問題一覧
1
2型糖尿病の特徴にあてはまるのはどれか。2つ選べ。
生活習慣の影響が大きい, 肥満傾向が強い
2
糖尿病の主な合併症として適切なのはどれか。2つ選べ
神経障害, 腎障害
3
インスリン抵抗性を改善する作用をもつ糖尿病治療薬はどれか。1つ選べ。
メトホルミン
4
小腸において糖の分解を抑制しグルコースの吸収を抑制する糖尿病治療薬はどれか。1つ選べ。
ボグリボース
5
β細胞からインスリン分泌を促進させる糖尿病治療薬はどれか。2つ選べ。
リラグルチド, グリベンクラミド
6
リポタンパク質のうち基準値より低下すると脂質異常症と診断されるのはどれか。
HDL
7
脂質異常症の主な合併症として適切なのはどれか。
心筋梗塞
8
主にLDL-Cを低下させる作用を持つ脂質異常症治療薬はどれか。2つ選べ。
スタチン系薬, 胆汁酸吸着薬
9
痛風発作時の痛みを抑える目的で使用する薬はどれか。
NSAIDs
10
痛風発作に関係が深い因子はどれか
高尿酸血症
11
骨の機能として正しいのはどれか。2つ選べ
血漿カルシウム濃度を調整する, 赤血球の産生の場となる
12
副甲状腺ホルモン(パラトルモン)の主な作用はどれか。1つ選べ。
骨吸収の促進
13
主に破骨細胞の働きを抑制する骨粗しょう症治療薬はどれか。2つ選べ。
カルシトニン製剤, ビスホスホネート製剤
14
インスリン抵抗性を改善する作用を持つ糖尿病治療薬はどれか。2つ選べ。
メトホルミン, ピオグリタゾン
15
SU受容体に作用しインスリン分泌を促進する糖尿病治療薬はどれか
グリベンクラミド
16
1型糖尿病の特徴に当てはまるのはどれか。2つ選べ。
若年での発症が多い, インスリンの分泌量が大きく低下する
17
糖尿病の主な合併として適切なのはどれか。2つ選べ。
腎障害, 網膜症
18
糖の分解を抑制し小腸からのグルコースの吸収を抑制する糖尿病治療薬はどれか。
アカルボース
19
インクレチンの作用として適切なものはどれか。2つ選べ。
インスリンの分泌を増強する, 食欲を減少させる
20
主にLDL-Cを低下させる作用を持つ脂質異常症治療薬はどれか。2つ選べ。
エゼチミブ, ピタパスタチン
21
痛風発作時の痛みを抑える目的で使用する薬はどれか。
インドメタシン
22
リボタンパク質のうち基準値より低下すると脂質異常症と診断されるのはどれか。
HDL
23
脂質異常症の主な合併症として正しいのはどれか。
心筋梗塞
24
尿酸の生成を抑制する高尿酸血症治療薬はどれか。
アロプリノール
25
ベンズブロマロンの作用機序として適切なのはどれか
尿酸の排泄を促進する
26
骨の機能として正しいのはどれか。2つ選べ。
赤血球産生の場となる。, 血漿カルシウム濃度を調整する。
27
副甲状腺ホルモン(パラトルモン)を分泌するのはどこか。
副甲状腺
28
カルシトニンの骨に対する主な作用はどれか
骨形成促進
29
全身麻酔には、吸入麻酔薬と①がある。 吸入麻酔薬の1つである②は麻酔作用が弱く、その強さを示すMAC=105と大きく、③症を起こしやすい。
注射用, 亜酸化窒素, 酸素欠乏
30
④は繰り返し使用によって肝障害を起こしやすいことや、アドレナリンに対する感受性を高めて不整脈を起こすことがあるため現在は使用されていない。代わりに⑤などが使用されている。
ハロタン, セボフルラン
31
ベンゾジアゼピン系薬や⑥系薬は、⑦受容体に作用し、受容体の機能を亢進することによって麻酔作用を示す。
バンビツール酸, GABAA
32
短時間作用型ベンゾジアゼピン系睡眠薬の副作用には、服薬してから就寝までの間記憶がなくなる⑧性健忘や、使用を急にやめた場合前より眠れなくなる⑨不眠がある。
