小児看護学概論Ⅱ

小児看護学概論Ⅱ
63問 • 1年前
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    問題一覧

  • 1

    Aちゃん(8歳、女児)は、自血病leukemiaの終末期で入院しているが、病状は安定している。両親と姉のB ちゃん(10歳)の4人家族である。 Aちゃんの家族へ看護師が伝える内容として適切なのはどれか。

    「Aちゃんが食べたい物を食べて良いです」

  • 2

    Aちゃん(3歳、女児)は、父親(会社員)と母親(会社員)との3人暮らし。Aちゃんは、生後11か月のときに、卵による食物アレルギーfood allergyと診断され、医師の指示で卵の除去食療法をしていた。保育所では卵を除去した給食が提供されている。Aちゃんは保育所の給食の時間に、隣の席の園児の卵が入ったおかずを摂取し、蕁麻疹と咳嗽が出現した。保育士に連れられて救急外来を受診した。Aちゃんは保育土に抱っこされ、「かゆい」と訴えており、咳込みがみられた。 受診時に観察する項目で優先度が高いのはどれか。

    心拍数

  • 3

    Aちゃんは、食物アレルギーfood allergyによるアナフィラキシーanaphylaxisと診断された。アドレナリンの筋肉内注射の後、点滴静脈内注射による補液と酸素吸入が開始された。バイタルサインは問題なく、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>99%であったが、経過観察のため入院となった。Aちゃんは「お母さんに会いたい。おうちに帰りたい」と泣き始めた。母親は、保育所から連絡を受けて病院に到着し、医師から現在の病状について説明を受けた。母親は「Aは大丈夫ですか」と看護師に不安を訴えていた。 母親への看護師の対応として最も適切なのはどれか。

    来院時から現在までのAちゃんの様子を伝える。

  • 4

    翌日、Aちゃんは症状が落ち着いたため退院することとなった。母親は「卵を除去した給食を出してもらっていたのですが、また今回の様なことが起こるのではないかと心配です」と不安な様子である。 このときの母親への指導として最も適切なのはどれか。

    「今後の給食時の対応を保育士と相談しましょう」

  • 5

    A君(14歳、男子)は、夏休みのサッカー部の部活動で、朝10時から12時まで屋外で練習した。昼食時におにぎり2個とお茶を500ml摂取し、休憩後の13時から15時まで再び練習した。この日は晴天で、外気温は32°Cであった。15分休憩し練習を再開したところ。A君は突然頭痛と悪心とを訴え、グラウンドの隅に座り込んだ。サッカー部担当のB教諭が、A君を日陰で横にして休ませ様子をみていたが、症状が改善せず、顔面蒼白、冷汗が出現した。A君は「気持ち悪い」と言った後に嘔吐した。 B教諭が病院に電話連絡したところ、熱中症heatillnessの疑いがあるため、A君をタクシーで病院に連れて行くこととなった。このときのA君の意識は清明で、体温は38.7°Cであった。 病院到着までに、看護師がB教諭に指示する処置として適切なのはどれか。

    A君の体を冷やす。

  • 6

    B教諭に付き添われて、A君は病院に到着した。来院時、A君のバイタルサインは、体温38.5°C,呼吸数 261分、脈拍128/分、血圧90/48mmHgであった。口唇粘膜は乾燥し、皮膚をつまむとゆっくり戻る状態であった。血液検査データは、赤血球580万/L、自血球12,500/L,Hb16.8g/dL,Na152mEq/L,K4.OmEd/L, C1109mEqlL,クレアチニン0.9mg/dLであった。尿比重1.035。受診時の身長165cm、体重57kg(発症前60kg)。 A君の状態に対するアセスメントとして適切なのはどれか。

    高ナトリウム血症である

  • 7

    A君は熱中症heat illnessと診断された。点滴静脈内注射の後、A君の状態は回復し、家族とともに帰宅することとなった。付き添いのB教諭から、今後の部活動における熱中症予防について看護師に相談があった。 熱中症予防のための指導内容で適切なのはどれか。

    口渇がなくても水分摂取を促す。

  • 8

    組A君(13歳、男子)。2週前から下腿の紫斑、腹痛、膝関節の疼痛が出現し、近くのクリニックを受診した。血尿および重白尿も認められたため、病院を紹介され受診した。既往歴よび家族歴に特記すべきことはない。 身体所見:体温36.7°C,血圧110/66mmHg。意識清明。腹痛、浮腫なし。両膝関節の軽度の疼痛があるが、腫脹および発赤なし。両下腿に紫斑が散在している。 検査所見:血液所見:赤血球470万/L、白血球5,600/L、血小板21万/。プロトロンビン活性<PT活性>105%(基準値80~120%)。活性化部分トロンボプラスチン時間<APTT> 32.0秒(基準対照31.2秒)。クレアチニン0.56mg/dL,アルブミン3.7g/dL, CRP0.1mg/dL。補体価(CH50)4110/mL(基準値30~451U/mL),抗核抗体陰性。尿所見:蛋白3+、潜血2+、赤血球50~99/1視野。 A君の状態から最も考えられる疾患はどれか。

    Henoch-SchonleinHenoch-Schonlein purpura ヘノツホ・シェーンライン>紫斑病<IgA血管炎IgAvasculitis)

  • 9

    その後6か月間、A君は外来で経過観察となった。関節症状および紫斑は自然に消失したが、尿の異常と低蛋白血症は変わらず、その他の所見も変化がなかった。 A君の尿の異常の確定診断をするために最も重要な検査はどれか。

    腎生検

  • 10

    検査の結果、A君は2年間のステロイド治療が必要と判断された。1か月後に外来受診の予定である。 看護師からA君に対して行う生活指導で適切なのはどれか。

    「紫斑が出現したら記録してください」

  • 11

    小児の呼吸法が、腹式呼吸から成人と同じ胸式呼吸に変化する時期はどれか。

    7歳

  • 12

    Aちゃん(1歳6ヶ月、男児)ば、5日前から発熱し、自宅近くのかかりつけ医に通院していたが解熱せず、昨日から眼球結膜の充血、口唇の発赤と亀裂が出現したため入院した。検査では、体幹の発疹と手足の浮腫もあり、川崎病Kawasaki diseaseおよび脱水症dehydrationと診断された。Aちゃんに対し、点滴静脈内注射による脱水症dehydrationの治療が開始され、左手掌から前腕までシーネで固定された。Aちゃんは機嫌が悪く、両手をバタバタと上下に動かしながら泣いている。左手背の留置針刺入部には、腫限や発赤はない。

    気をそらすよう工夫する。

  • 13

    Aちゃんの血液検査の結果は、白血球15,000/L,血小板45万/IL,CRP4.8mg/dLであり,心臓超音波検査に異常はなかった。y-グロブリン製剤の点滴静脈内注射が開始された。10分後にAちゃんは腹部をかきはじめ,全身にかゆみを伴う膨隆疹と喘鳴、口唇のチアノーゼが出現した。 Aちゃんの状態として最も考えられるのはどれか

