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造園施設

造園施設
34問 • 1年前
  • 有野ケラトプス
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    問題一覧

  • 1

    コンクリートはセメント, 骨材(砂, 砂利, 砕石), 水によって出来上がるものであり, セメントと水を練り混ぜることによって生じる化学反応によって硬化する作用である。この化学反応を①と呼ぶ。水和が進行すると反応生成物によってセメント粒子の間隔が狭まり, 次第に粘土を増しながら, 形を保つように固まる. この状態を②と言う。②した後から③が始まり, ①が完全に終了し③が終了するまでには長い時間を必要とする。 このように水の反応によって, ③するセメントを水硬性セメントというが, 空気中の二酸化炭素と化学反応を起こして硬化するマグネシアセメントなどは気硬性セメントと分類される。 コンクリートは, セメント, 骨材, 水の調合によって強度や④(コンクリートの打込みにおける作業性の良否)が変化する。その調合する割合を⑤と呼ぶ。セメント硬化体の強度は⑥(混合する水量の割合)によって大きく左右される。

    水和, 凝固, 硬化, ワーカビリティー, 配合, 水セメント比

  • 2

    セメントを大別すると, ①と②に区別される。①には普通・早強・超早強・中庸熱・耐硫酸塩という5種類がある。 ②には, 高炉セメント, シリカセメント, フライアッシュセメントの3種類がある。

    ポルトランドセメント, 混合セメント

  • 3

    セメント, 水, 骨材以外の材料で, コンクリートの性質を改善するために必要に応じて成分に加えるものを①と言う. このうち, 使用量が比較的少なく, その材料自体の容積がコンクリートの配合計算上無視できるものを一般的に②, 使用量が多いためその材料の容積が配合計算に関連するものを③としている。

    混和材量, 混和剤, 混和材

  • 4

    骨材は, セメントと水に練り混ぜる砂, 砂利, 砕石, 砕砂, その他これに類する材料のことである。 骨材のうち, 10mmふるいをすべて通過し5mmふるいを重量で85%以上通過するものを①, 5mmふるいに85%とどまるものを②という。

    細骨材, 粗骨材

  • 5

    練り混ぜられてから型枠に流し込まれて, まだ固まらない状態のコンクリートを①という。①の性質としては, 施工の各段階(運搬・打込み・締固め・表面仕上げ)での作業を容易に行えることが重要であり, その際に材料分離を生じたり, 品質が変化しないことも必要である。尚, コンクリートを生産方法で分類すると, 工場で生産される②と, 建設現場で生産される③に大別される。 用語の補足説明 ④:砂(細骨材)とセメントと水を練り混ぜたもの ⑤:セメントと水(各種の混和剤を含む場合もある)を練り混ぜたもの ⑥:⑦による打ち込みやすさの程度, 及び材料分離に抵抗する程度。均等質なコンクリート構造物, 部材を容易で安全に仕上げるためには, 作業に適した⑥のコンクリートを用いることが重要。この際, 作業に適した⑥は, 施工する構造物, 部材の種類, 施工方法などによって違ってくる。⑥を変化させる要素はセメントの粉末度, 混和材量の種類と量, 骨材の粒度, 単位セメント量・単位水量といったコンクリートの配合, コンクリートの配合, 練り混ぜ方法などがある。 ⑦:変形や流動性に対する抵抗の程度。⑦の小さいコンクリートを用いれば, 打ち込みや締固め作業は容易になるが, 材料の分離の傾向は大きくなる。⑦の測定には, 一般的にスランプ試験が用いられる。

    フレッシュコンクリート, レディーミクストコンクリート, 現場練りコンクリート, モルタル, セメントペースト, ワーカビリティー, コンシステンシー

  • 6

    配合には示方配合と現場配合があり, 所定の品質のコンクリートが得られるような配合(調合ともいわれる)で, 仕様書または責任技術者によって指示されたもの。 コンクリートの練上り1m^3当たりの材料使用量で表す。 配合設計の順序 1.①の最大寸法の選定 2.②の選定 3.③の決定 4.④の算定 5.⑤量の算定 6.⑥量の算定 7.⑦, ①の使用量の算定

    粗骨材, スランプ, 空気量, 配合強度, 水セメント比, 単位水, 単位セメント, 細骨材

  • 7

    コンシステンシーを測定する試験として最も一般的に用いられる試験である。コンクリートのコンシステンシーは主として水量の多少による柔らかさの程度を表す。 一般に, スランプの大きいコンクリートは材料分離を生じやすいため, コンクリートのスランプは作業に適するコンシステンシーが得られる範囲内でできるだけ小さくする。 以下にスランプ試験の概要図を示す。 一般的にコンクリートの強度は, 標準養生を行った円形柱供試体の材齢28日における圧縮強度を基準とする。 圧縮強度は, コンクリートの様々な性質の中で最も重要であり, 圧縮強度以外の強度や品質もここからある程度推測することができる。

    a

  • 8

    コンクリートは, 速やかに運搬し, 直ちに打ち込み, 十分に締固めなければならない。練り混ぜ始めてから打ち終わるまでの時間は, 原則として外気温が 25℃を超えるときは1.5時間, 25℃以下のときは2時間を超えてはならない。また, 打ち込むまでの間は, 日光, 風雨から保護することが必要である。 ・コンクリートの打ち込み作業にあたっては鉄筋の配置や型枠を乱さない。 ・打ち込んだコンクリートは型枠に横移動させてはならない ・打ち込み中に著しい材料分離が認められた場合には材料分離を防止する手段を講じなければならない。 ・一区画のコンクリートは, 打ち込みが完了するまで連続して打ち込む。 ・壁や柱などの高さが大きな構造物では, 打ち込み速度があまりに大きいと材料分離が大きくなるので分につき~程度の速度にする。 ・コンクリートはその表面が一区画内でほぼ水平になるように打ち込むことを原則とする。コンクリート打ち込みの1層の高さは締固め能力を考慮してこれを定めないといけない。  内部振動機を用いた締固めでは1層当たりの打ち込み高さは~程度とする。 ・コンクリートを2層以上に分けて打ち込む場合, 上層のコンクリートの打ち込みは下層のコンクリートが固まり始める前に行い上層と下層が一体となるように施工するのを原則とする。 ・型枠が高い場合は型枠に投入口を設けるか縦シュートあるいはポンプ配管の吐出口を打ち込み面近くまで下げてコンクリートを打ち込む。 ・コンクリートの打ち込み中表面にブリーディング水がある場合には適当な方法でこれを取り除いてからコンクリートを打ち込む。 ・ブリーディング:コンクリートを打設している間, または打設完了後にセメントや骨材が沈降し水やセメント・砂に含まれる細粒分が浮かび上がってくる。この時表面に浮かび上がってきた水をブリーディングという。

    a

  • 9

    コンクリートの締固めには, 内部振動機を用いることを原則とし, 薄い壁など内部振動機の使用が困難な場合には型枠振動機を使用しても良い。 コンクリートは鉄筋の周囲や型枠の隅々に行きわたるようにしなければならないので, これが困難な場所には そのコンクリート中のモルタルと同配合のモルタルを打設するか打ち込み直後に型枠を軽打するなどして確実にいきわたるようにする。 コンクリートを所定の品質(強度, 水密性, 耐久性)に仕上げるためには, 効果時に十分な湿度と適度な温度環境が必要であり, 外的な衝撃, 有害な応力を与えないように配慮する必要がある。これを養生という。 養生には, 硬化作用を十分に発揮, 引張応力やひび割れを防ぐ, という大きな目的がある。 養生の方法には湿潤養生, 水中養生, 膜養生, 温水養生, 蒸気養生, 気乾養生, パイプクーリング養生などがある。

