問題一覧
1
飲酒に起因する健康障害はどれか。( 2013年 過去問題 午前問題002 )
肝硬変cirrhosis
2
59歳の男性。両肩と胸部の皮膚に異常をきたしたため来院した。皮膚の写真を別に示す。 聴取する項目で優先度が高いのはどれか。( 2010年 過去問題 午前問題056 )
飲酒歴
3
肝硬変cirrhosisでみられる検査所見はどれか。2つ選べ。( 2014年 過去問題 午後問題084 )
血清アルブミン値低下, 血中アンモニア値上昇
4
Aさん(50歳,男性)は肝硬変cirrhosisと診断され,腹水貯留と黄疸がみられる。 Aさんに指導する食事内容で適切なのはどれか。( 2021年 過去問題 午前問題042 )
塩分の少ない食事
5
アルコールを多飲する人によくみられ,意識障害,眼球運動障害および歩行障害を特徴とするのはどれか。( 2021年 過去問題 午後問題062 )
Wernicke〈ウェルニッケ〉脳症Wernicke's encephalopathy
6
右季肋部の疝痛発作を特徴とする疾患はどれか。( 2012年 過去問題 午前問題012 )
胆石症cholelithiasis
7
Aさん(56歳,女性,主婦)は,胆石症cholelithiasisと診断され,腹腔鏡下胆囊摘出術予定で入院した。Aさんは身長152cm,体重70kgである。Aさんは,数年前に脂質異常症dyslipidemiaを指摘されたが,治療は受けていない。Aさんにその他の特記すべき既住歴はない。 看護師が手術オリエンテーションを行い,術後の入院期間は5日程度であると説明した。これに対してAさんは「1年前に妹が同じ手術を受けたが,食事はしばらく食べられず3週間以上管が抜けなかった。自分にも妹と同じ合併症が起こるかもしれない」と心配そうに話した。 Aさんが心配している,妹に起こった合併症はどれか。(2014年 過去問題 午前問題094)
胆汁瘻
8
続き) Aさんは,全身麻酔下で気腹法による腹腔鏡下胆囊摘出術を受けた。 手術中にAさんに最も生じやすいのはどれか。
無気肺atelectasis
9
胆嚢がんで正しいのはどれか
胆石合併症例が70%程度ある。
10
膵がんで正しいのはどれか。
超音波検査で膵管の拡張が見られる。
11
脂肪肝で正しいのはどれか。
アルコールの制限が有効である。
12
アルコール性肝障害の治療で正しいのはどれか。
低栄養時は高タンパク・高エネルギー食が有効である
13
アルコール性肝炎でみられる所見はどれか。
肝細胞の膨化
14
非アルコール性脂肪性肝疾患 (NAFLD)で正しいのはどれか
インスリン抵抗性が発症要因となる。
15
我が国での肝硬変の原因で最も多いのはどれか
C型肝炎
16
肝硬変の予後を決める合併症で最も死因が高いのはどれか。
肝細胞がん
17
肝硬変の食事療法で正しいのはどれか。
夜間の分割食を推奨する。
18
胆石症の診断に第一選択でもちいられるのはどれか。
超音波検査
19
胆石の3主徴でないのはどれか。
腹水
20
総胆管結石治療で主に用いられる術式はどれか
内視鏡的乳頭切開術(EST)
21
体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を標準術式に併用するのはどれか。
肝内結石
22
経皮経胆道鏡(PTCS)で正しいのはどれか
経乳頭的アプローチが困難な場合に有用である。
23
肝切除術後3日の患者のドレーンから黄褐色の排液がみられた。 考えられる原因はどれか。 (2024年 過去問題 午前問題042)
胆汁漏
24
腹膜臓器自体を指すのはどれか。
ヘルニア内容
25
成人の鼠径ヘルニアinguinal herniaで正しいのはどれか。( 2019年 過去問題 午前問題028 )