    アレルギー反応

  • 14

    Aちゃんの心臓超音波検査結果では、冠状動脈瘤coronary artery aneurysmの所見はなかった。Aちゃんは、全身状態が安定したため退院することになった。 看護師からAちゃんの家族への退院指導で適切なのはどれか。

    定期受診が必要である。

  • 15

    障害のレベルを運動機能と知能指数で区分するのはどれか。

    大島分類

  • 16

    Aちゃん(8歳、女児)は、両親と妹(3歳)の4人家族である。2歳時に気管支喘息bronchial asthmac診断された。5歳までは喘息発作のため救急外来を受診することも多く、年に1回は入院していた。6歳か発作を起こすこともなくなり、定期受診はしなくなっていた。アレルゲンは、ダニとハウスダストである。 Aちゃんは、学校から帰ってきた後から咳嗽がみられ、元気がなかった。夕食はあまり食べずに就寝した。夜間になり「苦しくて眠れない」と訴え。日親とともに救急外来を受診した。口元での喘が著明であり、問診すると途切れ途切れに話した。救急外来受診時のバイタルサインは、体温36.9°C、呼吸数36/分、心拍数120分」経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)92%であった。 Aちゃんの気管支喘息の発作強度はどれか。

    中発作

  • 17

    救急外来で気管支拡張薬の吸入が行われたが、吸入後も呼吸数32分、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2)94%であったため入院することになった。入院後、鼻カニューレによる酸素投与と点滴静脈内注射が開始され、1日3回のステロイド薬の静脈内注射と1日4回の気管支拡張薬の吸入が開始された。翌日、酸素投与は中止された。バイタルサインは、体温36.8°C,呼吸数22分、心拍数94/分、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2) 97%。聴診で喘鳴が聴取された。Aちゃんは「楽になった」と話し、笑顔が見られるようになった。 この時のAちゃんへの看護で適切なのはどれか。

    排痰を促す

  • 18

    気管支喘息bronchial asthmaによる発作は軽快して点滴静脈内注射が中止された。咳嗽が軽度あるが全身状態は良好であるため、退院が決定した。Aちゃんに学校での生活状況を確認すると「最近、喘息発作はなかったけど、体育の時は咳が出たり苦しくなったりすることが時々あった」と話した。そのため、Aちゃんと母親に、退院後も抗アレルギー薬の内服と副腎皮質ステロイド薬の吸入を続けるように医師から説明された。 看護師のAちゃんに対する退院後の指導で適切なのはどれか。

    「学校で咳が続くときは先生に伝えましょう」

  • 19

    Aちゃん(生後10か月)は、それまで機嫌よく過ごしていたが、夕方から突然不機嫌になり、15~20分ごとに激しく泣いては、泣き止むことを繰り返した。Aちゃんは夕食の離乳食を食べず哺乳もしなかったが、嘔吐したため21時に保護者と救急病院を受診した。担当医師は保護者に、腸重積intussusceptionが疑われるためグリセリン浣腸を行って便性を確認する、と説明した。体温は37.1°Cであった。

    .イチゴゼリー様便

  • 20

    Aちゃんへの腹部超音波検査の結果、腸重積症intussusceptionの診断が確定し、静脈内注射による鎮静下で高圧洗腸が行われることになった。 看護師が一連の処置の準備をするにあたり、最も重要な物品はどれか。

    経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2)モニター

  • 21

    Aちゃんは、高圧浣腸により重積が整復され、経過観察のため入院した。翌朝、経口摂取が可能となり、状態も落ちついているため退院が決定した。保護者から「退院後に何か注意することはありますか」と看護師に質問があった。 保護者への説明で適切なのはどれか。

    同じような症状が出たら受診してください」

  • 22

    大泉門の説明で正しいのはどれか。

    閉鎖が早すぎる場合は小頭症microcephalyを疑う。

  • 23

    1A君(8歳、男児,小学3年生)は、父親(40歳、会社員)と母親(38歳、主婦)との3人暮らし。多飲と夜を主訴に小児科を受診した。尿糖4+のため、1型糖尿病ype 1 diabetes melitusの疑いで病に紹介され、精密検査を目的に入院した。A君は身長123cm、体重27.5kg(1か月前の体重は29.5kg)。入院時のバイタルサインは、体温36.9°C、脈拍100/分、血圧98/42mmHg。随時血糖300mg/dL、HbA1c9.3%、抗グルタミン酸デカルポキシラーゼGAD>抗体陽性。尿糖4+、尿ケトン体3+。血液ガス分析pH7.02であった。 入院時に確認する症状はどれか。2つ選べ。

    腹痛

  • 24

    入院時に確認する症状はどれか。2つ選べ。

    意識レベル

  • 25

    入院後、インスリンの持続点滴静脈内注射が開始された。入院後3日に血糖値が安定し、インスリンの持続点滴静脈内注射が中止された。ペン型注射器によるインスリン療法が開始され、看護師は母親とA君に自己血糖測定とインスリン自己注射について説明した。A君は「自分で注射するなんてできない」と言っインスリン自己注射の練習が進まない。 A君への看護師の対応で最も適切なのはどれか。

    インスリン自己注射をしている同年代の糖尿病患児と話す機会を作る。

  • 26

    A君と母親は、自己血糖測定とインスリン自己注射に関する手技を身につけて退院し、外来通院となった。退院後2か月、A君と母親が定期受診で来院した際、看護師がA君に生活の様子を尋ねたところ「学校では血糖測定もインスリン注射もやっているよ。給食は楽しみで好き嫌いなく食べているよ」と話した。 母親は「帰宅時に時々手の震えや空腹感を訴え、血糖を測定すると60mg/dL台のことがあり、自分で補食を選んで食べています。なぜ日によって低血糖になることがあるのでしょうか」と話している。 看護師がA君の低血糖の原因をアセスメントする際に優先して収集すべき情報はどれか。

    学校での運動量

  • 27

    乳児の安静時におけるバイタルサインで基準値から逸脱しているのはどれか。

    心拍数60/分

  • 28

    Aちゃん(5歳、女児)は、インフルエンザ脳症infuenza encephalopathyの終末期である。Aちゃんに意識はなく、付き添っている母親は「私がもっと早く病院に連れて来ればこんなことにならなかったのに」と病室で泣いている。 Aちゃんの母親への対応で適切なのはどれか。

