関
問題一覧
1
事例を読んで、Q市社会福祉協議会のAソーシャルワーカー(社会福祉士)の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事例〕
Q市社会福祉協議会で民生委員協議会の支援に従事するAソーシャルワーカーは、市内の地区民生委員協議会のB会長から相談を受けた。最近、民生委員協議会の定例会で、個別のケースで対応に困る事例が増えていることや、市からの地域活動への協力依頼が多く負担が重いという意見が出てきており、会長としてどのように対応すればよいか悩んでいるとのことだった。
1、困難な問題を抱える家庭の個別対応については、住民懇談会で広く協議することを提案する。
2、どうすれば負担が軽減できるか、上部団体であるQ市社会福祉協議会へ解決を委任する。
3、地域活動に対する民生委員協議会の関わり方については、自治会・町内会で計画を立てることを促す。
4、市の担当職員を定例会に呼び、市からの協力依頼についてどうすれば負担が軽減できるか協議する。
5、負担感を訴える民生委員の代わりに、新たに民生委員になれる人を探す。
4
2
ドメスティック・バイオレンスの被害女性を支援するNPO法人(Y法人)にDさん(35歳、女性)が、「何年も前から、夫に殴られたり蹴られたりしていて、このままだとどうなるか分からないので、助けてほしい」と、保護を求めて来所した。このためY法人はDさんを保護するとともに、Y法人のE社会福祉士がDさんと面接することとなった。
次の記述のうち、この面接の導入部分におけるE社会福祉士の関わりとして、適切なものを2つ選びなさい。
1、なぜ、これまで助けを求めなかったのかを問う。
2、この面接の目的を伝える。
3、これから尋ねることに対して、正確に回答するよう指示する。
4、支援を求めてY法人に来たことをねぎらい、緊張を解く。
5、E社会福祉士がこれまで担当した事例から、解決方法を伝える。
2、4
3
事例を読んで、G医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)の対応についての次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
G医療ソーシャルワーカーは、末期がんのHさん(54歳)の主治医から、「患者と夫には、今後は積極的治療ではなく緩和ケアが望ましいことについて説明済みである。緩和ケアができる病院を探してあげてほしい」との電話を受け、Hさんの夫と初回面接を行った。夫は面談室に入るなり、「誰だあなたは。この病院はどうして病人を見放すんだ」と声を荒げた。
1、夫に対してその態度を改めるよう促す。
2、夫に病状の説明を行う。
3、夫の怒りを受け止め、気持ちを聴く。
4、夫との面談を切り上げ、夫以外のキーパーソンを探す。
5、ソーシャルワーカーはどのようなことを支援するのかについて説明する。
3、5
4
事例を読んで、J医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)の応答として、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
希少難病を患っているKさんは、J医療ソーシャルワーカーに、「自分は心理的にも社会的にも孤立しているのでとても苦しい。似たような立場の人と話してみたい」と相談した。
1、「同じような悩みをお持ちの患者さんの集まりを持ちましょう」
2、「一人ひとり事情が異なるので、他の人と話すことは難しいです」
3、「病気が関係しているので、相談に乗るには主治医の許可が要ります」
4、「カルテを調べて同じ病気の患者さんの連絡先をお教えします」
5、「思いを聞いてもらえるボランティアをお願いすることもできるかと思います」
1、5
5
日系人のMさん(45歳、男性)は、13年前に来日し、35歳の時に日本人女性と結婚した。現在は県営団地に住んでいる。来日理由の一つである祖国に住む父母への定期的な送金も実現したが、働いていたW社が3か月前に倒産してしまい、現在はアルバイトをしつつ、公共職業安定所(ハローワーク)を通じて求職活動を行っている。また、家賃の安い住宅への転居を検討しているものの、まだ見付かっていない。アルバイトの収入と貯金の取崩しで生活しているMさんは、今後の収入に不安を感じたため、外国人を支援する団体のLソーシャルワーカー(社会福祉士)に相談した。
次のうち、この段階においてLソーシャルワーカーがMさんに対して行うこととして、適切なものを2つ選びなさい。
