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抗精神病薬

抗精神病薬
11問 • 2年前
  • tomoyuki yajima
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    問題一覧

  • 1

    定型抗精神病薬のフェノチアジン系であるクロルプロマジンは、最初に開発された抗精神病薬である。後発の薬に比べ陽性症状への効果はそれほど強くないが、鎮静作用が強いため一時的な興奮状態に使用されることが多い。現在は抗精神病薬の主力として使用されることは少なく主に睡眠薬として使用されることが多い。 一般名【クロルプロマジン】 商品名(  )(  )

    ウィンタミン, コントミン

  • 2

    定型抗精神病薬のベンズアミド系であるネモナプリドは、日本で開発された抗精神病薬である。ドパミン(D2、D3、D4)受容体遮断作用を有し強力な抗幻覚妄想作用がある。幻覚妄想の中でも頑固に続く幻聴に効果があり他剤で効果が得られないような幻聴に対して効果を発揮することがある。錐体外路症状が出現しやすいので抗パーキンソン薬の併用が必要である。 一般名【ネモナプリド】 商品名(  )

    エミレース

  • 3

    定型抗精神病薬のブチロフェノン系であるハロペリドールは、1957年ベルギーのヤンセンで覚醒剤への薬として開発された抗精神病薬である。ドパミンD2受容体遮断作用が比較的強く抗幻覚妄想作用を有するが鎮静作用はあまり強くないため、必要ならばベンゾジアゼピン系薬を併用する。せん妄にも点滴にて使用されることが多い。錐体外路症状が出現しやすいので、抗コリン薬(ビペリデン)などの併用が必要である。投与開始直後は十分な効果が発揮さらないため、すぐに増量しない。エピネフリンとの併用で血圧低下することがある。 一般名【ハロペリドール】 商品名(  )(  )

    セレネース, リントン

  • 4

    定型抗精神病薬のブチロフェノン系であるピモジドは、1960年ベルギーで開発された抗精神病薬である。ドパミンD2受容体遮断作用がハロペリドールとともに最も強く陰性症状に対しても効果があると報告されているが、鎮静効果はそれほど強くない。錐体外路症状が出現しやすく抗パーキンソン薬との併用も必要である。皮膚寄生虫妄想や単一症候性妄想にも効果がある。小児への広汎性発達障害、精神遅滞に伴う行動異常、精神症状に広く有用である。QT延長、心室頻拍、禁忌、併用禁忌薬が多いため使用には慎重さを要する。 一般名【ピモジド】 商品名(  )

    オーラップ

  • 5

    定型抗精神病薬のフェノチアジン系であるフルフェナジンは、1961年ドイツで開発された抗精神病薬である。「フェノチアジン系のハロペリドール」とも言われるほど強力な抗幻覚、抗妄想効果があるが鎮静作用はそれほど強くない。ドパミンD2受容体遮断作用の他に、セロトニン(5-H2)、アドレナリン(α1)、ムスカリン(抗コリン作用)遮断作用があり錐体外路症状、口渇、白血球減少、血小板減少、体重増加、麻痺性イレウス、眼障害(角膜・水晶体の混濁、角膜色素沈着)などの副作用出現リスクがある。統合失調症以外での神経症(不安、焦燥など)に効果があるとされている。エピネフリンとの併用で血圧低下することがある。 一般名【フルフェナジン】 商品名(  )

    フルメジン

  • 6

    定型抗精神病薬のフェノチアジン系であるプロペリシアジンは、D2遮断・セロトニン(5-HT)遮断・ノルアドレナリン(α1)遮断作用があるが、特にα1遮断作用が強い(抗精神病にはノルアドレナリン遮断に効果があるとされているがそのエビデンスは不明瞭である)ため血圧低下リスクが高い。認知症やせん妄にも効果があるとされている。 一般名【プロペリシアジン】 商品名(  )

