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溶解技能②

溶解技能②
30問 • 1年前
  • 岡本純輝
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    問題一覧

  • 1

    アルミニウムくずに関する規格 JIS H 2119 が1977年に制定、1984年に改正されている。 現在は、

    くず回収業者が一般に使用している用語には、JIS規格に記載されている用語と異なるものも多い。

  • 2

    市中で発生するアルミニウムくずは、発生元や材質もまちまちで一定でない。

    このため、手選別、 機械選別、 油脂分の除去などの予備処理が必要である。

  • 3

    溶解原料からの不必要な元素を除去する除去技術や、 無害化する技術が発達してきている

    しかし、無選別まで至っていなくて、スクラップの選別が合金製造の重要な作業であることは変っていない。

  • 4

    解体くずの油脂類や塗料などを短時間で処理するためには強力な溶剤が必要であるが、 公害を発生しやすい。

    そのため、溶剤の代わりとして熱湯でくずを洗浄してから使用したりしている

  • 5

    二次合金製造工程で溶解後に発生する多量の溶解滓を粉砕するには、

    ジョークラッシャー、ハンマーミル、ボールミルなどが使用されている。

  • 6

    板くずの溶解歩留まりの向上や、装入の取り扱い上、 板くずをプレスする場合が増えており、

    とくに運搬保管に手数を有する薄い新切れくず等に、 プレス処理が利用されている。

  • 7

    重液選別では、水にフェロシリコン粉などを混ぜて比重1~3の擬重液を作り、 材料を選別する。この方法では、

    比重1の水で木や一部の樹脂などを浮かせ、比重2の擬重液でマグネシウムを、比重3の擬重液でアルミニウムなどを浮かせる。

  • 8

    合金地金製造業界では、各種の溶解炉が用いられているが、

    作業性が良くて、 くずの溶解に適している前炉付き反射炉や、 熱効率の良い密閉式反射炉が多く用いられている。

  • 9

    バーナを用いた炉の操業では、 燃料中の成分をもとに計算された"理論空気量” が重要である。理論空気量とは、

    炭素(C) 水素(H)、 硫黄(S) を完全に燃焼させるために必要な最小の空気量

  • 10

    アルミニウム合金の溶解炉に主に使われる燃焼用バーナは、

    合金製造業界で主に使用されているバーナは、 オイルバーナである。

  • 11

    経済性や環境問題への対応から、燃焼の熱効率向上は重要な課題である。このため、

    バーナーシステムを改善し、排ガスの熱を熱交換媒体により有効利用した、 リジェネバーナが最近急速に普及してきた。

  • 12

    耐火物の使用温度の参考となる耐火度の測定には “ゼーゲルすい” が用いられる。 ゼーゲルすいでの判定では、

    ゼーゲルすいが軟化し、 その頂点が基盤に触れたときの温度を標準温度すいと比較して測定する。

  • 13

    アルミニウム溶解炉の耐火物は、化学的にアルミニウム溶湯に耐える性質が必要であり、

    溶湯を汚染しないものを使用することが必要である。

  • 14

    プラスチック耐火物は耐火性の骨材を粘土、粘結材等と配合し、 水と混練して使用する。 乾燥・焼成後には、

    サポートやアンカーの効果により振動に強くなるので、 上下動が激しい扉の内張りや炉の天井部などに多く使用される

  • 15

    溶解炉は築炉終了後に、炉中に多量に残っている水分除去が必要である。

    築炉後の乾燥は、炉温の上昇後、アルミニウム合金の溶解を行い、残存している炉内水分を溶湯に吸収させる事が必要である。

  • 16

    合金製造時の溶解炉における熱バランスの調査では次のような結果が得られ、積極的な改善の必要性が認められた。

    合金溶解用エネルギー約 20%、排ガスの持ち去りエネルギー約 55%、炉の温度保持等での損失エネルギー約 25%であった。

  • 17

    溶解における酸化ロス低減のために以前はバーナの火炎が直接装入物に当たらないようにしていた。しかしバーナ性能の向上とともに、

    塊状の材料を装入したときには、塊状の材料にバーナの火炎を直接当てて溶解時間を短縮するようになった。

  • 18

    溶解炉での乾燥では、溶解歩留りおよび燃焼効率の改善が重要である。このためには、

    炉の天井一杯まで装入物を積み上げると不完全燃焼により溶解が遅くなるので、完全燃焼できるように天井一杯までは装入しない。

  • 19

    溶解用工具を準備する場合は、鉄さび、フラックス反応生成物、A1 とFe の合金層などを十分に取り除き、

    高アルミナ質コーティング材などのライニングを行ったのち、乾燥後、充分に予熱することが必要である。

  • 20