1、帰国するよう助言する。
2、祖国への送金をやめるように助言する。
3、生活保護の申請を勧める。
4、日本で支えてくれる知人・友人の状況を尋ねる。
5、家賃減免の仕組みの有無と適用条件を県営団地の管理者に確認したか聞く。
4、5
6
事例を読んで、H医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)による対応に関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
病院に勤務するH医療ソーシャルワーカーは、入院患者のJさん(45歳、男性)から相談を受けた。Jさんは直腸がんの手術後、ストーマ造設手術を受けたばかりである。Jさんは、見舞いに来た職場の同僚から、上司がJさんの職場復帰は難しいと言っていると聞いた。そのため退職を考えているという。しかし話が進むと、本心は職場復帰して今の仕事を続けていきたいが、できるかどうか心配で仕方がないと語った。元々、今の上司とは折り合いが悪いとも話した。
1、今後のセルフケアと仕事の両立が難しいので、退職した方が良いと勧める。
2、職場復帰に関する上司の発言に非があると、直接上司に言う。
3、主治医同席で、職場の人事担当者と話合いの場を持つことを提案する。
4、今後の方向性を一緒に考えましょうと言う。
5、今までの上司との関係を振り返り、反省するように言う。
3、4
7
事例を読んで、この場面におけるM福祉活動専門員(社会福祉士)によるAさんへの初回訪問時の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事例〕
Aさん(73歳、女性)は、自宅で一人暮らしをしている。6年前に夫を亡くし、一人息子とは疎遠になっている。Aさんは、数年前から食べ残しの物などを自宅に溜め込むようになり、庭までゴミが山積みとなって、悪臭を放っている。近隣住民は、Aさんに片付けるように何度も申し入れたが、Aさんは一向に片付けようとはしない。役所も、勝手に片付けることはできないでいる。そこで、社会福祉協議会のM福祉活動専門員がAさん宅を訪問した。
1、近隣住民の迷惑となっていることを自覚しているかを尋ねる。
2、何かお困りのことはありませんかと問いかける。
3、不要な物が火災の原因となる可能性があることを伝える。
4、親族である息子と一緒に、不要な物を処分するように伝える。
5、なぜ、こんなにたくさんの物を溜めたのか理由を尋ねる。
2
8
事例を読んで、グループワークでのG社会福祉士の対応に関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
〔 事例 〕
G社会福祉士は、子どもをがんで亡くした親の集まりの会を開くことにした。最初の集まりで、自己紹介を行った後、メンバーは自分自身が現在気になっていることについて話し始めた。Hさんの順番になったところ、Hさんは涙を浮かべて何か言おうとするが言葉に詰まる様子であった。
1、Hさんに退出を促し、別室で過ごすよう伝える。
2、Hさんの気持ちを受け止め、できる範囲で話をするよう伝える。
3、グループ活動を中断し、Hさんと別室で個人面談を行う。
4、Hさんの思いをメンバーが共有できるように、グループ全体に働き掛ける。
5、Hさんの言葉を待たずに、順番を飛ばして次の人に話をするよう促す。
2、4
9
事例を読んで、C相談支援専門員( 社会福祉士 )によるストレングス視点に基づいた対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔 事例 〕
X指定特定相談支援事業所のC相談支援専門員は、軽度の知的障害があるDさん( 18歳 )の、特別支援学校高等部卒業後のサービス利用に関する会議を開催することとなった。会議では、Dさん自身からサービス利用について話をしたいとの希望があったので、発言の機会を持つことにしていた。しかし、直前になって、「みんなの前に出るのが不安なので、発言できるか分からない」と言った。
1、サービス実施には専門職の意見が重要視されるので、Dさんが発言をやめても差し支えないと伝える。
2、C相談支援専門員がDさんの思いを代わりに伝えるので、発言しなくても良いと説明する。
3、発言すると自分が決めた以上は、最後まで責任を持ってやり遂げるように指導する。
4、自分から発言しようとしたことを尊重し、会議で発言する内容や方法を一緒に考える。
5、代わりに家族に発言してもらった方が良いと提案する。
4
10