    母親がAちゃんに対してできるケアを提案する。

  • 29

    3歳児の排泄行動の発達に該当するのはどれか。

    トイレに行くまで排尿を我慢できる。

  • 30

    Aちゃん(7歳、女児、小学1年生)は、3歳ころから夜間就寝中や保育所の昼の時に時々いびきがあり、保育所の友達に「Aちゃんがうるさくて眠れない」と言われた。母親が心配してAちゃんを小児科外来に連れて行った。その後、Aちゃんは外来で経過観察されてきたが、今年の4月から7月までの間に、急性扁桃炎acute tonsilitisを3回起こしていることや、睡眠時無呼吸がみられるようになったことから、8月中に扁桃腺摘出術を受けることになった。 定期外来の受診時に、手術が決まったことが医師からAちゃんに伝えられた。Aちゃんは「なんで手術するの」と涙ぐんでいる。 扁桃腺摘出術を受けるAちゃんに対する看護師の説明で適切なのはどれか。

    「覆ているときに息を止めてしまうことがあるからだよ」

  • 31

    手術後1日。Aちゃんはベッド上で、静かにぬり絵をして遊んでいたが、昼食時には黙って涙ぐみ、食事や水分も摂ろうとしない。付き添っている母親は「痛くて食べられないようです」と看護師に言った。Aちゃんのバイタルサインは、体温37.6°C,血圧100/60mmHg。 看護師がAちゃんの痛みを把握するのに最も適切な方法はどれか。

    Aちゃんに痛みスケールを使って示してもらう。

  • 32

    手術後1日。 着護師が行うAちゃんの術後出血の観察方法で適切なのはどれか。

    唾液の色を観察する。

  • 33

    Aちゃん(11歳、女児)は、5日前から両側の眼瞼浮腫と急な体重増加があり、尿量が少ないため来院した。 高度の蛋白もみられたため入院し、ネフローゼ症候群nephrotic syndromeと診断されステロイド治療の方針となった。 現時点でのAちゃんへの看護で適切なのはどれか。

    一時的に満月様顔貌になることを説明する。

  • 34

    小児期における消化器の特徴で正しいのはどれか。

    新生児期は胃内容物が食道に逆流しやすい。

  • 35

    A君(7歳、男児)は、サッカークラブに所属している。本日、練習中に転倒して右腕を地面についた後、肘周囲に腫れと強い痛みが生じたため、父親と救急外来を受診した。エックス線撮影の結果、右側の上腕骨類上骨折supracondylar fracture of humerusと診断され、非観血的整復とギプス固定が行われることになった。A君は不安な表情で父親と処置室の前で待っている。 ギプス固定にあたり、A君への看護師の説明で適切なのはどれか。

    ギプスに使うものを見せながら説明する。

  • 36

    A君は,整復術後の経過観察のため1泊入院することになった。 整復術後の合併症の観察方法で適切なのはどれか。

    感覚純麻の有無は患肢の手指を触れて観察する。

  • 37

    退院時、A君は「明日から学校に行けるかな」と看護師に質問した。看護師は,学校には行けることを伝えた後、学校生活における注意点を説明することにした。 A君への説明で適切なのはどれか。

    「ギプスをぶつけないようにしてね」

  • 38

    生後から20歳になるまでの器官の発育発達を示した曲線(Scammon スカモン)の発育発達曲線)を図に示す。 胸腺の成長を示すのはどれか。

    1

  • 39

    小学校の児童が石けんと流水を用いた手指衛生の手技を習得するために最も適切な学習方法はどれか。

    手洗い場で体験する。

  • 40

    平成29年度(2017年度)の人口動態統計における、小児の年齢階級別死因のうち第1位が悪性新生物く腫瘍)である年齢階級はどれか。

    5~9歳

  • 41

    健康な小児の成長・発達で正しいのはどれか。

    身長は出生後1年で出生時の約1.5倍になる。

  • 42

    生後10か月の健康な乳児にみられる神経反射はどれか。

    Landau (ランドー>反射

  • 43

    Aちゃん(生後3週)は、在40週,3,070gで出生した。生後5日で退院し、退院時の体重は3,080g であった。完全母乳栄養である。 現病歴:5日前から嘔吐があり、次第に哺乳のたびに噴水状に場吐するようになった。今朝も吐があり、吐物は白色である。排尿もないため家族に連れられ来院した。Aちゃんは肥厚性幽門狭窄症 hypertrophic pyloric stenosisが疑われ入院した。 身体所見:体重3,380g、体温36.7°C。脈拍120/分、整。血圧74/52mmHg。大泉門は陥凹、皮膚のツルゴ ールは低下、上腹部は軽度膨降。 検査所見:白血球9,600/L。Na131mEq/L,K3.4mEq/L, CI86mEq/L, CRP0.1mg/dL Aちゃんの状態のアセスメントで正しいのはどれか。

    非汁性嘔吐である

  • 44

    検査の結果、Aちゃんは肥厚性幽門狭窄症hypertrophic pyloric stenosisと診断された。Aちゃんは直ちに絶飲食となり、経鼻胃管が留置され、持続点滴静脈内注射が開始された。担当医師と家族とが治療方針を話し合った結果、全身状態が安定したあとに手術をする方針になった。 Aちゃんの術前看護で正しいのはどれか。

    経鼻胃管は自然開放とする

  • 45

    入院後3日。Aちゃんは全身状態が安定し、全身麻酔下で腹腔鏡を用いた粘膜外幽門筋切開術(Ramstedtラムステッド)手術)を受けた。 術後の看護で適切なのはどれか。

    授乳前後の排気

  • 46

    Aちゃん(5か月、女児)は、父親(会社員),母親(主婦)、兄のB君(3歳)と4人家族である。近所に祖父母が住んでいる。Aちゃんは3日前から鼻汁と咳嗽があり、昨日夕方より39°Cの発熱がみられ小児科外来を受診した。自宅で哺乳量の低下はなく、1日に1、2回咳嗽とともに嘔吐がみられていた。来院時、体温39.3°C,呼吸数45/分、脈拍142/分、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>98%(room air)であった。診察と検査の結果、RSウイルスによる急性細気管支炎acute bronchiolitisと診断され、去痰薬が処方された。 診察後、家庭でのケアについてAちゃんの母親に指導することになった。 看護師の指導で適切なのはどれか。

    「哺乳前に鼻水を器具で吸引してあげてください」

  • 47

    60分、脈拍154分。経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2)92%(room air), 口唇色と顔色はやや不良であった。胸部エックス線撮影で肺炎像は認められない。Aちゃんは、経口摂取不良と呼吸困難のため、母親が付き添って入院することとなった。酸素吸入と点滴静脈内注射が開始された。 入院前のAちゃんについて母親から収集すべき情報で優先度が高いのはどれか。

    最終排尿の時間

  • 48

    入院後7日、Aちゃんは症状が軽快し、哺乳量も増加して翌日の金曜日に退院が決定した。母親は「Aはだいぶ元気になりました。でもBが泣いたり、かんしゃくをおこしたりすることが増えているようです。どうしたらいいでしょう」と看護師に相談した。入院中、土曜日、日曜日は父親がB君の世話をしており、平日は祖父母が世話をしているとのことであった。退時、父親は休暇をとりAちゃんと母親を迎えに来る予定である。 母親への看護師の対応として適切なのはどれか。