    高温溶解や溶湯の長時間保持などにより、地金の表面が光の干渉によって着色して見えることがある。この場合、

    着色した地金でも、再溶解して加工したり鋳物にしたりしても実害は発生しない。

  • 21

    水分が若干付着した材料や酸化した材料を溶解するときには、溶湯爆発の危険がある。その防止のため、

    爆発防止のために、底湯がない炉中に静かに装入することが必要である。

  • 22

    金属けい素の溶融温度が 1430℃と高いので、金属けい素をアルミニウム溶湯中へ溶解するにあたっては、

    溶湯温度を 750℃程度まで上げ、金属けい素を溶湯中に押し込み、溶湯を良く撹拌する。

  • 23

    クロム、チタン、ジルコニウム等の溶融点が高い金属を添加するときには母合金を使用する。母合金を添加する作業としては、

    溶湯温度は通常の 700〜730℃でよいが、よく撹拌して濃度差を生じさせないことが必要である。

  • 24

    溶解作業中に発生したドロスは、

    毛管現象により、溶湯がドロス中への吸い上げられ、その溶湯が酸化してドロスの新たな生成があるので、早めに除去する必要がある。

  • 25

    アルミニウム溶湯中の含有ガスは、凝固時に放出されてガス欠陥を形成する。通常、その組成は、

    水素( H₂ )、炭酸ガス( CO₂ )、一酸化炭酸ガス( CO )などが含まれているが、水素ガスが一番多く、90%以上を占めている。

  • 26

    溶湯中のガス量は大気の影響を強く受け、大気中の水分量が多くなると溶湯中のガス量も多くなる。したがって、

    気温と相対温度で決まる水蒸気分圧が高くなるとガス量は多くなり、低くなると少なくなる。

  • 27

    アルミニウム溶湯中の水素の存在状態は、

    原子状で溶解、水素ガスの状態が主であるが、ナトリウムやカルシウムなどとの水素化物で存在しているものもある。

  • 28

    脱ガスのため塩素ガスを溶湯に吹き込んだ場合の反応は、

    溶湯のアルミニウムと塩素ガスの反応により気泡状の塩化アルミニウムが生成され、それに水素ガスが吸着して除去される。

  • 29

    アルミニウム溶湯中の水素ガスを除去するには塩素ガスの吹込みが有効であるが、塩素ガスは公害の関係で使用が困難になってきたので、

    窒素ガスやアルゴンガスが使用されるようになった。

  • 30

    溶解現場における脱ガス効果の適否評価など、溶湯中のガス含有量の判定方法としては、

    滅圧凝固法が的正確な判定結果をあたえ、測定時間もあまりかからないため、多くの現場で用いられるようになってきた。

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  • 1

    アルミニウムくずに関する規格 JIS H 2119 が1977年に制定、1984年に改正されている。 現在は、

    くず回収業者が一般に使用している用語には、JIS規格に記載されている用語と異なるものも多い。

  • 2

    市中で発生するアルミニウムくずは、発生元や材質もまちまちで一定でない。

    このため、手選別、 機械選別、 油脂分の除去などの予備処理が必要である。

  • 3

    溶解原料からの不必要な元素を除去する除去技術や、 無害化する技術が発達してきている

    しかし、無選別まで至っていなくて、スクラップの選別が合金製造の重要な作業であることは変っていない。

  • 4

    解体くずの油脂類や塗料などを短時間で処理するためには強力な溶剤が必要であるが、 公害を発生しやすい。

    そのため、溶剤の代わりとして熱湯でくずを洗浄してから使用したりしている

  • 5

    二次合金製造工程で溶解後に発生する多量の溶解滓を粉砕するには、

    ジョークラッシャー、ハンマーミル、ボールミルなどが使用されている。

  • 6

    板くずの溶解歩留まりの向上や、装入の取り扱い上、 板くずをプレスする場合が増えており、

    とくに運搬保管に手数を有する薄い新切れくず等に、 プレス処理が利用されている。

  • 7

    重液選別では、水にフェロシリコン粉などを混ぜて比重1~3の擬重液を作り、 材料を選別する。この方法では、

    比重1の水で木や一部の樹脂などを浮かせ、比重2の擬重液でマグネシウムを、比重3の擬重液でアルミニウムなどを浮かせる。

  • 8

    合金地金製造業界では、各種の溶解炉が用いられているが、

    作業性が良くて、 くずの溶解に適している前炉付き反射炉や、 熱効率の良い密閉式反射炉が多く用いられている。

  • 9

    バーナを用いた炉の操業では、 燃料中の成分をもとに計算された"理論空気量” が重要である。理論空気量とは、

    炭素(C) 水素(H)、 硫黄(S) を完全に燃焼させるために必要な最小の空気量

  • 10

    アルミニウム合金の溶解炉に主に使われる燃焼用バーナは、

    合金製造業界で主に使用されているバーナは、 オイルバーナである。

