問題一覧
1
独立変数の説明として正しいものを選べ
従属変数への影響を検証するために操作される変数
2
従属変数の説明として正しいものを選べ
独立変数によって影響を受ける変数, データ化するための計測対象のこと
3
指標の説明として正しいものを選べる
データ化するための計測対象のこと
4
剰余変数の説明として正しいものを選べ
独立変数以外の変数
5
行動指標の例として適切なものを選べ
反応速度, 判断
6
生理指標の例として適切なものを選べる
皮膚電気活動, 瞳孔径
7
言語指標の例として適切なものを選べ
質問紙への回答, 面接での回答
8
実験の説明として適切なものを選べる
特定の独立変数のみを操作することで、従属変数に及ぼす影響を検討する手法
9
調査の説明として適切なものを選べ
変数の操作を行わず、特定の変数と別の変数の関係を検討する手法
10
観察•面接の説明として適切なものを選べ
人間や動物の行動を自然な状況や実験的な状況下で記録•分析する手法
11
実験では母集団の中から少数被験者を抽出して、それらに対して実験を行うが、その抽出に偏りがあってはいけない。これを何というか
ランダムサンプリングの原則
12
主効果の説明として正しいものを選べ
単一の独立変数が従属変数に影響するときの、その効果
13
交互作用の説明として適切なものを選べ
いくつかの要因が複合した時に発生する効果のこと
14
感覚から受け取った情報を解読する働きを何というか
知覚
15
調整法の説明として正しいものを選べ
特定の感覚が生じるまで知覚者自身が刺激の物理量を操作する手法
16
恒常法の説明として正しいものを選べ
実施者が刺激量の異なる比較刺激と標準刺激を無作為な強度で呈示し、知覚者にその二つの刺激の感覚量の大小を判断させる手法
17
極限法の説明として正しいものを選べ
実施者が順番に刺激の物理量を上昇的にあるいは下降的に操作し、知覚者に感覚が生じるか否かを聞いて計測する手法
18
マグニチュード推定法
知覚量を数値に変換して表現する手法
19
弁別閾を13字で説明せよ
弁別しうる最小の物理量の差
20
弁別閾を検証するための検証方法を選べ
極限法
21
次の手続きを取る計測手法を答えろ ①標準刺激と比較刺激が呈示される。 ②二つの刺激の知覚量が等しくなるように知覚者が比較刺激の物理量の大きさを調整する。 ③調整前と調整後の比較刺激の物理量の差を計算する
調整法
22
次の手続きをとる計測手法を答えろ ①実施者が刺激の物理量が異なる標準刺激と比較刺激を呈示して、知覚者に知覚量の大小を判断させる。 ②実施者が無作為に比較刺激の物理量を操作して、再度①を行う。 ③得られたデータと④の予測データから解析を行う。 ④ヒトの知覚が完全に正確である場合、比較刺激と標準刺激が同等であると評価した知覚者は全体の100%であり、その内「大」と答えたのが50%で「小」と答えたのが50%であると考えられる。 ⑤得られたデータに対して、「大」と答えたのが50%で「小」と答えたのが50%となる座標(x,y)のxがヒトが物理情報を心的情報に処理した際に生じる誤差量である。
恒常法
23
次の手続きをとる計測手法を答えろ ①物理量の等しい標準刺激と比較刺激を用意する。 ②実施者は比較刺激の物理量を徐々に増やして、その二つを弁別できるか否かを知覚者に判断させる。 ③二つの刺激を弁別できた時の物理量の差を弁別閾とする。
極限法(上昇系列)
24
次の手続きをとる計測手法を答えろ ①物理量が大きく異なる標準刺激と比較刺激を用意する。 ②実施者は比較刺激の物理量を徐々に減らして、その二つを弁別できるか否かを知覚者に判断させる。 ③二つの刺激を弁別できなくなった時の物理量の差を弁別閾とする。
極限法(下降系列)
25