    「B君に関わる時間をたっぷりとりましょう」

  • 49

    発育と発達に遅れのない生後6か月の男児。BCG接種の翌日に接種部位が赤く腫れ次第に増悪して膿がみられたため、母親は接種後4日目に医療機関に電話で相談し、看護師が対応した。児に発熱はなく、哺乳や機嫌は良好である。 このときの看護師の説明で適切なのはどれか。

    「速やかに来院してください」

  • 50

    入院中の小児のストレス因子と発達段階の組合せで正しいのはどれか。

    病気の予後への不安-学童期

  • 51

    現在、肺転移があり終未期にある。呼吸障害のため鼻腔カニューレで酸素(21/分)を吸入中である。A君の食事摂取量は減っているが意識は清明である。1週後に院内で卒業式が予定されている。A君は「卒業式に出席したい」と話している。 看護師のA君への対応として適切なのはどれか。

    出席できるように準備しようと話す。

  • 52

    Aちゃん(生後24日、女児)は両親と3人暮らし。母親が母子健康手帳の便色カードを見て、Aちゃんの便色が気になったため、Aちゃんを連れて近所の小児科医院を受診した。Aちゃんは在胎39週、出生体重3,100g、出生時に異常はない。 現在、混合栄養で体重は3,700gである。体温37.2°C,呼吸数36/分、心拍数108/分、撃、血圧78/44mmHg。眼球結膜に黄染を認める。 血液検査結果:Hb12.6g/dL、白血球7,800/L、血小板21万/1L、プロトロンビン時間<PT)88%、総ビリルビン11.3mg/dL; 直接ビリルビン9.5mg/dL, AST96U/L, ALT126UIL。 紹介先の病院で腹部超音波検査を実施した結果、Aちゃんは胆道閉鎖症biiary atresiaの疑いがあり入院した。 Aちゃんの便として考えられるのはどれか。

    灰白色便

  • 53

    Aちゃんは入院7日に術中胆道造影検査で胆道閉鎖症biliary atresiaと確定診断された。手術は無事に終了した。術後は絶食となり、腹腔ドレーンが挿入され、持続的点滴静脈内注射が行われている。母親は疾患や治療について理解している。術後3日、付き添っていた母親は看護師に「Aはおなかが空いて泣き止まないし、私はAを抱っこもできず、何もしてあげられません。つらいです」と涙を浮かべて話した。 看護師の母親への対応で、最も適切なのはどれか。

    話しかけやおしゃぶりの活用など母親ができることを伝える

  • 54

    内服が重要であると説明があり、敷剤が方された。日親から看護師に「赤ちゃんに粉の薬をどうやって飲ませたらよいのでしょうか」と質問があった。看護師は散剤を()に混ぜて飲ませること を説明した。 ( )に入るのはどれか。

    白湯

  • 55

    新生児や乳児が胎児期に母体から受け取った抗体は次のどれか。

    IgG

  • 56

    生後11か月の男児。ある日の朝,自宅でボタン型電池を飲み込んだ疑いがあり、その日の午前中に外来を受診した。胸部エックス線撮影によって、ボタン型電池が食道下部にあることが確認された。 行われる処置で適切なのはどれか。

    緊急摘出術の実施

  • 57

    Aちゃん(2歳10か月、女児)は昨日から下痢と幅吐を繰り返し、食事が摂れなくなったため、母親に抱かれて小児科外来を受診した。診察の結果、ウイルス性胃腸炎viral gastroenteritisによる中等度の脱水症dehydrationと診断され入院した。入院時、体温38.2°C,呼吸数36/分、心拍数136/分であった。3日前の保育所の身体計測では身長90cm、体重12.5kgであった。 Aちゃんにみられる状態はどれか

    皮膚のツルゴールは低下している。

  • 58

    Aちゃんは、個室隔離での入院となり、持続点滴静脈内注射が開始された。排泄が自立していないため営 段から紙オムツを使用している。 Aちゃんのオムツ交換における注意点について、入院に付き添う母親への看護師の説明で適切なのはどれか。

    オムツ交換後に石けんで手洗いを行う。

  • 59

    入院2日。Aちゃんは、水様便は続いているが幅吐はなくなった。付き添ってる母親は「Aは大泣きして、ストレスが溜まっているみたいです。アイスクリームを食べたいみたいです」と看護師に話した。 このときに看護師が母親に伝える内容で適切なのはどれか。

    Aちゃんの好きなおもちゃを自宅から持参してよいこと

  • 60

    A君(男児)は3歳の誕生日を迎えた。生後8か月のときに鶏卵の摂取でアナフィラキシーを起こしたため、かかりつけ医を受診した。それ以降、現在までA君は鶏卵の摂取を禁止するよう説明されている。鶏卵以外の食物は摂取して問題がない。今回、A君は保育所の入所にあたり、かかりつけ医からアレルギー外来のあるB病院を紹介され受診した。3歳児健康診査が今後予定されている。A君は身長95cm(50 パーセンタイル)、体重15kg(75パーセンタイル),自分の名前と年齢を答えることができる。階段を1人で昇ることができるが、スキップはできない。排泄はオムツにしている。 A君の発育と発達のアセスメントで正しいのはどれか。

    運動発達は年齢相応である。

  • 61

    ちゃん(6か月、女児)は両親と3人暮らし。母親と小児科外来に来院した。母親は「Aは昨日高230cmのソファから転落していていました。今朝になっても痛いのか右手を動かさないので受診しました」と看護師に話した。看護師が身体計測のため^ちゃんの服を脱がせると、顔面、頭部と体幹に最近できた紫軽と、生じてから時間が経った紫料が複数あった。さらに、両足に多数の円形の熱傷痕があった。Aちゃんは身長66.5cm(50パーセンタイル)、体重6.0kg(3パーセンタイル未満)であった。母親は看護師に「Aは毎晩夜泣きをするし、夫もAにはイライラさせられています」と話した。看護師は虐待の可能性があると考えて対応することとし、母子分離を図ることとなった。 このときの看護師の対応で適切なのはどれか。

    プライバシーを保護できる個室で話を聞くと伝える。

  • 62

    正常な幼児期の基本的生活習慣で、 2歳0か月ころまでに習得するのはどれか。

    スプーンを使う。

  • 63

    Aちゃん(2歳、男児)は両親,兄(5歳)の4人家族である。3日前から発熱が続くため、母親と一緒に外来を受診した。診察の結果、川崎病Kawasaki diseaseと診断され、個室に入院となり左手背に点滴静脈内留置針が挿入された。入院中は母親が希望し、Aちゃんに付き添っている。Aちゃんにy-グロブリン療法とアスピリンの内服が開始されることになった。看護師がソーグロブリン療法の開始のために訪すると、Aちゃんは不機嫌にぐずって泣いている。 グロブリン療法の開始に伴う看護師の対応で適切なのはどれか

