ×

  • 20

    褥瘡は床面と骨との間の圧迫による循環障害で皮膚や皮下組織が壊死を起こす事だけでなく、座位になった時の体のずり落ちによる皮膚組織のずれによっても起こる。ポケットのある褥瘡は通常床面と骨との間の圧迫によって生じる。

    ×

  • 21

    中耳炎は風邪などに続発し外耳からの細菌の進入により起こることが多い。治療として抗生物質を使用する。

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  • 22

    偽痛風は関節などへの尿酸の沈着により起こる病気であり、足指などが赤く腫脹し激痛が生じることがある。痛風の痛みは、偽痛風に比べるとやや弱くピロリン酸カルシウムの関節への沈着により起こる。アキレス腱の石灰化やCrowned dens syndrome などを起こすことが知られている。

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  • 23

    鎮痙薬や頻尿改善薬などの抗コリン薬は瞳孔を縮瞳させることにより。緑内障発作を引き起こす事がある。緑内障の急性発作時には眼痛や眼充血・頭痛があり、失明する恐れがあるので早急に治療をしなければならない。

    ×

  • 24

    網膜色素変性症は視野の中心部から見えにくくなり次第に周囲も見えにくくなるが、加齢黄斑変性症では視野の周辺部から見えにくくなり次第に中央も見えにくくなる。

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  • 25

    老化により縮瞳傾向となり、また水晶体の透過性は低下し白内障になる人が多くなる。白内障の点眼治療は効果が期待できない。確実な治療としては人工水晶体(眼内レンズ)を挿入する手術療法がある。