次の手続きを取る計測手法を答えろ ①標準刺激と比較刺激を呈示する。 ②標準刺激の知覚量をXとして、比較刺激の知覚量を数値で回答させる。
マグニチュード推定法
26
知覚強度(知覚量)は刺激強度(刺激の物理量)の対数に比例して変化する。この関係を何というか
フェヒナーの法則
27
フェヒナーの法則の例外は次のうちどれか
電圧, 痛み
28
知覚強度は刺激強度の冪乗に比例して変化する。この関係を何というか
スティーブンスの法則
29
周囲の雑多な情報の中から、必要な情報を抽出し、心の中に取り入れる仕組みを何というか
注意
30
外発的注意を計測する手法を何というか
周辺手がかり法
31
内発的注意を計測する手法を何というか
中心手がかり法
32
角膜反射像を検出することで視線の向きを推定する手法を何というか
視線計測法
33
周辺手がかり法の特徴を述べたものを選べ
注意を移動させたいところに顕著性の高い手がかりを表示して、被験者の視線を誘導させている。
34
中心手がかり法の特徴を述べたものを選べ
被験者に標的の出現する位置を示唆する手がかりを表示し、内発的な視線誘導を生じさせる。
35
視線計測法の方法として正しいものを選べば
微弱な赤外線を眼球に照射して、角膜反射像を検出することで視線の位置や瞳孔径を計測する。
36
注意のズームレンズは認知の必要性に応じて変化する。この課題では、注意の範囲を計測ないし、認知の必要性を解析する。
有効視野課題
37
右半球の頭頂葉-側頭葉を損傷することで生じる視空間情報を認識できない症状を何というか
半側空間無視
38
半側空間無視の説明として正しいものを選べ
右半球の頭頂連合野を損傷することで生じる、左側の視空間情報が認識できず、無視をする症状
39
自由な回答が保障された記憶の計測。検索方法に制限が設けられていない記憶の計測は次のどれか
再生法
40
回答に制限が設けられた記憶の計測。記銘した情報と提示された内容の合致の成否を調べる記憶の計測は次のどれか。
再認法
41
記憶した内容を思い出した順番に再生する方法は次のうちどれか
自由再生法
42
自由再生法とは次のうちどれか
記憶した内容を思い出した順番に再生する方法
43
初頭効果の説明として正しいものを選べ
初めの印象が強く、記銘されやすい効果
44
親近性効果の説明として正しいものを選べ
ある物事について多くの情報を得たとき、最後に得た情報によって判断が左右されやすくなる効果
45
手がかり再生法の説明として正しいのはどれか
記銘した内容に関する断片的な情報を呈示し、検索を促す再生法
46
記銘項目が再認項目の中にあるかを判断する手法は次のうちどれか
諾否判断法
47
回答が「はい」「いいえ」である記銘項目が再認項目の中にあるかを判断する手法を何というか
諾否判断法
48
多肢選択法の説明として正しいものを選べ
記銘項目を複数の選択肢の中から選択する手法
49
複数の再認項目の中から記憶内容を選択する手法を何というか
多肢選択法
50
先行刺激が後続刺激の認知に影響を与える現象を何というか
プライミング
51
構成概念とは何か
観察可能な事象から理論的に構成される概念
52
その尺度が計測対象を真に計測できている度合いを何というか
妥当性
53
表面的、論理的にみた妥当さを何というか
内容的妥当性
54
尺度が計測しようとしている心理特性と外的な基準との関連の程度を何というか
基準関連妥当性
55
尺度が計測しようとしている心理特性と論理的に予測される変数間の関連の程度を何というか
構成概念妥当性
56
各質問項目に対する回答の安定度を何という
信頼性
57
同じ質問紙を異なる時期に実施したときに、回答の結果がどの程度一致しているかというか安定さを何というか
再検査信頼性
58
複数の項目に対する回答結果はどの程度一致しているかという安定度を何というか
内的整合性