前向, 反跳性
33
統合失調症の症状には、幻想、妄想、自我意識の障害などの⑩症状と感情の平板化、意欲・気力の低下、引きこもりなどの①症状がある。
陽性, 陰性
34
うつ病治療には、シナプス間際の②濃度やノルアドレナリン濃度を上昇させる薬物が使われる
セロトニン
35
主に破骨細胞の働きを抑制する骨粗鬆症治療薬はどれか。2つ選べ。
ビスホスホネート製剤, SERM
36
従来は吸入麻酔薬に笑気と呼ばれる①やハロタンが用いられてきたが、近年速やかな麻酔導入と回復をもたらす②などが用いられる。
亜酸化窒素, イソフルラン
37
笑気は通常①%以上の濃度で用いられる。その有害作用は②である。
50, 酸素欠乏
38
睡眠薬には従来①誘導体が用いられていたが、近年REM睡眠、non-REM睡眠の正常パターンを保てる②誘導体が選択される
バルビツール酸, ベンゾジアゼピン
39
各種精神疾患に用いられる薬物を①という
向精神薬
40
抗不安薬のうち短時間型に①がある。
エチゾラム
41
代表的な三環系抗うつ薬に①やアミトリプチンがある。また選択的セロトニン再取り込み阻害薬に②がある。
イミプラミン, パロキセチン
42
抗精神病薬は大脳皮質、大脳辺縁系の①受容体遮断作用により、統合失調症の妄想、幻覚などの②に対して抑制効果を示す
ドパミンD2, 陽性症状
43
代表的な定型抗精神病薬に①やハロペリドールがある
クロルプロマジン
44
躁状態に対する特異的治療薬としては①がある。
炭酸リチウム
45
抗精神病薬の中枢神経性副作用に①症候群などの錐体外路症状がある
パーキンソン
46
抗てんかん薬のうちフェニトインは①発作以外に有効であり、②はすべてのてんかんに有効である
小, バルブロ酸
47
①は代表的な麻酔性鎮痛薬で②受容体に作用する
モルヒネ, オピオイド
48
血圧を下げる作用があるのはどれか。2つ選べ。
アンジオテンシン変換酵素阻害薬, アドレナリンα1受容体遮断薬
49
適切でない組み合わせはどれか。2つ選べ。
抗狭心症薬---ノルアドレナリン, 抗血栓薬---ビタミンK
50
ジギタリスについて誤っているのはどれか
副作用として頻脈が出やすい
51
循環器用薬として通常使わないのはどれか。2つ選べ。
セロトニン, ハロペリドール
52
高血圧治療に用いるのはどれか。2つ選べ。
アンジオテンシンII受容体拮抗薬, カルシウム拮抗薬
53
抗不整脈薬として用いるのはどれか。2つ選べ。
リドカイン, カルシウム拮抗薬
54
I型アレルギーで主要な役割を担っている抗体はどれか。1つ選べ
IgE
55
重症筋無力症で産生される自己抗体の抗原はどれか。1つ選べ。
アセチルコリン受容体
56
バセドウ病で産生される自己抗体の抗原はどれか。
甲状腺刺激ホルモン受容体
57
I型アレルギーで主要な役割を担っている免疫細胞はどれか
肥満細胞
58
重症筋無力症で産生される自己抗体の抗原はどれか。1つ選べ。
セチルコリン受容体
59
バセドウ病で産生される自己抗体の抗原はどれか。1つ選べ。
甲状腺刺激ホルモン受容体
60
強い鎮静作用があり、乗り物酔い止め薬としても使用されている抗ヒスタミン薬は どれか。1つ選べ。
ジフェンヒドラミン
61
添付書に車の運転や機械の操作に関して制限が記載されていない抗ヒスタミン薬は どれか。1つ選べ。
フェキソフェナジン
62
ロンボキサン合成酵素阻害薬はどれか。1つ選べ。
オザグレル
63
トロンボキサン受容体遮断薬はどれか。1つ選べ。
セラトロダスト
64
ロイコトリエン受容体遮断薬はどれか。1つ選べ。
プランルカスト
65
