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老年Ⅱ①

老年Ⅱ①
57問 • 1年前
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    問題一覧

  • 1

    視診を行う際、看護師が行うこととして適切でないものは以下のうちどれか。

    部屋の温度は低めに設定する。

  • 2

    触診を行う際、看護師が行うこととして適切なものは以下のうちどれか。

    指先では脈拍や組織の性状などを識別する。

  • 3

    心音について正しいのはどれか。

    II音は大動脈弁と肺動脈弁が閉じる音である

  • 4

    打診音に関する正しい組み合わせは、以下のうちどれか。

    共鳴音 ― 空洞様 ― 正常な肺

  • 5

    聴診器を用いた気管呼吸音の聴取部位で正しいのはどれか。

    喉頭直下の上胸部(胸骨上部)

  • 6

    意識レベルを評価するのはどれか。

    グラスゴー・コーマ・スケール

  • 7

    意識障害のある患者に痛み刺激を与えたところ、開眼せずわずかに上肢を動かした。ジャパン・コーマ・スケールでの意識レベルの評価はどれか。

    III-200

  • 8

    70歳の女性が激しい頭痛を訴え、救急搬送された。来院時の血圧は185/100、脈拍数130回/分、意識レベルは、痛み刺激を加えつつ呼びかけを繰り返すとかろうじて開眼する程度である。瞳孔の大きさは右3.5mm、左6.0mmであり、対光反射はみられなかった。アセスメントとして適切でない内容は、以下のうちどれか。

    頭蓋内圧亢進の徴候はない。

  • 9

    ショックの徴候における代表的な症状として、適切でないものは以下のうちどれか。

    血圧上昇

  • 10

    88歳の男性。慢性閉塞性肺疾患を長年患っている。他に慢性疾患の既往はなく日常生活動作はほぼ自立している。1週前から息苦しさが増強し、昨日から38.0℃の発熱があって受診した。経皮的動脈血酸素飽和度82%。動脈血ガス分析(room air):PaO2 45Torr、PaCO2 50Torr。胸部エックス線撮影の結果、右肺上葉に陰影を認め肺炎と診断された。 このときの所見でみられる可能性が高いのはどれか

    胸部の打診での過共鳴音

  • 11

    高血圧性脳出血で最も頻度の高い出血部位はどれか。

    被殻

  • 12

    高齢者に経口薬の薬効が強く現れる理由はどれか。

    血清アルブミンの減少

  • 13

    Aさん(88歳,男性)は,10年前に脳梗塞cerebral infarctionを発症し左半身麻痺の後遺症がある。杖歩行はでき,要介護2で介護保険サービスを利用中である。Aさんが最近食欲がなく,水分もあまり摂らず,いつもと様子が違うことを心配した妻がAさんに付き添って受診した。 身体所見:呼びかけに対して返答はあるが反応はやや遅い。麻痺の症状に変化はない。  バイタルサインは,体温37.5℃,呼吸数20/分,脈拍100/分,血圧140/60mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98%(room air)。 検査所見:赤血球410万/μL,白血球6,800/μL,Ht50%,総蛋白6.5g/dL,尿素窒素25mg/dL,Na150mEq/L,K3.8mEq/L,血糖値110mg/dL,CRP0.01mg/dL。胸部エックス線写真に異常なし。 Aさんの状態をアセスメントするために,外来看護師が収集すべき情報で優先度が高いのはどれか。

    尿比重

  • 14

    82歳の男性。介護老人保健施設に入所中。脳卒中による片麻痺はあるが他に慢性疾患はない。8月のある朝ケアワーカーから元気がないと看護師に相談があった。体温37.5℃,意識レベルや他のバイタルサインに異常はない。皮膚は乾燥気味。最後の排尿は昨夜で濃縮尿だが混濁や排尿時痛はなかった。下痢や嘔吐はない。対応で優先度が高いのはどれか。

