登録販売者試験 令和5年度(2023年) 北陸・東海ブロック

愛知県保健医療局「令和5年度 登録販売者試験(北陸・東海ブロック)」より作成。富山・石川・岐阜・静岡・愛知・三重の6県共通問題。全120問・五肢択一(前半60問+後半60問、5科目構成)。出題範囲は厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き(令和4年3月作成)」に基づく。前半問24は採点補正対象(全員正解)。 出典: https://www.pref.aichi.jp/soshiki/iyaku/0000061464.html

登録販売者試験 令和5年度(2023年) 北陸・東海ブロック
120 个题目 • 9 天前#登録販売者
愛知県保健医療局「令和5年度 登録販売者試験(北陸・東海ブロック)」より作成。富山・石川・岐阜・静岡・愛知・三重の6県共通問題。全120問・五肢択一(前半60問+後半60問、5科目構成)。出題範囲は厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き(令和4年3月作成)」に基づく。前半問24は採点補正対象(全員正解)。 出典: https://www.pref.aichi.jp/soshiki/iyaku/0000061464.html
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    问题列表

  • 1

    問1 (前半 第1章 問1) 医薬品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 医薬品は、科学的な根拠に基づく適切な理解や判断によって適正な使用が図られる必要が ある。 b 一般用医薬品には、製品に添付されている文書(添付文書)や製品表示に必要な情報が記 載されている。 c 購入者等が、一般用医薬品を適切に選択し、適正に使用するためには、その販売に専門家 が関与し、専門用語を分かりやすい表現で伝えるなどの適切な情報提供を行い、また、購入 者等が知りたい情報を十分に得ることができるように、相談に対応することが不可欠である。 d 医薬品は、有効性、安全性等に関する情報が集積されており、随時新たな情報が付加され るものである。

    5 a:正 b:正 c:正 d:正

  • 2

    問2 (前半 第1章 問2) 医薬品のリスク評価に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 投与量と効果の関係は、薬物用量の増加に伴い、効果の発現が検出されない「無作用量」 から、最小有効量を経て「治療量」に至る。 b 製造販売後安全管理の基準としてGood Post-marketing Study Practice(GPSP)が制 定されている。 c Good Clinical Practice(GCP)に準拠した手順で安全な治療量を設定することが新規 医薬品の開発に関連する臨床試験(治験)の目標の一つである。 d 治療量を超えた量を単回投与した場合、毒性が発現するおそれはない。

    2(a、c)

  • 3

    問3 (前半 第1章 問3) いわゆる「健康食品」と呼ばれる健康増進や維持の助けになることが期待される食品(以下 「健康食品」という。)に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 「保健機能食品」は、一定の基準のもと健康増進の効果等を表示することが許可された健 康食品である。 b 「特定保健用食品」は、すべて個別に都道府県の審査を受け、許可されたものである。 c 健康食品は、健康増進や維持の助けになることが期待されるため、健康被害を生じること はない。 d 一般用医薬品の販売時にも健康食品の摂取の有無について確認することは重要で、購入者 等の健康に関する意識を尊重しつつも、必要があればそれらの摂取についての指導も行うべ きである。

    4(a、d)

  • 4

    問4 (前半 第1章 問4) アレルギー(過敏反応)に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    3 アレルギーは、特定の物質のみによって起こり、体質的・遺伝的な要素はない。

  • 5

    問5 (前半 第1章 問5) セルフメディケーションに関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    4 令和4年1月にセルフメディケーション税制が見直され、一部の一般用医薬品と特定保健用食品が対象となった。

  • 6

    問6 (前半 第1章 問6) 医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 副作用は起きないことが望ましいため、副作用が起きる仕組みや起こしやすい要因の認識、 また、それらに影響を与える体質や体調等をあらかじめ把握し、適切な医薬品の選択、適正 な使用が図られることが重要である。 b 医薬品が人体に及ぼす作用は、すべて解明されていないが、十分注意して適正に使用すれ ば副作用が生じることはない。 c 一般用医薬品の販売等に従事する専門家においては、購入者等から副作用の発生の経過を 十分に聴いて、その後の適切な医薬品の選択に資する情報提供を行う等の対応をする必要が ある。 d 一般用医薬品を継続して使用する場合には、特段の異常が感じられなくても医療機関を受 診するよう、医薬品の販売等に従事する専門家から促していくことが重要である。

    2 a:正 b:誤 c:正 d:正

  • 7

    問7 (前半 第1章 問7) 医薬品の不適正な使用と副作用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    4 一般用医薬品の使用を、症状の原因となっている疾病の根本的な治療や生活習慣の改善等がされないまま、漫然と続けていても、副作用を招くことはない。

  • 8

    問8 (前半 第1章 問8) 医薬品と他の医薬品との相互作用に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a かぜ薬、解熱鎮痛薬、アレルギー用薬等では、成分や作用が重複することが多く、通常、 これらの薬効群に属する医薬品の併用は避けることとされている。 b 複数の疾病を有する人では、疾病ごとにそれぞれ医薬品が使用される場合が多く、医薬品 同士の相互作用に関して特に注意が必要となる。 c 複数の医薬品を併用した場合、医薬品の作用が増強することがあるが、減弱することはな い。 d 医薬品の相互作用は、医薬品が吸収、分布又は代謝(体内で化学的に変化すること)され る過程においてのみ起こる。

    1(a、b)

  • 9

    問9 (前半 第1章 問9) 医薬品と食品との相互作用に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a カフェインやビタミンAのように、食品中に医薬品の成分と同じ物質が存在するために、 それらを含む医薬品(例:総合感冒薬)と食品(例:コーヒー)を一緒に服用すると過剰摂 取となるものもある。 b 外用薬や注射薬の作用や代謝は、食品による影響を受ける可能性はない。 c 酒類(アルコール)をよく摂取する者では、肝臓で代謝されるアセトアミノフェンは通常 よりも代謝されにくくなるため、体内からアセトアミノフェンが速く消失して十分な薬効が 得られなくなることがある。 d 食品と医薬品の相互作用は、しばしば「飲み合わせ」と表現され、食品と飲み薬が体内で 相互作用を生じる場合が主に想定される。

    4(a、d)

  • 10

    問10 (前半 第1章 問10) 小児等への医薬品の使用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    2 小児は、血液脳関門が未発達であるため、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しにくく、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしにくい。

  • 11

    問11 (前半 第1章 問11) 高齢者の医薬品の使用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 高齢者は、持病(基礎疾患)を抱えていることが多く、一般用医薬品の使用によって基礎 疾患の症状が悪化したり、治療の妨げとなる場合がある。 b 高齢者は、喉の筋肉が衰えて飲食物を飲み込む力が弱まっている(嚥下障害)場合があり、 内服薬を使用する際に喉に詰まらせやすい。 c 高齢者において、生理機能の衰えの度合いは個人差が小さいので、年齢のみから副作用の リスク増大の程度を判断することは容易である。 d 高齢者によくみられる傾向として、医薬品の説明を理解するのに時間がかかる場合等があ り、情報提供や相談対応において特段の配慮が必要となる。

    2 a:正 b:正 c:誤 d:正

  • 12

    問12 (前半 第1章 問12) 妊婦又は妊娠していると思われる女性及び母乳を与える女性(授乳婦)への医薬品の使用等 に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 吸収された医薬品の一部が乳汁中に移行することが知られていても、通常の使用の範囲で は具体的な悪影響が判明していない医薬品もある。 b 一般用医薬品において、多くの場合、妊婦が使用した場合における胎児への安全性に関す る評価は容易である。 c 便秘薬のように、配合成分やその用量によっては流産や早産を誘発するおそれがあるもの がある。 d ビタミンAを含有する製剤においては、妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取し た場合であっても、胎児に先天異常を起こす危険性が高まることはない。

    1(a、c)

  • 13

    問13 (前半 第1章 問13) 医療機関で治療を受けている人等に対し、一般用医薬品を販売する時の情報提供に関する記 述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 医療機関・薬局で交付された薬剤を使用している人については、登録販売者において一般 用医薬品との併用の可否を判断することは困難なことが多く、その薬剤を処方した医師若し くは歯科医師又は調剤を行った薬剤師に相談するよう説明する必要がある。 b 過去に医療機関で治療を受けていた(今は治療を受けていない)という場合には、どのよ うな疾患について、いつ頃かかっていたのか(いつ頃治癒したのか)を踏まえ、購入者等が 使用の可否を適切に判断することができるよう情報提供がなされることが重要である。 c 医療機関で治療を受ける際には、使用している一般用医薬品の情報を医療機関の医師や薬 局の薬剤師等に伝えるよう購入者等に説明することが重要である。 d 医療機関での治療は特に受けていない場合であっても、医薬品の種類や配合成分等によっ ては、特定の症状がある人が使用するとその症状を悪化させるおそれがある等、注意が必要 なものがある。

    5 a:正 b:正 c:正 d:正

  • 14

    問14 (前半 第1章 問14) 一般用医薬品の役割に関する記述のうち、正しいものはいくつあるか。 a 生活の質(QOL)の改善・向上 b 軽度な疾病に伴う症状の改善 c 健康状態の自己検査 d 生活習慣病等の疾病に伴う症状発現の予防(科学的・合理的に効果が期待できるものに限 る。)

    4 4つ

  • 15

    問15 (前半 第1章 問15) 医薬品の品質に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 医薬品は、適切な保管・陳列がされたとしても、経時変化による品質の劣化は避けられな い。 b 医薬品に表示されている「使用期限」は、開封後の品質状態も考慮した期限である。 c 医薬品に配合されている成分(有効成分及び添加物成分)には、高温や多湿によって品質 の劣化(変質・変敗)を起こすものがあるが、光(紫外線)によって品質の劣化を起こすも のはない。 d その品質が承認等された基準に適合しない医薬品、その全部又は一部が変質・変敗した物 質から成っている医薬品の販売は禁止されている。

    2 a:正 b:誤 c:誤 d:正

  • 16

    問16 (前半 第1章 問16) プラセボ効果(偽薬効果)に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    1 プラセボ効果は、常に客観的に測定可能な変化として現れる。

  • 17

    問17 (前半 第1章 問17) サリドマイドに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a サリドマイド訴訟は、サリドマイド製剤を使用したことにより、認知症に類似した症状が 現れ、死に至る重篤な神経難病が発生したことに対する損害賠償訴訟である。 b サリドマイドは催眠鎮静成分として承認された(その鎮静作用を目的として、胃腸薬にも 配合された)が、副作用として血管新生を妨げる作用もあった。 c サリドマイドの光学異性体のうち、R体のサリドマイドを分離して製剤化することで血管 新生を妨げる作用を避けることができる。 d サリドマイドによる薬害事件は、日本のみならず世界的にも問題となったため、世界保健 機関加盟国を中心に市販後の副作用情報の収集の重要性が改めて認識され、各国における副 作用情報の収集体制の整備が図られることとなった。

    4 a:誤 b:正 c:誤 d:正

  • 18

    問18 (前半 第1章 問18) スモン訴訟及びC型肝炎訴訟に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正 しい組み合わせはどれか。 スモン訴訟は、整腸剤として販売されていた( a )を使用したことにより、( b ) に罹患したことに対する損害賠償訴訟である。 また、C型肝炎訴訟は、出産や手術での大量出血などの際に特定の( c )や血液凝固第 Ⅸ因子製剤の投与を受けたことにより、C型肝炎ウイルスに感染したことに対する損害賠償訴 訟である。

    1 キノホルム製剤 亜急性脊髄視神経症 フィブリノゲン製剤

  • 19

    問19 (前半 第1章 問19) ヒト免疫不全ウイルス(HIV)訴訟に関する記述について、( )の中に入れるべき 字句の正しい組み合わせはどれか。 HIV訴訟は、血友病患者が、HIVが混入した原料( a )から製造された( b ) 製剤の投与を受けたことにより、HIVに感染したことに対する損害賠償訴訟である。 本訴訟の和解を踏まえ、HIV感染者に対する恒久対策のほか、緊急に必要とされる医薬品 を迅速に供給するための「( c )」制度の創設等を内容とする改正薬事法が1996年に 成立し、翌年4月に施行された。

    3 血漿 血液凝固因子 緊急輸入

  • 20

    問20 (前半 第1章 問20) クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせは どれか。 a ウシ乾燥硬膜の原料が、プリオン不活化のための十分な化学的処理が行われないまま製品 として流通し、この製品が脳外科手術で移植された患者にCJDが発生した。 b CJD訴訟等を契機として、独立行政法人医薬品医療機器総合機構による生物由来製品に よる感染等被害救済制度の創設等がなされた。 c CJDは、ウイルスの一種であるプリオンが脳の組織に感染することによって発症する。 d CJDの症状としては、初期には腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生じ、次第に 下半身の痺れや脱力、歩行困難が現れる。

    2 a:誤 b:正 c:誤 d:誤

  • 21

    問21 (前半 第3章 問1) かぜ(感冒)及びかぜ薬(総合感冒薬)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせは どれか。 a かぜの症状は、くしゃみ、鼻汁・鼻閉(鼻づまり)、咽喉痛、咳、痰等の呼吸器症状と、 発熱、頭痛、関節痛、全身倦怠感等、様々な全身症状が組み合わさって現れる。 b かぜの約8割は細菌の感染が原因であるが、それ以外にウイルスの感染や、まれに冷気や 乾燥、アレルギーのような非感染性の要因による場合もある。 c かぜ薬は、咳で眠れなかったり、発熱で体力を消耗しそうなときなどに、それらの諸症状 の緩和を図る対症療法薬である。 d かぜであるからといって必ずしもかぜ薬を選択するのが最適とは限らず、存在しない症状 に対する不要な成分が配合されていると、無意味に副作用のリスクを高めることとなる。

    2 a:正 b:誤 c:正 d:正

  • 22

    問22 (前半 第3章 問2) かぜ薬(総合感冒薬)に配合される成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    3 キキョウは、気管・気管支を拡げる作用を期待して配合されている場合がある。

  • 23

    問23 (前半 第3章 問3) 第1欄の記述は、かぜ薬(総合感冒薬)として用いられる漢方処方製剤に関するものである。 該当する漢方処方製剤は第2欄のどれか。 第1欄 体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様の痰を伴う咳や鼻水が出るものの気管支炎、気管支 喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症に適すとされるが、体の虚弱な人(体 力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快 感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。 第2欄

    3 小青竜湯

  • 24

    問24 (前半 第3章 問4) かぜ薬(総合感冒薬)に配合される成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせは どれか。 a ヨウ化イソプロパミドは、抗コリン作用により鼻汁分泌やくしゃみを抑える作用を示す。 b アスピリン(アスピリンアルミニウムを含む。)は、15歳未満の小児に対しては、いか なる場合も一般用医薬品として使用してはならない。 c フルスルチアミン塩酸塩は、粘膜の健康維持・回復を目的として配合されている場合があ る。 d グアイフェネシンは、体内での起炎物質の産生を抑制することで炎症の発生を抑え、腫れ を和らげる。

    1 a:誤 b:誤 c:正 d:正, 2 a:正 b:誤 c:誤 d:正, 3 a:正 b:正 c:誤 d:誤, 4 a:正 b:正 c:正 d:誤, 5 a:誤 b:正 c:正 d:正