事例を読んで、児童養護施設のE家庭支援専門相談員(社会福祉士)の退所に向けた援助に関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
児童養護施設に入所しているFちゃん(11歳、女児)は、母親の引取り希望をはじめのうちは喜んでいた。しかし、週末の一時帰宅を繰り返すうち、母親と二人で暮らすことの不安をE家庭支援専門相談員に訴えるようになった。
1、E家庭支援専門相談員が方針を考えて決定するので、Fちゃんは心配しなくてよいと伝える。
2、Fちゃんが不安を訴えていることを児童相談所に報告し、今後の援助について連携を図る。
3、母親の意向を大切にするよう、Fちゃんを励ます。
4、家に帰る計画についてどうするかを一緒によく考えていこうとFちゃんに伝える。
5、今の不安は退所する時には誰でも感じることだから考えなくてよいと伝える。
2、4
11
バイステック(Biestek, F.)の援助関係の原則に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1、意図的な感情表出の原則とは、クライエントのありのままの感情を大切にし、その表出を促すことである。
2、統制された情緒的関与の原則とは、クライエント自身が自らの情緒的混乱をコントロールできるようにすることである。
3、個別化の原則とは、他のクライエントと比較しながら、クライエントの置かれている状況を理解することである。
4、受容の原則とは、ソーシャルワーカーがクライエントに受け入れてもらえるように、誠実に働き掛けることである。
5、非審判的態度の原則とは、判断能力が不十分なクライエントを非難することなく、ソーシャルワーカーがクライエントの代わりに意思決定を行うことである。
1
12
ピンカス(Pincus, A.)らによる「4つの基本的なシステム」の中の、ターゲット・システムとチェンジ・エージェント・システムに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1、ターゲット・システムは、役割を遂行するソーシャルワーカーを指す。
2、ターゲット・システムは、ソーシャルワーカーが所属している機関を指す。
3、ターゲット・システムは、変革努力の目標達成のためにソーシャルワーカーが影響を及ぼす必要のある人々を指す。
4、チェンジ・エージェント・システムは、契約の下、ソーシャルワーカーの努力によって利益を受ける人々を指す。
5、チェンジ・エージェント・システムは、目標達成のために、ソーシャルワーカーと協力していく人々を指す。
3
13
事例を読んで、J相談員が介入したレベルとして、適切なものを1つ選びなさい。
〔事例〕
大学で障害のある学生の修学支援を担当するJ相談員(社会福祉士)は、重度の身体障害のある学生Kさん(18歳、女性)の学内支援を調整している。Kさんから多目的トイレ内に手すりを増設してほしいという希望が出された。そこでJ相談員は、所属する部署の上司と相談し、Kさんが属する学部からの要請を依頼するとともに、関係部署と交渉した。その結果、増設工事についての了承を得ることができた。
1、ミクロレベル
2、メゾレベル
3、サブレベル
4、マクロレベル
5、エクソレベル
2
14
事例を読んで、W地域包括支援センターのC社会福祉士のこの時点での対応に関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
W地域包括支援センターのC社会福祉士は、日常生活圏域の「協議体」の終了後、一緒に参加していたD民生委員から、1年ほど前に妻を亡くして一人暮らしのEさん(85歳)について相談を受けた。D民生委員はEさんをふれあいサロンに誘うなど気に掛けているが、Eさんは外出を嫌がっている。最近もD民生委員が自宅を訪ねると、床一面ゴミだらけで悪臭がし、ねずみが動くのも見えた。Eさんは顔色も悪く足を引きずりながら出てきて、「俺のことは放っておいてくれ」とつぶやいたという。
(注)ここでいう「協議体」とは、介護保険の生活支援・介護予防サービスの体制整備に向けて、市町村が資源開発を推進するために設置するものである。
1、D民生委員に、民生委員児童委員協議会の定例会で対応策を協議して決めるようアドバイスする。
2、D民生委員が誘っているふれあいサロンに参加するよう、C社会福祉士がEさんを説得する。
3、D民生委員も含めて多機関でEさんへの対応について検討するため、地域ケア会議の開催準備をする。