    水分を摂取してもらう。

  • 15

    令和4年(2022年)の国民生活基礎調査における通院者率が男女ともに最も高いのはどれか。

    高血圧症

  • 16

    咳嗽が起こりやすいのはどれか。

    左心不全

  • 17

    慢性心不全患者の生活指導で,心臓への負担を少なくするのはどれか。

    排泄後の休息

  • 18

    Aさん(80歳,男性)は,慢性心不全の終末期で,積極的な治療を行わないことを希望している。現在,入院中で,リザーバーマスク10L/分で酸素を吸入し,水分制限がある。時々息切れがみられるが,Aさんは面会に来た長女との会話を楽しみにしている。バイタルサインは呼吸数28/分,脈拍110/分,血圧76/50mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉88%であった。このときの対応で最も適切なのはどれか。

    面会は制限しない。

  • 19

    Aさん(73歳,女性)は夫(73歳)と2人暮らし。6年前に〈パーキンソン〉病と診断され,レボドパ〈L-dopa〉を1日3回内服している。Hoehn-Yahr〈ホーエン・ヤール〉重症度分類のステージⅢ,要介護1である。夫が付き添い神経内科外来に月1回,杖歩行で通院している。外来受診のとき,Aさんは足がすくんで転びやすくなったことを主治医に相談し,レボドパ〈L-dopa〉を1日4回に増量して様子を見ることになった。1か月後の外来受診のときに,Aさんは「いつもと違う時間に入浴したら転んでしまった。怪我をしなくてよかった」と主治医に話した。主治医から勧められ,Aさんは訪問看護を週に1回利用することになった。  今後Aさんが安全な入浴をするために訪問看護師がアセスメントする内容で最も優先するのはどれか。

    日常生活動作〈ADL〉の日内変動

  • 20

    Aさん(75歳,男性)は妻(75歳)と2人暮らしで,15年前にParkinson〈パーキンソン〉病Parkinson diseaseと診断された。7年前よりレボドパ〈L-dopa〉を1日3回内服している。Hoehn & Yahr〈ホーエン・ヤール〉重症度分類のステージⅣで,要介護2である。妻は腰痛のため毎日リハビリテーション目的で通院中である。妻の介護負担を軽減するため,Aさんは毎月10日間,介護老人保健施設の短期入所〈ショートステイ〉を利用している。今回は妻の腰痛が増強したため,Aさんは予定を早めて入所した。Aさんは握力が低下しているが,スプーンを使用し自力で食事を摂取している。食事中に姿勢が崩れることが多く,むせや食べこぼしがある。 Aさんは社交的で短期入所中はいつも介護老人保健施設の利用者や職員と笑顔で会話していたが,今回は,会話中に急に表情がなくなり声が聞きとれないほど小さくなったり,手足の震えが出現することがあった。食後に薬を内服すると症状は改善するが,内服して2時間後には同じような症状が現れることがあった。  Aさんの症状はどれか。

    ウェアリングオフ現象

  • 21

    老年期の加齢に伴う記憶の変化において、正しいものは次のうちどれか。

    体験そのものではなく、体験の一部を忘れる。

  • 22

    入院後、初めて入浴することになり、看護師がその旨を伝えると「やっと風呂に入れる。うれしい」と話していた。しかし、実際に入る時間になると「そんなのは聞いていない。自分にも都合があるので入らない」と入浴を拒否している。このときの対応として、適切なものは次のうちどれか。

    時間をおいて再度声をかける。

  • 23

    行動・心理症状(Behavioral and Psychological Signs and Symptoms of Dementia: BPSD)について誤っている記載は次のうちどれか。

    BPSDは本人の性格、環境などの影響を受けた症状は少ない。

  • 24

    誤っている記載は次のうちどれか

    認知症の人への看護介入は、聴覚・視覚・言語障害の程度の観察は含まれていない。

  • 25

    Aさん(65歳,男性)は,胃癌を疑われ検査入院した。入院時,認知機能に問題はなかった。不眠を訴え,入院翌日からベンゾジアゼピン系の睡眠薬の内服が開始された。その日の夜,Aさんは突然ナースステーションに来て,意味不明な内容を叫んでいた。翌朝,Aさんは穏やかに話し意思疎通も取れたが「昨夜のことは覚えていない」と言う。  Aさんの昨夜の行動のアセスメントで最も適切なのはどれか。