  • 25

    問25 (前半 第3章 問5) カフェインに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 脳に軽い興奮状態を引き起こし、一時的に眠気や倦怠感を抑える効果がある。 b 腎臓におけるナトリウムイオンの再吸収促進があり、尿量の増加(利尿)をもたらす。 c 作用は弱いながら反復摂取により依存を形成するという性質があるため、「短期間の服用 にとどめ、連用しないこと」という注意喚起がなされている。 d 眠気防止薬におけるカフェインの1回摂取量はカフェインとして200㎎、1日摂取量は カフェインとして500mg が上限とされている。

    3 a:正 b:誤 c:正 d:正

  • 26

    問26 (前半 第3章 問6) 眠気を促す薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a ブロモバレリル尿素は、反復して摂取すると依存を生じることが知られており、本来の目 的から逸脱した使用(乱用)がなされることがある。 b 抑肝散は、不眠症状の改善を目的として使用されるが、構成生薬としてダイオウを含むた め、下痢等の副作用に注意が必要である。 c 生薬成分のみからなる鎮静薬であっても、複数の鎮静薬の併用や、長期連用は避けるべき である。 d 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、慢性的に不眠症状がある人を対象とするも のである。

    2(a、c)

  • 27

    問27 (前半 第3章 問7) 鎮痛の目的で用いられる漢方処方製剤に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    4 当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、消化器系の副作用(食欲不振、胃部不快感等)が現れやすい等の理由で、胃腸虚弱で冷え症の人には不向きとされる。

  • 28

    問28 (前半 第3章 問8) 第1欄の記述は、鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の配合成分に関するものである。該当する配合 成分は第2欄のどれか。 第1欄 抗ヒスタミン成分であり、延髄にある嘔吐中枢への刺激や内耳の前庭における自律神経反射 を抑える作用を示す。外国において、乳児突然死症候群や乳児睡眠時無呼吸発作のような致命 的な呼吸抑制を生じたとの報告があるため、15歳未満の小児では使用を避ける必要がある。 第2欄

    1 プロメタジン塩酸塩

  • 29

    問29 (前半 第3章 問9) 鎮咳去痰薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a マオウは、アドレナリン作動成分と同様の作用を示し、気管支を拡張させる。 b ゴミシは、マツブサ科のチョウセンゴミシの果実を基原とする生薬で、体内で分解された 代謝物の一部が延髄の呼吸中枢、咳嗽中枢を鎮静させる作用を示すとされる。 c ブロムヘキシン塩酸塩は、粘液成分の含量比を調整し痰の切れを良くする作用を示す。 d ジプロフィリンは、自律神経系を介さずに気管支の平滑筋に直接作用して弛緩させ、気管 支を拡張させる。

    4(a、d)

  • 30

    問30 (前半 第3章 問10) 口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合 わせはどれか。 a 日本薬局方収載の複方ヨード・グリセリンは、グリセリンにヨウ化カリウム、ヨウ素、ハッ カ水、液状フェノール等を加えたもので、喉の患部に塗布して声がれ、喉の腫れ等の症状を 鎮めることを目的として用いられる。 b セチルピリジニウム塩化物は、炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して配合さ れている場合がある。 c クロルフェニラミンマレイン酸塩は、咽頭の粘膜に付着したアレルゲンによる喉の不快感 等の症状を鎮めることを目的として配合されている場合があるが、咽頭における局所的な作 用を目的としているため、内服薬と同様な副作用が現れることはない。 d ヨウ素は、レモン汁やお茶などに含まれるビタミンC等の成分と反応すると脱色を生じて 殺菌作用が失われるため、ヨウ素系殺菌消毒成分が配合された含嗽薬では、そうした食品を 摂取した直後の使用や混合は避けることが望ましい。

    4 a:誤 b:誤 c:誤 d:正

  • 31

    問31 (前半 第3章 問11) 胃の薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 酸化マグネシウムは、中和反応によって胃酸の働きを弱めること(制酸)を目的として配 合されている場合がある。 b テプレノンは、胃粘膜の炎症を和らげることを目的として配合されている場合があるが、 まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがある。 c アカメガシワは、味覚や嗅覚を刺激して反射的な唾液や胃液の分泌を促すことにより、弱っ た胃の働きを高めることを目的として配合されている場合がある。 d ウルソデオキシコール酸は、胆汁の分泌を促す作用(利胆作用)があるとされ、消化を助 ける効果を期待して用いられる。

    4(a、d)

  • 32

    問32 (前半 第3章 問12) 腸の薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a ベルベリンは、生薬のオウバクやオウレンの中に存在する物質のひとつであり、抗菌作用 のほか、抗炎症作用も併せ持つとされる。 b 木クレオソートは、瀉下作用のほか、局所麻酔作用もあるとされる。 c 乳酸カルシウムは、腸管内の異常発酵等によって生じた有害な物質を吸着させることを目 的として配合されている場合がある。 d ピコスルファートナトリウムは、胃や小腸では分解されないが、大腸に生息する腸内細菌 によって分解されて、大腸への刺激作用を示すようになる。

    5 a:正 b:誤 c:正 d:正

  • 33

    問33 (前半 第3章 問13) 胃腸鎮痛鎮痙薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a メチルベナクチジウム臭化物は、抗コリン作用により、胃痛、腹痛、さしこみ(疝痛、癪) を鎮めること(鎮痛鎮痙)のほか、胃酸過多や胸やけに対する効果も期待して用いられる。 b パパベリン塩酸塩は、消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める作用と、胃液分泌 を抑える作用を示す。 c オキセサゼインは、消化管の粘膜及び平滑筋に対する麻酔作用による鎮痛鎮痙の効果を期 待して配合されている場合がある。 d ロートエキスは、吸収された成分の一部が母乳中に移行して乳児の脈が遅くなるおそれが ある。

    2(a、c)

  • 34

    問34 (前半 第3章 問14) 浣腸薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 浣腸薬は一般に、直腸の急激な動きに刺激されて流産・早産を誘発するおそれがあるため、 妊婦又は妊娠していると思われる女性では使用を避けるべきである。 b 腹痛が著しい場合や便秘に伴って吐きけや嘔吐が現れた場合には、急性腹症(腸管の狭窄、 閉塞、腹腔内器官の炎症等)の可能性があり、浣腸薬の配合成分の刺激によってその症状を 悪化させるおそれがある。 c 炭酸水素ナトリウムを主薬とする坐剤では、浸透圧の差によって腸管壁から水分を取り込 んで直腸粘膜を刺激し、排便を促すが、まれに重篤な副作用としてショックを生じることが ある。 d 注入剤の半量等を使用する用法がある場合、残量を再利用するためには冷蔵庫で保管する 必要がある。

    3 a:正 b:正 c:誤 d:誤

  • 35

    問35 (前半 第3章 問15) 駆虫薬に関する記述のうち、正しいものはどれか。

    2 腸管内に生息する虫体にのみ作用し、虫卵や腸管内以外に潜伏した幼虫(回虫の場合)には駆虫作用が及ばない。

  • 36

    問36 (前半 第3章 問16) 強心薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a センソが配合された丸薬、錠剤等の内服固形製剤は、口中で噛み砕いて服用することとさ れている。 b ゴオウは、ウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、末 梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用があるとされる。 c リュウノウは、中枢神経系の刺激作用による気つけの効果を期待して用いられる。 d 苓桂朮甘湯には、強心作用が期待される生薬が含まれているため、通常用量においても、 悪心(吐きけ)、嘔吐の副作用が現れることがある。

    2(b、c)

  • 37

    問37 (前半 第3章 問17) 脂質異常症に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせは どれか。 医療機関で測定する検査値として、低密度リポタンパク質(LDL)が( a )mg/dL 以 上、高密度リポタンパク質(HDL)が( b )mg/dL 未満、中性脂肪が( c )mg/dL 以 上のいずれかである状態を、脂質異常症という。

    1 140 40 150

  • 38

    問38 (前半 第3章 問18) 高コレステロール改善薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせ はどれか。 a 高コレステロール改善薬は、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害(手足の冷え、 痺れ)の緩和等を目的として使用される。 b ビタミンB2は、コレステロールの生合成抑制と排泄・異化促進作用、中性脂肪抑制作用、 過酸化脂質分解作用を有すると言われている。 c パンテチンは、低密度リポタンパク質(LDL)等の異化排泄を促進し、リポタンパクリ パーゼ活性を低下させて、高密度リポタンパク質(HDL)産生を高める作用があるとされ ている。 d リノール酸には、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされている。

    1 a:正 b:正 c:誤 d:誤

  • 39

    問39 (前半 第3章 問19) 貧血用薬(鉄製剤)には、貧血を改善するためビタミン成分が配合されている場合がある。 次の1~5で示されるビタミンのうち、鉄が消化管内で吸収されやすい状態に保つことを目 的として用いられるものはどれか。

    5 ビタミンC

  • 40

    問40 (前半 第3章 問20) 循環器用薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a ユビデカレノンは、心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることによって血液循環の 改善効果を示すとされ、15歳未満の小児向けの製品もある。 b 三黄瀉心湯を鼻血に用いる場合には、漫然と長期の使用は避け、5~6回使用しても症状 の改善がみられないときは、いったん使用を中止して専門家に相談がなされるなどの対応が 必要である。 c イノシトールヘキサニコチネートは、ニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の働きによっ て末梢の血液循環を改善する作用を示すとされ、ビタミンEと組み合わせて用いられる場合 が多い。 d 七物降下湯は、体力中等度以下で、顔色が悪くて疲れやすく、胃腸障害のないものの高血 圧に伴う随伴症状(のぼせ、肩こり、耳鳴り、頭重)に適すとされるが、15歳未満の小児 への使用は避ける必要がある。

    4 a:誤 b:正 c:正 d:正

  • 41

    問41 (前半 第3章 問21) 痔の薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 局所への穏やかな刺激によって痒みを抑える効果を期待して、熱感刺激を生じさせるクロ タミトンが配合されている場合がある。 b 酸化亜鉛は、粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる、粘膜の保護・止血を目的とし て、外用痔疾用薬に配合されている場合がある。 c 組織修復成分であるアラントインは、痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して、 外用痔疾用薬に配合されている場合がある。 d カイカクは、主に麻酔作用を期待して内用痔疾用薬に配合されている場合がある。

    4 a:正 b:正 c:正 d:誤

  • 42

    問42 (前半 第3章 問22) 第1欄の記述は、泌尿器用薬として使用される漢方処方製剤に関するものである。該当する 漢方処方製剤は第2欄のどれか。 第1欄 体力に関わらず使用でき、排尿異常があり、ときに口が乾くものの排尿困難、排尿痛、残尿 感、頻尿、むくみに適すとされる。 第2欄

    3 猪苓湯

  • 43

    問43 (前半 第3章 問23) 婦人薬及びその配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    1 漢方処方製剤である温経湯は、構成生薬としてマオウを含む。

  • 44

    問44 (前半 第3章 問24) 次の表は、ある一般用医薬品のビタミン主薬製剤に含まれている主な有効成分の一覧である。 この医薬品に関する記述のうち、正しい組み合わせはどれか。 2錠中 レチノールパルミチン酸エステル 2.354mg チアミン硝酸塩 10mg ピリドキシン塩酸塩 15mg シアノコバラミン 10µg ニコチン酸アミド 25mg トコフェロールコハク酸エステルカルシウム 12mg a この製剤はビタミン主薬製剤であり、多く摂取しても過剰症が生じるおそれはない。 b レチノールパルミチン酸エステルは、夜間視力を維持したり、皮膚や粘膜の機能を正常に 保つために重要である。 c この製剤は、授乳婦の使用を避ける必要がある。 d シアノコバラミンは、赤血球の形成を助け、また、神経機能を正常に保つために重要であ る。

    4 a:誤 b:正 c:誤 d:正

  • 45

    問45 (前半 第3章 問25) 内服アレルギー用薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはど れか。 a ジフェンヒドラミン塩酸塩は、母乳を与える女性は使用を避けるか、使用する場合には授 乳を避ける必要がある。 b メキタジンは、まれに重篤な副作用として血小板減少を生じることがある。 c 生薬成分であるサイシンは、鼻づまり(鼻閉)への効果を期待して用いられる。 d プソイドエフェドリン塩酸塩は、高血圧の診断を受けた人では症状を悪化させるおそれが あるため、使用を避ける必要がある。

    5 a:正 b:正 c:正 d:正

  • 46

    問46 (前半 第3章 問26) 鼻炎と鼻炎用点鼻薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれ か。 a ヒスタミンの働きを抑えることにより、鼻アレルギー症状の緩和を目的として、フェニレ フリン塩酸塩が配合されている場合がある。 b 急性鼻炎は、かぜの随伴症状として現れることが多く、鼻粘膜が刺激に対して敏感になる ことから、肥満細胞からヒスタミンが遊離してくしゃみや鼻汁等の症状を生じやすくなる。 c テトラヒドロゾリン塩酸塩が配合された点鼻薬は、過度に使用されると鼻粘膜の血管が反 応しなくなり、血管が拡張して鼻づまり(鼻閉)がひどくなりやすくなる。 d ベンザルコニウム塩化物などの陽性界面活性成分は、ウイルスによる二次感染を防止する ことを目的として配合されている場合があるが、カンジダ等の真菌類には効果がない。

    2(b、c)

  • 47

    問47 (前半 第3章 問27) 眼科用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 一般用医薬品の点眼薬は、その主たる配合成分から、人工涙液、一般点眼薬、抗菌性点眼 薬、アレルギー用点眼薬、緑内障用点眼薬に大別される。 b 点眼薬の1滴の薬液の量は、結膜嚢の容積よりも少ないため、副作用を抑えて、より高い 効果を得るには、薬液が結膜嚢内に行き渡るよう一度に数滴点眼することが効果的とされる。 c 洗眼薬は、目の洗浄や眼病予防に用いられるものであり、抗炎症成分や抗ヒスタミン成分 が配合されているものはない。 d 1回使い切りタイプとして防腐剤を含まない点眼薬では、ソフトコンタクトレンズ装着時 にも使用できるものがある。

    4 a:誤 b:誤 c:誤 d:正

  • 48

    問48 (前半 第3章 問28) 目の調節機能を改善する配合成分に関する記述について、( )の中に入れるべき字句 の正しい組み合わせはどれか。 目を酷使すると、目の調節機能が低下し、目の疲れやかすみといった症状を生じるが、ネオ スチグミンメチル硫酸塩は、コリンエステラーゼの働きを( a )作用を示し、( b ) におけるアセチルコリンの働きを( c )ことで、目の調節機能を改善する効果を目的とし て用いられる

    4 抑える 毛様体 助ける

  • 49

    問49 (前半 第3章 問29) きず口等の殺菌消毒薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a オキシドール(過酸化水素水)は、作用の持続性が乏しく、組織への浸透性も低い。 b エタノール(消毒用エタノール)は、比較的皮膚刺激性が低く、創傷面の殺菌・消毒に用 いる場合は、脱脂綿やガーゼに浸し患部に貼付して使用することとされている。 c ポビドンヨードは、外用薬として用いた場合でも、まれにショック(アナフィラキシー) のような全身性の重篤な副作用を生じることがある。 d ベンゼトニウム塩化物は、石けんと混合すると相乗効果によって殺菌消毒効果が高まる。