  • 10

    日平均気温が25℃を超える時期には暑中コンクリートとしての措置を取らなければならない。 ・コンクリート打設時の温度は35℃以下。 ・できるだけ低温のコンクリートを打設する。 ・長時間炎熱にさらされたセメントや骨材は用いない。 ・練混ぜ水はできるだけ低温の物を使用する。 ・打込みはできるだけ早く行い, 練り混ぜてから打ち終わるまでの時間は1.5時間を超えてはならない。 ・養生は直射日光と風を防ぐ。 暑中に打ち込まれたコンクリートの表面は, 直射日光や風にさらされると急激に乾燥してひび割れを生じやすい。このため, 打込み終了後は, 露出面が乾燥しないように速やかに養生することが大切である。特に打込み後少なくとも24時間は露出面を乾燥させることが無いよう湿潤状態に保つか, または養生は少なくとも日間以上行うのが望ましい。

    暑中, 低温, 炎熱, 直射日光, ひび割れ

  • 11

    日平均気温が4℃以下になると予想されるときには, 寒中コンクリートとしての措置を取らなければならない。 ・凍結したり氷雪が混入している骨材はそのまま使用せず, 適度に加熱してから用いる。加熱は均等に行い過度に乾燥させないこと。 ・材料の過熱は, 水または骨材のみとし, セメントはどんな場合でも過熱してはならない。 ・コンクリートの打設温度は5~20℃を原則とする。 ・凍害を避けるために, 単位水量をできるだけ減らし, AEコンクリートを用いる。  AE剤の効果は, 単位水量を減らすことと, コンクリートの凍結融解の耐候性を高めることである。 ・養生温度は所定の圧縮強度が得られるまではコンクリート温度を5℃以上に保ち, さらに日間は0℃以上に保つ。 寒中コンクリートの養生方法は, 保温養生と給熱養生に分類される。 保温養生では, 断熱性の高い材料で, コンクリートの周囲を覆い, セメントの水和熱を利用して所定の強度が得られるまで保温するものである。 給熱養生は, 気温が低い場合あるいは断面が薄い場合に, 保温のみで凍結温度以上の適温に保つことが不可能なとき, 給熱により養生するものである。 給熱する場合にはその効果が無駄にならないようにシート類などによる保温養生と組み合わせて計画するのが良い。養生温度を高くすると強度発現が早くなるため, 養生期間を短くできるが, 養生終了後冷却されたときにひび割れが発生しやすくなる。一方, 養生温度を低くすると, 所定の強度が得られるまでの養生期間は長くなる。 従って, 寒中コンクリートの養生は. コンクリートの配合, 強度, 構造物の種類, 断面の厚さ, 外気温などを考慮して, その方法および期間, 養生温度などを計画することが重要となる。

    寒中, 氷雪, 水または骨材, セメント

  • 12

    コンクリートの表面が構造物の外観として露出した状態になる場合, 表面の仕上げについて考慮する必要がある。打ち込まれた状態でのコンクリートを表面として 仕上げる場合(打ち放し)と, 表面にモルタルを塗ったり骨材を露出させるなどの装飾・細工を施す場合に大別される。 【用語の補足説明】 ・プレキャストコンクリート:工事であらかじめ製作された鉄筋コンクリートパネルのことであり現場での時間とコスト短縮に役立ち天候などが養生に影響せず均一な品質が得られる。 ・プレストレストコンクリート:PC鋼材を使ってあらかじめコンクリート材に圧縮力がかかった状態にして,  荷重を受けたときにコンクリートに引張応力が発生しないようにしたコンクリートである。鉄筋を用いた鉄筋コンクリート(RC)に対してPCと呼ぶ。  どちらもコンクリートが圧縮力に強く引張力に弱いという性質を補うものである。

  • 13

    アスファルト舗装は, ①, ②, ③で構成され, ④の上に造られる。一般的な構造では, 路盤は⑤と⑥に区分され, それぞれで施工する。 ①は平坦で滑りにくく快適な走行ができるような路面を確保するものであり, 交通荷重を分散して下層に伝達する役割がある。加熱アスファルト混合物を用いる。 ③の不陸(凹凸)を整正し, ①に加わる荷重を③に均一に伝達することが, ②の役割である。加熱アスファルト混合物を用いる。 ③の役割は, ①・②にとって均一な支持基盤となり, 上層から伝達された交通荷重をさらに分散して路床に伝達している。 ④は舗装と一体になって荷重を支持する, 舗装下の厚さ約1mの部分。④下の路体に対し, 荷重をほぼ一様に分散すること, 舗装を施工するうえでの基盤としての役割を持つ。

    表層, 基層, 路盤, 路床, 上層路盤, 下層路盤

  • 14

    舗装に用いる混合物は混合所で製造されたものを原則として使用する。路盤の舗設作業前に, 泥や荒砂などに路盤表面を汚していたり, 遊離している場合には清掃を入念に行う。 敷均し作業はアスファルトフィニッシャで行うが, これは使用できない部分ではレーキによる。敷き均しの時の混合物の温度は, 一般に110℃を下回らないようにする。 舗設は気温が5℃以下の場合は行わないが, 対策を講じたうえで監督職員の承諾を得て施工することもできる。雨が降り始めた場合には作業を中止する。 敷均し圧を均一にして, さらに表面の平坦性を確保するように, 厚さを点検しながらできるだけ連続的に敷均し作業を行う。 やむを得ず舗装作業を中断して継ぎ目を作る場合や施工幅が広いことなどによって縦継目を作る場合には, 混合物を敷均す末端に型枠を設けてその端まで転圧仕上げを行って継目を作る。 この際, いかなる場合であっても下層継目の上で上層継目を重ねて施工してはならない。また継目感覚は15cm以上とする。 加熱混合物を敷均し終えたら, できるだけ早く締固めを開始する。転圧開始の温度は, 一般には初転圧は110~140℃で始められ, 二次転圧は70~90℃で完了する。 締固め手順 継目転圧→初転圧→二次転圧→仕上げ転圧

  • 15

    ①の目的は, 路盤表面部に浸透し, その部分を安定させ, 降雨による路盤の洗堀及びまたは表面水の浸透などを防止することや, さ路盤からの水分の蒸発を遮断する役割がある。また, 路盤とアスファルト混合物とのなじみをよくする。 ②は, 舗設する混合物層とその下層の瀝青安定処理層, 中間層, 基層との付着, 及び継ぎ目部の付着をよくするために行うもので, 瀝青材料を所定量均一に散布し養生する。 ③は表層または基層の上に瀝青材を散布し, その後に砂などの骨材を散布して作る表面処理をいう。※透水性アスファルト舗装には, ①, ②は行わない。

    プライムコート, タックコート, シールコート

  • 16

    アスファルト舗装の施工に用いられる機械は以下の通りである。 路床工 ・路床の敷均し:①, ② ・転圧:③等 ※置換工法や安定処理工法を用いる場合は関連した建設機械を用いる 下層路盤工, 上層路盤工 ・路盤材料の運搬:④ ・路盤材料の粗均し:① ・敷均し:② ・締固め:③, ⑤ アスファルト乳剤散布 ・ディストリピュータ, スプレーヤ 表層工, 基層工 ・アスファルト混合物の運搬:④ ・アスファルト混合物の敷均し:アスファルトフィニッシャ ・初期転圧:③(鉄輪による転圧) ・二次転圧:⑤(タイヤによる転圧) ・仕上げ転圧:⑤, ③ その他 ・土砂や路盤材アスファルト合材の小距離の運搬や④の積み込みにホイールローダを用いることがある。ホイールローダはタイヤ式のため俊敏な動きにより材料を運搬できる。 ・セメントや石灰のなどの安定剤と路床を路上現場で混合する際にスタビライザが用いられる。