  • 11

    経済性や環境問題への対応から、燃焼の熱効率向上は重要な課題である。このため、

    バーナーシステムを改善し、排ガスの熱を熱交換媒体により有効利用した、 リジェネバーナが最近急速に普及してきた。

  • 12

    耐火物の使用温度の参考となる耐火度の測定には “ゼーゲルすい” が用いられる。 ゼーゲルすいでの判定では、

    ゼーゲルすいが軟化し、 その頂点が基盤に触れたときの温度を標準温度すいと比較して測定する。

  • 13

    アルミニウム溶解炉の耐火物は、化学的にアルミニウム溶湯に耐える性質が必要であり、

    溶湯を汚染しないものを使用することが必要である。

  • 14

    プラスチック耐火物は耐火性の骨材を粘土、粘結材等と配合し、 水と混練して使用する。 乾燥・焼成後には、

    サポートやアンカーの効果により振動に強くなるので、 上下動が激しい扉の内張りや炉の天井部などに多く使用される

  • 15

    溶解炉は築炉終了後に、炉中に多量に残っている水分除去が必要である。

    築炉後の乾燥は、炉温の上昇後、アルミニウム合金の溶解を行い、残存している炉内水分を溶湯に吸収させる事が必要である。

  • 16

    合金製造時の溶解炉における熱バランスの調査では次のような結果が得られ、積極的な改善の必要性が認められた。

    合金溶解用エネルギー約 20%、排ガスの持ち去りエネルギー約 55%、炉の温度保持等での損失エネルギー約 25%であった。

  • 17

    溶解における酸化ロス低減のために以前はバーナの火炎が直接装入物に当たらないようにしていた。しかしバーナ性能の向上とともに、

    塊状の材料を装入したときには、塊状の材料にバーナの火炎を直接当てて溶解時間を短縮するようになった。

  • 18

    溶解炉での乾燥では、溶解歩留りおよび燃焼効率の改善が重要である。このためには、

    炉の天井一杯まで装入物を積み上げると不完全燃焼により溶解が遅くなるので、完全燃焼できるように天井一杯までは装入しない。

  • 19

    溶解用工具を準備する場合は、鉄さび、フラックス反応生成物、A1 とFe の合金層などを十分に取り除き、

    高アルミナ質コーティング材などのライニングを行ったのち、乾燥後、充分に予熱することが必要である。

  • 20

    高温溶解や溶湯の長時間保持などにより、地金の表面が光の干渉によって着色して見えることがある。この場合、

    着色した地金でも、再溶解して加工したり鋳物にしたりしても実害は発生しない。

  • 21

    水分が若干付着した材料や酸化した材料を溶解するときには、溶湯爆発の危険がある。その防止のため、

    爆発防止のために、底湯がない炉中に静かに装入することが必要である。

  • 22

    金属けい素の溶融温度が 1430℃と高いので、金属けい素をアルミニウム溶湯中へ溶解するにあたっては、

    溶湯温度を 750℃程度まで上げ、金属けい素を溶湯中に押し込み、溶湯を良く撹拌する。

  • 23

    クロム、チタン、ジルコニウム等の溶融点が高い金属を添加するときには母合金を使用する。母合金を添加する作業としては、

    溶湯温度は通常の 700〜730℃でよいが、よく撹拌して濃度差を生じさせないことが必要である。

  • 24

    溶解作業中に発生したドロスは、

    毛管現象により、溶湯がドロス中への吸い上げられ、その溶湯が酸化してドロスの新たな生成があるので、早めに除去する必要がある。

  • 25

    アルミニウム溶湯中の含有ガスは、凝固時に放出されてガス欠陥を形成する。通常、その組成は、

    水素( H₂ )、炭酸ガス( CO₂ )、一酸化炭酸ガス( CO )などが含まれているが、水素ガスが一番多く、90%以上を占めている。

  • 26

    溶湯中のガス量は大気の影響を強く受け、大気中の水分量が多くなると溶湯中のガス量も多くなる。したがって、

    気温と相対温度で決まる水蒸気分圧が高くなるとガス量は多くなり、低くなると少なくなる。

  • 27

    アルミニウム溶湯中の水素の存在状態は、

    原子状で溶解、水素ガスの状態が主であるが、ナトリウムやカルシウムなどとの水素化物で存在しているものもある。

  • 28

    脱ガスのため塩素ガスを溶湯に吹き込んだ場合の反応は、

    溶湯のアルミニウムと塩素ガスの反応により気泡状の塩化アルミニウムが生成され、それに水素ガスが吸着して除去される。

  • 29

    アルミニウム溶湯中の水素ガスを除去するには塩素ガスの吹込みが有効であるが、塩素ガスは公害の関係で使用が困難になってきたので、

    窒素ガスやアルゴンガスが使用されるようになった。

  • 30

    溶解現場における脱ガス効果の適否評価など、溶湯中のガス含有量の判定方法としては、

    滅圧凝固法が的正確な判定結果をあたえ、測定時間もあまりかからないため、多くの現場で用いられるようになってきた。