    3 a:正 b:誤 c:正 d:誤

  • 50

    問50 (前半 第3章 問30) 外皮用薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものはどれか。

    4 皮膚表面に冷感刺激を与え、軽い炎症を起こして反射的な血管の拡張による患部の血行を促したり、知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果を期待して、メントール、カンフル等が配合されている場合がある。

  • 51

    問51 (前半 第3章 問31) みずむし・たむし及びその治療に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a たむしは、皮膚に常在する黄色ブドウ球菌が繁殖することで起こる疾患である。 b 剤形は、皮膚が厚く角質化している部分には、液剤よりも軟膏が適している。 c 爪に発生する白癬(爪白癬)は難治性のため、医療機関(皮膚科)における全身的な治療 (内服抗真菌薬の処方)を必要とする場合が少なくない。 d みずむしやたむしに対する基礎的なケアと併せて、一般用医薬品を2週間位使用しても症 状が良くならない場合には、他の一般用医薬品と併用することが望ましい。

    2 a:誤 b:誤 c:正 d:誤

  • 52

    問52 (前半 第3章 問32) 歯槽膿漏薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 外用薬の場合、口腔内に食べ物のかすなどが残っている状態のままでは十分な効果が期待 できず、口腔内を清浄にしてから使用することが重要である。 b 銅クロロフィリンナトリウムは、殺菌消毒作用のほか、炎症を起こした歯周組織からの出 血を抑える作用を期待して配合される。 c 殺菌消毒作用や抗炎症作用を期待して、チョウジ油(フトモモ科のチョウジの蕾又は葉を 水蒸気蒸留して得た精油)が配合されている場合がある。 d コラーゲン代謝を改善して炎症を起こした歯周組織の修復を助け、また、毛細血管を強化 して炎症による腫れや出血を抑える効果を期待して、ビタミンAが配合されている場合があ る。

    2(a、c)

  • 53

    問53 (前半 第3章 問33) 口内炎及びその治療に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 口内炎は、栄養摂取の偏り、ストレスや睡眠不足、唾液分泌の低下、口腔内の不衛生など が要因となって生じることが多いとされ、通常であれば1~2週間で自然寛解する。 b 口内炎が再発を繰り返す場合には、ベーチェット病などの可能性も考えられるので、医療 機関を受診するなどの対応が必要である。 c ステロイド性抗炎症成分であるアズレンスルホン酸ナトリウムは、その含有量によらず長 期連用を避ける必要がある。 d シコンは、ムラサキ科のムラサキの葉を基原とする生薬で、患部からの細菌感染を防止す ることを期待して口内炎用薬に用いられる。

    1(a、b)

  • 54

    問54 (前半 第3章 問34) ニコチン及びニコチンを有効成分とする禁煙補助剤に関する記述のうち、正しいものの組み 合わせはどれか。 a ニコチンは交感神経系を抑制する作用を示し、アドレナリン作動成分が配合された医薬品 との併用により、その作用を減弱させるおそれがある。 b 咀嚼剤は、口腔内が酸性になるとニコチンの吸収が低下するため、コーヒーや炭酸飲料な ど口腔内を酸性にする食品を摂取した後しばらくは使用を避けることとされている。 c 禁煙補助剤の使用中又は使用直後の喫煙は、血中のニコチン濃度が急激に高まるおそれが あり、避ける必要がある。 d 妊婦又は妊娠していると思われる女性は、速やかに禁煙を達成するため、禁煙補助剤を積 極的に使用することが望ましい。

    2(b、c)

  • 55

    問55 (前半 第3章 問35) 滋養強壮保健薬の配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    1 システインは、骨や歯の形成に必要な栄養素であり、過剰症として高カルシウム血症が知られている。

  • 56

    問56 (前半 第3章 問36) 漢方処方製剤に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 現代中国で利用されている中医学に基づく薬剤は、中薬と呼ばれ、漢方薬と同じものを指 す。 b 全ての漢方処方製剤は、症状そのものの改善を主眼としており、2週間を超えて使用して はならない。 c 漢方の病態認識には虚実、陰陽、気血水、五臓などがある。 d 漢方処方製剤は作用が穏やかであるため、間質性肺炎や肝機能障害のような重篤な副作用 は起こらない。

    5 a:誤 b:誤 c:正 d:誤

  • 57

    問57 (前半 第3章 問37) 消毒薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a クレゾール石ケン液は、結核菌を含む一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作 用を示すが、大部分のウイルスに対する殺菌消毒作用はない。 b エタノールは、微生物のタンパク質を変性させることにより、殺菌消毒作用を示す。 c 次亜塩素酸ナトリウムは、アルカリ性の洗剤・洗浄剤と反応して有毒な塩素ガスが発生す るため、混ざらないように注意する必要がある。 d 酸性の消毒薬が誤って目に入った場合は、直ちに中和剤を用いて中和することとされてい る。

    1(a、b)

  • 58

    問58 (前半 第3章 問38) 衛生害虫に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    3 ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しやすい殻で覆われているため、孵化する前であっても燻蒸処理を行うことは有効である。

  • 59

    問59 (前半 第3章 問39) 第1欄の記述は、衛生害虫の防除を目的とする殺虫剤の成分に関するものである。第1欄の 作用機序を示す成分は第2欄のどれか。 第1欄 除虫菊の成分から開発された成分で、比較的速やかに自然分解して残効性が低いため、家庭 用殺虫剤に広く用いられている。殺虫作用は、神経細胞に直接作用して神経伝達を阻害するこ とによるものである。 第2欄

    4 フェノトリン

  • 60

    問60 (前半 第3章 問40) 妊娠及び妊娠検査薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 妊娠の初期に比べると、妊娠の後期は、胎児の脳や内臓などの諸器官が形づくられる重要 な時期であり、母体が摂取した物質等の影響を受けやすい時期でもある。 b 妊娠検査薬は、尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)の有無を調べるものであり、 通常、実際に妊娠が成立してから1週目前後の尿中hCG濃度を検出感度としている。 c 妊娠検査薬の検体は、尿中hCGが検出されやすい早朝尿(起床直後の尿)が向いている が、尿が濃すぎると、かえって正確な結果が得られないこともある。 d 閉経期に入っている人では、妊娠検査薬の検査結果が陽性となることがある。

    1 a:誤 b:誤 c:正 d:正

  • 61

    問1 (後半 第2章 問1) 消化器系に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 消化器系は、飲食物を消化して生命を維持していくため必要な栄養分として吸収し、その 残滓を体外に排出する器官系である。 b 消化液に含まれる消化酵素の作用によって飲食物を分解することを、機械的消化という。 c 嚥下された飲食物は、重力によって胃に落ち込むのでなく、食道の運動によって胃に送ら れる。 d 胃腺から分泌されるペプシノーゲンは胃酸によって、炭水化物を消化する酵素であるペプ シンとなり、胃酸とともに胃液として働く。

    1(a、c)

  • 62

    問2 (後半 第2章 問2) 胆嚢及び肝臓に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 胆汁に含まれる胆汁酸塩(コール酸、デオキシコール酸等の塩類)は、脂質の消化を容易 にし、また、脂溶性ビタミンの吸収を助ける。 b 肝臓で産生される胆汁に含まれるビリルビン(胆汁色素)は、赤血球中のヘモグロビンが 分解されて生じた老廃物である。 c 腸内に放出された胆汁酸塩の大部分は、大腸で再吸収されて肝臓に戻される。 d 肝臓では、必須アミノ酸を生合成することができる。

    3 a:正 b:正 c:誤 d:誤

  • 63

    問3 (後半 第2章 問3) 大腸に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 大腸は、盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸からなる管状の臓器で、 直腸は含まれない。 b 大腸の内壁には輪状のひだがあり、その粘膜表面は絨毛(柔突起ともいう)に覆われてビ ロード状になっている。 c 腸の内容物は、大腸の運動によって腸管内を通過するに従って水分とナトリウム、カリウ ム、リン酸等の電解質の吸収が行われ、固形状の糞便が形成される。 d 大腸の腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンK等の物質も産生 している。

    4(c、d)

  • 64

    問4 (後半 第2章 問4) 呼吸器系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 呼吸器系は、鼻腔、咽頭、喉頭、気管、気管支、肺からなり、そのうち、鼻腔から咽頭・ 喉頭までの部分を上気道という。 b 咽頭の後壁にある扁桃は、リンパ組織(白血球の一種であるリンパ球が密集する組織)が 集まってできていて、気道に侵入してくる細菌、ウイルス等に対する免疫反応が行われる。 c 喉頭の大部分と気管から気管支までの粘膜は線毛上皮で覆われており、吸い込まれた粉塵、 細菌等の異物は、気道粘膜から分泌される粘液にからめ取られ、線毛運動による粘液層の連 続した流れによって気道内部から咽頭へ向けて排出され、唾液とともに嚥下される。 d 肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から二酸化炭素が肺胞気中に拡散し、代わ りに酸素が血液中の赤血球に取り込まれるガス交換が行われる。

    5 a:正 b:正 c:正 d:正

  • 65

    問5 (後半 第2章 問5) 血液に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 血液は、血漿と血球からなり、酸素や栄養分を全身の組織に供給し、二酸化炭素や老廃物 を肺や腎臓へ運んでいる。 b リンパ球は、リンパ節、脾臓等のリンパ組織で増殖し、細菌、ウイルス等の異物を認識す るB細胞リンパ球と、それらに対する抗体(免疫グロブリン)を産生するT細胞リンパ球が ある。 c 白血球の約60%を占めている好中球は、血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことが でき、感染が起きた組織に遊走して集まり、細菌やウイルス等を食作用によって取り込んで 分解する。 d 血管の損傷部位では、血小板から放出される酵素によって血液を凝固させる一連の反応が 起こり、血漿タンパク質の一種であるフィブリノゲンが傷口で重合して線維状のフィブリン となる。

    3 a:正 b:誤 c:正 d:正

  • 66

    問6 (後半 第2章 問6) 腎臓に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれ か。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入る。 腎臓に入る動脈は細かく枝分かれして、毛細血管が小さな球状になった( a )を形成す る。( a )の外側を袋状の( b )が包み込んでおり、これを( c )という。

    1 糸球体 ボウマン嚢 腎小体

  • 67

    問7 (後半 第2章 問7) 目に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 眼瞼は、素早くまばたき運動ができるよう、皮下組織が少なく薄くできているため、むく み(浮腫)等、全身的な体調不良の症状が現れにくい部位である。 b 涙器は、涙液を分泌する涙腺と、涙液を鼻腔に導出する涙道からなる。 c 涙液は、血漿から産生され、角膜や結膜を感染から防御するリゾチームや免疫グロブリン 等を含んでいる。 d 主に水晶体の厚みを変化させることによって、遠近の焦点調節が行われており、水晶体は、 近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁平になる。

    5 a:誤 b:正 c:正 d:正

  • 68

    問8 (後半 第2章 問8) 耳に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 外耳は、側頭部から突出した耳介と、耳介で集められた音を鼓膜まで伝導する外耳道から なる。 b 中耳は、聴覚器官である蝸牛と、平衡器官である前庭の2つの部分からなる。 c 小さな子供では、耳管が太く短くて、走行が水平に近いため、鼻腔からウイルスや細菌が 侵入し感染が起こりやすい。 d 平衡器官である前庭の内部はリンパ液で満たされており、水平・垂直方向の加速度を感知 する半規管と、体の回転や傾きを感知する耳石器官に分けられる。

    3 a:正 b:誤 c:正 d:誤

  • 69

    問9 (後半 第2章 問9) 骨格系及び筋組織に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 赤血球、白血球、血小板は、骨髄で産生される造血幹細胞から分化することにより、体内 に供給される。 b 骨の破壊(骨吸収)と修復(骨形成)は、骨が成長を停止するまで繰り返され、その後 は行われない。 c 筋組織は、筋細胞(筋線維)とそれらをつなぐ結合組織からできているのに対して、腱は 結合組織のみでできているため、伸縮性が高い。 d 骨格筋は、筋線維を顕微鏡で観察すると横縞模様(横紋)が見え、自分の意識どおりに動 かすことができる随意筋である。

    4(a、d)

  • 70

    問10 (後半 第2章 問10) 脳や神経系の働きに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 神経系は、神経細胞が連なっており、神経細胞の細胞体から伸びる細長い突起(軸索)を 神経線維という。 b 末梢神経系は、その機能に着目して、随意運動、知覚等を担う体性神経系と、消化管の運 動や血液の循環等のように生命や身体機能の維持のため無意識に働いている機能を担う自 律神経系に分類される。 c 心臓の心拍数は、交感神経系が活発になると減少する。 d 肝臓は、交感神経系が活発になるとグリコーゲンを分解し、ブドウ糖を放出する。

    2 a:正 b:正 c:誤 d:正

  • 71

    問11 (後半 第2章 問11) 薬の吸収に関する記述のうち、正しいものはどれか。

    4 眼の粘膜に適用する点眼薬は、鼻涙管を通って鼻粘膜から吸収されることがある。

  • 72

    問12 (後半 第2章 問12) 薬の代謝、排泄に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 有効成分の母乳中への移行においては、乳児に対して副作用を発現するほどの濃度とはな らないことが知られている。 b 肝初回通過効果とは、全身循環に移行する有効成分の量が、消化管で吸収された量よりも 肝臓で代謝を受けた分だけ少なくなることをいう。 c 循環血液中に移行した多くの有効成分は、血液中で複合体を形成しており、複合体を形成 している有効成分の分子は薬物代謝酵素の作用で代謝されず、トランスポーターによって輸 送される。 d 薬物代謝酵素の遺伝子型には個人差がある。

    4 a:誤 b:正 c:誤 d:正

  • 73

    問13 (後半 第2章 問13) 第1欄の記述は、薬の体内での働きに関するものである。( )の中に入れるべき字句 は第2欄のどれか。 第1欄 循環血液中に移行した有効成分は、血流によって全身の組織・器官へ運ばれて作用するが、 多くの場合、標的となる細胞に存在する受容体、酵素、トランスポーターなどの( )と 結合し、その機能を変化させることで薬効や副作用を現す。 第2欄

    3 タンパク質

  • 74

    問14 (後半 第2章 問14) 医薬品を購入するために来店した消費者に対して、登録販売者が行った医薬品の剤形及び使 用方法の説明に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    3 この医薬品は、錠剤の表面がコーティングされた腸溶錠ですので、飲み込みが難しい場合は、口の中で噛み砕くか、口の中で溶かした後に飲み込んでください。

  • 75

    問15 (後半 第2章 問15) 全身的に現れる副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 皮膚粘膜眼症候群は、38℃以上の高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい 症状が比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる病態である。 b 中毒性表皮壊死融解症は、皮膚粘膜眼症候群と比較すると発生の頻度が低く、発症の原因 となる医薬品が特定されており、発症機序が解明されているため、発症の予測が容易とされ ている。 c 医薬品により生じる肝機能障害は、有効成分又はその代謝物の直接的肝毒性が原因で起き るアレルギー性のものと、有効成分に対する抗原抗体反応が原因で起きる中毒性のものに大 別される。 d 黄疸では、過剰となった血液中のビリルビンが尿中に排出されることにより、尿の色が濃 くなることもある。

