問題一覧
1
C型肝炎ウイルスの増殖をおさえる抗ウイルス薬
ソホスブビル
2
糖尿病治療薬。インスリン抵抗性を軽減し、肝臓において糖産生を抑制することで、末梢組織における糖利用を高め、血糖を低下させる特徴を有する糖尿病治療薬。
ビオグリタゾン
3
アレグラ。抗ヒスタミン薬(H1受容体遮断薬)
フェキソヘェナジン
4
解熱鎮痛薬。インフルエンザにも使用できる。過量投与すると肝障害を起こす。
アセトアミノフェン
5
抗コリン薬。消化管の蠕動運動を抑制するため、薬物の吸収を遅らせる。
アトロピン
6
抗ヒスタミン薬(中程度)催眠・鎮痛作用が強い。蕁麻疹や皮膚炎などに伴うかゆみに対して用いられる。
ジフェンヒドラミン
7
糖尿病治療薬。グリコラン。インスリン抵抗性改善薬の中のビグアナイド薬。肝職での糖新生を抑制し、筋でのグルコースの消費を増やす。消化管でのグルコースの吸収を抑える。
メトホルミン
8
キシロカイン。局所麻酔薬として用いられる。心室性不整脈に用いられる。 ナトリウムチャネルを抑制することによって、心臓の刺激伝導を抑える。
リドカイン
9
骨や血中脂質代謝において、作動薬として作用し、骨密度を増加させ、血中脂質を下げる。骨粗鬆症に使用される。
ラロキシフェン
10
妊娠中の早産予防の目的で、β2刺激薬が子宮収縮抑制剤として使用される。
リトドリン
11
白内障治療薬。散瞳に使う、抗コリン薬。
トロピカミド
12
最も使用されている抗リウマチ薬。 副作用が間質性肺炎
メトトレキサート
13
抗不安薬。ベンゾジアゼピン系薬物。神経症の不安・緊張を除く。脳と脊髄の障害による筋痙攣の抑制に用いる
ジアゼパム
14
糖尿病治療薬。糖吸収・排泄節薬。糖の再吸収を阻害することで、尿中へのグルコース排泄を増加させて血糖値を下げる。有害作用としては、性器の感染症に罹患しやすくなったり、脱水になる場合がある。
イプラグリフロジン
15
すべてのてんかん発作に有効。GABAトランスアミナーゼを阻害する。
バルプロ酸
16
降圧薬。アンギオテンシン変換酵素阻害薬。アンギオテンシン変換酵素を阻害することによってアンギオテンシンの産生とブラジキニンの分解を抑制し、血管を拡張させ、血圧をさげる。
カプトプリル
17
止痢薬。(下痢を止める)腸管のオピオイド受容体に結合し、アセチルコリンの遊離を抑えることによって、腸管の運動を抑制する。脳に移行しないため。麻薬としての作用はない
ロペラミド
18
抗アレルギー薬。抗トロンボキサン A₂薬。気管支を収縮させ、気道過敏性を高 めるため、気管支喘息の予防に用いられる。
オザグレル
19
催眠薬。ベンゾジアゼピン系の薬物であり、半減期が数時間と短く、翌朝にふら つき・倦怠感を残しにくい。長時間の連用で依存を生じ、急に中止すると反動 で不眠、不安、幻覚、妄想などの禁断症状を起こす。
トリアゾラム
20
排尿を促す薬物。主に男性。α₁遮断薬。交感神経の活動を抑制することによって、尿道を弛緩させ、排尿を促す。前立腺のα₁受容体を遮断して前立腺による尿道の圧迫を解除する。
タムスロシン
21
糖尿病治療薬。インスリン分泌促進薬(中でもスルホニル尿素薬)であり、膵臓のβ細胞にある SU 受容体を刺激し、分泌顆粒からインスリンを放出させる作用を持つ。
グリべンクラミド
22
パーキンソン症候群治療薬。投与された 5%が脳に移行してドパミンに転化して、90%以上が末梢でドパミンとなる。有害作用として、末梢のドパミン作用(起立性低血圧・不整脈)がある。
レボドパ
23
筋弛緩薬で骨格筋のニコチン受容体を遮断して筋弛緩をおこす
ロクロニウム
24
ドパミン受容体とセロトニン受容体を阻害し、統合失調症の治療に用いられる
オランザピン
25
甲状腺ホルモンの酸性を抑制するため、バセドウ病の治療に用いられる
チアマゾール
26
真菌の細胞膜成分の合成を阻害する
イトラコナゾール
27
細菌のDNA複製を限査することで抗菌作用を示す
レボフロキサシン
28
グレリン様作用薬で、がん悪液質に用いられる
