問題一覧
1
ダニングによれば、スポーツは社会的な()として、日常生活世界では許されない(ありえない)行為に別様の意味を与えて「許容された()」として存立する現実世界であるという。
飛び地, 逸脱
2
誕生時の生育環境について、一般に高等哺乳類は()を示すが、ヒトは例外的に二次的()を示す。このことから着想を得たポルトマンは、ヒトの誕生を()と呼んだ。
離巣性, 就巣性, 生理的早産
3
学校教育は、()を基盤として存立する近・現代社会の構成員に()としての素養を身に付けさせる「公教育」のために設置された。
国家, 国民
4
体育は人と人とのかかわりにおいて立ち現れる関係性を本質とする()概念であり、それ自体で存立する()概念ではない。
関係, 実体
5
日本国憲法第26条1項には、教育を受ける()が示されている。
権利
6
1947年に制定された()は教育に関する最も重要な法律であり、その第1条には、「教育は()の完成を目指し~」と示されている。なお、その後2006年の改正において,「()の精神」と「()と()の尊重」が追加された。
教育基本法, 人権, 公共, 伝統, 文化
7
学校教育の基本構造を規定する法律は()である。
学校教育法
8
()には、教育課程(教科、授業時数等)に関する基準が示されている。
学校教育法施行規則
9
学校教育が()()に実施されるためには、学習指導要領に示されている内容はすべての児童生徒に対して確実に指導されなければならない。ただし、教育の内容等については、学校や教師の創意工夫の余地を残すために()に示されている。
組織的, 安定的, 大網的
10
等学校の教科の目標には、「体育や保健の()()を働かせ()を発見し、()、()な解決に向けた学習過程を通して、()を一体として捉え、生涯にわたって心身の健康を()し豊かな()を継続するため」の力を育てることが掲げられている。
見方, 考え方, 課題, 合理的, 計画的, 心と体, 保持増進, スポーツライフ
11
「運動に関する領域」のA~Gの名称を選びなさい: A()、B()、C()、D()、E()、F()、G()
体づくり運動, 機械運動, 陸上競技, 水泳, 球技, 武道, ダンス
12
中学校では、保健体育科に3年間()単位時間が配されている。そのうち体育分野には()単位時間が配当されている。なお、領域Aは各学年()単位時間以上必修、領域H「体育理論」は各学年()単位時間以上必修となっている。
315, 267, 7, 3
13
「内容」という言葉は二重の意味で用いられる。学習指導要領に示された「内容」は,その領域でどのような運動を行うのか=何で学ぶ/教えるのかという学習の()部分を指している。他方、何のために何を教え学ぶのかという学習の中身の部分については、現行の学習指導要領では()と表記されている。
活動, 指導内容
14
「学ぶ」とは、お決まりのやり方を「記憶」することではなく、私の身体と他者(人や物)との間に結ばれる「関係」を見通し、うまく付き合っていけるようになることであり、そのため教師は身体運動の()を理解しておくことが重要である。
構造
15
生徒の学習は日常生活で経験的に獲得した()に依拠していることが多い。素朴概念の特徴は,(ア)生活の中で自発的に形成されるという()であること(イ)生徒の考えを変えるために大きな努力を要するほどに()が高いこと,(ウ)教育によって科学的概念を習得しても,時間経過とともに忘却し、元の素朴概念が取って代わるという()があることである。
素朴概念, 自主的知識, 変容困難性, 復元性
16
運動ができるようになるためには、動きの感じをありありと感じることができるようになる()が欠かせない。「わかる」が深まっていく過程は、()→()→()を経て、「その動きができるためのコツを能動的につかんだり、カンが働くようになったりする」形態化位相に至り、やがて「運動の自動化」が進む()に到達する。したがって、教師には生徒の動感創発を共感的に捉え、その発生・充実を支援していく()が必要となる。
動感創発, 原志向位相, 探索位相, 偶発位相, 自在位相, 動感促発身体知
17
始原身体知は、(ア)二つの「上」を感じることのできる()身体知と、(イ)二つの「今」を感じることのできる()からなる。
体感, 時間化身体知
18
目的とする動きのかたちをつくり出し、その動きを意味づけていく()身体知は、コツ身体知とカン身体知で構成されるが、両者の関係は、一方が意識に昇ると他方は背後に隠れるという()によって支配されている。
形態化, 相互隠蔽原理
19
動きかたを修正し仕上げる()によって発生した新しい動きかたは、それ自体が修正化に向けて作用するという無限の()をもつ。
洗練化身体知, 循環性
20
動きかたの指導にあたって、教師は、生徒の動きのかたちを成功へと導くことができるよう()を用いて動きの感じがわかる材料となる運動を収集する。
素材化身体知
21
動きのかたちの発生を促すために、教師が生徒の動感世界に自己移入して、生徒が形態発生をできるような方法を考え出していく際に発揮されるのは()である。
処方化身体知
22
良質の教材を構成するためには、(ア)習得されるべき指導内容を典型的に含み持たせようとする()と、(イ)生徒の主体的な諸条件に適合し学習意欲を喚起しようとする()から、教材の元になるスポーツや運動などの()をつくり変えていくことが大切である。というのも、多くのスポーツは学校教育を前提としているわけではないので,その文化的価値に生徒を導くには、競技文化としてのスポーツとは異なる()への改変が必要とされるからである。なお、教材研究には、(ア)素材に学習内容を埋め込み教材化する()と,(イ)教材に埋め込まれている学習内容を掘り起こす()という、二つの方向性がある。また、教材を適用した学習活動を活性化するために、とりわけ技能学習の支援に資するさまざまな()を工夫することも重要である。
内容的視点, 方法的視点, 素材, 競争形態, 教材開発, 教材解釈, 教具
23
形成的体育授業評価法において生徒が高く評価する体育授業では一般に,(ア)「学習時間の確保」や「学ぶ姿勢の確立」などの「()」並びに「肯定的な人間関係」や「情緒的開放」などの「()」から成る「授業の()」と,(イ)個々の授業における目標・内容・教材・方法の計画と実行に係る「授業の()」が充足されている。
学習の勢い, 学習の雰囲気, 基礎的条件, 内容的条件
24
体育授業中に頻繁に観察される、四大教師行動とは、「」「」「」「」である。
マネジメント, インストラクション, モニタリング, インタラクション
25
「()マネジメント」とは授業運営に関する手続きや行動について約束事を取り決めるなど、安全と潤沢な学習時間を確保するための指導法略である。教師の「集合」の指示に対してすべての生徒が活動を止めて教師の話を聞く態勢ができるまでの経過時間を意味する() はマネジメントの適否を示す目安となる
構造的, Lag Time
26
インストラクションの方略として、授業中の指示や説明は「」に沿って発言することが肝要である。
KISS原理
27
生徒の学習活動を,学習目標(課題)に照応した明確な意図をもって観察(洞察)することを()という。ここで収集された情報は、のちにインタラクションの方略として生徒に()を提供する際の原資となる。なお、積極的モニタリングにあたっては観察の死角ができないよう()テクニックによって場づくりや教師の立ち位置を考慮することが大切である。
積極的モニタリング, フィードバック, Back to the Wall