    2 a:正 b:誤 c:誤 d:正

  • 76

    問16 (後半 第2章 問16) 皮膚に現れる副作用に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 貼付剤により光線過敏症が現れた場合は、皮膚が太陽光線(紫外線)に曝されることを防 ぐため、貼付剤を剥がさないようにする必要がある。 b 薬疹は特定の医薬品で発生し、医薬品の種類ごとに生じる発疹の型は決まっている。 c 薬疹は医薬品の使用後1~2週間で起きることが多く、アレルギー体質の人や以前に薬疹 を起こしたことがある人で生じやすい。 d 医薬品を使用した後に発疹・発赤等が現れた場合に、当該医薬品を使用していた一般の生 活者が自己判断で対症療法を行うことは、原因の特定を困難にするおそれがあるため、避け るべきである。

    4(c、d)

  • 77

    問17 (後半 第2章 問17) 医薬品の副作用に関する記述のうち、正しいものはどれか。

    3 偽アルドステロン症は体内に塩分(ナトリウム)と水が貯留し、体からカリウムが失われることによって生じる病態で、低身長、低体重など体表面積が小さい者や高齢者で生じやすく、原因医薬品の長期服用後に初めて発症する場合もある。

  • 78

    問18 (後半 第2章 問18) 消化器系及び泌尿器系に現れる副作用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    2 イレウス様症状は、医薬品の作用によって腸管運動が著しく亢進した状態で、激しい腹痛や嘔吐、軟便や著しい下痢が現れる。

  • 79

    問19 (後半 第2章 問19) 間質性肺炎に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせは どれか。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入る。 間質性肺炎は、肺の中で( a )と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が、 炎症を起こしたものであり、発症すると、( a )と毛細血管の間のガス交換効率が低下し て血液に酸素を十分取り込むことができず、体内は低酸素状態となる。そのため、息切れ・息 苦しさ等の呼吸困難、空咳(痰の出ない咳)、発熱等の症状を呈する。 一般に、医薬品の使用開始から( b )程度で起きることが多く、悪化すると( c ) に移行することがある。

    5 肺胞 1~2週間 肺線維症

  • 80

    問20 (後半 第2章 問20) 医薬品の副作用に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 医薬品を長期連用したり、過量服用するなどの不適正な使用によって、倦怠感や虚脱感等 を生じることがあるため、医薬品の販売等に従事する専門家は、販売する医薬品の使用状況 に留意する必要がある。 b 厚生労働省では「重篤副作用総合対策事業」の一環として、関係学会の専門家等の協力を 得て、「重篤副作用疾患別対応マニュアル」を作成し、公表しているが、一般用医薬品によ って発生する副作用は本マニュアルの対象となっていない。 c 医薬品による副作用の早期発見・早期対応のためには、医薬品の販売等に従事する専門家 が副作用の症状に関する十分な知識を身につけることが重要である。 d 医薬品医療機器等法第68条の10第2項の規定に基づき、医薬品の副作用等を知った場 合に、必要に応じて、その旨を厚生労働大臣に報告しなければならないとされている対象者 は薬剤師のみであり、今後は登録販売者も含まれることが期待されている。

    1(a、c)

  • 81

    問21 (後半 第4章 問1) 販売従事登録に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 麻薬、大麻、あへん又は覚醒剤の中毒者は販売従事登録を受けることができない。 b 2以上の都道府県において登録販売者として医薬品の販売に従事しようとする者は、それ ぞれの都道府県知事の登録を受ける必要がある。 c 都道府県知事は、登録販売者が偽りその他不正の手段により販売従事登録を受けたことが 判明したときは、その登録を消除しなければならない。 d 登録販売者は、転居により住所を変更したときは、30日以内に、その旨を登録を受けた 都道府県知事に届け出なければならない。

    4 a:正 b:誤 c:正 d:誤

  • 82

    問22 (後半 第4章 問2) 医薬品に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 医薬品には、人の身体に直接使用されない殺虫剤や器具用消毒薬も含まれる。 b 医薬品は、人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされている 物であり、機械器具も医薬品に含まれる。 c 製造販売元の製薬企業、製造業者のみならず薬局や医薬品の販売業者においても、着色の みを目的として、厚生労働省令で定めるタール色素以外のタール色素が使用されている医薬 品は、販売してはならない。 d 全ての医薬品は、品目ごとに、品質、有効性及び安全性について審査等を受け、その製造 販売について厚生労働大臣の承認を受けたものでなければならない。

    2(a、c)

  • 83

    問23 (後半 第4章 問3) 要指導医薬品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 医師等の診療によらなければ一般に治癒が期待できない疾患(例えば 、がん、心臓病等) に対する効能効果は、要指導医薬品において認められていない。 b 薬局では要指導医薬品の特定販売を行うことができる。 c 要指導医薬品は、販売の際、適正な使用のために登録販売者の対面による情報の提供及び 薬学的知見に基づく指導が必要なものである。 d 医師等の管理・指導の下で患者が自己注射を行う医薬品は、要指導医薬品に該当する。

    4 a:正 b:誤 c:誤 d:誤

  • 84

    問24 (後半 第4章 問4) 医薬品医療機器等法に基づく毒薬及び劇薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせは どれか。 a 要指導医薬品で劇薬に該当するものはない。 b 毒薬又は劇薬を、14歳未満の者その他安全な取扱いに不安のある者に交付することは禁 止されている。 c 店舗管理者が登録販売者である店舗販売業者は、劇薬を開封して販売してはならない。 d 劇薬については、直接の容器又は被包に赤地に白枠、白字をもって、当該医薬品の品名及 び「劇」の文字が記載されていなければならない。

    2(b、c)

  • 85

    問25 (後半 第4章 問5) 毒薬又は劇薬を、一般の生活者に対して販売又は譲渡する際に、医薬品医療機器等法第46 条第1項の規定により、当該医薬品を譲り受ける者から交付を受ける文書に記載されていなけ ればならない事項として、誤っているものはどれか。

    3 譲受人の生年月日

  • 86

    問26 (後半 第4章 問6) 一般用医薬品のリスク区分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 第2類医薬品のうち、「特別の注意を要するものとして厚生労働大臣が指定するもの」を 「指定第2類医薬品」としている。 b 第3類医薬品は、保健衛生上のリスクが比較的低い一般用医薬品であるが、副作用等によ り身体の変調・不調が起こるおそれはある。 c 第3類医薬品は、保健衛生上のリスクが比較的低い一般用医薬品であるため、第2類医薬 品に分類が変更されることはない。 d 第1類医薬品には、その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるお それがあるすべての一般用医薬品が指定される。

    1(a、b)

  • 87

    問27 (後半 第4章 問7) 医薬部外品に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 医薬部外品を販売する場合には、店舗の所在地の都道府県知事による販売業の許可が必要 である。 b 衛生害虫類(ねずみ、はえ、蚊、のみその他これらに類する生物)の防除のため使用され る製品群には、直接の容器又は直接の被包に「指定医薬部外品」と記載されていなければな らない。 c 医薬部外品は、その効能効果があらかじめ定められた範囲内であって、成分や用法等に照 らして人体に対する作用が緩和であることを要件として、医薬品的な効能効果を表示・標榜 することが認められている。 d かつては医薬品であったが医薬部外品へ移行された製品群がある。

    4(c、d)

  • 88

    問28 (後半 第4章 問8) 保健機能食品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 食生活において特定の保健の目的で摂取をする者に対し、その摂取により当該保健の目的 が期待できる旨を表示するには、個別に生理的機能や特定の保健機能を示す有効性や安全性 等に関する審査を受け、許可又は承認を取得することが必要である。 b 特定保健用食品において、現行の許可の際に必要とされる有効性の科学的根拠のレベルに 達しないものの、一定の有効性が確認されるものについては、限定的な科学的根拠である旨 の表示をすることを条件として許可されている。 c 栄養機能食品における栄養成分の機能表示に関しては、消費者庁長官の許可は要さない が、その表示と併せて、当該栄養成分を摂取する上での注意事項を適正に表示することが 求められている。 d 機能性表示食品は、特定の保健の目的が期待できる(健康の維持及び増進に役立つ)とい う食品の機能性を表示することはできるが、消費者庁長官の個別の許可を受けたものではな い。

    5 a:正 b:正 c:正 d:正

  • 89

    問29 (後半 第4章 問9) 1~5で示される効能効果のうち、化粧品の効能効果の範囲として誤っているものはどれか。

    2 日やけによるシミ、ソバカスを薄くする。

  • 90

    問30 (後半 第4章 問10) 医薬品医療機器等法に基づき店舗販売業者が行う要指導医薬品又は一般用医薬品のリスク 区分に応じた情報提供等に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 第1類医薬品を販売又は授与する場合には、その店舗において医薬品の販売又は授与に従 事する薬剤師又は登録販売者に、書面を用いて、必要な情報を提供させなければならない。 b 指定第2類医薬品を販売又は授与する場合には、当該指定第2類医薬品を購入しようとす る者等が、禁忌事項を確認すること及び当該医薬品の使用について薬剤師又は登録販売者に 相談することを勧める旨を確実に認識できるようにするために必要な措置を講じなければ ならない。 c その店舗において第3類医薬品を購入した者から相談があった場合には、医薬品の販売又 は授与に従事する薬剤師又は登録販売者に、必要な情報を提供させなければならない。 d 要指導医薬品を使用しようとする者が薬剤服用歴その他の情報を一元的かつ経時的に管理 できる手帳(お薬手帳)を所持する場合は、必要に応じ、当該お薬手帳を活用した情報の提 供及び指導を行わせることとされており、お薬手帳には、要指導医薬品についても記録する ことが重要である。

    4 a:誤 b:正 c:正 d:正

  • 91

    問31 (後半 第4章 問11) 店舗販売業の店舗管理者に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 店舗管理者が薬剤師である店舗においては、調剤や要指導医薬品の販売・授与を行うこと ができる。 b 店舗管理者は、その店舗の所在地の都道府県知事(その店舗の所在地が保健所を設置する 市又は特別区の区域にある場合においては、市長又は区長)の許可を受けた場合を除き、そ の店舗以外の場所で業として店舗の管理その他薬事に関する実務に従事する者であっては ならない。 c 第1類医薬品を販売する店舗の店舗管理者は、必ず薬剤師でなければならない。 d 店舗管理者は、保健衛生上支障を生ずるおそれがないようその店舗の業務につき、店舗販 売業者に対し、必要な意見を書面により述べなければならない。

    4 a:誤 b:正 c:誤 d:正

  • 92

    問32 (後半 第4章 問12) 配置販売業に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 区域管理者が薬剤師である配置販売業者は、全ての一般用医薬品を販売することができる。 b 配置販売業の許可は、配置しようとする区域をその区域に含む都道府県ごとに、その都道 府県知事が与える。 c 配置販売業者又はその配置員は、その住所地の都道府県知事が発行する身分証明書の交付 を受け、かつ、これを携帯しなければ、医薬品の配置販売に従事してはならない。 d 配置販売業者は、医薬品の包装を開封して分割販売することができる。

    2 a:誤 b:正 c:正 d:誤

  • 93

    問33 (後半 第4章 問13) 医薬品の陳列に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    2 薬局開設者は、購入者の利便性等を考慮し、薬効分類が同じである第1類医薬品と要指導薬品を、区別することなく陳列することができる。

  • 94

    問34 (後半 第4章 問14) 指定第2類医薬品の陳列に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい 組み合わせはどれか。 指定第2類医薬品は、薬局等構造設備規則に規定する「( a )」から( b )以内の 範囲に陳列しなければならない。ただし、次の場合を除く。 ・ 鍵をかけた陳列設備に陳列する場合 ・ 指定第2類医薬品を陳列する陳列設備から( c )の範囲に、医薬品を購入しようとする 者等が進入することができないよう必要な措置が取られている場合

    3 情報提供を行うための設備 7メートル 1.2 メートル

  • 95

    問35 (後半 第4章 問15) 薬局で行う医薬品の特定販売の方法等に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれ か。 a 特定販売を行う場合は、当該薬局以外の場所に貯蔵し、又は陳列している一般用医薬品を 販売し、又は授与することができる。 b 特定販売を行うことについてインターネットを利用して広告する場合は、ホームページに 薬局の情報提供を行うための設備の写真を表示しなければならない。 c 特定販売を行うことについてインターネットを利用して広告する場合は、ホームページに 特定販売を行う医薬品の使用期限を表示しなければならない。 d 薬局製造販売医薬品(毒薬及び劇薬であるものを除く。)は、特定販売することができる。

    3(c、d)

  • 96

    問36 (後半 第4章 問16) 医薬品の広告に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 漢方処方製剤の効能効果について、配合されている個々の生薬成分の作用を個別に挙げて 説明することは広告として適当である。 b 医薬関係者、医療機関、公的機関、団体等が、公認、推薦、選用等している旨の広告につ いては、原則として不適当である。 c POP広告(小売店に設置されているポスター、ディスプレーなどによる店頭・店内広告) は、医薬品の広告に該当しない。 d 医薬品の安全性について最大級の表現を行うことは、一般用医薬品を使用する者を安心さ せるために必要であり、広告として適当である。

    5 a:誤 b:正 c:誤 d:誤

  • 97

    問37 (後半 第4章 問17) 次の成分(その水和物及びそれらの塩類を含む。)のうち、濫用等のおそれのあるものとし て厚生労働大臣が指定する医薬品(平成26年厚生労働省告示第252号)の有効成分として 誤っているものはどれか。

    3 メタンフェタミン

  • 98

    問38 (後半 第4章 問18) 医薬品の販売方法等に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    1 購入者の利便性のため、効能効果が重複する医薬品を組み合わせて販売することは、推奨されている。

  • 99

    問39 (後半 第4章 問19) 医薬品の廃棄・回収命令等に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    1 都道府県知事は、医薬品の製造業者に対しては不正表示医薬品、不良医薬品、無承認無許可医薬品の廃棄、回収その他公衆衛生上の危険の発生を防止するに足りる措置を採るべきことを命ずることができるが、薬局開設者、医薬品の販売業者に対してはできない。

  • 100

    問40 (後半 第4章 問20) 医薬品医療機器等法に基づく行政庁による監視指導及び処分に関する記述のうち、正しいも のの組み合わせはどれか。 なお、本設問において、「都道府県知事」とは、「都道府県知事(薬局又は店舗販売業にあ っては、その薬局又は店舗の所在地が保健所を設置する市又は特別区の区域にある場合におい ては、市長又は区長)」とする。 a 都道府県知事は、医薬品の販売業者が、医薬品医療機器等法の規定を遵守しているかどう かを確かめるために必要があると認めるときは、当該職員(薬事監視員)に、その医薬品の 販売業者が医薬品を業務上取り扱う場所に立ち入らせ、従業員その他の関係者に質問させる ことができる。 b 都道府県知事は、必要があると認めるときは、当該職員(薬事監視員)に、薬局に立ち入 り、不良医薬品の疑いのある物を、試験のため必要な最少分量に限り、収去させることがで きる。 c 都道府県知事は、店舗販売業における一般用医薬品の販売等を行うための業務体制が、基 準(薬局並びに店舗販売業及び配置販売業の業務を行う体制を定める省令(昭和39年厚生 省令第3号))に適合しなくなった場合、店舗管理者に対して、その業務体制の整備を命ず ることができる。 d 薬剤師や登録販売者を含む従業員が、薬事監視員の質問を受けた際に、その答弁が医薬品 の販売業者に不利益になる際には、その答弁を拒否することが認められている。