4、D民生委員に同行してEさん宅を訪ね、本人の健康に気遣いながら生活課題を把握する。
5、D民生委員も参加する協議体で、Eさんに対応できる新しいサービスを開発する。
3、4
15
事例を読んで、L社会福祉士が、個別支援を地域支援に展開していくための対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔 事例 〕
社会福祉協議会に勤務するL社会福祉士は、民生委員からMさん( 72歳、男性 )のことが気になると相談を受けた。Mさんは1年ほど前に妻を亡くし、それ以降、自宅に閉じ籠もっているという。その後、民生委員とMさん宅を訪問するうちに、「慣れない家事に苦労し、悩みを打ち明けられる人もいない」という思いを聞くことができた。民生委員によると、この地域には一人暮らしの男性高齢者が他にもいるということだった。
1、民生委員にMさん宅での食事づくりを依頼する。
2、Mさんに対し、介護保険制度における訪問介護の利用を勧める。
3、Mさんに対し、友人を作るように助言する。
4、住民に呼び掛け、Mさんと同じような状況にある高齢者が参加しやすい居場所づくりを進める。
5、一人暮らしは困難と判断し、施設入所に向けて手続を進める。
4
16
事例を読んで、地域包括支援センターのJ社会福祉士の対応に関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
一人暮らしのKさん(75歳、女性)は、最近、自宅にこもりがちの様子である。心配した民生委員とKさんの顔見知りである隣人が、地域包括支援センターに相談してきた。J社会福祉士がその二人とともに訪問すると、室内には空になった弁当などはあるものの、食事を作っている様子はなかった。受診やサービス利用を勧めてみたが、Kさんは、「一人で大丈夫だからサービスは必要ない」と言った。
1、Kさんの意思を尊重し、1か月後に再訪問すると告げて辞去した。
2、状態が変化した場合に備えて、民生委員と協力して見守りを続けるようにした。
3、適切に食事をとれるように、配食サービスの利用手続きをした。
4、隣人とともに会食サービスに行ってみることを提案した。
5、健康状態を確認するために、病院に行くよう強く説得した。
2、4
17
事例を読んで、この段階における社会福祉協議会のH社会福祉士の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔 事例 〕
P町の社会福祉協議会のH社会福祉士は、J民生委員からKさん世帯の相談を受けた。Kさん( 70歳、女性 )は、一人息子( 45歳 )との二人暮らしである。息子は20代に統合失調症を発症し、その後、精神科に入退院を繰り返していた。1年前に退院し、定期的に通院していたが、このところ通院が不定期になっている。最近、J民生委員はKさんから、「息子が暴力まではいかないが、暴言を吐くことがある」と聞き、Kさん世帯を心配するようになった。
1、P町の保健師と家庭を訪問し、息子の病状と世帯の生活状態を把握する。
2、息子に社会生活技能訓練( SST )を受けさせるための手続を行う。
3、息子の主治医に連絡し、措置入院の手続を行う。
4、息子の自立を当面の目標にして、就労支援サービスに結び付ける。
5、Kさん一家の家計状況について、地域住民から情報収集を行う。
1
18
事例を読んで、この場面におけるBスクールソーシャルワーカー(社会福祉士)の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事例〕
Bスクールソーシャルワーカーは、小学校4年生のC君の母親から初めて相談を受けた。C君は低学年の時には学校から大きな問題を指摘されたことはなかったが、4年生になってからは授業に集中できず、落ち着かないところが目立つようになり、周りの友達とのトラブルが多くなった。また、この1か月の間、不登校気味となっている。さらに、C君自身も学校でのストレスから、自宅では2歳年下の弟との喧嘩が激しくなり、弟も非常に混乱しているようである。また、夫に相談しても話を聞こうとせず、どうしたら良いのか分からないと訴えた。
1、「ご家庭でのお子さんの様子をもう少し詳しく聞かせていただけますか」
2、「お子さんの問題は夫婦で話し合うのが最も大事なのではないですか」
3、「兄弟喧嘩くらい多少は大丈夫ですよ」
4、「お子さんの学校の問題は、先生ともっと話し合うべきです」
5、「お母さんのこれまでの生活歴をお聞きしてもよろしいですか」
1
19