    ブルドーザ, モーターグレーダ, ロードローラ, ダンプトラック, タイヤローラ

  • 17

    車いす使用者の通行に配慮した園路の寸法, 規格は, 『都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン』によって示されている。 通路の基準 ・幅は①cm以上とする。  但し, 地形の状況等やむを得ない場合, 通路の末端付近の広さが車いすの転回に支障ないものとし,  かつ50cm以内ごとに車いすが転回することができる広さの場所を設けたうえで, 幅を②cm以上とする。 ・車いす使用者が通過する際に支障になる段がないこと。  やむを得ず段を設ける場合は, 傾斜路を併設すること。 ・縦断勾配は③%以下とする。  但し, 地形の状況等やむを得ない場合は, ④%以下とすることができる。 ・横断勾配は⑤%以下とする。  但し, 地形の状況等やむを得ない場合は, 2%以下とすることができる。 傾斜路(階段や段に代わり, 又は階段に併設するもの)の基準 ・幅は②cm ・縦断勾配は④%以下とする。 ・横断勾配は設けない

    180, 120, 5, 8, 1

  • 18

    陸上競技場 方位は競技者が①のまぶしさに妨げられないように配慮する。 トラック, フィールドの長軸方向は, 南北, または北北西~南南東が望ましい。観覧者が西日に悩まされないように, メインスタンドはトラックの西側が望ましい。 トラックの許容傾斜度は幅方向で1/100, 1/1000以下とする。フィールドは, 滞水しないように中心から周辺へ向かって均等な勾配をとり, トラック内縁のフィールド側に設けた排水溝に排水する。

    太陽光線, 西

  • 19

    テニスコート 方位は競技者が太陽を直接見ないようにコートの長軸の方位が正南北からやや北西~南東とする。(9°:①~15°:②) 表面排水をとる必要があるときには硬式テニスコートで0.5%を標準とし勾配方向は次の優先順序がある。 1)一方のサイドラインから他方のサイドライン方向へ:③勾配 2)一方のベースラインから他方のベースライン方向へ:④勾配 3)一つのコーナーから対角のコーナー方向へ:⑤勾配 コートラインは原則として白色。幅はを標準とする。硬式テニスコートの場合ではベースラインのみ幅でも良い。 コートの計測は全てコートラインの外側で行う。

    沖縄, 北海道, 横, 縦, 斜

  • 20

    野球場 方位は競技者を主とする場合は, 本塁を①に, 投手板を②とする。 観覧車を主とする場合は, 本塁を②に, 投手板を①にする。 また, 風向きと方位の関係はグラウンドの長軸方向と恒風の方向が一致していることが望ましい。 内野の表面排水は, ピッチャーズマウンドを中心とし, 滞水しないように周辺に向かって勾配をとる。 ホームベースからバックネットまでは0.5~1%程度, 外野については塁線から外周に向かって0.3~0.7%程度の勾配とする。 サッカー場・ラグビー場 長軸をできるだけ南北に取る。 長軸の方向を, できるだけ土地の恒風の方向と直行させる。

    北, 南

  • 21

    運動施設の舗装は, 大まかに土系舗装と全天候型舗装に大別される。舗装は, 利用目的や利用状況管理などの経済性などを十分に考慮して決める必要がある。 代表的な舗装材についての特性をまとめる。 ①補装 「粘性土(赤土) + 荒木田(または真砂土) + 軽石」を表層とするもので, 施工が比較的容易で競技後の疲労が比較的少ないとの利点があるが, 降雨後の乾燥に時間がかかる, 乾燥すると埃が立ちやすい, 冬季の霜害を受けやすいなどの欠点もある。補修は容易であるが維持管理には手間がかかる。 尚, 表面仕上げに表面安定剤として, 塩化マグネシウム又は塩化カルシウムを均一に散布し, 転圧することがある。 ②舗装 焼成土を表層とするもので, 色彩が美しく, 競技後の疲労が少なく, 降雨後の乾燥も早いという利点がある。しかし, 含水率が高くなると軟弱化したり, 乾燥すると埃が立ちやすい。一般に霜害や凍害を受けやすく, 綿密な維持管理をしないと冬季の利用ができないという欠点がある。 ③舗装 全天候型舗装は, 樹脂系(ポリウレタン系, 合成ゴム系, 人工芝系), アスファルト系の合成材料を表層とする。 全天候型舗装の共通点は, 天候にはほとんど影響されずに競技ができ, 埃が立たないという長所があるが, 長時間の使用では疲労が残ったり, 照返しが強い, 施工費が高いといった短所もある。 樹皮系の全天候型舗装では, 高度や厚みを自由に選ぶことができ, 色彩も豊富で鮮やかである。人工芝の全天候型舗装では, 基層に開粒度アスファルト混合物を用いて透水性にすることもある。 アスファルト系は, 樹脂系よりも施工が難しいが, 補修は容易である。 ④舗装 フィールドの舗装材としての天然芝をスポーツターフといい, サッカーなどのフィールドスポーツが盛んになるに従って導入が増えてきている。 スポーツターフには, 競技者の激しい動きにも耐えて, 刈込などにも生理的に耐え, 病虫害に強いなどの条件が求められる。 また, 設置場所の気候などにも見合った種の剪定を行う必要がある。

    クレイ, アンツーカ, 全天候型, 天然芝系

  • 22

    砂遊び系遊具を設けるうえでの基本的な事項は以下の通りである。 ・面積は6~7m^2程度の広さを基準とする。 ・砂場の底は排水層を設ける。 ・砂の深さは200~400mm(一般的には(350~400mm) ・設置面と砂場枠上面または砂面と砂場枠上面との段差は220mm以下(一般的に設置面と砂場枠上面の段差は100~200mm) 揺動系遊具を設けるうえでの基本的な事項 ・着座部の幅は幼児用で~児童用で~とし奥行きは以上とする。 ・着座底面の最下点から着地面までの間隔スイングクリアランスは以上とする。管理・指導者のいる場合での幼児用のブランコはまで低減できる一般的には~。 ・境界柵を設ける場合設置面から横架材上面までの高さは~を標準とする。

  • 23

    滑降系遊具を設けるうえでの基本的な事項 ・出発部となる踊り場は, 滑降部の有効幅以上で, 奥行き300mm以上の平らな部分を設ける。 ・高低差がを超える階段やはしごなどには, 利用者が身体を支えたり安定させるための手すりを設ける ・高さを超える踊り場などには, 落下高さに応じたガードレールや転落防止策などを設ける(一般的に, 踊り場には800mmの策を設ける)。 ・滑降部の傾斜角度は基本的には水平に対して45°以下。滑降部全体として平均35°以下とする。一般的には30~36°。 懸垂運動系遊具を設けるうえでの基本的な事項 ・標準的に高さ900mm, 1000mm, 1100mmの3段階。柱間幅員1800mmとするが, 年齢によって安全度を考え検討する必要がある。 ・握り棒の長さは900mm以上とする。

  • 24

    上下動系遊具を設けるうえでの基本的な事項 ・腕部の最大傾斜角は水平に対して20°を超えないこと。 ・腕部の座面の高さは腕部を水平にした状態で設置面から750mm以下(一般的には, 中軸の高さ450mm, 両足が軽く地表に触れる)。 ・腕部を最も傾斜させたとき腕部下面先端部と設置面との間に230mm以上の空隙を確保する。 この際, タイヤなどの緩衝材を, シーソー端部や腰掛位置を設置面との間に埋め込むこともある。 徒渉池は夏季の水遊び場となる修景施設で, 子供の安全に配慮した水深とする。この際, 側壁周辺では水深を15~30cmとし, 中央最大水深50cm程度というように, 利用者の年齢構成によって安全な水深を段階別に考える必要がある。小さな子供の安全を考えるとできるだけ浅い方がいい。 また, 徒渉池は, オフシーズンでは水を落として, ローラースケートなどの舗装された遊び場に活用することもできる。