    1(a、b)

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    登録販売者試験 令和7年度(2025年) 北海道・東北ブロック

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    管理業務主任者試験 令和7年度(2025年)

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    情報セキュリティマネジメント試験 令和7年度(2025年) 公開問題(科目A・B)

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    情報セキュリティマネジメント試験 令和7年度(2025年) 公開問題(科目A・B)

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    登録販売者試験 令和7年度(2025年) 北陸・東海ブロック

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    登録販売者試験 令和7年度(2025年) 北陸・東海ブロック

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    国家公務員一般職試験(大卒程度) 令和7年度(2025年) 行政 基礎能力試験

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    美容師国家試験 第53回 筆記試験(2026年春期)

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 公害総論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気概論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気特論

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    15 个题目 • 1 个月前
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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) ばいじん・粉じん特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気有害物質特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気有害物質特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大規模大気特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大規模大気特論

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    问题列表

  • 1

    問1 (前半 第1章 問1) 医薬品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 医薬品は、科学的な根拠に基づく適切な理解や判断によって適正な使用が図られる必要が ある。 b 一般用医薬品には、製品に添付されている文書(添付文書)や製品表示に必要な情報が記 載されている。 c 購入者等が、一般用医薬品を適切に選択し、適正に使用するためには、その販売に専門家 が関与し、専門用語を分かりやすい表現で伝えるなどの適切な情報提供を行い、また、購入 者等が知りたい情報を十分に得ることができるように、相談に対応することが不可欠である。 d 医薬品は、有効性、安全性等に関する情報が集積されており、随時新たな情報が付加され るものである。

    5 a:正 b:正 c:正 d:正

  • 2

    問2 (前半 第1章 問2) 医薬品のリスク評価に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 投与量と効果の関係は、薬物用量の増加に伴い、効果の発現が検出されない「無作用量」 から、最小有効量を経て「治療量」に至る。 b 製造販売後安全管理の基準としてGood Post-marketing Study Practice(GPSP)が制 定されている。 c Good Clinical Practice(GCP)に準拠した手順で安全な治療量を設定することが新規 医薬品の開発に関連する臨床試験(治験)の目標の一つである。 d 治療量を超えた量を単回投与した場合、毒性が発現するおそれはない。

    2(a、c)

  • 3

    問3 (前半 第1章 問3) いわゆる「健康食品」と呼ばれる健康増進や維持の助けになることが期待される食品(以下 「健康食品」という。)に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 「保健機能食品」は、一定の基準のもと健康増進の効果等を表示することが許可された健 康食品である。 b 「特定保健用食品」は、すべて個別に都道府県の審査を受け、許可されたものである。 c 健康食品は、健康増進や維持の助けになることが期待されるため、健康被害を生じること はない。 d 一般用医薬品の販売時にも健康食品の摂取の有無について確認することは重要で、購入者 等の健康に関する意識を尊重しつつも、必要があればそれらの摂取についての指導も行うべ きである。

    4(a、d)

  • 4

    問4 (前半 第1章 問4) アレルギー(過敏反応)に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    3 アレルギーは、特定の物質のみによって起こり、体質的・遺伝的な要素はない。

  • 5

    問5 (前半 第1章 問5) セルフメディケーションに関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    4 令和4年1月にセルフメディケーション税制が見直され、一部の一般用医薬品と特定保健用食品が対象となった。

  • 6

    問6 (前半 第1章 問6) 医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 副作用は起きないことが望ましいため、副作用が起きる仕組みや起こしやすい要因の認識、 また、それらに影響を与える体質や体調等をあらかじめ把握し、適切な医薬品の選択、適正 な使用が図られることが重要である。 b 医薬品が人体に及ぼす作用は、すべて解明されていないが、十分注意して適正に使用すれ ば副作用が生じることはない。 c 一般用医薬品の販売等に従事する専門家においては、購入者等から副作用の発生の経過を 十分に聴いて、その後の適切な医薬品の選択に資する情報提供を行う等の対応をする必要が ある。 d 一般用医薬品を継続して使用する場合には、特段の異常が感じられなくても医療機関を受 診するよう、医薬品の販売等に従事する専門家から促していくことが重要である。

    2 a:正 b:誤 c:正 d:正

  • 7

    問7 (前半 第1章 問7) 医薬品の不適正な使用と副作用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    4 一般用医薬品の使用を、症状の原因となっている疾病の根本的な治療や生活習慣の改善等がされないまま、漫然と続けていても、副作用を招くことはない。

  • 8

    問8 (前半 第1章 問8) 医薬品と他の医薬品との相互作用に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a かぜ薬、解熱鎮痛薬、アレルギー用薬等では、成分や作用が重複することが多く、通常、 これらの薬効群に属する医薬品の併用は避けることとされている。 b 複数の疾病を有する人では、疾病ごとにそれぞれ医薬品が使用される場合が多く、医薬品 同士の相互作用に関して特に注意が必要となる。 c 複数の医薬品を併用した場合、医薬品の作用が増強することがあるが、減弱することはな い。 d 医薬品の相互作用は、医薬品が吸収、分布又は代謝(体内で化学的に変化すること)され る過程においてのみ起こる。

    1(a、b)

  • 9

    問9 (前半 第1章 問9) 医薬品と食品との相互作用に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a カフェインやビタミンAのように、食品中に医薬品の成分と同じ物質が存在するために、 それらを含む医薬品(例:総合感冒薬)と食品(例:コーヒー)を一緒に服用すると過剰摂 取となるものもある。 b 外用薬や注射薬の作用や代謝は、食品による影響を受ける可能性はない。 c 酒類(アルコール)をよく摂取する者では、肝臓で代謝されるアセトアミノフェンは通常 よりも代謝されにくくなるため、体内からアセトアミノフェンが速く消失して十分な薬効が 得られなくなることがある。 d 食品と医薬品の相互作用は、しばしば「飲み合わせ」と表現され、食品と飲み薬が体内で 相互作用を生じる場合が主に想定される。

    4(a、d)

  • 10

    問10 (前半 第1章 問10) 小児等への医薬品の使用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    2 小児は、血液脳関門が未発達であるため、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しにくく、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしにくい。

  • 11

    問11 (前半 第1章 問11) 高齢者の医薬品の使用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 高齢者は、持病(基礎疾患)を抱えていることが多く、一般用医薬品の使用によって基礎 疾患の症状が悪化したり、治療の妨げとなる場合がある。 b 高齢者は、喉の筋肉が衰えて飲食物を飲み込む力が弱まっている(嚥下障害)場合があり、 内服薬を使用する際に喉に詰まらせやすい。 c 高齢者において、生理機能の衰えの度合いは個人差が小さいので、年齢のみから副作用の リスク増大の程度を判断することは容易である。 d 高齢者によくみられる傾向として、医薬品の説明を理解するのに時間がかかる場合等があ り、情報提供や相談対応において特段の配慮が必要となる。

    2 a:正 b:正 c:誤 d:正

  • 12

    問12 (前半 第1章 問12) 妊婦又は妊娠していると思われる女性及び母乳を与える女性(授乳婦)への医薬品の使用等 に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 吸収された医薬品の一部が乳汁中に移行することが知られていても、通常の使用の範囲で は具体的な悪影響が判明していない医薬品もある。 b 一般用医薬品において、多くの場合、妊婦が使用した場合における胎児への安全性に関す る評価は容易である。 c 便秘薬のように、配合成分やその用量によっては流産や早産を誘発するおそれがあるもの がある。 d ビタミンAを含有する製剤においては、妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取し た場合であっても、胎児に先天異常を起こす危険性が高まることはない。

    1(a、c)

  • 13

    問13 (前半 第1章 問13) 医療機関で治療を受けている人等に対し、一般用医薬品を販売する時の情報提供に関する記 述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 医療機関・薬局で交付された薬剤を使用している人については、登録販売者において一般 用医薬品との併用の可否を判断することは困難なことが多く、その薬剤を処方した医師若し くは歯科医師又は調剤を行った薬剤師に相談するよう説明する必要がある。 b 過去に医療機関で治療を受けていた(今は治療を受けていない)という場合には、どのよ うな疾患について、いつ頃かかっていたのか(いつ頃治癒したのか)を踏まえ、購入者等が 使用の可否を適切に判断することができるよう情報提供がなされることが重要である。 c 医療機関で治療を受ける際には、使用している一般用医薬品の情報を医療機関の医師や薬 局の薬剤師等に伝えるよう購入者等に説明することが重要である。 d 医療機関での治療は特に受けていない場合であっても、医薬品の種類や配合成分等によっ ては、特定の症状がある人が使用するとその症状を悪化させるおそれがある等、注意が必要 なものがある。

    5 a:正 b:正 c:正 d:正

  • 14

    問14 (前半 第1章 問14) 一般用医薬品の役割に関する記述のうち、正しいものはいくつあるか。 a 生活の質(QOL)の改善・向上 b 軽度な疾病に伴う症状の改善 c 健康状態の自己検査 d 生活習慣病等の疾病に伴う症状発現の予防(科学的・合理的に効果が期待できるものに限 る。)

    4 4つ

  • 15

    問15 (前半 第1章 問15) 医薬品の品質に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 医薬品は、適切な保管・陳列がされたとしても、経時変化による品質の劣化は避けられな い。 b 医薬品に表示されている「使用期限」は、開封後の品質状態も考慮した期限である。 c 医薬品に配合されている成分(有効成分及び添加物成分)には、高温や多湿によって品質 の劣化(変質・変敗)を起こすものがあるが、光(紫外線)によって品質の劣化を起こすも のはない。 d その品質が承認等された基準に適合しない医薬品、その全部又は一部が変質・変敗した物 質から成っている医薬品の販売は禁止されている。

    2 a:正 b:誤 c:誤 d:正

  • 16

    問16 (前半 第1章 問16) プラセボ効果(偽薬効果)に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    1 プラセボ効果は、常に客観的に測定可能な変化として現れる。

  • 17

    問17 (前半 第1章 問17) サリドマイドに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a サリドマイド訴訟は、サリドマイド製剤を使用したことにより、認知症に類似した症状が 現れ、死に至る重篤な神経難病が発生したことに対する損害賠償訴訟である。 b サリドマイドは催眠鎮静成分として承認された(その鎮静作用を目的として、胃腸薬にも 配合された)が、副作用として血管新生を妨げる作用もあった。 c サリドマイドの光学異性体のうち、R体のサリドマイドを分離して製剤化することで血管 新生を妨げる作用を避けることができる。 d サリドマイドによる薬害事件は、日本のみならず世界的にも問題となったため、世界保健 機関加盟国を中心に市販後の副作用情報の収集の重要性が改めて認識され、各国における副 作用情報の収集体制の整備が図られることとなった。

    4 a:誤 b:正 c:誤 d:正

  • 18

    問18 (前半 第1章 問18) スモン訴訟及びC型肝炎訴訟に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正 しい組み合わせはどれか。 スモン訴訟は、整腸剤として販売されていた( a )を使用したことにより、( b ) に罹患したことに対する損害賠償訴訟である。 また、C型肝炎訴訟は、出産や手術での大量出血などの際に特定の( c )や血液凝固第 Ⅸ因子製剤の投与を受けたことにより、C型肝炎ウイルスに感染したことに対する損害賠償訴 訟である。

    1 キノホルム製剤 亜急性脊髄視神経症 フィブリノゲン製剤

  • 19

    問19 (前半 第1章 問19) ヒト免疫不全ウイルス(HIV)訴訟に関する記述について、( )の中に入れるべき 字句の正しい組み合わせはどれか。 HIV訴訟は、血友病患者が、HIVが混入した原料( a )から製造された( b ) 製剤の投与を受けたことにより、HIVに感染したことに対する損害賠償訴訟である。 本訴訟の和解を踏まえ、HIV感染者に対する恒久対策のほか、緊急に必要とされる医薬品 を迅速に供給するための「( c )」制度の創設等を内容とする改正薬事法が1996年に 成立し、翌年4月に施行された。

    3 血漿 血液凝固因子 緊急輸入

  • 20

    問20 (前半 第1章 問20) クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせは どれか。 a ウシ乾燥硬膜の原料が、プリオン不活化のための十分な化学的処理が行われないまま製品 として流通し、この製品が脳外科手術で移植された患者にCJDが発生した。 b CJD訴訟等を契機として、独立行政法人医薬品医療機器総合機構による生物由来製品に よる感染等被害救済制度の創設等がなされた。 c CJDは、ウイルスの一種であるプリオンが脳の組織に感染することによって発症する。 d CJDの症状としては、初期には腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生じ、次第に 下半身の痺れや脱力、歩行困難が現れる。

    2 a:誤 b:正 c:誤 d:誤

  • 21

    問21 (前半 第3章 問1) かぜ(感冒)及びかぜ薬(総合感冒薬)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせは どれか。 a かぜの症状は、くしゃみ、鼻汁・鼻閉(鼻づまり)、咽喉痛、咳、痰等の呼吸器症状と、 発熱、頭痛、関節痛、全身倦怠感等、様々な全身症状が組み合わさって現れる。 b かぜの約8割は細菌の感染が原因であるが、それ以外にウイルスの感染や、まれに冷気や 乾燥、アレルギーのような非感染性の要因による場合もある。 c かぜ薬は、咳で眠れなかったり、発熱で体力を消耗しそうなときなどに、それらの諸症状 の緩和を図る対症療法薬である。 d かぜであるからといって必ずしもかぜ薬を選択するのが最適とは限らず、存在しない症状 に対する不要な成分が配合されていると、無意味に副作用のリスクを高めることとなる。

    2 a:正 b:誤 c:正 d:正

  • 22

    問22 (前半 第3章 問2) かぜ薬(総合感冒薬)に配合される成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    3 キキョウは、気管・気管支を拡げる作用を期待して配合されている場合がある。

  • 23

    問23 (前半 第3章 問3) 第1欄の記述は、かぜ薬(総合感冒薬)として用いられる漢方処方製剤に関するものである。 該当する漢方処方製剤は第2欄のどれか。 第1欄 体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様の痰を伴う咳や鼻水が出るものの気管支炎、気管支 喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症に適すとされるが、体の虚弱な人(体 力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快 感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。 第2欄

    3 小青竜湯

  • 24

    問24 (前半 第3章 問4) かぜ薬(総合感冒薬)に配合される成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせは どれか。 a ヨウ化イソプロパミドは、抗コリン作用により鼻汁分泌やくしゃみを抑える作用を示す。 b アスピリン(アスピリンアルミニウムを含む。)は、15歳未満の小児に対しては、いか なる場合も一般用医薬品として使用してはならない。 c フルスルチアミン塩酸塩は、粘膜の健康維持・回復を目的として配合されている場合があ る。 d グアイフェネシンは、体内での起炎物質の産生を抑制することで炎症の発生を抑え、腫れ を和らげる。

    1 a:誤 b:誤 c:正 d:正, 2 a:正 b:誤 c:誤 d:正, 3 a:正 b:正 c:誤 d:誤, 4 a:正 b:正 c:正 d:誤, 5 a:誤 b:正 c:正 d:正