ネットワーキングに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1、静態的な概念である。
2、既存の所属や地域の制約の中で展開する。
3、特定の強力なリーダーに導かれる。
4、日常的な結び付きを無意図的に繰り返し使用する。
5、目標と価値を共有する。
5
20
ソーシャルワークにおける援助関係に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1、ラポールとは、被援助者に代わって援助者が意思決定することを表す。
2、パートナーシップとは、援助者と被援助者が共に課題に取り組む関係性を表す。
3、逆転移とは、被援助者が自己の感情を援助者に向けることを表す。
4、パターナリズムとは、援助者と被援助者間の情動的な絆(きずな)を表す。
5、アタッチメントとは、被援助者が援助者から自立している状態を表す。
2
問題一覧
1
事例を読んで、Q市社会福祉協議会のAソーシャルワーカー(社会福祉士)の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事例〕
Q市社会福祉協議会で民生委員協議会の支援に従事するAソーシャルワーカーは、市内の地区民生委員協議会のB会長から相談を受けた。最近、民生委員協議会の定例会で、個別のケースで対応に困る事例が増えていることや、市からの地域活動への協力依頼が多く負担が重いという意見が出てきており、会長としてどのように対応すればよいか悩んでいるとのことだった。
1、困難な問題を抱える家庭の個別対応については、住民懇談会で広く協議することを提案する。
2、どうすれば負担が軽減できるか、上部団体であるQ市社会福祉協議会へ解決を委任する。
3、地域活動に対する民生委員協議会の関わり方については、自治会・町内会で計画を立てることを促す。
4、市の担当職員を定例会に呼び、市からの協力依頼についてどうすれば負担が軽減できるか協議する。
5、負担感を訴える民生委員の代わりに、新たに民生委員になれる人を探す。
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ドメスティック・バイオレンスの被害女性を支援するNPO法人(Y法人)にDさん(35歳、女性)が、「何年も前から、夫に殴られたり蹴られたりしていて、このままだとどうなるか分からないので、助けてほしい」と、保護を求めて来所した。このためY法人はDさんを保護するとともに、Y法人のE社会福祉士がDさんと面接することとなった。
次の記述のうち、この面接の導入部分におけるE社会福祉士の関わりとして、適切なものを2つ選びなさい。
1、なぜ、これまで助けを求めなかったのかを問う。
2、この面接の目的を伝える。
3、これから尋ねることに対して、正確に回答するよう指示する。
4、支援を求めてY法人に来たことをねぎらい、緊張を解く。
5、E社会福祉士がこれまで担当した事例から、解決方法を伝える。
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事例を読んで、G医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)の対応についての次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
G医療ソーシャルワーカーは、末期がんのHさん(54歳)の主治医から、「患者と夫には、今後は積極的治療ではなく緩和ケアが望ましいことについて説明済みである。緩和ケアができる病院を探してあげてほしい」との電話を受け、Hさんの夫と初回面接を行った。夫は面談室に入るなり、「誰だあなたは。この病院はどうして病人を見放すんだ」と声を荒げた。
1、夫に対してその態度を改めるよう促す。
2、夫に病状の説明を行う。
3、夫の怒りを受け止め、気持ちを聴く。
4、夫との面談を切り上げ、夫以外のキーパーソンを探す。
5、ソーシャルワーカーはどのようなことを支援するのかについて説明する。
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事例を読んで、J医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)の応答として、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
希少難病を患っているKさんは、J医療ソーシャルワーカーに、「自分は心理的にも社会的にも孤立しているのでとても苦しい。似たような立場の人と話してみたい」と相談した。