    ニューレプチル

  • 7

    定型抗精神病薬のブチロフェノン系であるブロムペリドールは、ハロペリドールと類似した化学構造をもつ抗精神病薬であり、抗幻覚妄想作用はハロペリドールと同等の効果があると考えられている。錐体外路症状や鎮静作用が少ないため、外来患者や高齢者でも使用しやすいが、錐体外路症状出現リスクは少なからずともあるため抗パーキンソン薬(抗コリン薬など)の併用も必要な場合はある。認知症の問題行動や夜間せん妄に対しても効果がある。 一般名【ブロムペリドール】 商品名(  )※2019年販売中止

    インプロメン

  • 8

    定型抗精神病薬のフェノチアジン系であるペルフェナジンは、D2遮断、セロトニン(5-HT2)遮断、α1遮断、ムスカリン遮断(抗コリン)作用を有しクロルプロマジンよりも強く抗幻覚妄想作用があるが、激しい精神運動興奮や錯乱などには使用せず亜急性から慢性期にみられる自発性の低下・意欲減退などの陰性症状に対して使用されることが多い。うつ病の二次妄想や不安・焦燥などにも効果がある。また制吐作用もありメニエル症候群に対して使用されることもある。副作用は同じフェノチアジン系のフルフェナジンに準ずる。非定型抗精神病薬と比べて効果、有害作用を含めてほぼ同等の作用があるとされている。 一般名【ペルフェナジン】 商品名(  )(  )

    トリラホン, ピーゼットシー

  • 9

    定型抗精神病薬のフェノチアジン系であるレボプロマジンは、D2遮断、セロトニン(5-HT2)遮断、α1遮断、ムスカリン遮断(抗コリン)、H1遮断作用を有し強力な催眠・鎮静作用を発揮する。しかし抗幻覚妄想作用は弱いためハロペリドールやリスペリドンなどと併用されることが多い。また躁病に対しては炭酸リチウムやバルプロ酸ナトリウム、激越型うつ病の希死念慮や不安、焦燥感などに対しては抗うつ薬との併用する場合もある。ベンゾジアゼピン系薬剤だけでは調整困難な不眠に対して少量(5〜10m g)を併用する場合もある。抗コリン作用があり錐体外路症状は比較的少ないが口渇、霧視、便秘、ふらつき、血圧低下などを生じやすいため高齢者への投与には注意が必要である。 一般名【レボプロマジン】 商品名(  )(  )

    ヒルナミン, レボトミン

  • 10

    定型抗精神病薬のベンズアミド系であるスルピリドは、1967年フランスで胃微小循環を改善させる胃潰瘍薬として開発された。低容量ではシナプス前ドパミン自己受容体を阻害するため、50〜150mgといった低容量では抗うつ作用、300mg以上では抗精神病作用を有する。統合失調症の陽性症状への効果はありながら、錐体外路症状が少なく効果発現は速い。眠気、脱力などが少なく心血管系にほとんど影響を及ぼさないため高齢者でも投与できる。適応症以外にも制吐剤・消化促進剤・肩こり・頭痛・頭重・めまい・動悸・倦怠感といった更年期症状、心因性の下痢・腹痛・腹部膨満感・咽頭、食道のつかえ感・食欲不振・耳鳴りなどにも投与されることが多い。外来レベルでの統合失調症の初期、うつ症状なのか統合失調症なのか診断がはっきりしない場合、身体的不定愁訴などでは第一選択として使用される。しかしうつ病に関しては十分なエビデンスが少なく副作用もあるため長期間投与は奨められない。 一般名【スルピリド】 商品名(  )

    ドグマチール

  • 11

    定型抗精神病薬のベンズアミド系であるスルトプリドは、スルピリド(ドグマチール)類似の化学構造をもちD1遮断作用はなくより選択的なD2遮断作用をもつ。強力な鎮静作用があり興奮の強い症例に適している。統合失調症と躁病の精神運動興奮・幻覚妄想状態に使用され、躁病患者には炭酸リチウムとの併用で十分な鎮静作用が得られる。特に躁病患者の妄想を認める症例に効果的である。錐体外路症状があるため抗パーキンソン薬の併用は必要だが、認知症の問題行動やせん妄に使用する場合はせん妄悪化リスクがあるため注意が必要である。パーキンソン病や重症心不全には投与禁忌である。 一般名【スルトプリド】 商品名(  )