  • 25

    問25 (前半 第3章 問5) カフェインに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 脳に軽い興奮状態を引き起こし、一時的に眠気や倦怠感を抑える効果がある。 b 腎臓におけるナトリウムイオンの再吸収促進があり、尿量の増加(利尿)をもたらす。 c 作用は弱いながら反復摂取により依存を形成するという性質があるため、「短期間の服用 にとどめ、連用しないこと」という注意喚起がなされている。 d 眠気防止薬におけるカフェインの1回摂取量はカフェインとして200㎎、1日摂取量は カフェインとして500mg が上限とされている。

    3 a:正 b:誤 c:正 d:正

  • 26

    問26 (前半 第3章 問6) 眠気を促す薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a ブロモバレリル尿素は、反復して摂取すると依存を生じることが知られており、本来の目 的から逸脱した使用(乱用)がなされることがある。 b 抑肝散は、不眠症状の改善を目的として使用されるが、構成生薬としてダイオウを含むた め、下痢等の副作用に注意が必要である。 c 生薬成分のみからなる鎮静薬であっても、複数の鎮静薬の併用や、長期連用は避けるべき である。 d 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、慢性的に不眠症状がある人を対象とするも のである。

    2(a、c)

  • 27

    問27 (前半 第3章 問7) 鎮痛の目的で用いられる漢方処方製剤に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    4 当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、消化器系の副作用(食欲不振、胃部不快感等)が現れやすい等の理由で、胃腸虚弱で冷え症の人には不向きとされる。

  • 28

    問28 (前半 第3章 問8) 第1欄の記述は、鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の配合成分に関するものである。該当する配合 成分は第2欄のどれか。 第1欄 抗ヒスタミン成分であり、延髄にある嘔吐中枢への刺激や内耳の前庭における自律神経反射 を抑える作用を示す。外国において、乳児突然死症候群や乳児睡眠時無呼吸発作のような致命 的な呼吸抑制を生じたとの報告があるため、15歳未満の小児では使用を避ける必要がある。 第2欄

    1 プロメタジン塩酸塩

  • 29

    問29 (前半 第3章 問9) 鎮咳去痰薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a マオウは、アドレナリン作動成分と同様の作用を示し、気管支を拡張させる。 b ゴミシは、マツブサ科のチョウセンゴミシの果実を基原とする生薬で、体内で分解された 代謝物の一部が延髄の呼吸中枢、咳嗽中枢を鎮静させる作用を示すとされる。 c ブロムヘキシン塩酸塩は、粘液成分の含量比を調整し痰の切れを良くする作用を示す。 d ジプロフィリンは、自律神経系を介さずに気管支の平滑筋に直接作用して弛緩させ、気管 支を拡張させる。

    4(a、d)

  • 30

    問30 (前半 第3章 問10) 口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合 わせはどれか。 a 日本薬局方収載の複方ヨード・グリセリンは、グリセリンにヨウ化カリウム、ヨウ素、ハッ カ水、液状フェノール等を加えたもので、喉の患部に塗布して声がれ、喉の腫れ等の症状を 鎮めることを目的として用いられる。 b セチルピリジニウム塩化物は、炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して配合さ れている場合がある。 c クロルフェニラミンマレイン酸塩は、咽頭の粘膜に付着したアレルゲンによる喉の不快感 等の症状を鎮めることを目的として配合されている場合があるが、咽頭における局所的な作 用を目的としているため、内服薬と同様な副作用が現れることはない。 d ヨウ素は、レモン汁やお茶などに含まれるビタミンC等の成分と反応すると脱色を生じて 殺菌作用が失われるため、ヨウ素系殺菌消毒成分が配合された含嗽薬では、そうした食品を 摂取した直後の使用や混合は避けることが望ましい。

    4 a:誤 b:誤 c:誤 d:正

  • 31

    問31 (前半 第3章 問11) 胃の薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 酸化マグネシウムは、中和反応によって胃酸の働きを弱めること(制酸)を目的として配 合されている場合がある。 b テプレノンは、胃粘膜の炎症を和らげることを目的として配合されている場合があるが、 まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがある。 c アカメガシワは、味覚や嗅覚を刺激して反射的な唾液や胃液の分泌を促すことにより、弱っ た胃の働きを高めることを目的として配合されている場合がある。 d ウルソデオキシコール酸は、胆汁の分泌を促す作用(利胆作用)があるとされ、消化を助 ける効果を期待して用いられる。

    4(a、d)

  • 32

    問32 (前半 第3章 問12) 腸の薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a ベルベリンは、生薬のオウバクやオウレンの中に存在する物質のひとつであり、抗菌作用 のほか、抗炎症作用も併せ持つとされる。 b 木クレオソートは、瀉下作用のほか、局所麻酔作用もあるとされる。 c 乳酸カルシウムは、腸管内の異常発酵等によって生じた有害な物質を吸着させることを目 的として配合されている場合がある。 d ピコスルファートナトリウムは、胃や小腸では分解されないが、大腸に生息する腸内細菌 によって分解されて、大腸への刺激作用を示すようになる。

    5 a:正 b:誤 c:正 d:正

  • 33

    問33 (前半 第3章 問13) 胃腸鎮痛鎮痙薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a メチルベナクチジウム臭化物は、抗コリン作用により、胃痛、腹痛、さしこみ(疝痛、癪) を鎮めること(鎮痛鎮痙)のほか、胃酸過多や胸やけに対する効果も期待して用いられる。 b パパベリン塩酸塩は、消化管の平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める作用と、胃液分泌 を抑える作用を示す。 c オキセサゼインは、消化管の粘膜及び平滑筋に対する麻酔作用による鎮痛鎮痙の効果を期 待して配合されている場合がある。 d ロートエキスは、吸収された成分の一部が母乳中に移行して乳児の脈が遅くなるおそれが ある。

    2(a、c)

  • 34

    問34 (前半 第3章 問14) 浣腸薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 浣腸薬は一般に、直腸の急激な動きに刺激されて流産・早産を誘発するおそれがあるため、 妊婦又は妊娠していると思われる女性では使用を避けるべきである。 b 腹痛が著しい場合や便秘に伴って吐きけや嘔吐が現れた場合には、急性腹症(腸管の狭窄、 閉塞、腹腔内器官の炎症等)の可能性があり、浣腸薬の配合成分の刺激によってその症状を 悪化させるおそれがある。 c 炭酸水素ナトリウムを主薬とする坐剤では、浸透圧の差によって腸管壁から水分を取り込 んで直腸粘膜を刺激し、排便を促すが、まれに重篤な副作用としてショックを生じることが ある。 d 注入剤の半量等を使用する用法がある場合、残量を再利用するためには冷蔵庫で保管する 必要がある。

    3 a:正 b:正 c:誤 d:誤

  • 35

    問35 (前半 第3章 問15) 駆虫薬に関する記述のうち、正しいものはどれか。

    2 腸管内に生息する虫体にのみ作用し、虫卵や腸管内以外に潜伏した幼虫(回虫の場合)には駆虫作用が及ばない。

  • 36

    問36 (前半 第3章 問16) 強心薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a センソが配合された丸薬、錠剤等の内服固形製剤は、口中で噛み砕いて服用することとさ れている。 b ゴオウは、ウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、末 梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用があるとされる。 c リュウノウは、中枢神経系の刺激作用による気つけの効果を期待して用いられる。 d 苓桂朮甘湯には、強心作用が期待される生薬が含まれているため、通常用量においても、 悪心(吐きけ)、嘔吐の副作用が現れることがある。

    2(b、c)

  • 37

    問37 (前半 第3章 問17) 脂質異常症に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせは どれか。 医療機関で測定する検査値として、低密度リポタンパク質(LDL)が( a )mg/dL 以 上、高密度リポタンパク質(HDL)が( b )mg/dL 未満、中性脂肪が( c )mg/dL 以 上のいずれかである状態を、脂質異常症という。

    1 140 40 150

  • 38

    問38 (前半 第3章 問18) 高コレステロール改善薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせ はどれか。 a 高コレステロール改善薬は、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害(手足の冷え、 痺れ)の緩和等を目的として使用される。 b ビタミンB2は、コレステロールの生合成抑制と排泄・異化促進作用、中性脂肪抑制作用、 過酸化脂質分解作用を有すると言われている。 c パンテチンは、低密度リポタンパク質(LDL)等の異化排泄を促進し、リポタンパクリ パーゼ活性を低下させて、高密度リポタンパク質(HDL)産生を高める作用があるとされ ている。 d リノール酸には、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされている。

    1 a:正 b:正 c:誤 d:誤

  • 39

    問39 (前半 第3章 問19) 貧血用薬(鉄製剤)には、貧血を改善するためビタミン成分が配合されている場合がある。 次の1~5で示されるビタミンのうち、鉄が消化管内で吸収されやすい状態に保つことを目 的として用いられるものはどれか。

    5 ビタミンC

  • 40

    問40 (前半 第3章 問20) 循環器用薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a ユビデカレノンは、心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることによって血液循環の 改善効果を示すとされ、15歳未満の小児向けの製品もある。 b 三黄瀉心湯を鼻血に用いる場合には、漫然と長期の使用は避け、5~6回使用しても症状 の改善がみられないときは、いったん使用を中止して専門家に相談がなされるなどの対応が 必要である。 c イノシトールヘキサニコチネートは、ニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の働きによっ て末梢の血液循環を改善する作用を示すとされ、ビタミンEと組み合わせて用いられる場合 が多い。 d 七物降下湯は、体力中等度以下で、顔色が悪くて疲れやすく、胃腸障害のないものの高血 圧に伴う随伴症状(のぼせ、肩こり、耳鳴り、頭重)に適すとされるが、15歳未満の小児 への使用は避ける必要がある。

    4 a:誤 b:正 c:正 d:正

  • 41

    問41 (前半 第3章 問21) 痔の薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 局所への穏やかな刺激によって痒みを抑える効果を期待して、熱感刺激を生じさせるクロ タミトンが配合されている場合がある。 b 酸化亜鉛は、粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる、粘膜の保護・止血を目的とし て、外用痔疾用薬に配合されている場合がある。 c 組織修復成分であるアラントインは、痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して、 外用痔疾用薬に配合されている場合がある。 d カイカクは、主に麻酔作用を期待して内用痔疾用薬に配合されている場合がある。

    4 a:正 b:正 c:正 d:誤

  • 42

    問42 (前半 第3章 問22) 第1欄の記述は、泌尿器用薬として使用される漢方処方製剤に関するものである。該当する 漢方処方製剤は第2欄のどれか。 第1欄 体力に関わらず使用でき、排尿異常があり、ときに口が乾くものの排尿困難、排尿痛、残尿 感、頻尿、むくみに適すとされる。 第2欄

    3 猪苓湯

  • 43

    問43 (前半 第3章 問23) 婦人薬及びその配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    1 漢方処方製剤である温経湯は、構成生薬としてマオウを含む。

  • 44

    問44 (前半 第3章 問24) 次の表は、ある一般用医薬品のビタミン主薬製剤に含まれている主な有効成分の一覧である。 この医薬品に関する記述のうち、正しい組み合わせはどれか。 2錠中 レチノールパルミチン酸エステル 2.354mg チアミン硝酸塩 10mg ピリドキシン塩酸塩 15mg シアノコバラミン 10µg ニコチン酸アミド 25mg トコフェロールコハク酸エステルカルシウム 12mg a この製剤はビタミン主薬製剤であり、多く摂取しても過剰症が生じるおそれはない。 b レチノールパルミチン酸エステルは、夜間視力を維持したり、皮膚や粘膜の機能を正常に 保つために重要である。 c この製剤は、授乳婦の使用を避ける必要がある。 d シアノコバラミンは、赤血球の形成を助け、また、神経機能を正常に保つために重要であ る。

    4 a:誤 b:正 c:誤 d:正

  • 45

    問45 (前半 第3章 問25) 内服アレルギー用薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはど れか。 a ジフェンヒドラミン塩酸塩は、母乳を与える女性は使用を避けるか、使用する場合には授 乳を避ける必要がある。 b メキタジンは、まれに重篤な副作用として血小板減少を生じることがある。 c 生薬成分であるサイシンは、鼻づまり(鼻閉)への効果を期待して用いられる。 d プソイドエフェドリン塩酸塩は、高血圧の診断を受けた人では症状を悪化させるおそれが あるため、使用を避ける必要がある。

    5 a:正 b:正 c:正 d:正

  • 46

    問46 (前半 第3章 問26) 鼻炎と鼻炎用点鼻薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれ か。 a ヒスタミンの働きを抑えることにより、鼻アレルギー症状の緩和を目的として、フェニレ フリン塩酸塩が配合されている場合がある。 b 急性鼻炎は、かぜの随伴症状として現れることが多く、鼻粘膜が刺激に対して敏感になる ことから、肥満細胞からヒスタミンが遊離してくしゃみや鼻汁等の症状を生じやすくなる。 c テトラヒドロゾリン塩酸塩が配合された点鼻薬は、過度に使用されると鼻粘膜の血管が反 応しなくなり、血管が拡張して鼻づまり(鼻閉)がひどくなりやすくなる。 d ベンザルコニウム塩化物などの陽性界面活性成分は、ウイルスによる二次感染を防止する ことを目的として配合されている場合があるが、カンジダ等の真菌類には効果がない。

    2(b、c)

  • 47

    問47 (前半 第3章 問27) 眼科用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 一般用医薬品の点眼薬は、その主たる配合成分から、人工涙液、一般点眼薬、抗菌性点眼 薬、アレルギー用点眼薬、緑内障用点眼薬に大別される。 b 点眼薬の1滴の薬液の量は、結膜嚢の容積よりも少ないため、副作用を抑えて、より高い 効果を得るには、薬液が結膜嚢内に行き渡るよう一度に数滴点眼することが効果的とされる。 c 洗眼薬は、目の洗浄や眼病予防に用いられるものであり、抗炎症成分や抗ヒスタミン成分 が配合されているものはない。 d 1回使い切りタイプとして防腐剤を含まない点眼薬では、ソフトコンタクトレンズ装着時 にも使用できるものがある。

    4 a:誤 b:誤 c:誤 d:正

  • 48

    問48 (前半 第3章 問28) 目の調節機能を改善する配合成分に関する記述について、( )の中に入れるべき字句 の正しい組み合わせはどれか。 目を酷使すると、目の調節機能が低下し、目の疲れやかすみといった症状を生じるが、ネオ スチグミンメチル硫酸塩は、コリンエステラーゼの働きを( a )作用を示し、( b ) におけるアセチルコリンの働きを( c )ことで、目の調節機能を改善する効果を目的とし て用いられる

    4 抑える 毛様体 助ける

  • 49

    問49 (前半 第3章 問29) きず口等の殺菌消毒薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a オキシドール(過酸化水素水)は、作用の持続性が乏しく、組織への浸透性も低い。 b エタノール(消毒用エタノール)は、比較的皮膚刺激性が低く、創傷面の殺菌・消毒に用 いる場合は、脱脂綿やガーゼに浸し患部に貼付して使用することとされている。 c ポビドンヨードは、外用薬として用いた場合でも、まれにショック(アナフィラキシー) のような全身性の重篤な副作用を生じることがある。 d ベンゼトニウム塩化物は、石けんと混合すると相乗効果によって殺菌消毒効果が高まる。

    3 a:正 b:誤 c:正 d:誤

  • 50

    問50 (前半 第3章 問30) 外皮用薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものはどれか。