    夜間せん妄

  • 26

    認知症高齢者とのコミュニケーションで適切なのはどれか。

    作話があっても話を聞く。

  • 27

    アルツハイマー病で正しいのはどれか。

    アミロイドβタンパクが蓄積する。

  • 28

    Aさん(80歳,女性)は,脳血管性認知症,Mini-Mental State Examination〈MMSE〉18点で施設に入所している。看護師が「お風呂に入りますよ」と声をかけると,Aさんは「男の人は入っていないか」と尋ねる。看護師が「男の人はいませんよ」と説明するが,Aさんは「本当にいないのか」と繰り返し,なかなか納得しない。  Aさんへの看護師の対応で最も適切なのはどれか。

    「男の人がいないことを一緒に確認してみましょうか」

  • 29

    高齢者の健康障害の特徴で正しいのはどれか。

    薬物副作用が発生しやすい。

  • 30

    Aさん(81歳,男性)は,妻(73歳)と2人暮らし。自宅でのADLは自立し,認知機能に障害はない。  Aさんは食欲不振と腹部不快感,微熱を主訴に受診したところ,急性胆囊炎と診断され,その日のうちに入院した。Aさんのバイタルサインは,体温37.3℃,呼吸数22/分,脈拍90/分,血圧136/84mmHg。入院後は絶飲食の指示があり,持続点滴静脈内注射と抗菌薬の投与が開始された。トイレ歩行の許可は出ている。  入院後2日,妻がAさんについて「入院してからよく寝ています。時々ここが病院だとわからないようです。話しかけても気づかず,天井を眺めていることもあるし,しゃべり続けることもあります」と看護師に訴えた。Aさんのバイタルサインは,体温36.9℃,呼吸数20/分,脈拍88/分,血圧144/80mmHg。  Aさんの状態で最も考えられるのはどれか。