    バルネチール

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    10問 • 2年前
    tomoyuki yajima

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  • 1

    定型抗精神病薬のフェノチアジン系であるクロルプロマジンは、最初に開発された抗精神病薬である。後発の薬に比べ陽性症状への効果はそれほど強くないが、鎮静作用が強いため一時的な興奮状態に使用されることが多い。現在は抗精神病薬の主力として使用されることは少なく主に睡眠薬として使用されることが多い。 一般名【クロルプロマジン】 商品名(  )(  )

    ウィンタミン, コントミン

  • 2

    定型抗精神病薬のベンズアミド系であるネモナプリドは、日本で開発された抗精神病薬である。ドパミン(D2、D3、D4)受容体遮断作用を有し強力な抗幻覚妄想作用がある。幻覚妄想の中でも頑固に続く幻聴に効果があり他剤で効果が得られないような幻聴に対して効果を発揮することがある。錐体外路症状が出現しやすいので抗パーキンソン薬の併用が必要である。 一般名【ネモナプリド】 商品名(  )

    エミレース

  • 3

    定型抗精神病薬のブチロフェノン系であるハロペリドールは、1957年ベルギーのヤンセンで覚醒剤への薬として開発された抗精神病薬である。ドパミンD2受容体遮断作用が比較的強く抗幻覚妄想作用を有するが鎮静作用はあまり強くないため、必要ならばベンゾジアゼピン系薬を併用する。せん妄にも点滴にて使用されることが多い。錐体外路症状が出現しやすいので、抗コリン薬(ビペリデン)などの併用が必要である。投与開始直後は十分な効果が発揮さらないため、すぐに増量しない。エピネフリンとの併用で血圧低下することがある。 一般名【ハロペリドール】 商品名(  )(  )

    セレネース, リントン

  • 4

    定型抗精神病薬のブチロフェノン系であるピモジドは、1960年ベルギーで開発された抗精神病薬である。ドパミンD2受容体遮断作用がハロペリドールとともに最も強く陰性症状に対しても効果があると報告されているが、鎮静効果はそれほど強くない。錐体外路症状が出現しやすく抗パーキンソン薬との併用も必要である。皮膚寄生虫妄想や単一症候性妄想にも効果がある。小児への広汎性発達障害、精神遅滞に伴う行動異常、精神症状に広く有用である。QT延長、心室頻拍、禁忌、併用禁忌薬が多いため使用には慎重さを要する。 一般名【ピモジド】 商品名(  )

    オーラップ

  • 5

    定型抗精神病薬のフェノチアジン系であるフルフェナジンは、1961年ドイツで開発された抗精神病薬である。「フェノチアジン系のハロペリドール」とも言われるほど強力な抗幻覚、抗妄想効果があるが鎮静作用はそれほど強くない。ドパミンD2受容体遮断作用の他に、セロトニン(5-H2)、アドレナリン(α1)、ムスカリン(抗コリン作用)遮断作用があり錐体外路症状、口渇、白血球減少、血小板減少、体重増加、麻痺性イレウス、眼障害(角膜・水晶体の混濁、角膜色素沈着)などの副作用出現リスクがある。統合失調症以外での神経症(不安、焦燥など)に効果があるとされている。エピネフリンとの併用で血圧低下することがある。 一般名【フルフェナジン】 商品名(  )

    フルメジン

  • 6

    定型抗精神病薬のフェノチアジン系であるプロペリシアジンは、D2遮断・セロトニン(5-HT)遮断・ノルアドレナリン(α1)遮断作用があるが、特にα1遮断作用が強い(抗精神病にはノルアドレナリン遮断に効果があるとされているがそのエビデンスは不明瞭である)ため血圧低下リスクが高い。認知症やせん妄にも効果があるとされている。 一般名【プロペリシアジン】 商品名(  )