    心電図モニターの装着を確認する。

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    問題一覧

  • 1

    Aちゃん(8歳、女児)は、自血病leukemiaの終末期で入院しているが、病状は安定している。両親と姉のB ちゃん(10歳)の4人家族である。 Aちゃんの家族へ看護師が伝える内容として適切なのはどれか。

    「Aちゃんが食べたい物を食べて良いです」

  • 2

    Aちゃん(3歳、女児)は、父親(会社員)と母親(会社員)との3人暮らし。Aちゃんは、生後11か月のときに、卵による食物アレルギーfood allergyと診断され、医師の指示で卵の除去食療法をしていた。保育所では卵を除去した給食が提供されている。Aちゃんは保育所の給食の時間に、隣の席の園児の卵が入ったおかずを摂取し、蕁麻疹と咳嗽が出現した。保育士に連れられて救急外来を受診した。Aちゃんは保育土に抱っこされ、「かゆい」と訴えており、咳込みがみられた。 受診時に観察する項目で優先度が高いのはどれか。

    心拍数

  • 3

    Aちゃんは、食物アレルギーfood allergyによるアナフィラキシーanaphylaxisと診断された。アドレナリンの筋肉内注射の後、点滴静脈内注射による補液と酸素吸入が開始された。バイタルサインは問題なく、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>99%であったが、経過観察のため入院となった。Aちゃんは「お母さんに会いたい。おうちに帰りたい」と泣き始めた。母親は、保育所から連絡を受けて病院に到着し、医師から現在の病状について説明を受けた。母親は「Aは大丈夫ですか」と看護師に不安を訴えていた。 母親への看護師の対応として最も適切なのはどれか。

    来院時から現在までのAちゃんの様子を伝える。

  • 4

    翌日、Aちゃんは症状が落ち着いたため退院することとなった。母親は「卵を除去した給食を出してもらっていたのですが、また今回の様なことが起こるのではないかと心配です」と不安な様子である。 このときの母親への指導として最も適切なのはどれか。

    「今後の給食時の対応を保育士と相談しましょう」

  • 5

    A君(14歳、男子)は、夏休みのサッカー部の部活動で、朝10時から12時まで屋外で練習した。昼食時におにぎり2個とお茶を500ml摂取し、休憩後の13時から15時まで再び練習した。この日は晴天で、外気温は32°Cであった。15分休憩し練習を再開したところ。A君は突然頭痛と悪心とを訴え、グラウンドの隅に座り込んだ。サッカー部担当のB教諭が、A君を日陰で横にして休ませ様子をみていたが、症状が改善せず、顔面蒼白、冷汗が出現した。A君は「気持ち悪い」と言った後に嘔吐した。 B教諭が病院に電話連絡したところ、熱中症heatillnessの疑いがあるため、A君をタクシーで病院に連れて行くこととなった。このときのA君の意識は清明で、体温は38.7°Cであった。 病院到着までに、看護師がB教諭に指示する処置として適切なのはどれか。

    A君の体を冷やす。

  • 6

    B教諭に付き添われて、A君は病院に到着した。来院時、A君のバイタルサインは、体温38.5°C,呼吸数 261分、脈拍128/分、血圧90/48mmHgであった。口唇粘膜は乾燥し、皮膚をつまむとゆっくり戻る状態であった。血液検査データは、赤血球580万/L、自血球12,500/L,Hb16.8g/dL,Na152mEq/L,K4.OmEd/L, C1109mEqlL,クレアチニン0.9mg/dLであった。尿比重1.035。受診時の身長165cm、体重57kg(発症前60kg)。 A君の状態に対するアセスメントとして適切なのはどれか。

    高ナトリウム血症である

  • 7

    A君は熱中症heat illnessと診断された。点滴静脈内注射の後、A君の状態は回復し、家族とともに帰宅することとなった。付き添いのB教諭から、今後の部活動における熱中症予防について看護師に相談があった。 熱中症予防のための指導内容で適切なのはどれか。

    口渇がなくても水分摂取を促す。

  • 8

    組A君(13歳、男子)。2週前から下腿の紫斑、腹痛、膝関節の疼痛が出現し、近くのクリニックを受診した。血尿および重白尿も認められたため、病院を紹介され受診した。既往歴よび家族歴に特記すべきことはない。 身体所見:体温36.7°C,血圧110/66mmHg。意識清明。腹痛、浮腫なし。両膝関節の軽度の疼痛があるが、腫脹および発赤なし。両下腿に紫斑が散在している。 検査所見:血液所見:赤血球470万/L、白血球5,600/L、血小板21万/。プロトロンビン活性<PT活性>105%(基準値80~120%)。活性化部分トロンボプラスチン時間<APTT> 32.0秒(基準対照31.2秒)。クレアチニン0.56mg/dL,アルブミン3.7g/dL, CRP0.1mg/dL。補体価(CH50)4110/mL(基準値30~451U/mL),抗核抗体陰性。尿所見:蛋白3+、潜血2+、赤血球50~99/1視野。 A君の状態から最も考えられる疾患はどれか。

    Henoch-SchonleinHenoch-Schonlein purpura ヘノツホ・シェーンライン>紫斑病<IgA血管炎IgAvasculitis)

  • 9

    その後6か月間、A君は外来で経過観察となった。関節症状および紫斑は自然に消失したが、尿の異常と低蛋白血症は変わらず、その他の所見も変化がなかった。 A君の尿の異常の確定診断をするために最も重要な検査はどれか。

    腎生検

  • 10

    検査の結果、A君は2年間のステロイド治療が必要と判断された。1か月後に外来受診の予定である。 看護師からA君に対して行う生活指導で適切なのはどれか。

    「紫斑が出現したら記録してください」

  • 11

    小児の呼吸法が、腹式呼吸から成人と同じ胸式呼吸に変化する時期はどれか。

    7歳

  • 12

    Aちゃん(1歳6ヶ月、男児)ば、5日前から発熱し、自宅近くのかかりつけ医に通院していたが解熱せず、昨日から眼球結膜の充血、口唇の発赤と亀裂が出現したため入院した。検査では、体幹の発疹と手足の浮腫もあり、川崎病Kawasaki diseaseおよび脱水症dehydrationと診断された。Aちゃんに対し、点滴静脈内注射による脱水症dehydrationの治療が開始され、左手掌から前腕までシーネで固定された。Aちゃんは機嫌が悪く、両手をバタバタと上下に動かしながら泣いている。左手背の留置針刺入部には、腫限や発赤はない。

    気をそらすよう工夫する。

  • 13

    Aちゃんの血液検査の結果は、白血球15,000/L,血小板45万/IL,CRP4.8mg/dLであり,心臓超音波検査に異常はなかった。y-グロブリン製剤の点滴静脈内注射が開始された。10分後にAちゃんは腹部をかきはじめ,全身にかゆみを伴う膨隆疹と喘鳴、口唇のチアノーゼが出現した。 Aちゃんの状態として最も考えられるのはどれか

