問題一覧
1
抗血液凝固薬の Xa 阻害薬。Xa 因子の活性を直接的に阻害する経口抗血液凝固薬で、直接経口抗凝固薬(DOAC)と言われる
リバーロキサバン
2
(セレベント)気管支喘息に効く薬の中の気管支拡張薬のβ2 刺激薬。長時間作用型。気管支平滑筋のアドレナリンβ2 受容体に作用し、平滑筋の緊張を低下させて気管支拡張させる
サルメテロール
3
白内障治療薬。散瞳に使う、抗コリン薬。
トロピカミド
4
ドパミン受容体を遮断する。統合失調症の陽性症状に有効で、陰性症状には無効。黒質-線条体系のドパミンの D2 受容体も遮断するためパーキンソン症候群。視床下部-下垂体系の D2 受容体を遮断し、プロラクチンの分泌を促進する。高プロラクチン血症。
クロルプロマジン
5
甲状腺ホルモンの酸性を抑制するため、バセドウ病の治療に用いられる
チアマゾール
6
アレグラ。抗ヒスタミン薬(H1受容体遮断薬)
フェキソヘェナジン
7
エンドキサン。細胞傷害性抗がん薬。有害作用として、出血性膀胱炎があるが輸液の投与や飲水によって尿量を増やし、解毒薬のメスナを投与することで有害作用を抑制できる。
シクロフォススファミド
8
躁病の治療薬であり、有効血中濃度が狭いため治療薬物モニタリング(TDM)を必要とする。
炭酸リチウム
9
筋弛緩を回復する薬
スガマデクス
10
降圧薬。アンギオテンシン変換酵素阻害薬。アンギオテンシン変換酵素を阻害することによってアンギオテンシンの産生とブラジキニンの分解を抑制し、血管を拡張させ、血圧をさげる。
カプトプリル
11
造血因子製剤。コロニー刺激因子製剤。遺伝子組み換え技術による製剤。骨髄からの好中球の放出を促して、末梢血の好中球数の増加をもたらすサイトカイン。
フィルグラスチム
12
降圧薬。アンギオテンシンⅡ受容体拮抗(ARB)。アンギオテンシンⅡの受容体への結合を阻害し、血圧を低下させる。ACE 阻害薬と比べて、から空咳の頻度が低いという利点がある。
ロサルタン
13
抗菌薬でペニシリン系抗菌薬。 (細胞壁合成阻害薬の中の β ラクタム系の中のペニシリン系。)
メチシリン
14
抗TNFa(腫瘍壊死因子)抗体製剤であり、慢性関節リウマチや潰瘍性大腸炎の治療薬に用いられる
インフリキシマブ
15
排尿を促す薬物。主に男性。α₁遮断薬。交感神経の活動を抑制することによって、尿道を弛緩させ、排尿を促す。前立腺のα₁受容体を遮断して前立腺による尿道の圧迫を解除する。
タムスロシン
16
抗不安薬。ベンゾジアゼピン系薬物。神経症の不安・緊張を除く。脳と脊髄の障害による筋痙攣の抑制に用いる
ジアゼパム
17
真菌の細胞膜成分の合成を阻害する
イトラコナゾール
18
パーキンソン症候群治療薬。投与された 5%が脳に移行してドパミンに転化して、90%以上が末梢でドパミンとなる。有害作用として、末梢のドパミン作用(起立性低血圧・不整脈)がある。
レボドパ
19
ドパミン受容体とセロトニン受容体を阻害し、統合失調症の治療に用いられる
オランザピン
20
糖尿病治療薬。インスリン分泌促進薬。服用後すぐに効果が出て、速やかに効果が切れる。食後の高血糖予防で食前に摂取する。
ナテグリニド
21
糖尿病治療薬。インスリン分泌促進薬(中でもスルホニル尿素薬)であり、膵臓のβ細胞にある SU 受容体を刺激し、分泌顆粒からインスリンを放出させる作用を持つ。
グリべンクラミド
22
(コムタン)パーキンソン症候群治療薬 カテコール-O-メチル基転移酵素(COMT)を阻害して末梢でのレボドパの不活性化を防ぐ
エンタカポン
23
中枢のα2受容体を刺激することで末梢でのカテコールアミン類の分泌を抑制する中枢性の高血圧治療
クロニジン
24
結核菌に有効
ストレプトマイシン
25
すべてのてんかん発作に有効。GABAトランスアミナーゼを阻害する。
バルプロ酸
26
(ニコチン性アセチルコリン受容体に作用し、筋弛緩作用を示す