    ニューレプチル

  • 7

    定型抗精神病薬のブチロフェノン系であるブロムペリドールは、ハロペリドールと類似した化学構造をもつ抗精神病薬であり、抗幻覚妄想作用はハロペリドールと同等の効果があると考えられている。錐体外路症状や鎮静作用が少ないため、外来患者や高齢者でも使用しやすいが、錐体外路症状出現リスクは少なからずともあるため抗パーキンソン薬(抗コリン薬など)の併用も必要な場合はある。認知症の問題行動や夜間せん妄に対しても効果がある。 一般名【ブロムペリドール】 商品名(  )※2019年販売中止

    インプロメン

  • 8

    定型抗精神病薬のフェノチアジン系であるペルフェナジンは、D2遮断、セロトニン(5-HT2)遮断、α1遮断、ムスカリン遮断(抗コリン)作用を有しクロルプロマジンよりも強く抗幻覚妄想作用があるが、激しい精神運動興奮や錯乱などには使用せず亜急性から慢性期にみられる自発性の低下・意欲減退などの陰性症状に対して使用されることが多い。うつ病の二次妄想や不安・焦燥などにも効果がある。また制吐作用もありメニエル症候群に対して使用されることもある。副作用は同じフェノチアジン系のフルフェナジンに準ずる。非定型抗精神病薬と比べて効果、有害作用を含めてほぼ同等の作用があるとされている。 一般名【ペルフェナジン】 商品名(  )(  )

    トリラホン, ピーゼットシー

  • 9

    定型抗精神病薬のフェノチアジン系であるレボプロマジンは、D2遮断、セロトニン(5-HT2)遮断、α1遮断、ムスカリン遮断(抗コリン)、H1遮断作用を有し強力な催眠・鎮静作用を発揮する。しかし抗幻覚妄想作用は弱いためハロペリドールやリスペリドンなどと併用されることが多い。また躁病に対しては炭酸リチウムやバルプロ酸ナトリウム、激越型うつ病の希死念慮や不安、焦燥感などに対しては抗うつ薬との併用する場合もある。ベンゾジアゼピン系薬剤だけでは調整困難な不眠に対して少量(5〜10m g)を併用する場合もある。抗コリン作用があり錐体外路症状は比較的少ないが口渇、霧視、便秘、ふらつき、血圧低下などを生じやすいため高齢者への投与には注意が必要である。 一般名【レボプロマジン】 商品名(  )(  )

    ヒルナミン, レボトミン

  • 10

    定型抗精神病薬のベンズアミド系であるスルピリドは、1967年フランスで胃微小循環を改善させる胃潰瘍薬として開発された。低容量ではシナプス前ドパミン自己受容体を阻害するため、50〜150mgといった低容量では抗うつ作用、300mg以上では抗精神病作用を有する。統合失調症の陽性症状への効果はありながら、錐体外路症状が少なく効果発現は速い。眠気、脱力などが少なく心血管系にほとんど影響を及ぼさないため高齢者でも投与できる。適応症以外にも制吐剤・消化促進剤・肩こり・頭痛・頭重・めまい・動悸・倦怠感といった更年期症状、心因性の下痢・腹痛・腹部膨満感・咽頭、食道のつかえ感・食欲不振・耳鳴りなどにも投与されることが多い。外来レベルでの統合失調症の初期、うつ症状なのか統合失調症なのか診断がはっきりしない場合、身体的不定愁訴などでは第一選択として使用される。しかしうつ病に関しては十分なエビデンスが少なく副作用もあるため長期間投与は奨められない。 一般名【スルピリド】 商品名(  )

    ドグマチール

  • 11

    定型抗精神病薬のベンズアミド系であるスルトプリドは、スルピリド(ドグマチール)類似の化学構造をもちD1遮断作用はなくより選択的なD2遮断作用をもつ。強力な鎮静作用があり興奮の強い症例に適している。統合失調症と躁病の精神運動興奮・幻覚妄想状態に使用され、躁病患者には炭酸リチウムとの併用で十分な鎮静作用が得られる。特に躁病患者の妄想を認める症例に効果的である。錐体外路症状があるため抗パーキンソン薬の併用は必要だが、認知症の問題行動やせん妄に使用する場合はせん妄悪化リスクがあるため注意が必要である。パーキンソン病や重症心不全には投与禁忌である。 一般名【スルトプリド】 商品名(  )

    バルネチール