    せん妄

  • 31

    せん妄を起こしやすいのはどれか。2つ選べ。

    認知症, 頭部外傷

  • 32

    術後せん妄で正しいのはどれか。

    症状は一過性・変動性である。

  • 33

    入院患者のせん妄に対する予防的介入で適切なのはどれか。

    可能な限り離床を促す。

  • 34

    高齢者のうつ病の症状はどれか。

    強い不安感

  • 35

    入浴・シャワー浴介助を行う際の注意点として適切なのは、次のうちどれか。

    食後1時間以内の入浴は避ける。

  • 36

    創傷部位がある患者の入浴方法として適切なのは、次のうちどれか。

    必要に応じて、入浴中に創傷部位を洗浄する。

  • 37

    入浴の回避事項とその根拠との組み合わせとして正しいのは、次のうちどれか。

    脱衣所と浴室との大きな温度差―――血圧の急激な変動

  • 38

    入浴の効果として適切なものは、次のうちどれか。

    静水圧効果

  • 39

    左片麻痺がある患者のシャワー浴の介助方法として適切なのは、次のうちどれか。

    右腕の洗体に介助が必要な場合が多い。

  • 40

    洗髪する際の注意点について、正しいのは次のうちどれか。

    高齢者は皮脂の産生や発汗が減少するため、洗髪の頻度は皮膚の清潔状態と本人の嗜好を合わせて検討する。

  • 41

    足浴の手順として正しいのは次のうちどれか。

    湯温は38~40℃に調整する。

  • 42

    足浴を行ってはいけない患者の状態として適切なのは、次のうちどれか。

    足背や足底に熱傷がある患者

  • 43

    足浴の目的として適切でないのは次のうちどれか。

    発汗を促す。

  • 44

    整容について適切なものは次のうちどれか。

    すべての患者に対して、患者のセルフケア能力や治療上の安静度などに合わせて身だしなみを整える援助を行うことである。

  • 45

    患者の頭髪をとかす際に看護師が使い捨て手袋を着用すべき状況は次のうちどれか。

    シラミまたは開放病変が認められる場合

  • 46

    患者のひげを剃る際に、看護師が最も注意すべき患者は次のうちどれか。

    抗凝固療法による治療中

  • 47

    患者のひげを剃る際に、看護師の行動として不適切な項目は次のうちどれか。

    共有の電気シェーバーを使用する。

  • 48

    エンドオブライフケアとそれに関連する用語の説明で,最も適切なのはどれか。

    エンドオブライフケアは,年齢や健康レベルにかかわらず,本人が死を意識したところから始まる。

  • 49

    臨死期にある患者の家族から「のどがゴロゴロと鳴っていて苦しんでいます。この苦痛をとってあげたい」と相談された。看護師が,呼吸音を聴取すると咽頭に雑音を認めた。患者の苦痛を緩和するための対応で適切なのはどれか。

    顔を横に向ける。

  • 50

    現在の日本の終末期医療において,患者の将来の自己決定能力の低下に備えて,患者・家族と医療者が今後の治療・療養についての気がかりや価値観を定期的に話し合って共有し,患者の意向に沿った医療を提供することが望ましいとされている。この内容を示すのはどれか。

    アドバンス・ケア・プランニング

  • 51

    90歳の男性。1人暮らし。肺癌末期で病状の説明はされている。食欲不振と呼吸困難とで1週前に入院し,酸素2l/分と塩酸モルヒネを投与したが,食事がとれなくなり傾眠状態が続いていた。本日朝,脈拍100/分,血圧80/46mmHg,動脈血酸素飽和度(SpO2)85%となった。 患者は今回の入院直後に「終末期には何も処置しないでほしい」とリビングウィルを医師に提出している。遠方から駆け付けた弟が「1秒でも長く生かしてもらいたい」と言った。今後のケア方法の決定で最も優先されるのはどれか。

    本人のリビングウィル

  • 52

    終末期の患者の妻は患者の死期が近いことを受け入れがたい状態である。妻の気持ちを受容する看護師の言動として最も適切なのはどれか。

    「いまがつらいときですね」

  • 53

    80歳の男性が終末期を迎えた70歳の妻を介護している。今後,必要となるグリーフケアで適切でないのはどれか。

    グリーフケアは妻の死亡後に開始する。

  • 54

    Aさん(102歳,女性)は,重度の廃用症候群のために5年前から発語が少なく体を動かすことができない。誤嚥性肺炎入退院を繰り返し,終末期である。同居している家族は積極的な治療をしないことを希望し,自宅でAさんを看取ることを決めた。Aさんの家族への退院時の指導で最も適切なのはどれか。

    「Aさんが食べたければ食べさせてあげましょう」

  • 55

    Bさん(75歳,女性)は,終末期のがんの夫を自宅で介護している。Bさんと夫は自宅での看取りを希望している。 Bさんへのケアで最も適切なのはどれか。

    臨死期に起こる身体徴候について説明しておく。

  • 56

    Cさん(99歳,女性)は,特別養護老人ホームに入所している。脳卒中の後遺症で左片麻痺がある。肺炎をきっかけに寝たきりになり,食事摂取量が低下した。Cさんは「私はここで最期を迎えたい。痛い思いはしたくない。死ぬときは苦しまないようにしてもらいたい」と何度も話すようになった。娘夫婦と孫とが頻繁に面会に来ている。医師が家族に回復の見込みが低いことを伝え,家族は特別養護老人ホームでの看取りに同意した。 しばらくしてからCさんはほとんど食事を摂らなくなり,尿量も減少してきた。自発的な動きが減少し,傾眠状態となった。Cさんの家族への看護師の対応で最も適切なのはどれか。

    「これからの経過について説明しますね」

  • 57

    上記のCさんは深い昏睡の状態になり,四肢の冷感,チアノーゼ及び下顎呼吸が出現してきた。痰は絡んでいない。医師は付き添っていた家族にCさんの死が近いことを告げた。Cさんへの看護師の対応で最も適切なのはどれか。