    アレルギー反応

  • 14

    Aちゃんの心臓超音波検査結果では、冠状動脈瘤coronary artery aneurysmの所見はなかった。Aちゃんは、全身状態が安定したため退院することになった。 看護師からAちゃんの家族への退院指導で適切なのはどれか。

    定期受診が必要である。

  • 15

    障害のレベルを運動機能と知能指数で区分するのはどれか。

    大島分類

  • 16

    Aちゃん(8歳、女児)は、両親と妹(3歳)の4人家族である。2歳時に気管支喘息bronchial asthmac診断された。5歳までは喘息発作のため救急外来を受診することも多く、年に1回は入院していた。6歳か発作を起こすこともなくなり、定期受診はしなくなっていた。アレルゲンは、ダニとハウスダストである。 Aちゃんは、学校から帰ってきた後から咳嗽がみられ、元気がなかった。夕食はあまり食べずに就寝した。夜間になり「苦しくて眠れない」と訴え。日親とともに救急外来を受診した。口元での喘が著明であり、問診すると途切れ途切れに話した。救急外来受診時のバイタルサインは、体温36.9°C、呼吸数36/分、心拍数120分」経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)92%であった。 Aちゃんの気管支喘息の発作強度はどれか。

    中発作

  • 17

    救急外来で気管支拡張薬の吸入が行われたが、吸入後も呼吸数32分、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2)94%であったため入院することになった。入院後、鼻カニューレによる酸素投与と点滴静脈内注射が開始され、1日3回のステロイド薬の静脈内注射と1日4回の気管支拡張薬の吸入が開始された。翌日、酸素投与は中止された。バイタルサインは、体温36.8°C,呼吸数22分、心拍数94/分、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2) 97%。聴診で喘鳴が聴取された。Aちゃんは「楽になった」と話し、笑顔が見られるようになった。 この時のAちゃんへの看護で適切なのはどれか。

    排痰を促す

  • 18

    気管支喘息bronchial asthmaによる発作は軽快して点滴静脈内注射が中止された。咳嗽が軽度あるが全身状態は良好であるため、退院が決定した。Aちゃんに学校での生活状況を確認すると「最近、喘息発作はなかったけど、体育の時は咳が出たり苦しくなったりすることが時々あった」と話した。そのため、Aちゃんと母親に、退院後も抗アレルギー薬の内服と副腎皮質ステロイド薬の吸入を続けるように医師から説明された。 看護師のAちゃんに対する退院後の指導で適切なのはどれか。

    「学校で咳が続くときは先生に伝えましょう」

  • 19

    Aちゃん(生後10か月)は、それまで機嫌よく過ごしていたが、夕方から突然不機嫌になり、15~20分ごとに激しく泣いては、泣き止むことを繰り返した。Aちゃんは夕食の離乳食を食べず哺乳もしなかったが、嘔吐したため21時に保護者と救急病院を受診した。担当医師は保護者に、腸重積intussusceptionが疑われるためグリセリン浣腸を行って便性を確認する、と説明した。体温は37.1°Cであった。

    .イチゴゼリー様便

  • 20

    Aちゃんへの腹部超音波検査の結果、腸重積症intussusceptionの診断が確定し、静脈内注射による鎮静下で高圧洗腸が行われることになった。 看護師が一連の処置の準備をするにあたり、最も重要な物品はどれか。

    経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2)モニター

  • 21

    Aちゃんは、高圧浣腸により重積が整復され、経過観察のため入院した。翌朝、経口摂取が可能となり、状態も落ちついているため退院が決定した。保護者から「退院後に何か注意することはありますか」と看護師に質問があった。 保護者への説明で適切なのはどれか。

    同じような症状が出たら受診してください」

  • 22

    大泉門の説明で正しいのはどれか。

    閉鎖が早すぎる場合は小頭症microcephalyを疑う。

  • 23

    1A君(8歳、男児,小学3年生)は、父親(40歳、会社員)と母親(38歳、主婦)との3人暮らし。多飲と夜を主訴に小児科を受診した。尿糖4+のため、1型糖尿病ype 1 diabetes melitusの疑いで病に紹介され、精密検査を目的に入院した。A君は身長123cm、体重27.5kg(1か月前の体重は29.5kg)。入院時のバイタルサインは、体温36.9°C、脈拍100/分、血圧98/42mmHg。随時血糖300mg/dL、HbA1c9.3%、抗グルタミン酸デカルポキシラーゼGAD>抗体陽性。尿糖4+、尿ケトン体3+。血液ガス分析pH7.02であった。 入院時に確認する症状はどれか。2つ選べ。

    腹痛

  • 24

    入院時に確認する症状はどれか。2つ選べ。

    意識レベル

  • 25

    入院後、インスリンの持続点滴静脈内注射が開始された。入院後3日に血糖値が安定し、インスリンの持続点滴静脈内注射が中止された。ペン型注射器によるインスリン療法が開始され、看護師は母親とA君に自己血糖測定とインスリン自己注射について説明した。A君は「自分で注射するなんてできない」と言っインスリン自己注射の練習が進まない。 A君への看護師の対応で最も適切なのはどれか。

    インスリン自己注射をしている同年代の糖尿病患児と話す機会を作る。

  • 26

    A君と母親は、自己血糖測定とインスリン自己注射に関する手技を身につけて退院し、外来通院となった。退院後2か月、A君と母親が定期受診で来院した際、看護師がA君に生活の様子を尋ねたところ「学校では血糖測定もインスリン注射もやっているよ。給食は楽しみで好き嫌いなく食べているよ」と話した。 母親は「帰宅時に時々手の震えや空腹感を訴え、血糖を測定すると60mg/dL台のことがあり、自分で補食を選んで食べています。なぜ日によって低血糖になることがあるのでしょうか」と話している。 看護師がA君の低血糖の原因をアセスメントする際に優先して収集すべき情報はどれか。

    学校での運動量

  • 27

    乳児の安静時におけるバイタルサインで基準値から逸脱しているのはどれか。

    心拍数60/分

  • 28

    Aちゃん(5歳、女児)は、インフルエンザ脳症infuenza encephalopathyの終末期である。Aちゃんに意識はなく、付き添っている母親は「私がもっと早く病院に連れて来ればこんなことにならなかったのに」と病室で泣いている。 Aちゃんの母親への対応で適切なのはどれか。