1、「同じような悩みをお持ちの患者さんの集まりを持ちましょう」
2、「一人ひとり事情が異なるので、他の人と話すことは難しいです」
3、「病気が関係しているので、相談に乗るには主治医の許可が要ります」
4、「カルテを調べて同じ病気の患者さんの連絡先をお教えします」
5、「思いを聞いてもらえるボランティアをお願いすることもできるかと思います」
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日系人のMさん(45歳、男性)は、13年前に来日し、35歳の時に日本人女性と結婚した。現在は県営団地に住んでいる。来日理由の一つである祖国に住む父母への定期的な送金も実現したが、働いていたW社が3か月前に倒産してしまい、現在はアルバイトをしつつ、公共職業安定所(ハローワーク)を通じて求職活動を行っている。また、家賃の安い住宅への転居を検討しているものの、まだ見付かっていない。アルバイトの収入と貯金の取崩しで生活しているMさんは、今後の収入に不安を感じたため、外国人を支援する団体のLソーシャルワーカー(社会福祉士)に相談した。
次のうち、この段階においてLソーシャルワーカーがMさんに対して行うこととして、適切なものを2つ選びなさい。
1、帰国するよう助言する。
2、祖国への送金をやめるように助言する。
3、生活保護の申請を勧める。
4、日本で支えてくれる知人・友人の状況を尋ねる。
5、家賃減免の仕組みの有無と適用条件を県営団地の管理者に確認したか聞く。
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事例を読んで、H医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)による対応に関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
病院に勤務するH医療ソーシャルワーカーは、入院患者のJさん(45歳、男性)から相談を受けた。Jさんは直腸がんの手術後、ストーマ造設手術を受けたばかりである。Jさんは、見舞いに来た職場の同僚から、上司がJさんの職場復帰は難しいと言っていると聞いた。そのため退職を考えているという。しかし話が進むと、本心は職場復帰して今の仕事を続けていきたいが、できるかどうか心配で仕方がないと語った。元々、今の上司とは折り合いが悪いとも話した。
1、今後のセルフケアと仕事の両立が難しいので、退職した方が良いと勧める。
2、職場復帰に関する上司の発言に非があると、直接上司に言う。
3、主治医同席で、職場の人事担当者と話合いの場を持つことを提案する。
4、今後の方向性を一緒に考えましょうと言う。
5、今までの上司との関係を振り返り、反省するように言う。
3、4
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事例を読んで、この場面におけるM福祉活動専門員(社会福祉士)によるAさんへの初回訪問時の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事例〕
Aさん(73歳、女性)は、自宅で一人暮らしをしている。6年前に夫を亡くし、一人息子とは疎遠になっている。Aさんは、数年前から食べ残しの物などを自宅に溜め込むようになり、庭までゴミが山積みとなって、悪臭を放っている。近隣住民は、Aさんに片付けるように何度も申し入れたが、Aさんは一向に片付けようとはしない。役所も、勝手に片付けることはできないでいる。そこで、社会福祉協議会のM福祉活動専門員がAさん宅を訪問した。
1、近隣住民の迷惑となっていることを自覚しているかを尋ねる。
2、何かお困りのことはありませんかと問いかける。
3、不要な物が火災の原因となる可能性があることを伝える。
4、親族である息子と一緒に、不要な物を処分するように伝える。
5、なぜ、こんなにたくさんの物を溜めたのか理由を尋ねる。
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事例を読んで、グループワークでのG社会福祉士の対応に関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
〔 事例 〕
G社会福祉士は、子どもをがんで亡くした親の集まりの会を開くことにした。最初の集まりで、自己紹介を行った後、メンバーは自分自身が現在気になっていることについて話し始めた。Hさんの順番になったところ、Hさんは涙を浮かべて何か言おうとするが言葉に詰まる様子であった。