    見守る。

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    問題一覧

  • 1

    視診を行う際、看護師が行うこととして適切でないものは以下のうちどれか。

    部屋の温度は低めに設定する。

  • 2

    触診を行う際、看護師が行うこととして適切なものは以下のうちどれか。

    指先では脈拍や組織の性状などを識別する。

  • 3

    心音について正しいのはどれか。

    II音は大動脈弁と肺動脈弁が閉じる音である

  • 4

    打診音に関する正しい組み合わせは、以下のうちどれか。

    共鳴音 ― 空洞様 ― 正常な肺

  • 5

    聴診器を用いた気管呼吸音の聴取部位で正しいのはどれか。

    喉頭直下の上胸部(胸骨上部)

  • 6

    意識レベルを評価するのはどれか。

    グラスゴー・コーマ・スケール

  • 7

    意識障害のある患者に痛み刺激を与えたところ、開眼せずわずかに上肢を動かした。ジャパン・コーマ・スケールでの意識レベルの評価はどれか。

    III-200

  • 8

    70歳の女性が激しい頭痛を訴え、救急搬送された。来院時の血圧は185/100、脈拍数130回/分、意識レベルは、痛み刺激を加えつつ呼びかけを繰り返すとかろうじて開眼する程度である。瞳孔の大きさは右3.5mm、左6.0mmであり、対光反射はみられなかった。アセスメントとして適切でない内容は、以下のうちどれか。

    頭蓋内圧亢進の徴候はない。

  • 9

    ショックの徴候における代表的な症状として、適切でないものは以下のうちどれか。

    血圧上昇

  • 10

    88歳の男性。慢性閉塞性肺疾患を長年患っている。他に慢性疾患の既往はなく日常生活動作はほぼ自立している。1週前から息苦しさが増強し、昨日から38.0℃の発熱があって受診した。経皮的動脈血酸素飽和度82%。動脈血ガス分析(room air):PaO2 45Torr、PaCO2 50Torr。胸部エックス線撮影の結果、右肺上葉に陰影を認め肺炎と診断された。 このときの所見でみられる可能性が高いのはどれか

    胸部の打診での過共鳴音

  • 11

    高血圧性脳出血で最も頻度の高い出血部位はどれか。

    被殻

  • 12

    高齢者に経口薬の薬効が強く現れる理由はどれか。

    血清アルブミンの減少

  • 13

    Aさん(88歳,男性)は,10年前に脳梗塞cerebral infarctionを発症し左半身麻痺の後遺症がある。杖歩行はでき,要介護2で介護保険サービスを利用中である。Aさんが最近食欲がなく,水分もあまり摂らず,いつもと様子が違うことを心配した妻がAさんに付き添って受診した。 身体所見:呼びかけに対して返答はあるが反応はやや遅い。麻痺の症状に変化はない。  バイタルサインは,体温37.5℃,呼吸数20/分,脈拍100/分,血圧140/60mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98%(room air)。 検査所見:赤血球410万/μL,白血球6,800/μL,Ht50%,総蛋白6.5g/dL,尿素窒素25mg/dL,Na150mEq/L,K3.8mEq/L,血糖値110mg/dL,CRP0.01mg/dL。胸部エックス線写真に異常なし。 Aさんの状態をアセスメントするために,外来看護師が収集すべき情報で優先度が高いのはどれか。

    尿比重

  • 14

    82歳の男性。介護老人保健施設に入所中。脳卒中による片麻痺はあるが他に慢性疾患はない。8月のある朝ケアワーカーから元気がないと看護師に相談があった。体温37.5℃,意識レベルや他のバイタルサインに異常はない。皮膚は乾燥気味。最後の排尿は昨夜で濃縮尿だが混濁や排尿時痛はなかった。下痢や嘔吐はない。対応で優先度が高いのはどれか。