    母親がAちゃんに対してできるケアを提案する。

  • 29

    3歳児の排泄行動の発達に該当するのはどれか。

    トイレに行くまで排尿を我慢できる。

  • 30

    Aちゃん(7歳、女児、小学1年生)は、3歳ころから夜間就寝中や保育所の昼の時に時々いびきがあり、保育所の友達に「Aちゃんがうるさくて眠れない」と言われた。母親が心配してAちゃんを小児科外来に連れて行った。その後、Aちゃんは外来で経過観察されてきたが、今年の4月から7月までの間に、急性扁桃炎acute tonsilitisを3回起こしていることや、睡眠時無呼吸がみられるようになったことから、8月中に扁桃腺摘出術を受けることになった。 定期外来の受診時に、手術が決まったことが医師からAちゃんに伝えられた。Aちゃんは「なんで手術するの」と涙ぐんでいる。 扁桃腺摘出術を受けるAちゃんに対する看護師の説明で適切なのはどれか。

    「覆ているときに息を止めてしまうことがあるからだよ」

  • 31

    手術後1日。Aちゃんはベッド上で、静かにぬり絵をして遊んでいたが、昼食時には黙って涙ぐみ、食事や水分も摂ろうとしない。付き添っている母親は「痛くて食べられないようです」と看護師に言った。Aちゃんのバイタルサインは、体温37.6°C,血圧100/60mmHg。 看護師がAちゃんの痛みを把握するのに最も適切な方法はどれか。

    Aちゃんに痛みスケールを使って示してもらう。

  • 32

    手術後1日。 着護師が行うAちゃんの術後出血の観察方法で適切なのはどれか。

    唾液の色を観察する。

  • 33

    Aちゃん(11歳、女児)は、5日前から両側の眼瞼浮腫と急な体重増加があり、尿量が少ないため来院した。 高度の蛋白もみられたため入院し、ネフローゼ症候群nephrotic syndromeと診断されステロイド治療の方針となった。 現時点でのAちゃんへの看護で適切なのはどれか。

    一時的に満月様顔貌になることを説明する。

  • 34

    小児期における消化器の特徴で正しいのはどれか。

    新生児期は胃内容物が食道に逆流しやすい。

  • 35

    A君(7歳、男児)は、サッカークラブに所属している。本日、練習中に転倒して右腕を地面についた後、肘周囲に腫れと強い痛みが生じたため、父親と救急外来を受診した。エックス線撮影の結果、右側の上腕骨類上骨折supracondylar fracture of humerusと診断され、非観血的整復とギプス固定が行われることになった。A君は不安な表情で父親と処置室の前で待っている。 ギプス固定にあたり、A君への看護師の説明で適切なのはどれか。

    ギプスに使うものを見せながら説明する。

  • 36

    A君は,整復術後の経過観察のため1泊入院することになった。 整復術後の合併症の観察方法で適切なのはどれか。

    感覚純麻の有無は患肢の手指を触れて観察する。

  • 37

    退院時、A君は「明日から学校に行けるかな」と看護師に質問した。看護師は,学校には行けることを伝えた後、学校生活における注意点を説明することにした。 A君への説明で適切なのはどれか。

    「ギプスをぶつけないようにしてね」

  • 38

    生後から20歳になるまでの器官の発育発達を示した曲線(Scammon スカモン)の発育発達曲線)を図に示す。 胸腺の成長を示すのはどれか。

    1

  • 39

    小学校の児童が石けんと流水を用いた手指衛生の手技を習得するために最も適切な学習方法はどれか。

    手洗い場で体験する。

  • 40

    平成29年度(2017年度)の人口動態統計における、小児の年齢階級別死因のうち第1位が悪性新生物く腫瘍)である年齢階級はどれか。

    5~9歳

  • 41

    健康な小児の成長・発達で正しいのはどれか。

    身長は出生後1年で出生時の約1.5倍になる。

  • 42

    生後10か月の健康な乳児にみられる神経反射はどれか。

    Landau (ランドー>反射

  • 43

    Aちゃん(生後3週)は、在40週,3,070gで出生した。生後5日で退院し、退院時の体重は3,080g であった。完全母乳栄養である。 現病歴:5日前から嘔吐があり、次第に哺乳のたびに噴水状に場吐するようになった。今朝も吐があり、吐物は白色である。排尿もないため家族に連れられ来院した。Aちゃんは肥厚性幽門狭窄症 hypertrophic pyloric stenosisが疑われ入院した。 身体所見:体重3,380g、体温36.7°C。脈拍120/分、整。血圧74/52mmHg。大泉門は陥凹、皮膚のツルゴ ールは低下、上腹部は軽度膨降。 検査所見:白血球9,600/L。Na131mEq/L,K3.4mEq/L, CI86mEq/L, CRP0.1mg/dL Aちゃんの状態のアセスメントで正しいのはどれか。

    非汁性嘔吐である

  • 44

    検査の結果、Aちゃんは肥厚性幽門狭窄症hypertrophic pyloric stenosisと診断された。Aちゃんは直ちに絶飲食となり、経鼻胃管が留置され、持続点滴静脈内注射が開始された。担当医師と家族とが治療方針を話し合った結果、全身状態が安定したあとに手術をする方針になった。 Aちゃんの術前看護で正しいのはどれか。

    経鼻胃管は自然開放とする

  • 45

    入院後3日。Aちゃんは全身状態が安定し、全身麻酔下で腹腔鏡を用いた粘膜外幽門筋切開術(Ramstedtラムステッド)手術)を受けた。 術後の看護で適切なのはどれか。

    授乳前後の排気

  • 46

    Aちゃん(5か月、女児)は、父親(会社員),母親(主婦)、兄のB君(3歳)と4人家族である。近所に祖父母が住んでいる。Aちゃんは3日前から鼻汁と咳嗽があり、昨日夕方より39°Cの発熱がみられ小児科外来を受診した。自宅で哺乳量の低下はなく、1日に1、2回咳嗽とともに嘔吐がみられていた。来院時、体温39.3°C,呼吸数45/分、脈拍142/分、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>98%(room air)であった。診察と検査の結果、RSウイルスによる急性細気管支炎acute bronchiolitisと診断され、去痰薬が処方された。 診察後、家庭でのケアについてAちゃんの母親に指導することになった。 看護師の指導で適切なのはどれか。

    「哺乳前に鼻水を器具で吸引してあげてください」

  • 47

    60分、脈拍154分。経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2)92%(room air), 口唇色と顔色はやや不良であった。胸部エックス線撮影で肺炎像は認められない。Aちゃんは、経口摂取不良と呼吸困難のため、母親が付き添って入院することとなった。酸素吸入と点滴静脈内注射が開始された。 入院前のAちゃんについて母親から収集すべき情報で優先度が高いのはどれか。

    最終排尿の時間

  • 48

    入院後7日、Aちゃんは症状が軽快し、哺乳量も増加して翌日の金曜日に退院が決定した。母親は「Aはだいぶ元気になりました。でもBが泣いたり、かんしゃくをおこしたりすることが増えているようです。どうしたらいいでしょう」と看護師に相談した。入院中、土曜日、日曜日は父親がB君の世話をしており、平日は祖父母が世話をしているとのことであった。退時、父親は休暇をとりAちゃんと母親を迎えに来る予定である。 母親への看護師の対応として適切なのはどれか。