アナモレリン
29
細胞傷害性抗がん薬。微小管阻害薬の一つであり、イチイのとげに含まれる女の子のアルカロイドを科学的に修飾して作られる抗がん薬である。進行性の卵巣がんや、転移性乳がんなどに対して使用される。重大な過敏性反応として呼吸困難、蕁麻疹、低血圧症がある。
パクリタキセル
30
中枢のα2受容体を刺激することで末梢でのカテコールアミン類の分泌を抑制する中枢性の高血圧治療
クロニジン
31
筋弛緩薬でニコチン受容体に結合して持続的に受容体を刺激することで骨格筋の機能を低下させる
スキサメトニウム
32
気分安定薬で双極性障害の躁状態に特異的に作用して脳を静穏化する。躁うつの再発を予防
炭酸リチウム
33
難治性または原因不明の慢性咳嗽の治療薬として開発された経口投与の選択的 P2X3 受容体拮抗薬
ゲーファピキサント
34
パーキンソン症候群治療薬 カテコール-O-メチル基転移酵素(COMT)を阻害して末梢でのレボドパの不活性化を防ぐ
エンタカポン
35
口血糖降下薬及び注射薬のなかのインスリン分泌促進薬の中の DPP-4 阻害薬。LP-1 を増加させることでインスリン分泌を促進する。
シタグリプチン
36
脂質異常症治療薬の※HMG-CoA 還元酵素阻害薬。 スタチン類の薬物。肝臓や小腸でのコレステロール生合成酵素※を阻害する。 つまりコレステロールが低下する。
プラバスタチン
37
筋弛緩薬で脳卒中後遺症や脳性麻痺による筋肉のこわばりに効く
ダントロレン
38
抗菌薬でペニシリン系抗菌薬。 (細胞壁合成阻害薬の中の β ラクタム系の中のペニシリン系。)
メチシリン
39
心不全治療薬の強心薬の中のカテコールアミン(選択的 β1 作動薬)。 収縮力が低下した急性心不全の患者さんに効果あり
ドブタミン
40
うつ薬。中枢神経のシナプス前細胞にあるアドレナリンα2受容体が調節してるノルアドレナリンやセロトニンの遊離を阻害することで、中枢神経ノルアドレナリンやセロトニンの遊離を増強する
ミルタザピン
41
骨粗鬆症治療薬で骨形成を促進する薬。活性型ビタミン D3製剤。
アルファカルシドール
42
α4β7 インテグリンと MAdCAM-1 が接着することを阻害し、T リンパ球が腸管へ移動することを抑制し炎症を軽減する。 潰瘍性大腸炎の病態において、腸管粘膜で T リンパ球が炎症を引き起こす中心的な役割を果たす。
ベドリズマブ
43
気管支喘息に効く薬の中の気管支拡張薬のβ2 刺激薬。長時間作用型。気管支平滑筋のアドレナリンβ2 受容体に作用し、平滑筋の緊張を低下させて気管支拡張させる
サルメテロール
44
下剤のアントラキノン誘導体。大腸の腸内細菌によってレインアンスロンに代謝されこれが腸管を刺激して排便を促す
センノシド
45
抗血液凝固薬の Xa 阻害薬。Xa 因子の活性を直接的に阻害する経口抗血液凝固薬で、直接経口抗凝固薬(DOAC)と言われる
リバーロキサバン
46
降圧薬。アンギオテンシンⅡ受容体拮抗(ARB)。アンギオテンシンⅡの受容体への結合を阻害し、血圧を低下させる。ACE 阻害薬と比べて、から空咳の頻度が低いという利点がある。
ロサルタン
47
生物学的製剤。関節リウマチ・潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬。抗 TNF 抗体である。
インフリキシマブ
48
ドパミン受容体を遮断する。統合失調症の陽性症状に有効で、陰性症状には無効。黒質-線条体系のドパミンの D2 受容体も遮断するためパーキンソン症候群。視床下部-下垂体系の D2 受容体を遮断し、プロラクチンの分泌を促進する。高プロラクチン血症。
クロルプロマジン
49
甲状腺ホルモンを補う。甲状腺機能低下症などに用いる。不足したホルモンの補充療法として行われる。
レボチロキシンナトリウム
50
結核治療薬。抗酸菌の細胞壁の合成を阻害している。視神経炎によって視力低下を引き起こすことがあるが、投薬の中止によって回復する。
エタンブドール