ホスホジエステラーゼを阻害し、細胞内の cAMP を増加させることで気管支の拡張を促す気管支喘息治療薬はどれか。1つ選べ。
テオフィリン
66
β2 アドレナリン受容体を刺激し、細胞内の cAMP を増加させることで気管支の拡 張を促す気管支喘息治療薬はどれか。1つ選べ。
プロカテロール
67
気管支喘息の治療において、治療の中心となる気道の炎症を抑制する吸入薬として 使用されるのはどれか。1つ選べ
ステロイド
68
炎症性サイトカインに分類されるのはどれか。1つ選べ。
IL-6
69
細胞膜リン脂質をアラキドン酸に代謝する酵素はどれか。1つ選べ
ホスホリパーゼ A2
70
鼻腔内の浮腫や粘液分泌亢進に関与するアラキドン酸代謝物はどれか。1つ選べ。
ロイコトリエン
71
アラキドン酸からプロスタグランジンやトロンボキサンの代謝に関与する酵素はど れか。1つ選べ。
シクロオキシゲナーゼ
72
血小板の凝集促進に関与するアラキドン酸代謝物はどれか。1つ選べ。
トロンボキサン
73
強力な抗炎症作用を持つが、プロドラッグ化されているため消化性潰瘍などの副作 用が出にくい酸性 NSAIDs はどれか。1つ選べ。
ロキソプロフェン
74
強力な抗炎症作用を持つが、消化器障害や中枢神経作用が大きいため主に外用薬と して使用される酸性 NSAIDs はどれか。1つ選べ
インドメタシン
75
シクロオキシゲナーゼ 2(COX-2)に対する選択性が高く消化性潰瘍などの副作 用が出にくい酸性 NSAIDs はどれか。1つ選べ。
セレコキシブ
76
シクロオキシゲナーゼを抑制しないが、小児領域やインフルエンザの解熱剤として 使用されるのはどれか。1つ選べ
アセトアミノフェン
77
ステロイドにより遺伝子発現誘導されたリポコルチンが抑制する代謝酵素はどれか。 1つ選べ。
ホスホリパーゼ A2
78
血中半減期が比較的短く、胎盤・母乳移行性が無いことから妊婦にも使用可能なス トロイド薬はどれか。1つ選べ
プレドニゾロン
79
アトピー性皮膚炎などでステロイドを⻑期間使用していた患者が、突然ステロイド の使用を休止することで症状が悪化する現象はどれか。1つ選べ。
リバウンド
80
II型アレルギーの機構で発症する自己免疫疾患はどれか。1つ選べ。
I型糖尿病
81
III型アレルギーの機構で発症する自己免疫疾患はどれか。1つ選べ。
関節リウマチ
82
関節リウマチの患者で見られる特異性が極めて高い自己抗体はどれか。1つ選べ。
抗CCP抗体
83
関節リウマチ治療の第一選択薬はどれか。1つ選べ。
メトトレキサート
84
関節リウマチの治療で使用される抗体医薬インフリキシマブの抗原はどれか。 1つ選べ。
TNF-α
85
関節リウマチの治療で使用される抗体医薬トシリズマブの抗原はどれか。 1つ選べ
IL-6 受容体
86
関節リウマチの治療で使用されるメトトレキサートの標的酵素はどれか。1つ選べ。
ジヒドロ葉酸レダクダーゼ
87
全身性エリテマトーデスの症状として該当しないのはどれか。1つ選べ。
⻩斑症
88
全身性エリテマトーデス治療の第一選択薬はどれか。1つ選べ。
プレドニゾロン
89
全身性エリテマトーデス治療においてステロイド抵抗性の患者に使用されるアルキ ル化剤はどれか。1つ選べ。
シクロフォスファミド
90
正しい組合せはどれか。 a: 薬物動態学(pharmacokinetics)―――― 薬物の体内分布 b: 新薬の評価 ――――――――――― 二重盲検法 c: 薬効評価の倫理 ――― GCP(good clinicpractice) d: ブラセポ ―――――――――― QOL(quality of life) e: 薬効の心理的効果 ―― TDM(therapeutic drug monitoring) 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
