数か月から数十年にわたって腎機能が低下したため、腎臓の本来有する各種生理機能が障害され、腎機能に障害が出た状態。

数時間から数日の間に急激に腎機能が低下する状態で、その結果、体液貯留、電解質バランスの異常、毒素の蓄積などが出現する。発症の原因により、腎前性、腎（実質）性、腎後性に分類される。

末期腎不全状態では、老廃物の排泄が低下し身体にさまざまな症状を引き起こす状態。

尿の中にタンパク質が多量に出てしまい、血液中のタンパク質が減ってしまう状態を示す症候群。

上気道炎(扁桃炎、鼻炎、中耳炎など（感染の多くはA群β溶血性連鎖球菌）)が治ってから発症する一過性の糸球体腎炎

腎臓の働きが週から月の単位で悪くなっていくタイプの腎炎。

世界で最も多い腎炎で、特に日本を含む東アジアに多い。

大量の蛋白が尿に漏れ出て、血液の蛋白濃度が低下し、むくみを伴う病気。

糸球体の成分に対する抗体ができるために、ふるいが壊れて蛋白が尿に漏れてしまうタイプの腎炎。

糸球体の基底膜が厚くなるとともに、メサンギウム細胞の数が増えるために、糸球体が分かれた葉っぱのように見える比較的稀な糸球体腎炎。

ネフローゼ症候群の原因となる病気の一つ。発症からの経過・症状は微小変化型ネフローゼ症候群によく似ているが、ステロイド薬の効きが悪い場合が多い。

治療および診断に使用される薬剤により引き起こされる腎障害の総称。

なんらかの原因で膀胱に炎症が起きている。単純性は若い女性に多い。

細菌性によって炎症を起こしている状態。高熱、腹痛、吐き気といった症状が出るのが特徴。

男性にのみ存在する前立腺に炎症が起こる病気

病原体が尿道口から侵入して尿道の粘膜に感染し炎症を引き起こす病気。性感染症に含まれ、主に性行為によって淋菌やクラミジアなどに感染する。

尿路のどこかにミネラルや有機物を含む結石ができる病気。

尿の通り道である尿道口から菌が侵入し、体内で繁殖する感染症の総称。

突然トイレに行きたくなり我慢するのが難しく、日中や夜中に何度もトイレに行くなど、排尿に関わる症状が現れる病気。

排尿筋の低活動による排出障害を示唆する症状症候群。膀胱収縮の減弱という機能障害をさし、膀胱の筋肉は排尿筋ということから、排尿筋低活動という別名がある。

慢性腎不全により数値の上昇が認められにくいのはどれか。1つ選べ。

次の心電図異常のうち慢性腎不全では出現し難い波形はどれか。2つ選べ。

急性腎障害に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ

急性糸球体腎炎に関する記述のうち正しいものはどれか。2つ選べ。

尿の中にタンパク質が多量に出てしまい、血液中のタンパク質が減ってしまう状態を示す病態はどれか。1つ選べ

ネフローゼ症候群の診断基準のうち、診断の必須条件になっているものはどれか。2つ選べ。

小児期ネフローゼ症候群で発症する原因の大半をしめ、ステロイド療法が奏功する特徴を持ち、糸球体基底膜の脚突起の融合が認められるのみで形態学的変化が少ない本疾患の病型（病気分類）はどれか。1つ選べ。

尿路感染症に関する記述のうち、正しいものはどれか。2つ選べ。

尿路結石に関する記述のうち、正しいものはどれか。2つ選べ。

突然トイレに行きたくなり我慢するのが難しく、日中や夜中に何度もトイレに行く、トイレまで我慢できずに漏らしてしまうなど、排尿（おしっこ）に関わる症状が現れる病気はどれか。1つ選べ。

過活動膀胱の症状としてふさわしくない症状はどれか。1つ選べ。

過活動膀胱と診断する場合に必須の症状はどれか。1つ選べ。