1、Hさんに退出を促し、別室で過ごすよう伝える。
2、Hさんの気持ちを受け止め、できる範囲で話をするよう伝える。
3、グループ活動を中断し、Hさんと別室で個人面談を行う。
4、Hさんの思いをメンバーが共有できるように、グループ全体に働き掛ける。
5、Hさんの言葉を待たずに、順番を飛ばして次の人に話をするよう促す。
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事例を読んで、C相談支援専門員( 社会福祉士 )によるストレングス視点に基づいた対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔 事例 〕
X指定特定相談支援事業所のC相談支援専門員は、軽度の知的障害があるDさん( 18歳 )の、特別支援学校高等部卒業後のサービス利用に関する会議を開催することとなった。会議では、Dさん自身からサービス利用について話をしたいとの希望があったので、発言の機会を持つことにしていた。しかし、直前になって、「みんなの前に出るのが不安なので、発言できるか分からない」と言った。
1、サービス実施には専門職の意見が重要視されるので、Dさんが発言をやめても差し支えないと伝える。
2、C相談支援専門員がDさんの思いを代わりに伝えるので、発言しなくても良いと説明する。
3、発言すると自分が決めた以上は、最後まで責任を持ってやり遂げるように指導する。
4、自分から発言しようとしたことを尊重し、会議で発言する内容や方法を一緒に考える。
5、代わりに家族に発言してもらった方が良いと提案する。
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事例を読んで、児童養護施設のE家庭支援専門相談員(社会福祉士)の退所に向けた援助に関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
児童養護施設に入所しているFちゃん(11歳、女児)は、母親の引取り希望をはじめのうちは喜んでいた。しかし、週末の一時帰宅を繰り返すうち、母親と二人で暮らすことの不安をE家庭支援専門相談員に訴えるようになった。
1、E家庭支援専門相談員が方針を考えて決定するので、Fちゃんは心配しなくてよいと伝える。
2、Fちゃんが不安を訴えていることを児童相談所に報告し、今後の援助について連携を図る。
3、母親の意向を大切にするよう、Fちゃんを励ます。
4、家に帰る計画についてどうするかを一緒によく考えていこうとFちゃんに伝える。
5、今の不安は退所する時には誰でも感じることだから考えなくてよいと伝える。
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バイステック(Biestek, F.)の援助関係の原則に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1、意図的な感情表出の原則とは、クライエントのありのままの感情を大切にし、その表出を促すことである。
2、統制された情緒的関与の原則とは、クライエント自身が自らの情緒的混乱をコントロールできるようにすることである。
3、個別化の原則とは、他のクライエントと比較しながら、クライエントの置かれている状況を理解することである。
4、受容の原則とは、ソーシャルワーカーがクライエントに受け入れてもらえるように、誠実に働き掛けることである。
5、非審判的態度の原則とは、判断能力が不十分なクライエントを非難することなく、ソーシャルワーカーがクライエントの代わりに意思決定を行うことである。
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ピンカス(Pincus, A.)らによる「4つの基本的なシステム」の中の、ターゲット・システムとチェンジ・エージェント・システムに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1、ターゲット・システムは、役割を遂行するソーシャルワーカーを指す。
2、ターゲット・システムは、ソーシャルワーカーが所属している機関を指す。
3、ターゲット・システムは、変革努力の目標達成のためにソーシャルワーカーが影響を及ぼす必要のある人々を指す。
4、チェンジ・エージェント・システムは、契約の下、ソーシャルワーカーの努力によって利益を受ける人々を指す。
