問題一覧
1
免疫担当細胞に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
白血球は、約60%が顆粒球、約30%がリンパ球で3~5%を単球が占める。, マクロファージは抗原を摂取すると、各種のサイトカインを放出し、特定のT細胞を活性化させる。
2
免疫に関する細胞について正しいのはどれか。2つ選べ。
NK細胞は免疫刺激なしにウイルス感染細胞を攻撃する。, リンパ組織は免疫反応の場となる。
3
正しいのはどれか。2つ選べ。
ヘルパーT細胞にTh1とTh2がある。, 細胞障害性T細胞はウイルスに感染した自己細胞を攻撃する。
4
免疫反応について正しいのはどれか。
IgG抗体は一次反応より二次反応の方が高値である。
5
1950年代後半、F.M.バーネットは多様な抗原に対して特異的な免疫応答が起こるしくみを説明するためにクローン選択説を提唱した。 クローン選択説の内容に一致する記述はどれか。ふたつ選べ。
個体発生の段階で多様なリンパ球クローンが生成しその中から特定の抗原と結合する受容体を持つクローンが選択され増殖する。, 自己成分に強く反応するリンパ球クローンは免疫系が未成熟な時期に周囲の自己成分と接触することにより除去される。
6
サイトカインに関する記述のうち、正しいものはどれか。2つ選べ。
ケモカインは、白血球の走化性因子としての活性を示す一群のサイトカインである。, インターフェロンαは1型インターフェロンに属し、主にウイルスの増殖を抑制する。
7
CRPの産生を促すのはどれか。2つ選べ。
インターロイキン6(IL-6), 腫瘍壊死因子α(TNF-α)
8
HLAについて正しいのはどれか。
HLAクラスⅠは高度な多様性を示す。, HLAクラスⅠは体液性免疫と細胞性免疫の両方を誘導する。
9
IgGとIgAに共通するのはどれか。
L鎖はκまたはλ
10
ポリクロナール抗体で正しいのはどれか。
微生物の感染に伴い産生される。
11
モノクローナル抗体について正しいのはどれか。2つ選べ。
リンパ球サブセット検査に用いられる。, HAT選別培地を用いて作製する。
12
補体の活性化経路の第二経路(別経路)に関係ないのはどれか。
C1
13
補体について正しいのはどれか。2つ選べ。
免疫複合体に結合しやすい。, C3成分は全ての活性化経路に関与する。
14
補体について正しいのはどれか。2つ選べ。
第二経路(副経路)はC3の活性化から始まる。, マグネシウムイオンは古典的経路と第二経路(副経路)の両方に関与する。
15
感染に対する特異的免疫反応(獲得免疫)の始動に関与するのはどれか。
T細胞
16
梅毒検査で正しいのはどれか。
生物学的偽陽性反応は全身性エリテマトーデスで起こる。, 抗TP-IgM抗体感染後2週で陽性となる。
17
梅毒血清検査で生物学的偽陽性反応(BFP)はどれか。
STS法(+)、TPPA法(-)、FTS-ABS(-)
18
標準抗原抗体反応で正しい組み合わせはどれか。
酵素免疫測定法ーペルオキシダーゼ
19
酵素抗体法(EIA)で正しいのはどれか。
不均一測定法はB/F分離を必要とする。
20
治癒の指標となるのはどれか。2つ選べ。
抗HAV(IgG)抗体, 抗HBs抗体
21
正しい組み合わせはどれか。2つ選べ。
IgMHA抗体陽性ーA型肝炎急性期, HBs抗原陽性ーB型肝炎ウイルスの感染
22
蜂に刺された後、ショックに陥った。この病態を媒介するのはどれか。
IgE
23
疾患とアレルギーの分類の組み合わせで正しいのはどれか。2つ選べ。
重症筋無力症ーーⅡ型, ループス腎炎ーーⅢ型
24
遅延型アレルギーに関与するのはどれか。2つ選べ。
サイトカイン, ヘルパーT細胞
25
アレルゲンの検査法はどれか。2つ選べ。
ヒスタミン遊離試験, RAST
26
前立腺癌に特異性の高い腫瘍マーカーはどれか。
PSA
27
腫瘍マーカーと腫瘍の組み合わせで正しいのはどれか。2つ選べ。
CYFRAーー肺扁平上皮癌, ProGRPーー肺小細胞癌
28
HLAクラスⅠ抗原について誤っているのはどれか。
特異抗原としてはHLA-DRが存在する。
29
HLA抗原について正しいのはどれか。2つ選べ。
特定の疾患と強い相関が認められる。, 遺伝子は第6染色体の短腕上にある。
30
抗補体性の認められないのはどれか。
ゲラチン・ベロナール緩衝液
31
補体のコールドアクべションで正しいのはどれか。2つ選べ。
血清を4℃で保存した場合に見られる。, クリオグロブリンが原因となる。
32
誤っているのはどれか。
急性感染症で補体価(CH50)が低下する。
33
補体について誤っているのはどれか。
第二経路(別経路)は主にレクチンにより引き起こされる。
34
正しいのはどれか。2つ選べ。
HIVはCD4陽性リンパ球に感染する。, HIV抗体はELISA法陽性のときには確認試験は不要である。
35
地帯現象が見られるのはどれか。2つ選べ。
ラテックス凝集反応比濁試験, レザーネフェロメトリー法
36
抗原抗体反応における最適比とはどれか。
抗原と抗体が過不足なく結合し、最も強い反応を示すこと。
37
補体について正しいのはどれか。
補体の保存には凍結乾燥が用いられる。
38
IgGとIgMに共通するのはどれか。
L鎖はκまたはλ
39
IgGとIgEに共通するのはどれか。
L鎖はκまたはλ