  • 25

    池や流れなどの水辺に設け岸の土などが水流によって洗堀され浸食崩壊しないように保護するものが護岸工である。代表的な護岸工について解説する。 ・草止め護岸:植栽基盤となる土を締固めよく茂った根付きの草本を植えつける方法。強度は弱いが水辺の柔らかい自然の雰囲気を作り出す。 ・しがらみ(柵)護岸:列状にある程度の間隔で打ち込んだ杭に, 小技や細竹などを編み込んで作った護岸。 ・乱杭護岸:焼丸太などの木杭を密着させて打ち込むことで土留めとする護岸。杭の高さや位置はそろえる場合もあるが, 不揃いとして趣を出すことも多い。 木杭だけでなく, 六方石などの石柱, 擬木などを用いるものもある。こうした素材を縦使いだけではなく, 横方向に流して用いることもある。 ・蛇篭護岸:鉄線を網状にして円筒形を作り, その中に玉石などを詰めた蛇篭により護岸とするもの。 細割竹や小枝を編んで15~20cm程度の小さな修景用の蛇篭を用いることがある。 ・石組護岸:池底から立ち上りまでをコンクリートで施工し, そのコンクリートの表になる面に自然石で修景した護岸。 ・切石護岸:池底から立ち上りまでをコンクリートで施工し, そのコンクリートの表になる面に切石を並べて修景した護岸。 ・玉石護岸:コンクリートなどで底張りした護岸の水際に, 玉石を並べるように配置した護岸。 ・洲浜:曲線的な入江, 川の蛇行などを模して, 流れの水辺に砂礫や玉石を敷き詰めた修景的な緩傾斜の護岸。

  • 26

    敷石を大別すると, 切石敷き, 延段に分けられる。 切石敷きは, 形の整った整形の切石を敷いた園路である。延段は, 面の平らな割石や玉石などを敷き詰めた園路であり, 飛び石との連絡のために用いられたりする。延段は, 形の整った素材によって構成される真から, 行, 草, 崩しへと野趣のある形式がある。 飛石は, 茶庭から始まった園路であり, 主な配置方法を以下に示す。

    a

  • 27

    庭園技法の中でも, 特別な役目を持って配置された石を役石という。役石には, 中くぐり, 沓脱, 蹲踞などがある。

    a

  • 28

    縁側から庭の降り口部分またはにじり口に置くのがにじり口の役石である。建物側の3つの役石がありその外側は飛び石につながる。

    a

  • 29

    個々の自然石の趣を鑑賞する景石や, 複数の立体構成としての干渉を目的とした石組は, 庭園の美しさを作り出す大事な要素である。 石はその形, 外観の特徴を見て, 大きく美しく見せるように方向や高さ, 埋め込みの深さを調節する。伏せて置き安定感を向上させたり層理を生かして据えるなどの方法もある。 庭石は, 1個(石)で十分に鑑賞できるような野面石を用い, 庭の景観におけるポイントとする。石質は似たものがよく, 同系色が基本。 同じ大きさ, 形のものを複数おくことは避ける。裾付けの際には, 石の大きさが想像しにくいように. 根入れ(埋込部分)を考慮し, 安定感を出す。 石組に用いる組石(物)は2石から始まって, 3, 5, 7と奇数の複数個の大小の石で構成する。この場合, 同質・同系で同色の石を使うのが基本である。前後左右に整然として並べることは避ける。

  • 30

    生垣や竹垣によってつくられる遮蔽効果は植物の美観と活用した修景施設の特徴の一つである。景観を構成するうえで前景を強調する効果のほかにも境界表示侵入防止外気候微調節などの様々な役割がある。 生垣の種類には外垣高垣境界垣蔓物垣混ぜ垣竹生垣・笹生垣草本垣といった種類がある。 竹垣には構造の簡単な四ツ目垣のほか建仁寺垣鉄砲垣など多彩なものがあり園地や日本庭園で使われている。

  • 31

    給水管は十分な強度衛生的な無害なものでありかつ施工しやすくコストの低廉なものが望ましく現場の埋設条件や施工条件などを考え合わせて種類を決める。尚給水管の呼び径は一般的に内径を表す。 水道用硬質塩化ビニル管:耐食性, 耐電飾性に優れ, 軽量で接着が可能なので施工性がいい。しかし低温時に耐衝撃性が低下したり, 有機溶剤や熱, 紫外線に弱い。 水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管:実内径がビニルライニング分だけ小さいが, 硬質塩化ビニル管に対してはたわみ性に富んでいて軽量, 耐寒性, 耐衝撃強さが大きい。 ダクタイル鋳鉄管:耐食性, 耐久性に優れ引張強度も高いものの, 重量が重い。 水道用ステンレス管:耐食性に優れ, 引張強度も高い。

  • 32

    公園内では, 車道, 歩道に分け, それぞれの荷重を考慮して埋設深さを決定する。 ・車道の下:1.2m以上  歩道の下:0.9m以上  歩行するだけの園路:0.6m以上  ※寒冷地では凍結深度以下に埋設する。 ・給水管を他の埋設物と近接させる場合は, 修繕作業を容易にするために30cm以上の水平距離を保つ ・開渠を横断するときは, なるべく開渠の下に敷設(伏越し)すること。 ・一般的に給水管は排水管の上に配置する。給水管の敷設位置は, できるだけ下水, 便池, 汚水などから離し, 少なくとも0.5m以上遠ざけて敷設する。 ・給水管の埋め戻しの際には, 表示テープを埋設深さの2/3ぐらいのところに敷設する。道路においては, 口径75mm以上の給水管には明示テープや明示シート等による管の明示が必要とされ, 管上30cmの位置などと決められている場合がある。 これは掘削機械などの作業によって生じる危険性がある埋設管の損傷を, 未然に防止するためである。

  • 33

    管の保護 ・酸やアルカリなどで腐食される恐れがある場合はこれに耐える材質の管か保護対策を行う。 ・電食の恐れがある場合は金属管を避けたりやむを得ず金属管を使用する場合は以上の距離を保つ。 ・硬質塩化ビニル管を壁中やコンクリートに埋め込む場合麻布・綿布などで保護する。 配管 ・配管は圧力低下を少なくするためにできるだけ最短コースをとり曲がりを少なくする。 ・消火栓などのように行き止まりの配管となる末端箇所には水抜き装置を設け水の停滞による死水を防ぐ。 ・管内に流入した空気は通水の妨げとなるので排除する。管路の高い場所など空気だまりを生じる恐れのある場所は空気を自動的に吸引させる空気弁を設ける。

  • 34

    排水方式には, 排水管などの管渠式, 排水路や側溝などの開渠式, このほか浸透式や暗渠式などがある。排水施設に集まるまでの雨水は, 地表面の勾配に沿って流下するが, 2%を超える裸地では浸食が始まるので, 勾配の急な場所では張芝や舗装などの浸食防止の対策を講じる必要がある。 排水施設断面には, 土砂などの堆積による断面減少などを考慮し, 少なくとも20%程度の余裕を見る必要がある。開渠の場合では, 適当な余裕高を含めて計画流量を通水できる断面にする必要があり, U字側溝では一般的に80%水深としている。 素掘り側溝 底の浅いV字又は台形断面に地盤を掘削して作った側溝。コンクリート製など恒久的な側溝を作るまでの一時的な目的で用いられる。 勾配の急なところ, 砂やシルトのような浸食されやすい土質の場所などでは, 洗堀の恐れがあるので別の方式とする。 芝張り側溝, 石張り側溝 側溝の底面, 通水部の洗堀を防ぐために, 芝や玉石などで補強した側溝。底の浅い皿状の局面にしてつくられることが多い。 また玉石や切石で立ち上りを付けたL型や皿型断面にすることもある。園路や園地などの仕切りを兼ねて設けられることも多い。 特に園路沿いでは, 公園利用者の安全に考慮して, 段差を少なくするなど, 排水量を考えながら構造を決める必要がある。 石積み側溝 側面を石積みにした側溝で, 台形断面の通水面積の大きな側溝。 コンクリート側溝 コンクリートのプレキャスト製品であるU字側溝, L型側溝, 皿型側溝などがある。また現場打ちで作ったり, それぞれを組み合わせる方法もある。 アスファルト側溝 アスファルトカーブによって, アスファルト舗装の路肩部分に立ち上りを作り, 排水対策とするもの。 安価であるが, 美観などを考えると使用場所に留意する必要がある。