    4 皮膚表面に冷感刺激を与え、軽い炎症を起こして反射的な血管の拡張による患部の血行を促したり、知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果を期待して、メントール、カンフル等が配合されている場合がある。

  • 51

    問51 (前半 第3章 問31) みずむし・たむし及びその治療に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a たむしは、皮膚に常在する黄色ブドウ球菌が繁殖することで起こる疾患である。 b 剤形は、皮膚が厚く角質化している部分には、液剤よりも軟膏が適している。 c 爪に発生する白癬(爪白癬)は難治性のため、医療機関(皮膚科)における全身的な治療 (内服抗真菌薬の処方)を必要とする場合が少なくない。 d みずむしやたむしに対する基礎的なケアと併せて、一般用医薬品を2週間位使用しても症 状が良くならない場合には、他の一般用医薬品と併用することが望ましい。

    2 a:誤 b:誤 c:正 d:誤

  • 52

    問52 (前半 第3章 問32) 歯槽膿漏薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 外用薬の場合、口腔内に食べ物のかすなどが残っている状態のままでは十分な効果が期待 できず、口腔内を清浄にしてから使用することが重要である。 b 銅クロロフィリンナトリウムは、殺菌消毒作用のほか、炎症を起こした歯周組織からの出 血を抑える作用を期待して配合される。 c 殺菌消毒作用や抗炎症作用を期待して、チョウジ油(フトモモ科のチョウジの蕾又は葉を 水蒸気蒸留して得た精油)が配合されている場合がある。 d コラーゲン代謝を改善して炎症を起こした歯周組織の修復を助け、また、毛細血管を強化 して炎症による腫れや出血を抑える効果を期待して、ビタミンAが配合されている場合があ る。

    2(a、c)

  • 53

    問53 (前半 第3章 問33) 口内炎及びその治療に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 口内炎は、栄養摂取の偏り、ストレスや睡眠不足、唾液分泌の低下、口腔内の不衛生など が要因となって生じることが多いとされ、通常であれば1~2週間で自然寛解する。 b 口内炎が再発を繰り返す場合には、ベーチェット病などの可能性も考えられるので、医療 機関を受診するなどの対応が必要である。 c ステロイド性抗炎症成分であるアズレンスルホン酸ナトリウムは、その含有量によらず長 期連用を避ける必要がある。 d シコンは、ムラサキ科のムラサキの葉を基原とする生薬で、患部からの細菌感染を防止す ることを期待して口内炎用薬に用いられる。

    1(a、b)

  • 54

    問54 (前半 第3章 問34) ニコチン及びニコチンを有効成分とする禁煙補助剤に関する記述のうち、正しいものの組み 合わせはどれか。 a ニコチンは交感神経系を抑制する作用を示し、アドレナリン作動成分が配合された医薬品 との併用により、その作用を減弱させるおそれがある。 b 咀嚼剤は、口腔内が酸性になるとニコチンの吸収が低下するため、コーヒーや炭酸飲料な ど口腔内を酸性にする食品を摂取した後しばらくは使用を避けることとされている。 c 禁煙補助剤の使用中又は使用直後の喫煙は、血中のニコチン濃度が急激に高まるおそれが あり、避ける必要がある。 d 妊婦又は妊娠していると思われる女性は、速やかに禁煙を達成するため、禁煙補助剤を積 極的に使用することが望ましい。

    2(b、c)

  • 55

    問55 (前半 第3章 問35) 滋養強壮保健薬の配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    1 システインは、骨や歯の形成に必要な栄養素であり、過剰症として高カルシウム血症が知られている。

  • 56

    問56 (前半 第3章 問36) 漢方処方製剤に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 現代中国で利用されている中医学に基づく薬剤は、中薬と呼ばれ、漢方薬と同じものを指 す。 b 全ての漢方処方製剤は、症状そのものの改善を主眼としており、2週間を超えて使用して はならない。 c 漢方の病態認識には虚実、陰陽、気血水、五臓などがある。 d 漢方処方製剤は作用が穏やかであるため、間質性肺炎や肝機能障害のような重篤な副作用 は起こらない。

    5 a:誤 b:誤 c:正 d:誤

  • 57

    問57 (前半 第3章 問37) 消毒薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a クレゾール石ケン液は、結核菌を含む一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作 用を示すが、大部分のウイルスに対する殺菌消毒作用はない。 b エタノールは、微生物のタンパク質を変性させることにより、殺菌消毒作用を示す。 c 次亜塩素酸ナトリウムは、アルカリ性の洗剤・洗浄剤と反応して有毒な塩素ガスが発生す るため、混ざらないように注意する必要がある。 d 酸性の消毒薬が誤って目に入った場合は、直ちに中和剤を用いて中和することとされてい る。

    1(a、b)

  • 58

    問58 (前半 第3章 問38) 衛生害虫に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    3 ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しやすい殻で覆われているため、孵化する前であっても燻蒸処理を行うことは有効である。

  • 59

    問59 (前半 第3章 問39) 第1欄の記述は、衛生害虫の防除を目的とする殺虫剤の成分に関するものである。第1欄の 作用機序を示す成分は第2欄のどれか。 第1欄 除虫菊の成分から開発された成分で、比較的速やかに自然分解して残効性が低いため、家庭 用殺虫剤に広く用いられている。殺虫作用は、神経細胞に直接作用して神経伝達を阻害するこ とによるものである。 第2欄

    4 フェノトリン

  • 60

    問60 (前半 第3章 問40) 妊娠及び妊娠検査薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 妊娠の初期に比べると、妊娠の後期は、胎児の脳や内臓などの諸器官が形づくられる重要 な時期であり、母体が摂取した物質等の影響を受けやすい時期でもある。 b 妊娠検査薬は、尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)の有無を調べるものであり、 通常、実際に妊娠が成立してから1週目前後の尿中hCG濃度を検出感度としている。 c 妊娠検査薬の検体は、尿中hCGが検出されやすい早朝尿(起床直後の尿)が向いている が、尿が濃すぎると、かえって正確な結果が得られないこともある。 d 閉経期に入っている人では、妊娠検査薬の検査結果が陽性となることがある。

    1 a:誤 b:誤 c:正 d:正

  • 61

    問1 (後半 第2章 問1) 消化器系に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 消化器系は、飲食物を消化して生命を維持していくため必要な栄養分として吸収し、その 残滓を体外に排出する器官系である。 b 消化液に含まれる消化酵素の作用によって飲食物を分解することを、機械的消化という。 c 嚥下された飲食物は、重力によって胃に落ち込むのでなく、食道の運動によって胃に送ら れる。 d 胃腺から分泌されるペプシノーゲンは胃酸によって、炭水化物を消化する酵素であるペプ シンとなり、胃酸とともに胃液として働く。

    1(a、c)

  • 62

    問2 (後半 第2章 問2) 胆嚢及び肝臓に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 胆汁に含まれる胆汁酸塩(コール酸、デオキシコール酸等の塩類)は、脂質の消化を容易 にし、また、脂溶性ビタミンの吸収を助ける。 b 肝臓で産生される胆汁に含まれるビリルビン(胆汁色素)は、赤血球中のヘモグロビンが 分解されて生じた老廃物である。 c 腸内に放出された胆汁酸塩の大部分は、大腸で再吸収されて肝臓に戻される。 d 肝臓では、必須アミノ酸を生合成することができる。

    3 a:正 b:正 c:誤 d:誤

  • 63

    問3 (後半 第2章 問3) 大腸に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 大腸は、盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸からなる管状の臓器で、 直腸は含まれない。 b 大腸の内壁には輪状のひだがあり、その粘膜表面は絨毛(柔突起ともいう)に覆われてビ ロード状になっている。 c 腸の内容物は、大腸の運動によって腸管内を通過するに従って水分とナトリウム、カリウ ム、リン酸等の電解質の吸収が行われ、固形状の糞便が形成される。 d 大腸の腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンK等の物質も産生 している。

    4(c、d)

  • 64

    問4 (後半 第2章 問4) 呼吸器系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 呼吸器系は、鼻腔、咽頭、喉頭、気管、気管支、肺からなり、そのうち、鼻腔から咽頭・ 喉頭までの部分を上気道という。 b 咽頭の後壁にある扁桃は、リンパ組織(白血球の一種であるリンパ球が密集する組織)が 集まってできていて、気道に侵入してくる細菌、ウイルス等に対する免疫反応が行われる。 c 喉頭の大部分と気管から気管支までの粘膜は線毛上皮で覆われており、吸い込まれた粉塵、 細菌等の異物は、気道粘膜から分泌される粘液にからめ取られ、線毛運動による粘液層の連 続した流れによって気道内部から咽頭へ向けて排出され、唾液とともに嚥下される。 d 肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から二酸化炭素が肺胞気中に拡散し、代わ りに酸素が血液中の赤血球に取り込まれるガス交換が行われる。

    5 a:正 b:正 c:正 d:正

  • 65

    問5 (後半 第2章 問5) 血液に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 血液は、血漿と血球からなり、酸素や栄養分を全身の組織に供給し、二酸化炭素や老廃物 を肺や腎臓へ運んでいる。 b リンパ球は、リンパ節、脾臓等のリンパ組織で増殖し、細菌、ウイルス等の異物を認識す るB細胞リンパ球と、それらに対する抗体(免疫グロブリン)を産生するT細胞リンパ球が ある。 c 白血球の約60%を占めている好中球は、血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことが でき、感染が起きた組織に遊走して集まり、細菌やウイルス等を食作用によって取り込んで 分解する。 d 血管の損傷部位では、血小板から放出される酵素によって血液を凝固させる一連の反応が 起こり、血漿タンパク質の一種であるフィブリノゲンが傷口で重合して線維状のフィブリン となる。

    3 a:正 b:誤 c:正 d:正

  • 66

    問6 (後半 第2章 問6) 腎臓に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれ か。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入る。 腎臓に入る動脈は細かく枝分かれして、毛細血管が小さな球状になった( a )を形成す る。( a )の外側を袋状の( b )が包み込んでおり、これを( c )という。

    1 糸球体 ボウマン嚢 腎小体

  • 67

    問7 (後半 第2章 問7) 目に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 眼瞼は、素早くまばたき運動ができるよう、皮下組織が少なく薄くできているため、むく み(浮腫)等、全身的な体調不良の症状が現れにくい部位である。 b 涙器は、涙液を分泌する涙腺と、涙液を鼻腔に導出する涙道からなる。 c 涙液は、血漿から産生され、角膜や結膜を感染から防御するリゾチームや免疫グロブリン 等を含んでいる。 d 主に水晶体の厚みを変化させることによって、遠近の焦点調節が行われており、水晶体は、 近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁平になる。

    5 a:誤 b:正 c:正 d:正

  • 68

    問8 (後半 第2章 問8) 耳に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 外耳は、側頭部から突出した耳介と、耳介で集められた音を鼓膜まで伝導する外耳道から なる。 b 中耳は、聴覚器官である蝸牛と、平衡器官である前庭の2つの部分からなる。 c 小さな子供では、耳管が太く短くて、走行が水平に近いため、鼻腔からウイルスや細菌が 侵入し感染が起こりやすい。 d 平衡器官である前庭の内部はリンパ液で満たされており、水平・垂直方向の加速度を感知 する半規管と、体の回転や傾きを感知する耳石器官に分けられる。

    3 a:正 b:誤 c:正 d:誤

  • 69

    問9 (後半 第2章 問9) 骨格系及び筋組織に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 赤血球、白血球、血小板は、骨髄で産生される造血幹細胞から分化することにより、体内 に供給される。 b 骨の破壊(骨吸収)と修復(骨形成)は、骨が成長を停止するまで繰り返され、その後 は行われない。 c 筋組織は、筋細胞(筋線維)とそれらをつなぐ結合組織からできているのに対して、腱は 結合組織のみでできているため、伸縮性が高い。 d 骨格筋は、筋線維を顕微鏡で観察すると横縞模様(横紋)が見え、自分の意識どおりに動 かすことができる随意筋である。

    4(a、d)

  • 70

    問10 (後半 第2章 問10) 脳や神経系の働きに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 神経系は、神経細胞が連なっており、神経細胞の細胞体から伸びる細長い突起(軸索)を 神経線維という。 b 末梢神経系は、その機能に着目して、随意運動、知覚等を担う体性神経系と、消化管の運 動や血液の循環等のように生命や身体機能の維持のため無意識に働いている機能を担う自 律神経系に分類される。 c 心臓の心拍数は、交感神経系が活発になると減少する。 d 肝臓は、交感神経系が活発になるとグリコーゲンを分解し、ブドウ糖を放出する。

    2 a:正 b:正 c:誤 d:正

  • 71

    問11 (後半 第2章 問11) 薬の吸収に関する記述のうち、正しいものはどれか。

    4 眼の粘膜に適用する点眼薬は、鼻涙管を通って鼻粘膜から吸収されることがある。

  • 72

    問12 (後半 第2章 問12) 薬の代謝、排泄に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 有効成分の母乳中への移行においては、乳児に対して副作用を発現するほどの濃度とはな らないことが知られている。 b 肝初回通過効果とは、全身循環に移行する有効成分の量が、消化管で吸収された量よりも 肝臓で代謝を受けた分だけ少なくなることをいう。 c 循環血液中に移行した多くの有効成分は、血液中で複合体を形成しており、複合体を形成 している有効成分の分子は薬物代謝酵素の作用で代謝されず、トランスポーターによって輸 送される。 d 薬物代謝酵素の遺伝子型には個人差がある。

    4 a:誤 b:正 c:誤 d:正

  • 73

    問13 (後半 第2章 問13) 第1欄の記述は、薬の体内での働きに関するものである。( )の中に入れるべき字句 は第2欄のどれか。 第1欄 循環血液中に移行した有効成分は、血流によって全身の組織・器官へ運ばれて作用するが、 多くの場合、標的となる細胞に存在する受容体、酵素、トランスポーターなどの( )と 結合し、その機能を変化させることで薬効や副作用を現す。 第2欄

    3 タンパク質

  • 74

    問14 (後半 第2章 問14) 医薬品を購入するために来店した消費者に対して、登録販売者が行った医薬品の剤形及び使 用方法の説明に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    3 この医薬品は、錠剤の表面がコーティングされた腸溶錠ですので、飲み込みが難しい場合は、口の中で噛み砕くか、口の中で溶かした後に飲み込んでください。

  • 75

    問15 (後半 第2章 問15) 全身的に現れる副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 皮膚粘膜眼症候群は、38℃以上の高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい 症状が比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる病態である。 b 中毒性表皮壊死融解症は、皮膚粘膜眼症候群と比較すると発生の頻度が低く、発症の原因 となる医薬品が特定されており、発症機序が解明されているため、発症の予測が容易とされ ている。 c 医薬品により生じる肝機能障害は、有効成分又はその代謝物の直接的肝毒性が原因で起き るアレルギー性のものと、有効成分に対する抗原抗体反応が原因で起きる中毒性のものに大 別される。 d 黄疸では、過剰となった血液中のビリルビンが尿中に排出されることにより、尿の色が濃 くなることもある。