    水分を摂取してもらう。

  • 15

    令和4年(2022年)の国民生活基礎調査における通院者率が男女ともに最も高いのはどれか。

    高血圧症

  • 16

    咳嗽が起こりやすいのはどれか。

    左心不全

  • 17

    慢性心不全患者の生活指導で,心臓への負担を少なくするのはどれか。

    排泄後の休息

  • 18

    Aさん(80歳,男性)は,慢性心不全の終末期で,積極的な治療を行わないことを希望している。現在,入院中で,リザーバーマスク10L/分で酸素を吸入し,水分制限がある。時々息切れがみられるが,Aさんは面会に来た長女との会話を楽しみにしている。バイタルサインは呼吸数28/分,脈拍110/分,血圧76/50mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉88%であった。このときの対応で最も適切なのはどれか。

    面会は制限しない。

  • 19

    Aさん(73歳,女性)は夫(73歳)と2人暮らし。6年前に〈パーキンソン〉病と診断され,レボドパ〈L-dopa〉を1日3回内服している。Hoehn-Yahr〈ホーエン・ヤール〉重症度分類のステージⅢ,要介護1である。夫が付き添い神経内科外来に月1回,杖歩行で通院している。外来受診のとき,Aさんは足がすくんで転びやすくなったことを主治医に相談し,レボドパ〈L-dopa〉を1日4回に増量して様子を見ることになった。1か月後の外来受診のときに,Aさんは「いつもと違う時間に入浴したら転んでしまった。怪我をしなくてよかった」と主治医に話した。主治医から勧められ,Aさんは訪問看護を週に1回利用することになった。  今後Aさんが安全な入浴をするために訪問看護師がアセスメントする内容で最も優先するのはどれか。

    日常生活動作〈ADL〉の日内変動

  • 20

    Aさん(75歳,男性)は妻(75歳)と2人暮らしで,15年前にParkinson〈パーキンソン〉病Parkinson diseaseと診断された。7年前よりレボドパ〈L-dopa〉を1日3回内服している。Hoehn & Yahr〈ホーエン・ヤール〉重症度分類のステージⅣで,要介護2である。妻は腰痛のため毎日リハビリテーション目的で通院中である。妻の介護負担を軽減するため,Aさんは毎月10日間,介護老人保健施設の短期入所〈ショートステイ〉を利用している。今回は妻の腰痛が増強したため,Aさんは予定を早めて入所した。Aさんは握力が低下しているが,スプーンを使用し自力で食事を摂取している。食事中に姿勢が崩れることが多く,むせや食べこぼしがある。 Aさんは社交的で短期入所中はいつも介護老人保健施設の利用者や職員と笑顔で会話していたが,今回は,会話中に急に表情がなくなり声が聞きとれないほど小さくなったり,手足の震えが出現することがあった。食後に薬を内服すると症状は改善するが,内服して2時間後には同じような症状が現れることがあった。  Aさんの症状はどれか。

    ウェアリングオフ現象

  • 21

    老年期の加齢に伴う記憶の変化において、正しいものは次のうちどれか。

    体験そのものではなく、体験の一部を忘れる。

  • 22

    入院後、初めて入浴することになり、看護師がその旨を伝えると「やっと風呂に入れる。うれしい」と話していた。しかし、実際に入る時間になると「そんなのは聞いていない。自分にも都合があるので入らない」と入浴を拒否している。このときの対応として、適切なものは次のうちどれか。

    時間をおいて再度声をかける。

  • 23

    行動・心理症状(Behavioral and Psychological Signs and Symptoms of Dementia: BPSD)について誤っている記載は次のうちどれか。

    BPSDは本人の性格、環境などの影響を受けた症状は少ない。

  • 24

    誤っている記載は次のうちどれか

    認知症の人への看護介入は、聴覚・視覚・言語障害の程度の観察は含まれていない。

  • 25

    Aさん(65歳,男性)は,胃癌を疑われ検査入院した。入院時,認知機能に問題はなかった。不眠を訴え,入院翌日からベンゾジアゼピン系の睡眠薬の内服が開始された。その日の夜,Aさんは突然ナースステーションに来て,意味不明な内容を叫んでいた。翌朝,Aさんは穏やかに話し意思疎通も取れたが「昨夜のことは覚えていない」と言う。  Aさんの昨夜の行動のアセスメントで最も適切なのはどれか。