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    問題一覧

  • 1

    コンクリートはセメント, 骨材(砂, 砂利, 砕石), 水によって出来上がるものであり, セメントと水を練り混ぜることによって生じる化学反応によって硬化する作用である。この化学反応を①と呼ぶ。水和が進行すると反応生成物によってセメント粒子の間隔が狭まり, 次第に粘土を増しながら, 形を保つように固まる. この状態を②と言う。②した後から③が始まり, ①が完全に終了し③が終了するまでには長い時間を必要とする。 このように水の反応によって, ③するセメントを水硬性セメントというが, 空気中の二酸化炭素と化学反応を起こして硬化するマグネシアセメントなどは気硬性セメントと分類される。 コンクリートは, セメント, 骨材, 水の調合によって強度や④(コンクリートの打込みにおける作業性の良否)が変化する。その調合する割合を⑤と呼ぶ。セメント硬化体の強度は⑥(混合する水量の割合)によって大きく左右される。

    水和, 凝固, 硬化, ワーカビリティー, 配合, 水セメント比

  • 2

    セメントを大別すると, ①と②に区別される。①には普通・早強・超早強・中庸熱・耐硫酸塩という5種類がある。 ②には, 高炉セメント, シリカセメント, フライアッシュセメントの3種類がある。

    ポルトランドセメント, 混合セメント

  • 3

    セメント, 水, 骨材以外の材料で, コンクリートの性質を改善するために必要に応じて成分に加えるものを①と言う. このうち, 使用量が比較的少なく, その材料自体の容積がコンクリートの配合計算上無視できるものを一般的に②, 使用量が多いためその材料の容積が配合計算に関連するものを③としている。

    混和材量, 混和剤, 混和材

  • 4

    骨材は, セメントと水に練り混ぜる砂, 砂利, 砕石, 砕砂, その他これに類する材料のことである。 骨材のうち, 10mmふるいをすべて通過し5mmふるいを重量で85%以上通過するものを①, 5mmふるいに85%とどまるものを②という。

    細骨材, 粗骨材

  • 5

    練り混ぜられてから型枠に流し込まれて, まだ固まらない状態のコンクリートを①という。①の性質としては, 施工の各段階(運搬・打込み・締固め・表面仕上げ)での作業を容易に行えることが重要であり, その際に材料分離を生じたり, 品質が変化しないことも必要である。尚, コンクリートを生産方法で分類すると, 工場で生産される②と, 建設現場で生産される③に大別される。 用語の補足説明 ④:砂(細骨材)とセメントと水を練り混ぜたもの ⑤:セメントと水(各種の混和剤を含む場合もある)を練り混ぜたもの ⑥:⑦による打ち込みやすさの程度, 及び材料分離に抵抗する程度。均等質なコンクリート構造物, 部材を容易で安全に仕上げるためには, 作業に適した⑥のコンクリートを用いることが重要。この際, 作業に適した⑥は, 施工する構造物, 部材の種類, 施工方法などによって違ってくる。⑥を変化させる要素はセメントの粉末度, 混和材量の種類と量, 骨材の粒度, 単位セメント量・単位水量といったコンクリートの配合, コンクリートの配合, 練り混ぜ方法などがある。 ⑦:変形や流動性に対する抵抗の程度。⑦の小さいコンクリートを用いれば, 打ち込みや締固め作業は容易になるが, 材料の分離の傾向は大きくなる。⑦の測定には, 一般的にスランプ試験が用いられる。

    フレッシュコンクリート, レディーミクストコンクリート, 現場練りコンクリート, モルタル, セメントペースト, ワーカビリティー, コンシステンシー

  • 6

    配合には示方配合と現場配合があり, 所定の品質のコンクリートが得られるような配合(調合ともいわれる)で, 仕様書または責任技術者によって指示されたもの。 コンクリートの練上り1m^3当たりの材料使用量で表す。 配合設計の順序 1.①の最大寸法の選定 2.②の選定 3.③の決定 4.④の算定 5.⑤量の算定 6.⑥量の算定 7.⑦, ①の使用量の算定

    粗骨材, スランプ, 空気量, 配合強度, 水セメント比, 単位水, 単位セメント, 細骨材

  • 7

    コンシステンシーを測定する試験として最も一般的に用いられる試験である。コンクリートのコンシステンシーは主として水量の多少による柔らかさの程度を表す。 一般に, スランプの大きいコンクリートは材料分離を生じやすいため, コンクリートのスランプは作業に適するコンシステンシーが得られる範囲内でできるだけ小さくする。 以下にスランプ試験の概要図を示す。 一般的にコンクリートの強度は, 標準養生を行った円形柱供試体の材齢28日における圧縮強度を基準とする。 圧縮強度は, コンクリートの様々な性質の中で最も重要であり, 圧縮強度以外の強度や品質もここからある程度推測することができる。

    a

  • 8

    コンクリートは, 速やかに運搬し, 直ちに打ち込み, 十分に締固めなければならない。練り混ぜ始めてから打ち終わるまでの時間は, 原則として外気温が 25℃を超えるときは1.5時間, 25℃以下のときは2時間を超えてはならない。また, 打ち込むまでの間は, 日光, 風雨から保護することが必要である。 ・コンクリートの打ち込み作業にあたっては鉄筋の配置や型枠を乱さない。 ・打ち込んだコンクリートは型枠に横移動させてはならない ・打ち込み中に著しい材料分離が認められた場合には材料分離を防止する手段を講じなければならない。 ・一区画のコンクリートは, 打ち込みが完了するまで連続して打ち込む。 ・壁や柱などの高さが大きな構造物では, 打ち込み速度があまりに大きいと材料分離が大きくなるので分につき~程度の速度にする。 ・コンクリートはその表面が一区画内でほぼ水平になるように打ち込むことを原則とする。コンクリート打ち込みの1層の高さは締固め能力を考慮してこれを定めないといけない。  内部振動機を用いた締固めでは1層当たりの打ち込み高さは~程度とする。 ・コンクリートを2層以上に分けて打ち込む場合, 上層のコンクリートの打ち込みは下層のコンクリートが固まり始める前に行い上層と下層が一体となるように施工するのを原則とする。 ・型枠が高い場合は型枠に投入口を設けるか縦シュートあるいはポンプ配管の吐出口を打ち込み面近くまで下げてコンクリートを打ち込む。 ・コンクリートの打ち込み中表面にブリーディング水がある場合には適当な方法でこれを取り除いてからコンクリートを打ち込む。 ・ブリーディング:コンクリートを打設している間, または打設完了後にセメントや骨材が沈降し水やセメント・砂に含まれる細粒分が浮かび上がってくる。この時表面に浮かび上がってきた水をブリーディングという。

    a

  • 9

    コンクリートの締固めには, 内部振動機を用いることを原則とし, 薄い壁など内部振動機の使用が困難な場合には型枠振動機を使用しても良い。 コンクリートは鉄筋の周囲や型枠の隅々に行きわたるようにしなければならないので, これが困難な場所には そのコンクリート中のモルタルと同配合のモルタルを打設するか打ち込み直後に型枠を軽打するなどして確実にいきわたるようにする。 コンクリートを所定の品質(強度, 水密性, 耐久性)に仕上げるためには, 効果時に十分な湿度と適度な温度環境が必要であり, 外的な衝撃, 有害な応力を与えないように配慮する必要がある。これを養生という。 養生には, 硬化作用を十分に発揮, 引張応力やひび割れを防ぐ, という大きな目的がある。 養生の方法には湿潤養生, 水中養生, 膜養生, 温水養生, 蒸気養生, 気乾養生, パイプクーリング養生などがある。