内鼠径ヘルニアinternal inguinal herniaと外鼠径ヘルニアexternal inguinal herniaに分けられる。
26
外ヘルニアの手術で正しいのはどれか。
嵌頓ヘルニアの場合は緊急手術を要する。
27
開腹手術が原因で生じるヘルニアはどれか。
腹壁瘢痕ヘルニア
28
大腿ヘルニアのヘルニア門はどれか
大腿輪
29
内鼠径ヘルニアのヘルニア門はどれか。
外鼠経輪
30
外鼠経ヘルニアのヘルニア門でないのはどれか。
hesselbach三角
31
鼠径靭帯より下部に生じるヘルニアはどれか。
大腿ヘルニア
32
臍ヘルニアで正しいのはどれか。
乳児では大半が自然治癒する。
33
横隔膜ヘルニアで正しいのはどれか。
患側の肺低形成を示す。
34
急性腹膜炎で正しいのはどれか。
細菌毒素によるエンドトキシンショックをきたす場合がある。
35
急性腹膜炎の症状はどれか
ブルンベルグ徴候
36
吃逆で正しいのはどれか
クロルプロマジンが有効な例がある。
37
プロラクチンの分泌を抑えるのはどれか。
ドパミン
38
プロラクチン産生腫瘍のホルモン過剰症状はどれか。
乳汁分泌
39
プロラクチン産生腫瘍の治療で正しいのはどれか。
生殖機能の改善を目的とする
40
成長ホルモン産生腫瘍で正しいのはどれか。
圧迫症状では、両耳側半盲を呈することがある。
41
クッシング病の脂質代謝異常による症状でないのはどれか。
赤紫色皮膚線条
42
成長ホルモン分泌不全性低身長症の検査はどれか。
インスリン低血糖試験
43
尿崩症で正しいのはどれか
低張尿をきたす。
44
慢性甲状腺炎(橋本病)で正しいのはどれか。
甲状腺刺激ホルモン(TSH)の血中濃度は正常より高い。
45
バセドウ病で正しいのはどれか。
甲状腺刺激ホルモン(TSH)受容体の自己抗体は陽性である
46
バセドウ病で上昇しないのはどれか。
甲状腺刺激ホルモン(TSH)値
47
中心性肥満を生じるのはどれか。( 2010年 過去問題 午後問題030
クッシング症候群
48
下垂体ホルモンの分泌低下により生じるのはどれか。2つ選べ。( 2015年 過去問題 午後問題083 )
Sheehan〈シーハン〉症候群Sheehan syndrome, 低身長症short stature
49
甲状腺機能検査を受ける患者の検査食はどれか。( 2012年 過去問題 午前問題018 )
ヨード制限食
50
甲状腺機能亢進症hyperthyroidismの症状はどれか。( 2011年 過去問題 午前問題083 )
動悸
51
甲状腺機能亢進症hyperthyroidismの患者への指導内容で適切なのはどれか。( 2011年 過去問題 午後問題057 )
抗甲状腺薬内服中の感染徴候の早期発見
52
ホルモン負荷試験について正しいのはどれか。( 2017年 過去問題 午前問題052 )
ホルモン分泌異常を生じている部位の推定に用いる
53
Aさん(39歳,男性,会社員)は,最近口渇が強く,飲水量が増えた。毎日5L以上の水のような薄い排尿があり,夜間に何回も排尿に起きるようになったため病院を受診しホルモン分泌異常を指摘された。 原因と考えられるホルモンが分泌される部位はどれか
下垂体後葉
54
低体温が起こるのはどれか。( 2015年 過去問題 午後問題013 )
甲状腺機能低下症hypothyroidism
55
甲状腺機能低下症の身体所見はどれか。( 2009年 過去問題 午前問題058
眼瞼浮腫
56
原発性アルドステロン症で正しいのはどれか。
レニン分泌は抑制される。
57
血清リンが上昇するのはどれか。 *
続発性副甲状腺機能亢進症
58
原発性副甲状腺機能亢進症で正しいのはどれか。
骨折が起こりやすくなる。
