停泊する時に海中に下ろして船を動かないようにする舗のこと。錯鎖はアンカーチェーンという。

船室、客室のこと。部屋番号は船尾にいくほど数が大きく、左舷側が偶数、右舷側は奇数となる場合が多い。

船の甲板。下から1デッキ、2デッキと数え、プールデッキ、プロムナードデッキなどの名称がついている。ビルの”階”と同じようなもの。

船内に積んである小型ボート。大型客船の場合は大きすぎて港に入れないことがあるので、小型ボートに乗り換えて乗下船を行う。

船の速度に使われる単位。1＝時速 1.85km。クルーズ船はふつう平均20～22で航行できるが、これは 100mを約10秒で走る短距離ランナーと同じくらいの速度。

港で船が着く所

船の煙突。船会社独自のデザインで、目印になっている。

船の横揺れを防止するための装置。飛行機の翼のようにコンピューター制御された水平のフィンが、航海中は船の横側にある。

操舵室。船の両側に行き来できることから”船にかける橋”の意味になったといわれている。

船の左舷側。ポートとは港のことで船はみなこちら側で着岸することに由来する言葉。 通常、乗客乗員の乗り降り、荷の積み降ろしは左舷側から行う。

ホテルで言うフロントのこと。 わからないことや遺失物についての問い合わせ、郵便物の発送などを受け付けている。

船内のスタッフに対するサービス料。クルーズカードで支払う。

乗客向けに用意された寄港地の観光ツアー。費用は通常クルーズ料金には含まれない。 寄港地ごとに数種類あり、乗船前または、後で申し込みができる。

チェックイン時に渡されるカード。カードにクレジットカード情報を登録する。 乗船証が客室のキー、身分証明を兼ねている。船内のみで通用するクレジットカードのようなもの。 バーでの飲食やショップでの買い物など、これを提示してサインすれば、下船の時にまとめて精算できる。

食事や各種イベント、アクティビティについての予定が掲載されたプログラム。 各客室に毎晩配達される。入港、出港の時間や時差の調整、ショアエクスカーションの案内などもあり、これを見れば、いつどこで何が行われるかがわかる。

公室や客室の配置図

服装に関する規定。ドレスコードで定められた服は、夕食時から着用する。 カジュアル、インフォーマル、フォーマルの3種類が一般的だが、船によってはテーマを設けていることがある。

部屋の管理だけでなく、身の回りの世話などもする専属の係員が付くサービス。

港湾施設利用税。日本船ではクルーズ料金に含まれるが、外国船の多くは別払い。 空の旅での空港使用税にあたるようなもので、港ごとに船の総トン数、時間帯によって料金が違う。