  • 10

    日平均気温が25℃を超える時期には暑中コンクリートとしての措置を取らなければならない。 ・コンクリート打設時の温度は35℃以下。 ・できるだけ低温のコンクリートを打設する。 ・長時間炎熱にさらされたセメントや骨材は用いない。 ・練混ぜ水はできるだけ低温の物を使用する。 ・打込みはできるだけ早く行い, 練り混ぜてから打ち終わるまでの時間は1.5時間を超えてはならない。 ・養生は直射日光と風を防ぐ。 暑中に打ち込まれたコンクリートの表面は, 直射日光や風にさらされると急激に乾燥してひび割れを生じやすい。このため, 打込み終了後は, 露出面が乾燥しないように速やかに養生することが大切である。特に打込み後少なくとも24時間は露出面を乾燥させることが無いよう湿潤状態に保つか, または養生は少なくとも日間以上行うのが望ましい。

    暑中, 低温, 炎熱, 直射日光, ひび割れ

  • 11

    日平均気温が4℃以下になると予想されるときには, 寒中コンクリートとしての措置を取らなければならない。 ・凍結したり氷雪が混入している骨材はそのまま使用せず, 適度に加熱してから用いる。加熱は均等に行い過度に乾燥させないこと。 ・材料の過熱は, 水または骨材のみとし, セメントはどんな場合でも過熱してはならない。 ・コンクリートの打設温度は5~20℃を原則とする。 ・凍害を避けるために, 単位水量をできるだけ減らし, AEコンクリートを用いる。  AE剤の効果は, 単位水量を減らすことと, コンクリートの凍結融解の耐候性を高めることである。 ・養生温度は所定の圧縮強度が得られるまではコンクリート温度を5℃以上に保ち, さらに日間は0℃以上に保つ。 寒中コンクリートの養生方法は, 保温養生と給熱養生に分類される。 保温養生では, 断熱性の高い材料で, コンクリートの周囲を覆い, セメントの水和熱を利用して所定の強度が得られるまで保温するものである。 給熱養生は, 気温が低い場合あるいは断面が薄い場合に, 保温のみで凍結温度以上の適温に保つことが不可能なとき, 給熱により養生するものである。 給熱する場合にはその効果が無駄にならないようにシート類などによる保温養生と組み合わせて計画するのが良い。養生温度を高くすると強度発現が早くなるため, 養生期間を短くできるが, 養生終了後冷却されたときにひび割れが発生しやすくなる。一方, 養生温度を低くすると, 所定の強度が得られるまでの養生期間は長くなる。 従って, 寒中コンクリートの養生は. コンクリートの配合, 強度, 構造物の種類, 断面の厚さ, 外気温などを考慮して, その方法および期間, 養生温度などを計画することが重要となる。

    寒中, 氷雪, 水または骨材, セメント

  • 12

    コンクリートの表面が構造物の外観として露出した状態になる場合, 表面の仕上げについて考慮する必要がある。打ち込まれた状態でのコンクリートを表面として 仕上げる場合(打ち放し)と, 表面にモルタルを塗ったり骨材を露出させるなどの装飾・細工を施す場合に大別される。 【用語の補足説明】 ・プレキャストコンクリート:工事であらかじめ製作された鉄筋コンクリートパネルのことであり現場での時間とコスト短縮に役立ち天候などが養生に影響せず均一な品質が得られる。 ・プレストレストコンクリート:PC鋼材を使ってあらかじめコンクリート材に圧縮力がかかった状態にして,  荷重を受けたときにコンクリートに引張応力が発生しないようにしたコンクリートである。鉄筋を用いた鉄筋コンクリート(RC)に対してPCと呼ぶ。  どちらもコンクリートが圧縮力に強く引張力に弱いという性質を補うものである。

  • 13

    アスファルト舗装は, ①, ②, ③で構成され, ④の上に造られる。一般的な構造では, 路盤は⑤と⑥に区分され, それぞれで施工する。 ①は平坦で滑りにくく快適な走行ができるような路面を確保するものであり, 交通荷重を分散して下層に伝達する役割がある。加熱アスファルト混合物を用いる。 ③の不陸(凹凸)を整正し, ①に加わる荷重を③に均一に伝達することが, ②の役割である。加熱アスファルト混合物を用いる。 ③の役割は, ①・②にとって均一な支持基盤となり, 上層から伝達された交通荷重をさらに分散して路床に伝達している。 ④は舗装と一体になって荷重を支持する, 舗装下の厚さ約1mの部分。④下の路体に対し, 荷重をほぼ一様に分散すること, 舗装を施工するうえでの基盤としての役割を持つ。

    表層, 基層, 路盤, 路床, 上層路盤, 下層路盤

  • 14

    舗装に用いる混合物は混合所で製造されたものを原則として使用する。路盤の舗設作業前に, 泥や荒砂などに路盤表面を汚していたり, 遊離している場合には清掃を入念に行う。 敷均し作業はアスファルトフィニッシャで行うが, これは使用できない部分ではレーキによる。敷き均しの時の混合物の温度は, 一般に110℃を下回らないようにする。 舗設は気温が5℃以下の場合は行わないが, 対策を講じたうえで監督職員の承諾を得て施工することもできる。雨が降り始めた場合には作業を中止する。 敷均し圧を均一にして, さらに表面の平坦性を確保するように, 厚さを点検しながらできるだけ連続的に敷均し作業を行う。 やむを得ず舗装作業を中断して継ぎ目を作る場合や施工幅が広いことなどによって縦継目を作る場合には, 混合物を敷均す末端に型枠を設けてその端まで転圧仕上げを行って継目を作る。 この際, いかなる場合であっても下層継目の上で上層継目を重ねて施工してはならない。また継目感覚は15cm以上とする。 加熱混合物を敷均し終えたら, できるだけ早く締固めを開始する。転圧開始の温度は, 一般には初転圧は110~140℃で始められ, 二次転圧は70~90℃で完了する。 締固め手順 継目転圧→初転圧→二次転圧→仕上げ転圧

  • 15

    ①の目的は, 路盤表面部に浸透し, その部分を安定させ, 降雨による路盤の洗堀及びまたは表面水の浸透などを防止することや, さ路盤からの水分の蒸発を遮断する役割がある。また, 路盤とアスファルト混合物とのなじみをよくする。 ②は, 舗設する混合物層とその下層の瀝青安定処理層, 中間層, 基層との付着, 及び継ぎ目部の付着をよくするために行うもので, 瀝青材料を所定量均一に散布し養生する。 ③は表層または基層の上に瀝青材を散布し, その後に砂などの骨材を散布して作る表面処理をいう。※透水性アスファルト舗装には, ①, ②は行わない。

    プライムコート, タックコート, シールコート

  • 16

    アスファルト舗装の施工に用いられる機械は以下の通りである。 路床工 ・路床の敷均し:①, ② ・転圧:③等 ※置換工法や安定処理工法を用いる場合は関連した建設機械を用いる 下層路盤工, 上層路盤工 ・路盤材料の運搬:④ ・路盤材料の粗均し:① ・敷均し:② ・締固め:③, ⑤ アスファルト乳剤散布 ・ディストリピュータ, スプレーヤ 表層工, 基層工 ・アスファルト混合物の運搬:④ ・アスファルト混合物の敷均し:アスファルトフィニッシャ ・初期転圧:③(鉄輪による転圧) ・二次転圧:⑤(タイヤによる転圧) ・仕上げ転圧:⑤, ③ その他 ・土砂や路盤材アスファルト合材の小距離の運搬や④の積み込みにホイールローダを用いることがある。ホイールローダはタイヤ式のため俊敏な動きにより材料を運搬できる。 ・セメントや石灰のなどの安定剤と路床を路上現場で混合する際にスタビライザが用いられる。