59
続発性副甲状腺機能亢進症で正しいのはどれか。
低カルシウム血症により代償性にPTH産生が亢進する。
60
原発性副腎皮質機能低下症 で正しいのはどれか
ACTH分泌増加に伴う色素沈着をきたす
61
褐色細胞腫の治療で正しいのはどれか
α1遮断薬にβ遮断薬を追加することがある。
62
原発性上皮小体(副甲状腺)機能亢進症で正しいのはどれか。( 2008年 過去問題 午前問題042 )
尿中カルシウム排泄量は増加する。
63
副甲状腺ホルモンの分泌を低下させるのはどれか。( 2014年 過去問題(追加試験) 午後問題033 )
悪性腫瘍の骨転移
64
褐色細胞腫pheochromocytomaでみられるのはどれか。( 2021年 過去問題 午前問題077 )
高血糖
65
Cushing〈クッシング〉症候群cushing syndromeの成人女性患者にみられるのはどれか。( 2021年 過去問題 午前問題043 )
月経異常
66
二次性高血圧症secondary hypertensionの原因となるホルモンはどれか。( 2020年 過去問題 午後問題029 )
アルドステロン
67
甲状腺右葉切除術後1日目の患者への説明で適切なのはどれか。( 2008年 過去問題 午前問題105 )
むせないようにゆっくり食べてください
68
テタニーと関連するのはどれか。( 2014年 過去問題(追加試験) 午前問題051 )
低カルシウム血症
69
成人患者の甲状腺全摘出術後における合併症とその症状との組合せで正しいのはどれか。( 2021年 過去問題 午後問題046 )
低カルシウム血症hypocalcemia――――テタニー
70
甲状腺癌thyroid cancerのために甲状腺全摘術と頸部リンパ節郭清術とを受けた患者の術後管理で正しいのはどれか。( 2013年 過去問題 午前問題049 )
ドレーンからの乳び漏の有無を観察する。
71
放射線被ばく後,新たな発症について長期の観察が必要な障害はどれか。( 2013年 過去問題 午後問題080 )
甲状腺癌thyroid cancer
72
メタボリックシンドロームの診断に必須の診断基準項目はどれか。( 2014年 過去問題(追加試験) 午前問題008 )
腹囲
73
メタボリックシンドロームと診断する際の必須条件はどれか。( 2010年 過去問題 午前問題015 )
内臓脂肪型肥満
74
腹部CTを以下に示す。矢印で示す部位について正しいのはどれか。( 2017年 過去問題 午前問題031 )
厚い場合は洋梨型の体型の肥満が特徴的である。
75
体重増加をきたしやすいのはどれか。( 2009年 過去問題 午前問題028 )
インスリノーマ
76
動脈硬化症arteriosclerosisの粥腫形成に関与するのはどれか。2つ選べ。( 2022年 過去問題 午後問題087 )
泡沫細胞, 血管内皮細胞
77
肥満症で適切なのはどれか。
内臓脂肪型は脂質異常症の発症の危険性が高い。
78
脂肪細胞から分泌される食欲調節作用のアディポサイトカインはどれか。
レプチン
79
レプチンの作用で正しいのはどれか。
エネルギー消費を上げる作用を持つ。
80
メタボリックシンドロームで正しいのはどれか。
内臓脂肪の蓄積により、レニン-アンギオテンシン系の亢進が見られる。
81
メタボリックシンドロームの診断の際の血清脂質の項目に用いられないのはどれか。
LDLコレステロール値
82
糖尿病の所見でないのはどれか
角膜輪
83
糖尿病の大血管障害でないのはどれか
自律神経障害
84
糖尿病の分類で自己抗体の出現を主たる原因とするのはどれか。
1型糖尿病
85
空腹時血糖の正常域の基準値上限はどれか。
110mg/dL未満
86