    2 a:正 b:誤 c:誤 d:正

  • 76

    問16 (後半 第2章 問16) 皮膚に現れる副作用に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 貼付剤により光線過敏症が現れた場合は、皮膚が太陽光線(紫外線)に曝されることを防 ぐため、貼付剤を剥がさないようにする必要がある。 b 薬疹は特定の医薬品で発生し、医薬品の種類ごとに生じる発疹の型は決まっている。 c 薬疹は医薬品の使用後1~2週間で起きることが多く、アレルギー体質の人や以前に薬疹 を起こしたことがある人で生じやすい。 d 医薬品を使用した後に発疹・発赤等が現れた場合に、当該医薬品を使用していた一般の生 活者が自己判断で対症療法を行うことは、原因の特定を困難にするおそれがあるため、避け るべきである。

    4(c、d)

  • 77

    問17 (後半 第2章 問17) 医薬品の副作用に関する記述のうち、正しいものはどれか。

    3 偽アルドステロン症は体内に塩分(ナトリウム)と水が貯留し、体からカリウムが失われることによって生じる病態で、低身長、低体重など体表面積が小さい者や高齢者で生じやすく、原因医薬品の長期服用後に初めて発症する場合もある。

  • 78

    問18 (後半 第2章 問18) 消化器系及び泌尿器系に現れる副作用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    2 イレウス様症状は、医薬品の作用によって腸管運動が著しく亢進した状態で、激しい腹痛や嘔吐、軟便や著しい下痢が現れる。

  • 79

    問19 (後半 第2章 問19) 間質性肺炎に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせは どれか。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入る。 間質性肺炎は、肺の中で( a )と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が、 炎症を起こしたものであり、発症すると、( a )と毛細血管の間のガス交換効率が低下し て血液に酸素を十分取り込むことができず、体内は低酸素状態となる。そのため、息切れ・息 苦しさ等の呼吸困難、空咳(痰の出ない咳)、発熱等の症状を呈する。 一般に、医薬品の使用開始から( b )程度で起きることが多く、悪化すると( c ) に移行することがある。

    5 肺胞 1~2週間 肺線維症

  • 80

    問20 (後半 第2章 問20) 医薬品の副作用に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 医薬品を長期連用したり、過量服用するなどの不適正な使用によって、倦怠感や虚脱感等 を生じることがあるため、医薬品の販売等に従事する専門家は、販売する医薬品の使用状況 に留意する必要がある。 b 厚生労働省では「重篤副作用総合対策事業」の一環として、関係学会の専門家等の協力を 得て、「重篤副作用疾患別対応マニュアル」を作成し、公表しているが、一般用医薬品によ って発生する副作用は本マニュアルの対象となっていない。 c 医薬品による副作用の早期発見・早期対応のためには、医薬品の販売等に従事する専門家 が副作用の症状に関する十分な知識を身につけることが重要である。 d 医薬品医療機器等法第68条の10第2項の規定に基づき、医薬品の副作用等を知った場 合に、必要に応じて、その旨を厚生労働大臣に報告しなければならないとされている対象者 は薬剤師のみであり、今後は登録販売者も含まれることが期待されている。

    1(a、c)

  • 81

    問21 (後半 第4章 問1) 販売従事登録に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 麻薬、大麻、あへん又は覚醒剤の中毒者は販売従事登録を受けることができない。 b 2以上の都道府県において登録販売者として医薬品の販売に従事しようとする者は、それ ぞれの都道府県知事の登録を受ける必要がある。 c 都道府県知事は、登録販売者が偽りその他不正の手段により販売従事登録を受けたことが 判明したときは、その登録を消除しなければならない。 d 登録販売者は、転居により住所を変更したときは、30日以内に、その旨を登録を受けた 都道府県知事に届け出なければならない。

    4 a:正 b:誤 c:正 d:誤

  • 82

    問22 (後半 第4章 問2) 医薬品に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 医薬品には、人の身体に直接使用されない殺虫剤や器具用消毒薬も含まれる。 b 医薬品は、人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされている 物であり、機械器具も医薬品に含まれる。 c 製造販売元の製薬企業、製造業者のみならず薬局や医薬品の販売業者においても、着色の みを目的として、厚生労働省令で定めるタール色素以外のタール色素が使用されている医薬 品は、販売してはならない。 d 全ての医薬品は、品目ごとに、品質、有効性及び安全性について審査等を受け、その製造 販売について厚生労働大臣の承認を受けたものでなければならない。

    2(a、c)

  • 83

    問23 (後半 第4章 問3) 要指導医薬品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 医師等の診療によらなければ一般に治癒が期待できない疾患(例えば 、がん、心臓病等) に対する効能効果は、要指導医薬品において認められていない。 b 薬局では要指導医薬品の特定販売を行うことができる。 c 要指導医薬品は、販売の際、適正な使用のために登録販売者の対面による情報の提供及び 薬学的知見に基づく指導が必要なものである。 d 医師等の管理・指導の下で患者が自己注射を行う医薬品は、要指導医薬品に該当する。

    4 a:正 b:誤 c:誤 d:誤

  • 84

    問24 (後半 第4章 問4) 医薬品医療機器等法に基づく毒薬及び劇薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせは どれか。 a 要指導医薬品で劇薬に該当するものはない。 b 毒薬又は劇薬を、14歳未満の者その他安全な取扱いに不安のある者に交付することは禁 止されている。 c 店舗管理者が登録販売者である店舗販売業者は、劇薬を開封して販売してはならない。 d 劇薬については、直接の容器又は被包に赤地に白枠、白字をもって、当該医薬品の品名及 び「劇」の文字が記載されていなければならない。

    2(b、c)

  • 85

    問25 (後半 第4章 問5) 毒薬又は劇薬を、一般の生活者に対して販売又は譲渡する際に、医薬品医療機器等法第46 条第1項の規定により、当該医薬品を譲り受ける者から交付を受ける文書に記載されていなけ ればならない事項として、誤っているものはどれか。

    3 譲受人の生年月日

  • 86

    問26 (後半 第4章 問6) 一般用医薬品のリスク区分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 第2類医薬品のうち、「特別の注意を要するものとして厚生労働大臣が指定するもの」を 「指定第2類医薬品」としている。 b 第3類医薬品は、保健衛生上のリスクが比較的低い一般用医薬品であるが、副作用等によ り身体の変調・不調が起こるおそれはある。 c 第3類医薬品は、保健衛生上のリスクが比較的低い一般用医薬品であるため、第2類医薬 品に分類が変更されることはない。 d 第1類医薬品には、その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるお それがあるすべての一般用医薬品が指定される。

    1(a、b)

  • 87

    問27 (後半 第4章 問7) 医薬部外品に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 a 医薬部外品を販売する場合には、店舗の所在地の都道府県知事による販売業の許可が必要 である。 b 衛生害虫類(ねずみ、はえ、蚊、のみその他これらに類する生物)の防除のため使用され る製品群には、直接の容器又は直接の被包に「指定医薬部外品」と記載されていなければな らない。 c 医薬部外品は、その効能効果があらかじめ定められた範囲内であって、成分や用法等に照 らして人体に対する作用が緩和であることを要件として、医薬品的な効能効果を表示・標榜 することが認められている。 d かつては医薬品であったが医薬部外品へ移行された製品群がある。

    4(c、d)

  • 88

    問28 (後半 第4章 問8) 保健機能食品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 食生活において特定の保健の目的で摂取をする者に対し、その摂取により当該保健の目的 が期待できる旨を表示するには、個別に生理的機能や特定の保健機能を示す有効性や安全性 等に関する審査を受け、許可又は承認を取得することが必要である。 b 特定保健用食品において、現行の許可の際に必要とされる有効性の科学的根拠のレベルに 達しないものの、一定の有効性が確認されるものについては、限定的な科学的根拠である旨 の表示をすることを条件として許可されている。 c 栄養機能食品における栄養成分の機能表示に関しては、消費者庁長官の許可は要さない が、その表示と併せて、当該栄養成分を摂取する上での注意事項を適正に表示することが 求められている。 d 機能性表示食品は、特定の保健の目的が期待できる(健康の維持及び増進に役立つ)とい う食品の機能性を表示することはできるが、消費者庁長官の個別の許可を受けたものではな い。

    5 a:正 b:正 c:正 d:正

  • 89

    問29 (後半 第4章 問9) 1~5で示される効能効果のうち、化粧品の効能効果の範囲として誤っているものはどれか。

    2 日やけによるシミ、ソバカスを薄くする。

  • 90

    問30 (後半 第4章 問10) 医薬品医療機器等法に基づき店舗販売業者が行う要指導医薬品又は一般用医薬品のリスク 区分に応じた情報提供等に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 第1類医薬品を販売又は授与する場合には、その店舗において医薬品の販売又は授与に従 事する薬剤師又は登録販売者に、書面を用いて、必要な情報を提供させなければならない。 b 指定第2類医薬品を販売又は授与する場合には、当該指定第2類医薬品を購入しようとす る者等が、禁忌事項を確認すること及び当該医薬品の使用について薬剤師又は登録販売者に 相談することを勧める旨を確実に認識できるようにするために必要な措置を講じなければ ならない。 c その店舗において第3類医薬品を購入した者から相談があった場合には、医薬品の販売又 は授与に従事する薬剤師又は登録販売者に、必要な情報を提供させなければならない。 d 要指導医薬品を使用しようとする者が薬剤服用歴その他の情報を一元的かつ経時的に管理 できる手帳(お薬手帳)を所持する場合は、必要に応じ、当該お薬手帳を活用した情報の提 供及び指導を行わせることとされており、お薬手帳には、要指導医薬品についても記録する ことが重要である。

    4 a:誤 b:正 c:正 d:正

  • 91

    問31 (後半 第4章 問11) 店舗販売業の店舗管理者に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 店舗管理者が薬剤師である店舗においては、調剤や要指導医薬品の販売・授与を行うこと ができる。 b 店舗管理者は、その店舗の所在地の都道府県知事(その店舗の所在地が保健所を設置する 市又は特別区の区域にある場合においては、市長又は区長)の許可を受けた場合を除き、そ の店舗以外の場所で業として店舗の管理その他薬事に関する実務に従事する者であっては ならない。 c 第1類医薬品を販売する店舗の店舗管理者は、必ず薬剤師でなければならない。 d 店舗管理者は、保健衛生上支障を生ずるおそれがないようその店舗の業務につき、店舗販 売業者に対し、必要な意見を書面により述べなければならない。

    4 a:誤 b:正 c:誤 d:正

  • 92

    問32 (後半 第4章 問12) 配置販売業に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 区域管理者が薬剤師である配置販売業者は、全ての一般用医薬品を販売することができる。 b 配置販売業の許可は、配置しようとする区域をその区域に含む都道府県ごとに、その都道 府県知事が与える。 c 配置販売業者又はその配置員は、その住所地の都道府県知事が発行する身分証明書の交付 を受け、かつ、これを携帯しなければ、医薬品の配置販売に従事してはならない。 d 配置販売業者は、医薬品の包装を開封して分割販売することができる。

    2 a:誤 b:正 c:正 d:誤

  • 93

    問33 (後半 第4章 問13) 医薬品の陳列に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    2 薬局開設者は、購入者の利便性等を考慮し、薬効分類が同じである第1類医薬品と要指導薬品を、区別することなく陳列することができる。

  • 94

    問34 (後半 第4章 問14) 指定第2類医薬品の陳列に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい 組み合わせはどれか。 指定第2類医薬品は、薬局等構造設備規則に規定する「( a )」から( b )以内の 範囲に陳列しなければならない。ただし、次の場合を除く。 ・ 鍵をかけた陳列設備に陳列する場合 ・ 指定第2類医薬品を陳列する陳列設備から( c )の範囲に、医薬品を購入しようとする 者等が進入することができないよう必要な措置が取られている場合

    3 情報提供を行うための設備 7メートル 1.2 メートル

  • 95

    問35 (後半 第4章 問15) 薬局で行う医薬品の特定販売の方法等に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれ か。 a 特定販売を行う場合は、当該薬局以外の場所に貯蔵し、又は陳列している一般用医薬品を 販売し、又は授与することができる。 b 特定販売を行うことについてインターネットを利用して広告する場合は、ホームページに 薬局の情報提供を行うための設備の写真を表示しなければならない。 c 特定販売を行うことについてインターネットを利用して広告する場合は、ホームページに 特定販売を行う医薬品の使用期限を表示しなければならない。 d 薬局製造販売医薬品(毒薬及び劇薬であるものを除く。)は、特定販売することができる。

    3(c、d)

  • 96

    問36 (後半 第4章 問16) 医薬品の広告に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 a 漢方処方製剤の効能効果について、配合されている個々の生薬成分の作用を個別に挙げて 説明することは広告として適当である。 b 医薬関係者、医療機関、公的機関、団体等が、公認、推薦、選用等している旨の広告につ いては、原則として不適当である。 c POP広告(小売店に設置されているポスター、ディスプレーなどによる店頭・店内広告) は、医薬品の広告に該当しない。 d 医薬品の安全性について最大級の表現を行うことは、一般用医薬品を使用する者を安心さ せるために必要であり、広告として適当である。

    5 a:誤 b:正 c:誤 d:誤

  • 97

    問37 (後半 第4章 問17) 次の成分(その水和物及びそれらの塩類を含む。)のうち、濫用等のおそれのあるものとし て厚生労働大臣が指定する医薬品(平成26年厚生労働省告示第252号)の有効成分として 誤っているものはどれか。

    3 メタンフェタミン

  • 98

    問38 (後半 第4章 問18) 医薬品の販売方法等に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    1 購入者の利便性のため、効能効果が重複する医薬品を組み合わせて販売することは、推奨されている。

  • 99

    問39 (後半 第4章 問19) 医薬品の廃棄・回収命令等に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    1 都道府県知事は、医薬品の製造業者に対しては不正表示医薬品、不良医薬品、無承認無許可医薬品の廃棄、回収その他公衆衛生上の危険の発生を防止するに足りる措置を採るべきことを命ずることができるが、薬局開設者、医薬品の販売業者に対してはできない。

  • 100

    問40 (後半 第4章 問20) 医薬品医療機器等法に基づく行政庁による監視指導及び処分に関する記述のうち、正しいも のの組み合わせはどれか。 なお、本設問において、「都道府県知事」とは、「都道府県知事(薬局又は店舗販売業にあ っては、その薬局又は店舗の所在地が保健所を設置する市又は特別区の区域にある場合におい ては、市長又は区長)」とする。 a 都道府県知事は、医薬品の販売業者が、医薬品医療機器等法の規定を遵守しているかどう かを確かめるために必要があると認めるときは、当該職員(薬事監視員)に、その医薬品の 販売業者が医薬品を業務上取り扱う場所に立ち入らせ、従業員その他の関係者に質問させる ことができる。 b 都道府県知事は、必要があると認めるときは、当該職員(薬事監視員)に、薬局に立ち入 り、不良医薬品の疑いのある物を、試験のため必要な最少分量に限り、収去させることがで きる。 c 都道府県知事は、店舗販売業における一般用医薬品の販売等を行うための業務体制が、基 準(薬局並びに店舗販売業及び配置販売業の業務を行う体制を定める省令(昭和39年厚生 省令第3号))に適合しなくなった場合、店舗管理者に対して、その業務体制の整備を命ず ることができる。 d 薬剤師や登録販売者を含む従業員が、薬事監視員の質問を受けた際に、その答弁が医薬品 の販売業者に不利益になる際には、その答弁を拒否することが認められている。

    1(a、b)