    ブルドーザ, モーターグレーダ, ロードローラ, ダンプトラック, タイヤローラ

  • 17

    車いす使用者の通行に配慮した園路の寸法, 規格は, 『都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン』によって示されている。 通路の基準 ・幅は①cm以上とする。  但し, 地形の状況等やむを得ない場合, 通路の末端付近の広さが車いすの転回に支障ないものとし,  かつ50cm以内ごとに車いすが転回することができる広さの場所を設けたうえで, 幅を②cm以上とする。 ・車いす使用者が通過する際に支障になる段がないこと。  やむを得ず段を設ける場合は, 傾斜路を併設すること。 ・縦断勾配は③%以下とする。  但し, 地形の状況等やむを得ない場合は, ④%以下とすることができる。 ・横断勾配は⑤%以下とする。  但し, 地形の状況等やむを得ない場合は, 2%以下とすることができる。 傾斜路(階段や段に代わり, 又は階段に併設するもの)の基準 ・幅は②cm ・縦断勾配は④%以下とする。 ・横断勾配は設けない

    180, 120, 5, 8, 1

  • 18

    陸上競技場 方位は競技者が①のまぶしさに妨げられないように配慮する。 トラック, フィールドの長軸方向は, 南北, または北北西~南南東が望ましい。観覧者が西日に悩まされないように, メインスタンドはトラックの西側が望ましい。 トラックの許容傾斜度は幅方向で1/100, 1/1000以下とする。フィールドは, 滞水しないように中心から周辺へ向かって均等な勾配をとり, トラック内縁のフィールド側に設けた排水溝に排水する。

    太陽光線, 西

  • 19

    テニスコート 方位は競技者が太陽を直接見ないようにコートの長軸の方位が正南北からやや北西~南東とする。(9°:①~15°:②) 表面排水をとる必要があるときには硬式テニスコートで0.5%を標準とし勾配方向は次の優先順序がある。 1)一方のサイドラインから他方のサイドライン方向へ:③勾配 2)一方のベースラインから他方のベースライン方向へ:④勾配 3)一つのコーナーから対角のコーナー方向へ:⑤勾配 コートラインは原則として白色。幅はを標準とする。硬式テニスコートの場合ではベースラインのみ幅でも良い。 コートの計測は全てコートラインの外側で行う。

    沖縄, 北海道, 横, 縦, 斜

  • 20

    野球場 方位は競技者を主とする場合は, 本塁を①に, 投手板を②とする。 観覧車を主とする場合は, 本塁を②に, 投手板を①にする。 また, 風向きと方位の関係はグラウンドの長軸方向と恒風の方向が一致していることが望ましい。 内野の表面排水は, ピッチャーズマウンドを中心とし, 滞水しないように周辺に向かって勾配をとる。 ホームベースからバックネットまでは0.5~1%程度, 外野については塁線から外周に向かって0.3~0.7%程度の勾配とする。 サッカー場・ラグビー場 長軸をできるだけ南北に取る。 長軸の方向を, できるだけ土地の恒風の方向と直行させる。

    北, 南

  • 21

    運動施設の舗装は, 大まかに土系舗装と全天候型舗装に大別される。舗装は, 利用目的や利用状況管理などの経済性などを十分に考慮して決める必要がある。 代表的な舗装材についての特性をまとめる。 ①補装 「粘性土(赤土) + 荒木田(または真砂土) + 軽石」を表層とするもので, 施工が比較的容易で競技後の疲労が比較的少ないとの利点があるが, 降雨後の乾燥に時間がかかる, 乾燥すると埃が立ちやすい, 冬季の霜害を受けやすいなどの欠点もある。補修は容易であるが維持管理には手間がかかる。 尚, 表面仕上げに表面安定剤として, 塩化マグネシウム又は塩化カルシウムを均一に散布し, 転圧することがある。 ②舗装 焼成土を表層とするもので, 色彩が美しく, 競技後の疲労が少なく, 降雨後の乾燥も早いという利点がある。しかし, 含水率が高くなると軟弱化したり, 乾燥すると埃が立ちやすい。一般に霜害や凍害を受けやすく, 綿密な維持管理をしないと冬季の利用ができないという欠点がある。 ③舗装 全天候型舗装は, 樹脂系(ポリウレタン系, 合成ゴム系, 人工芝系), アスファルト系の合成材料を表層とする。 全天候型舗装の共通点は, 天候にはほとんど影響されずに競技ができ, 埃が立たないという長所があるが, 長時間の使用では疲労が残ったり, 照返しが強い, 施工費が高いといった短所もある。 樹皮系の全天候型舗装では, 高度や厚みを自由に選ぶことができ, 色彩も豊富で鮮やかである。人工芝の全天候型舗装では, 基層に開粒度アスファルト混合物を用いて透水性にすることもある。 アスファルト系は, 樹脂系よりも施工が難しいが, 補修は容易である。 ④舗装 フィールドの舗装材としての天然芝をスポーツターフといい, サッカーなどのフィールドスポーツが盛んになるに従って導入が増えてきている。 スポーツターフには, 競技者の激しい動きにも耐えて, 刈込などにも生理的に耐え, 病虫害に強いなどの条件が求められる。 また, 設置場所の気候などにも見合った種の剪定を行う必要がある。

    クレイ, アンツーカ, 全天候型, 天然芝系

  • 22

    砂遊び系遊具を設けるうえでの基本的な事項は以下の通りである。 ・面積は6~7m^2程度の広さを基準とする。 ・砂場の底は排水層を設ける。 ・砂の深さは200~400mm(一般的には(350~400mm) ・設置面と砂場枠上面または砂面と砂場枠上面との段差は220mm以下(一般的に設置面と砂場枠上面の段差は100~200mm) 揺動系遊具を設けるうえでの基本的な事項 ・着座部の幅は幼児用で~児童用で~とし奥行きは以上とする。 ・着座底面の最下点から着地面までの間隔スイングクリアランスは以上とする。管理・指導者のいる場合での幼児用のブランコはまで低減できる一般的には~。 ・境界柵を設ける場合設置面から横架材上面までの高さは~を標準とする。

  • 23

    滑降系遊具を設けるうえでの基本的な事項 ・出発部となる踊り場は, 滑降部の有効幅以上で, 奥行き300mm以上の平らな部分を設ける。 ・高低差がを超える階段やはしごなどには, 利用者が身体を支えたり安定させるための手すりを設ける ・高さを超える踊り場などには, 落下高さに応じたガードレールや転落防止策などを設ける(一般的に, 踊り場には800mmの策を設ける)。 ・滑降部の傾斜角度は基本的には水平に対して45°以下。滑降部全体として平均35°以下とする。一般的には30~36°。 懸垂運動系遊具を設けるうえでの基本的な事項 ・標準的に高さ900mm, 1000mm, 1100mmの3段階。柱間幅員1800mmとするが, 年齢によって安全度を考え検討する必要がある。 ・握り棒の長さは900mm以上とする。

  • 24

    上下動系遊具を設けるうえでの基本的な事項 ・腕部の最大傾斜角は水平に対して20°を超えないこと。 ・腕部の座面の高さは腕部を水平にした状態で設置面から750mm以下(一般的には, 中軸の高さ450mm, 両足が軽く地表に触れる)。 ・腕部を最も傾斜させたとき腕部下面先端部と設置面との間に230mm以上の空隙を確保する。 この際, タイヤなどの緩衝材を, シーソー端部や腰掛位置を設置面との間に埋め込むこともある。 徒渉池は夏季の水遊び場となる修景施設で, 子供の安全に配慮した水深とする。この際, 側壁周辺では水深を15~30cmとし, 中央最大水深50cm程度というように, 利用者の年齢構成によって安全な水深を段階別に考える必要がある。小さな子供の安全を考えるとできるだけ浅い方がいい。 また, 徒渉池は, オフシーズンでは水を落として, ローラースケートなどの舗装された遊び場に活用することもできる。