    「B君に関わる時間をたっぷりとりましょう」

  • 49

    発育と発達に遅れのない生後6か月の男児。BCG接種の翌日に接種部位が赤く腫れ次第に増悪して膿がみられたため、母親は接種後4日目に医療機関に電話で相談し、看護師が対応した。児に発熱はなく、哺乳や機嫌は良好である。 このときの看護師の説明で適切なのはどれか。

    「速やかに来院してください」

  • 50

    入院中の小児のストレス因子と発達段階の組合せで正しいのはどれか。

    病気の予後への不安-学童期

  • 51

    現在、肺転移があり終未期にある。呼吸障害のため鼻腔カニューレで酸素(21/分)を吸入中である。A君の食事摂取量は減っているが意識は清明である。1週後に院内で卒業式が予定されている。A君は「卒業式に出席したい」と話している。 看護師のA君への対応として適切なのはどれか。

    出席できるように準備しようと話す。

  • 52

    Aちゃん(生後24日、女児)は両親と3人暮らし。母親が母子健康手帳の便色カードを見て、Aちゃんの便色が気になったため、Aちゃんを連れて近所の小児科医院を受診した。Aちゃんは在胎39週、出生体重3,100g、出生時に異常はない。 現在、混合栄養で体重は3,700gである。体温37.2°C,呼吸数36/分、心拍数108/分、撃、血圧78/44mmHg。眼球結膜に黄染を認める。 血液検査結果:Hb12.6g/dL、白血球7,800/L、血小板21万/1L、プロトロンビン時間<PT)88%、総ビリルビン11.3mg/dL; 直接ビリルビン9.5mg/dL, AST96U/L, ALT126UIL。 紹介先の病院で腹部超音波検査を実施した結果、Aちゃんは胆道閉鎖症biiary atresiaの疑いがあり入院した。 Aちゃんの便として考えられるのはどれか。

    灰白色便

  • 53

    Aちゃんは入院7日に術中胆道造影検査で胆道閉鎖症biliary atresiaと確定診断された。手術は無事に終了した。術後は絶食となり、腹腔ドレーンが挿入され、持続的点滴静脈内注射が行われている。母親は疾患や治療について理解している。術後3日、付き添っていた母親は看護師に「Aはおなかが空いて泣き止まないし、私はAを抱っこもできず、何もしてあげられません。つらいです」と涙を浮かべて話した。 看護師の母親への対応で、最も適切なのはどれか。

    話しかけやおしゃぶりの活用など母親ができることを伝える

  • 54

    内服が重要であると説明があり、敷剤が方された。日親から看護師に「赤ちゃんに粉の薬をどうやって飲ませたらよいのでしょうか」と質問があった。看護師は散剤を()に混ぜて飲ませること を説明した。 ( )に入るのはどれか。

    白湯

  • 55

    新生児や乳児が胎児期に母体から受け取った抗体は次のどれか。

    IgG

  • 56

    生後11か月の男児。ある日の朝,自宅でボタン型電池を飲み込んだ疑いがあり、その日の午前中に外来を受診した。胸部エックス線撮影によって、ボタン型電池が食道下部にあることが確認された。 行われる処置で適切なのはどれか。

    緊急摘出術の実施

  • 57

    Aちゃん(2歳10か月、女児)は昨日から下痢と幅吐を繰り返し、食事が摂れなくなったため、母親に抱かれて小児科外来を受診した。診察の結果、ウイルス性胃腸炎viral gastroenteritisによる中等度の脱水症dehydrationと診断され入院した。入院時、体温38.2°C,呼吸数36/分、心拍数136/分であった。3日前の保育所の身体計測では身長90cm、体重12.5kgであった。 Aちゃんにみられる状態はどれか

    皮膚のツルゴールは低下している。

  • 58

    Aちゃんは、個室隔離での入院となり、持続点滴静脈内注射が開始された。排泄が自立していないため営 段から紙オムツを使用している。 Aちゃんのオムツ交換における注意点について、入院に付き添う母親への看護師の説明で適切なのはどれか。

    オムツ交換後に石けんで手洗いを行う。

  • 59

    入院2日。Aちゃんは、水様便は続いているが幅吐はなくなった。付き添ってる母親は「Aは大泣きして、ストレスが溜まっているみたいです。アイスクリームを食べたいみたいです」と看護師に話した。 このときに看護師が母親に伝える内容で適切なのはどれか。

    Aちゃんの好きなおもちゃを自宅から持参してよいこと

  • 60

    A君(男児)は3歳の誕生日を迎えた。生後8か月のときに鶏卵の摂取でアナフィラキシーを起こしたため、かかりつけ医を受診した。それ以降、現在までA君は鶏卵の摂取を禁止するよう説明されている。鶏卵以外の食物は摂取して問題がない。今回、A君は保育所の入所にあたり、かかりつけ医からアレルギー外来のあるB病院を紹介され受診した。3歳児健康診査が今後予定されている。A君は身長95cm(50 パーセンタイル)、体重15kg(75パーセンタイル),自分の名前と年齢を答えることができる。階段を1人で昇ることができるが、スキップはできない。排泄はオムツにしている。 A君の発育と発達のアセスメントで正しいのはどれか。

    運動発達は年齢相応である。

  • 61

    ちゃん(6か月、女児)は両親と3人暮らし。母親と小児科外来に来院した。母親は「Aは昨日高230cmのソファから転落していていました。今朝になっても痛いのか右手を動かさないので受診しました」と看護師に話した。看護師が身体計測のため^ちゃんの服を脱がせると、顔面、頭部と体幹に最近できた紫軽と、生じてから時間が経った紫料が複数あった。さらに、両足に多数の円形の熱傷痕があった。Aちゃんは身長66.5cm(50パーセンタイル)、体重6.0kg(3パーセンタイル未満)であった。母親は看護師に「Aは毎晩夜泣きをするし、夫もAにはイライラさせられています」と話した。看護師は虐待の可能性があると考えて対応することとし、母子分離を図ることとなった。 このときの看護師の対応で適切なのはどれか。

    プライバシーを保護できる個室で話を聞くと伝える。

  • 62

    正常な幼児期の基本的生活習慣で、 2歳0か月ころまでに習得するのはどれか。

    スプーンを使う。

  • 63

    Aちゃん(2歳、男児)は両親,兄(5歳)の4人家族である。3日前から発熱が続くため、母親と一緒に外来を受診した。診察の結果、川崎病Kawasaki diseaseと診断され、個室に入院となり左手背に点滴静脈内留置針が挿入された。入院中は母親が希望し、Aちゃんに付き添っている。Aちゃんにy-グロブリン療法とアスピリンの内服が開始されることになった。看護師がソーグロブリン療法の開始のために訪すると、Aちゃんは不機嫌にぐずって泣いている。 グロブリン療法の開始に伴う看護師の対応で適切なのはどれか

    心電図モニターの装着を確認する。