1
91
正しいのはどれか。 a: 薬物代謝は主に肝臓で行われる。 b: 薬物の反応性には遺伝的な個人差がある。 c: 向精神薬は薬物耐性が生じにくい。 d: 薬物アレルギーは初回投与では発生しない。 e: 薬物中毒は少量頻回投与でも発生する。 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
2
92
薬物血中濃度モニタリングの必要性が低いのはどれか。 1: 薬物の有効血中濃度の範囲が狭い。 2: 薬物の体内動態における個人差が大きい。 3: 薬物血中濃度の治療域と中毒域が大きく離れている。 4: 薬効と副作用が薬物の血中濃度とよく相関する。 5: 腎障害のある患者に薬物を投与する。
3
93
薬物投与について正しいのはどれか。 a: 心肺蘇生時には皮下注射を選択する。 b: カテコールアミンは気管内投与でも有効である。 c: 薬効出現は筋注より静注の方が速い。 d: 極量とは生命に危険を及ぼす投与量である。 e: 経口投与では副作用はない。 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
3
94
薬物の効果発現が最も速いのはどれか。(臨床薬理学) 1: 経口投与 2: 直腸内投与 3: 筋肉内注射 4: 静脈内注射 5: 皮下注射
4
95
薬の副作用(有害作用)と考えられるのはどれか。 1: 頭痛患者に鎮痛薬と言って砂糖を与えたら頭痛が治った。 2: 心不全の患者に利尿剤を投与したら症状が改善した。 3: 人工心肺回路を流れる血液にヘパリンを加えたら血液凝固が抑制された。 4: 感冒にかかった小児に感冒薬を飲ませたらじん麻疹が出た。 5: ある薬を繰り返し投与したところ、薬の効果が現れなくなった。
4
96
正しいのはどれか。 a: 薬物が代謝される速度は年齢によって異なる。 b: 静脈注射は内服よりも薬効の発現が遅い。 c: 徐放剤は速効性を重視して開発された。 d: 同一抗菌薬の連用は耐性菌の発現を招きやすい e: 薬理作用は薬側と生体側の両者の要因から影響を受ける。 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
3
97
薬物の生物学的半減期を延長させるのはどれか。 a: 消化管からの吸収能力の低下 b: 血液から各組織への移行速度の低下 c: 肝臓の代謝能力の低下 d: 腎臓の排泄能力の低下 e: 総投与量の減少 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
4
98
1: 経口投与 2: 舌下投与 3: 直腸内投与 4: 皮下注射 5: 静脈内注射
1
99
薬物血中濃度モニタリングの必要性が低いのはどれか。 1: 薬物の有効血中濃度の範囲が狭い。 2: 薬物の体内動態における個人差が大きい。 3: 薬物血中濃度の治療域と中毒域が大きく離れている。 4: 薬効と副作用が薬物の血中濃度とよく相関する。 5: 腎障害のある患者に薬物を投与する。
3
100
薬物について正しいのはどれか。 1: 治療係数(LD50/ED50)が大きいほど安全性が低い。 2: 血漿蛋白と結合したものは薬理作用をもたない。 3: 坐薬投与では初回通過効果(first pass effect)を受ける。 4: 経口(内服)投与の方が筋肉内注射よりも薬効持続時間が短い。 5: 抗てんかん薬は治療薬物モニタリング(TDM)の対象とならない。
2