  • 25

    池や流れなどの水辺に設け岸の土などが水流によって洗堀され浸食崩壊しないように保護するものが護岸工である。代表的な護岸工について解説する。 ・草止め護岸:植栽基盤となる土を締固めよく茂った根付きの草本を植えつける方法。強度は弱いが水辺の柔らかい自然の雰囲気を作り出す。 ・しがらみ(柵)護岸:列状にある程度の間隔で打ち込んだ杭に, 小技や細竹などを編み込んで作った護岸。 ・乱杭護岸:焼丸太などの木杭を密着させて打ち込むことで土留めとする護岸。杭の高さや位置はそろえる場合もあるが, 不揃いとして趣を出すことも多い。 木杭だけでなく, 六方石などの石柱, 擬木などを用いるものもある。こうした素材を縦使いだけではなく, 横方向に流して用いることもある。 ・蛇篭護岸:鉄線を網状にして円筒形を作り, その中に玉石などを詰めた蛇篭により護岸とするもの。 細割竹や小枝を編んで15~20cm程度の小さな修景用の蛇篭を用いることがある。 ・石組護岸:池底から立ち上りまでをコンクリートで施工し, そのコンクリートの表になる面に自然石で修景した護岸。 ・切石護岸:池底から立ち上りまでをコンクリートで施工し, そのコンクリートの表になる面に切石を並べて修景した護岸。 ・玉石護岸:コンクリートなどで底張りした護岸の水際に, 玉石を並べるように配置した護岸。 ・洲浜:曲線的な入江, 川の蛇行などを模して, 流れの水辺に砂礫や玉石を敷き詰めた修景的な緩傾斜の護岸。

  • 26

    敷石を大別すると, 切石敷き, 延段に分けられる。 切石敷きは, 形の整った整形の切石を敷いた園路である。延段は, 面の平らな割石や玉石などを敷き詰めた園路であり, 飛び石との連絡のために用いられたりする。延段は, 形の整った素材によって構成される真から, 行, 草, 崩しへと野趣のある形式がある。 飛石は, 茶庭から始まった園路であり, 主な配置方法を以下に示す。

    a

  • 27

    庭園技法の中でも, 特別な役目を持って配置された石を役石という。役石には, 中くぐり, 沓脱, 蹲踞などがある。

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  • 28

    縁側から庭の降り口部分またはにじり口に置くのがにじり口の役石である。建物側の3つの役石がありその外側は飛び石につながる。

    a

  • 29

    個々の自然石の趣を鑑賞する景石や, 複数の立体構成としての干渉を目的とした石組は, 庭園の美しさを作り出す大事な要素である。 石はその形, 外観の特徴を見て, 大きく美しく見せるように方向や高さ, 埋め込みの深さを調節する。伏せて置き安定感を向上させたり層理を生かして据えるなどの方法もある。 庭石は, 1個(石)で十分に鑑賞できるような野面石を用い, 庭の景観におけるポイントとする。石質は似たものがよく, 同系色が基本。 同じ大きさ, 形のものを複数おくことは避ける。裾付けの際には, 石の大きさが想像しにくいように. 根入れ(埋込部分)を考慮し, 安定感を出す。 石組に用いる組石(物)は2石から始まって, 3, 5, 7と奇数の複数個の大小の石で構成する。この場合, 同質・同系で同色の石を使うのが基本である。前後左右に整然として並べることは避ける。

  • 30

    生垣や竹垣によってつくられる遮蔽効果は植物の美観と活用した修景施設の特徴の一つである。景観を構成するうえで前景を強調する効果のほかにも境界表示侵入防止外気候微調節などの様々な役割がある。 生垣の種類には外垣高垣境界垣蔓物垣混ぜ垣竹生垣・笹生垣草本垣といった種類がある。 竹垣には構造の簡単な四ツ目垣のほか建仁寺垣鉄砲垣など多彩なものがあり園地や日本庭園で使われている。

  • 31

    給水管は十分な強度衛生的な無害なものでありかつ施工しやすくコストの低廉なものが望ましく現場の埋設条件や施工条件などを考え合わせて種類を決める。尚給水管の呼び径は一般的に内径を表す。 水道用硬質塩化ビニル管:耐食性, 耐電飾性に優れ, 軽量で接着が可能なので施工性がいい。しかし低温時に耐衝撃性が低下したり, 有機溶剤や熱, 紫外線に弱い。 水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管:実内径がビニルライニング分だけ小さいが, 硬質塩化ビニル管に対してはたわみ性に富んでいて軽量, 耐寒性, 耐衝撃強さが大きい。 ダクタイル鋳鉄管:耐食性, 耐久性に優れ引張強度も高いものの, 重量が重い。 水道用ステンレス管:耐食性に優れ, 引張強度も高い。

  • 32

    公園内では, 車道, 歩道に分け, それぞれの荷重を考慮して埋設深さを決定する。 ・車道の下:1.2m以上  歩道の下:0.9m以上  歩行するだけの園路:0.6m以上  ※寒冷地では凍結深度以下に埋設する。 ・給水管を他の埋設物と近接させる場合は, 修繕作業を容易にするために30cm以上の水平距離を保つ ・開渠を横断するときは, なるべく開渠の下に敷設(伏越し)すること。 ・一般的に給水管は排水管の上に配置する。給水管の敷設位置は, できるだけ下水, 便池, 汚水などから離し, 少なくとも0.5m以上遠ざけて敷設する。 ・給水管の埋め戻しの際には, 表示テープを埋設深さの2/3ぐらいのところに敷設する。道路においては, 口径75mm以上の給水管には明示テープや明示シート等による管の明示が必要とされ, 管上30cmの位置などと決められている場合がある。 これは掘削機械などの作業によって生じる危険性がある埋設管の損傷を, 未然に防止するためである。

  • 33

    管の保護 ・酸やアルカリなどで腐食される恐れがある場合はこれに耐える材質の管か保護対策を行う。 ・電食の恐れがある場合は金属管を避けたりやむを得ず金属管を使用する場合は以上の距離を保つ。 ・硬質塩化ビニル管を壁中やコンクリートに埋め込む場合麻布・綿布などで保護する。 配管 ・配管は圧力低下を少なくするためにできるだけ最短コースをとり曲がりを少なくする。 ・消火栓などのように行き止まりの配管となる末端箇所には水抜き装置を設け水の停滞による死水を防ぐ。 ・管内に流入した空気は通水の妨げとなるので排除する。管路の高い場所など空気だまりを生じる恐れのある場所は空気を自動的に吸引させる空気弁を設ける。

  • 34

    排水方式には, 排水管などの管渠式, 排水路や側溝などの開渠式, このほか浸透式や暗渠式などがある。排水施設に集まるまでの雨水は, 地表面の勾配に沿って流下するが, 2%を超える裸地では浸食が始まるので, 勾配の急な場所では張芝や舗装などの浸食防止の対策を講じる必要がある。 排水施設断面には, 土砂などの堆積による断面減少などを考慮し, 少なくとも20%程度の余裕を見る必要がある。開渠の場合では, 適当な余裕高を含めて計画流量を通水できる断面にする必要があり, U字側溝では一般的に80%水深としている。 素掘り側溝 底の浅いV字又は台形断面に地盤を掘削して作った側溝。コンクリート製など恒久的な側溝を作るまでの一時的な目的で用いられる。 勾配の急なところ, 砂やシルトのような浸食されやすい土質の場所などでは, 洗堀の恐れがあるので別の方式とする。 芝張り側溝, 石張り側溝 側溝の底面, 通水部の洗堀を防ぐために, 芝や玉石などで補強した側溝。底の浅い皿状の局面にしてつくられることが多い。 また玉石や切石で立ち上りを付けたL型や皿型断面にすることもある。園路や園地などの仕切りを兼ねて設けられることも多い。 特に園路沿いでは, 公園利用者の安全に考慮して, 段差を少なくするなど, 排水量を考えながら構造を決める必要がある。 石積み側溝 側面を石積みにした側溝で, 台形断面の通水面積の大きな側溝。 コンクリート側溝 コンクリートのプレキャスト製品であるU字側溝, L型側溝, 皿型側溝などがある。また現場打ちで作ったり, それぞれを組み合わせる方法もある。 アスファルト側溝 アスファルトカーブによって, アスファルト舗装の路肩部分に立ち上りを作り, 排水対策とするもの。 安価であるが, 美観などを考えると使用場所に留意する必要がある。