ロクロニウム
27
止痢薬。(下痢を止める)腸管のオピオイド受容体に結合し、アセチルコリンの遊離を抑えることによって、腸管の運動を抑制する。脳に移行しないため。麻薬としての作用はない
ロペラミド
28
抗ヒスタミン薬(中程度)催眠・鎮痛作用が強い。蕁麻疹や皮膚炎などに伴うかゆみに対して用いられる。
ジフェンヒドラミン
29
大腸の細菌によって5-アミノサリチル酸に分解され、抗炎症作用を発揮する
サラゾスルファピリジン
30
抗コリン薬。消化管の蠕動運動を抑制するため、薬物の吸収を遅らせる。
アトロピン
31
細菌のDNA複製を限査することで抗菌作用を示す
レボフロキサシン
32
(メバロチン)脂質異常症治療薬の※HMG-CoA 還元酵素阻害薬。 スタチン類の薬物。肝臓や小腸でのコレステロール生合成酵素※を阻害する。 つまりコレステロールが低下する。
プラバスタチン
33
大腸を刺激して排便を促進するため、下利として用いられる
センノシド
34
抗アドレナリン薬。β受容体遮断薬。喘息患者には禁忌。β1 受容体だけではなくβ2受容体を阻害するため、気管支の拡張を阻害する。副作用はめまい、ふらつき。
カルベジロール
35
血栓溶解薬。血栓フィブリンを特異的に溶解する。急性心筋梗塞 6 時間以内、脳梗塞 4.5 時間以内などに用いる。
アルテプラーゼ
36
(エサンブトール)結核治療薬。抗酸菌の細胞壁の合成を阻害している。視神経炎によって視力低下を引き起こすことがあるが、投薬の中止によって回復する。
エタンブドール
37
(グタクティブ)経口血糖降下薬及び注射薬のなかのインスリン分泌促進薬の中の DPP-4 阻害薬。LP-1 を増加させることでインスリン分泌を促進する。
シタグリプチン
38
降圧薬。血管拡張薬。Ca²⁺イオンチャネルを阻害することで血管平滑筋の収縮を抑制する
ニフェジピン
39
(ダントリウム)筋弛緩薬で脳卒中後遺症や脳性麻痺による筋肉のこわばりに効く
ダントロレン
40
糖尿病治療薬。インスリン抵抗性を軽減し、肝臓において糖産生を抑制することで、末梢組織における糖利用を高め、血糖を低下させる特徴を有する糖尿病治療薬。
ビオグリタゾン
41
解熱鎮痛薬。インフルエンザにも使用できる。過量投与すると肝障害を起こす。
アセトアミノフェン
42
(ドブトレックス) 心不全治療薬の強心薬の中のカテコールアミン(選択的 β1 作動薬)。 収縮力が低下した急性心不全の患者さんに効果あり
ドブタミン
43
C型肝炎ウイルスの増殖をおさえる抗ウイルス薬
ソホスブビル
44
糖尿病治療薬。グリコラン。インスリン抵抗性改善薬の中のビグアナイド薬。肝職での糖新生を抑制し、筋でのグルコースの消費を増やす。消化管でのグルコースの吸収を抑える。
メトホルミン
45
α4β7 インテグリンと MAdCAM-1 が接着することを阻害し、T リンパ球が腸管へ移動することを抑制し炎症を軽減する。 潰瘍性大腸炎の病態において、腸管粘膜で T リンパ球が炎症を引き起こす中心的な役割を果たす。
ベドリズマブ
46
催眠薬。ベンゾジアゼピン系の薬物であり、半減期が数時間と短く、翌朝にふら つき・倦怠感を残しにくい。長時間の連用で依存を生じ、急に中止すると反動 で不眠、不安、幻覚、妄想などの禁断症状を起こす。
トリアゾラム
47
抗うつ薬。選択的にセロトニンのシナプス前への再取り込みを抑制し、シナプス間隙のセロトニン濃度を上昇させるSSRIである。服用時の吐き気・嘔吐
フルボキサミン
48
(リフレックス)抗うつ薬。中枢神経のシナプス前細胞にあるアドレナリンα2受容体が調節してるノルアドレナリンやセロトニンの遊離を阻害することで、中枢神経ノルアドレナリンやセロトニンの遊離を増強する
ミルタザピン
49
甲状腺ホルモンを補う。甲状腺機能低下症などに用いる。不足したホルモンの補充療法として行われる。
レボチロキシンナトリウム