    夜間せん妄

  • 26

    認知症高齢者とのコミュニケーションで適切なのはどれか。

    作話があっても話を聞く。

  • 27

    アルツハイマー病で正しいのはどれか。

    アミロイドβタンパクが蓄積する。

  • 28

    Aさん(80歳,女性)は,脳血管性認知症,Mini-Mental State Examination〈MMSE〉18点で施設に入所している。看護師が「お風呂に入りますよ」と声をかけると,Aさんは「男の人は入っていないか」と尋ねる。看護師が「男の人はいませんよ」と説明するが,Aさんは「本当にいないのか」と繰り返し,なかなか納得しない。  Aさんへの看護師の対応で最も適切なのはどれか。

    「男の人がいないことを一緒に確認してみましょうか」

  • 29

    高齢者の健康障害の特徴で正しいのはどれか。

    薬物副作用が発生しやすい。

  • 30

    Aさん(81歳,男性)は,妻(73歳)と2人暮らし。自宅でのADLは自立し,認知機能に障害はない。  Aさんは食欲不振と腹部不快感,微熱を主訴に受診したところ,急性胆囊炎と診断され,その日のうちに入院した。Aさんのバイタルサインは,体温37.3℃,呼吸数22/分,脈拍90/分,血圧136/84mmHg。入院後は絶飲食の指示があり,持続点滴静脈内注射と抗菌薬の投与が開始された。トイレ歩行の許可は出ている。  入院後2日,妻がAさんについて「入院してからよく寝ています。時々ここが病院だとわからないようです。話しかけても気づかず,天井を眺めていることもあるし,しゃべり続けることもあります」と看護師に訴えた。Aさんのバイタルサインは,体温36.9℃,呼吸数20/分,脈拍88/分,血圧144/80mmHg。  Aさんの状態で最も考えられるのはどれか。