糖尿病患者のコントロール指標で正しいのはどれか。
合併症の進展予防にはHbA1c値7.0mg/dL未満が望ましい。
87
糖尿病の運動療法で正いのはどれか
インスリン抵抗性の改善効果がある。
88
インスリン抵抗性の改善を主たる作用とする薬剤はどれか。
ビグアナイド薬
89
脂質異常症の身体所見はどれか。
アキレス腱肥厚
90
主にトリグリセリドを低下させる薬剤はどれか
フィブラート系薬剤
91
高尿酸血症の原因物質でないのはどれか。
尿素
92
痛風発作を予防する薬剤はどれか。
コルヒチン
93
肝切除術後3日の患者のドレーンから黄褐色の排液がみられた。 考えられる原因はどれか。 (2024年 過去問題 午前問題042)
胆汁漏
94
インスリンを過剰に投与したときに現れる症候で正しいのはどれか。(2023年 過去問題 午前問題078 )
手足のふるえ
95
Aさん(61歳,男性,会社員)はデスクワーク中心の仕事をしている。今朝,職場へ出勤したが,自分の机の位置や同僚の名前が分からない等の見当識障害があり,同僚に付き添われ救急外来を受診した。頭痛,嘔吐,めまいはない。 現病歴:4年前に2型糖尿病type 2 diabetes mellitusと診断され,経口糖尿病薬が開始された。1年前から受診を自己判断で中断している。 身体所見:身長170cm,体重100kg。体温38.6℃,呼吸数22/分,脈拍112/分,整,血圧108/64mmHg。対光反射(+),瞳孔不同(-)。歩行可能。右第1趾に発赤,腫脹,異臭がある。 検査所見:白血球19,200/μL,血糖904mg/dL,Na131mEq/L,K3.4mEq/L,ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉9.2%,アンモニア49μg/dL,CRP22mg/dL。動脈血液ガス分析pH7.32。血漿浸透圧394mOsm/L。尿ケトン体(±)。 Aさんの状態のアセスメントで適切なのはどれか。(2023年 過去問題 午後問題091) * 1/1
高浸透圧高血糖状態〈HHS〉
96
(続き) Aさんはインスリン療法,糖尿病足病変に対する抗菌薬治療で全身状態は改善した。退院へ向けて,看護師はAさんに食事指導をすることにした。 Aさんに勧める1日の摂取カロリーで最も適切なのはどれか。
1,800kcal
97
Aさんの糖尿病足病変の悪化を防ぐ目的で看護師が行う指導で正しいのはどれか。2つ選べ。
暖房器具に足を近づけないでください, 靴下を履きましょう
98
1型糖尿病type 1 diabetes mellitusと診断された人への説明で適切なのはどれか。( 2017年 過去問題 午後問題042
低血糖症状には振戦などの自律神経症状がある。
99
小児の1型糖尿病type 1 diabetes mellitusの説明で正しいのはどれか。( 2014年 過去問題(追加試験) 午前問題061 )
インスリン療法が必須である。
100
A君(8歳,男児,小学3年生)は,父親(40歳,会社員)と母親(38歳,主婦)との3人暮らし。多飲と夜尿を主訴に小児科を受診した。尿糖4+のため,1型糖尿病type 1 diabetes mellitusの疑いで病院に紹介され,精密検査を目的に入院した。A君は身長123cm,体重27.5kg(1か月前の体重は29.5kg)。入院時のバイタルサインは,体温36.9℃,脈拍100/分,血圧98/42mmHg。随時血糖300mg/dL,HbA1c9.3%,抗グルタミン酸デカルボキシラーゼ〈GAD〉抗体陽性。尿糖4+,尿ケトン体3+。血液ガス分析pH7.02であった。 入院時に確認する症状はどれか。2つ選べ。(2020年 過去問題 午前問題103
腹痛, 意識レベル