    せん妄

  • 31

    せん妄を起こしやすいのはどれか。2つ選べ。

    認知症, 頭部外傷

  • 32

    術後せん妄で正しいのはどれか。

    症状は一過性・変動性である。

  • 33

    入院患者のせん妄に対する予防的介入で適切なのはどれか。

    可能な限り離床を促す。

  • 34

    高齢者のうつ病の症状はどれか。

    強い不安感

  • 35

    入浴・シャワー浴介助を行う際の注意点として適切なのは、次のうちどれか。

    食後1時間以内の入浴は避ける。

  • 36

    創傷部位がある患者の入浴方法として適切なのは、次のうちどれか。

    必要に応じて、入浴中に創傷部位を洗浄する。

  • 37

    入浴の回避事項とその根拠との組み合わせとして正しいのは、次のうちどれか。

    脱衣所と浴室との大きな温度差―――血圧の急激な変動

  • 38

    入浴の効果として適切なものは、次のうちどれか。

    静水圧効果

  • 39

    左片麻痺がある患者のシャワー浴の介助方法として適切なのは、次のうちどれか。

    右腕の洗体に介助が必要な場合が多い。

  • 40

    洗髪する際の注意点について、正しいのは次のうちどれか。

    高齢者は皮脂の産生や発汗が減少するため、洗髪の頻度は皮膚の清潔状態と本人の嗜好を合わせて検討する。

  • 41

    足浴の手順として正しいのは次のうちどれか。

    湯温は38~40℃に調整する。

  • 42

    足浴を行ってはいけない患者の状態として適切なのは、次のうちどれか。

    足背や足底に熱傷がある患者

  • 43

    足浴の目的として適切でないのは次のうちどれか。

    発汗を促す。

  • 44

    整容について適切なものは次のうちどれか。

    すべての患者に対して、患者のセルフケア能力や治療上の安静度などに合わせて身だしなみを整える援助を行うことである。

  • 45

    患者の頭髪をとかす際に看護師が使い捨て手袋を着用すべき状況は次のうちどれか。

    シラミまたは開放病変が認められる場合

  • 46

    患者のひげを剃る際に、看護師が最も注意すべき患者は次のうちどれか。

    抗凝固療法による治療中

  • 47

    患者のひげを剃る際に、看護師の行動として不適切な項目は次のうちどれか。

    共有の電気シェーバーを使用する。

  • 48

    エンドオブライフケアとそれに関連する用語の説明で,最も適切なのはどれか。

    エンドオブライフケアは,年齢や健康レベルにかかわらず,本人が死を意識したところから始まる。

  • 49

    臨死期にある患者の家族から「のどがゴロゴロと鳴っていて苦しんでいます。この苦痛をとってあげたい」と相談された。看護師が,呼吸音を聴取すると咽頭に雑音を認めた。患者の苦痛を緩和するための対応で適切なのはどれか。

    顔を横に向ける。

  • 50

    現在の日本の終末期医療において,患者の将来の自己決定能力の低下に備えて,患者・家族と医療者が今後の治療・療養についての気がかりや価値観を定期的に話し合って共有し,患者の意向に沿った医療を提供することが望ましいとされている。この内容を示すのはどれか。

    アドバンス・ケア・プランニング

  • 51

    90歳の男性。1人暮らし。肺癌末期で病状の説明はされている。食欲不振と呼吸困難とで1週前に入院し,酸素2l/分と塩酸モルヒネを投与したが,食事がとれなくなり傾眠状態が続いていた。本日朝,脈拍100/分,血圧80/46mmHg,動脈血酸素飽和度(SpO2)85%となった。 患者は今回の入院直後に「終末期には何も処置しないでほしい」とリビングウィルを医師に提出している。遠方から駆け付けた弟が「1秒でも長く生かしてもらいたい」と言った。今後のケア方法の決定で最も優先されるのはどれか。

    本人のリビングウィル

  • 52

    終末期の患者の妻は患者の死期が近いことを受け入れがたい状態である。妻の気持ちを受容する看護師の言動として最も適切なのはどれか。

    「いまがつらいときですね」

  • 53

    80歳の男性が終末期を迎えた70歳の妻を介護している。今後,必要となるグリーフケアで適切でないのはどれか。

    グリーフケアは妻の死亡後に開始する。

  • 54

    Aさん(102歳,女性)は,重度の廃用症候群のために5年前から発語が少なく体を動かすことができない。誤嚥性肺炎入退院を繰り返し,終末期である。同居している家族は積極的な治療をしないことを希望し,自宅でAさんを看取ることを決めた。Aさんの家族への退院時の指導で最も適切なのはどれか。

    「Aさんが食べたければ食べさせてあげましょう」

  • 55

    Bさん(75歳,女性)は,終末期のがんの夫を自宅で介護している。Bさんと夫は自宅での看取りを希望している。 Bさんへのケアで最も適切なのはどれか。

    臨死期に起こる身体徴候について説明しておく。

  • 56

    Cさん(99歳,女性)は,特別養護老人ホームに入所している。脳卒中の後遺症で左片麻痺がある。肺炎をきっかけに寝たきりになり,食事摂取量が低下した。Cさんは「私はここで最期を迎えたい。痛い思いはしたくない。死ぬときは苦しまないようにしてもらいたい」と何度も話すようになった。娘夫婦と孫とが頻繁に面会に来ている。医師が家族に回復の見込みが低いことを伝え,家族は特別養護老人ホームでの看取りに同意した。 しばらくしてからCさんはほとんど食事を摂らなくなり,尿量も減少してきた。自発的な動きが減少し,傾眠状態となった。Cさんの家族への看護師の対応で最も適切なのはどれか。

    「これからの経過について説明しますね」

  • 57

    上記のCさんは深い昏睡の状態になり,四肢の冷感,チアノーゼ及び下顎呼吸が出現してきた。痰は絡んでいない。医師は付き添っていた家族にCさんの死が近いことを告げた。Cさんへの看護師の対応で最も適切なのはどれか。

    見守る。