5、チェンジ・エージェント・システムは、目標達成のために、ソーシャルワーカーと協力していく人々を指す。
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事例を読んで、J相談員が介入したレベルとして、適切なものを1つ選びなさい。
〔事例〕
大学で障害のある学生の修学支援を担当するJ相談員(社会福祉士)は、重度の身体障害のある学生Kさん(18歳、女性)の学内支援を調整している。Kさんから多目的トイレ内に手すりを増設してほしいという希望が出された。そこでJ相談員は、所属する部署の上司と相談し、Kさんが属する学部からの要請を依頼するとともに、関係部署と交渉した。その結果、増設工事についての了承を得ることができた。
1、ミクロレベル
2、メゾレベル
3、サブレベル
4、マクロレベル
5、エクソレベル
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事例を読んで、W地域包括支援センターのC社会福祉士のこの時点での対応に関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
W地域包括支援センターのC社会福祉士は、日常生活圏域の「協議体」の終了後、一緒に参加していたD民生委員から、1年ほど前に妻を亡くして一人暮らしのEさん(85歳)について相談を受けた。D民生委員はEさんをふれあいサロンに誘うなど気に掛けているが、Eさんは外出を嫌がっている。最近もD民生委員が自宅を訪ねると、床一面ゴミだらけで悪臭がし、ねずみが動くのも見えた。Eさんは顔色も悪く足を引きずりながら出てきて、「俺のことは放っておいてくれ」とつぶやいたという。
(注)ここでいう「協議体」とは、介護保険の生活支援・介護予防サービスの体制整備に向けて、市町村が資源開発を推進するために設置するものである。
1、D民生委員に、民生委員児童委員協議会の定例会で対応策を協議して決めるようアドバイスする。
2、D民生委員が誘っているふれあいサロンに参加するよう、C社会福祉士がEさんを説得する。
3、D民生委員も含めて多機関でEさんへの対応について検討するため、地域ケア会議の開催準備をする。
4、D民生委員に同行してEさん宅を訪ね、本人の健康に気遣いながら生活課題を把握する。
5、D民生委員も参加する協議体で、Eさんに対応できる新しいサービスを開発する。
3、4
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事例を読んで、L社会福祉士が、個別支援を地域支援に展開していくための対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔 事例 〕
社会福祉協議会に勤務するL社会福祉士は、民生委員からMさん( 72歳、男性 )のことが気になると相談を受けた。Mさんは1年ほど前に妻を亡くし、それ以降、自宅に閉じ籠もっているという。その後、民生委員とMさん宅を訪問するうちに、「慣れない家事に苦労し、悩みを打ち明けられる人もいない」という思いを聞くことができた。民生委員によると、この地域には一人暮らしの男性高齢者が他にもいるということだった。
1、民生委員にMさん宅での食事づくりを依頼する。
2、Mさんに対し、介護保険制度における訪問介護の利用を勧める。
3、Mさんに対し、友人を作るように助言する。
4、住民に呼び掛け、Mさんと同じような状況にある高齢者が参加しやすい居場所づくりを進める。
5、一人暮らしは困難と判断し、施設入所に向けて手続を進める。
4
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事例を読んで、地域包括支援センターのJ社会福祉士の対応に関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
一人暮らしのKさん(75歳、女性)は、最近、自宅にこもりがちの様子である。心配した民生委員とKさんの顔見知りである隣人が、地域包括支援センターに相談してきた。J社会福祉士がその二人とともに訪問すると、室内には空になった弁当などはあるものの、食事を作っている様子はなかった。受診やサービス利用を勧めてみたが、Kさんは、「一人で大丈夫だからサービスは必要ない」と言った。
1、Kさんの意思を尊重し、1か月後に再訪問すると告げて辞去した。
2、状態が変化した場合に備えて、民生委員と協力して見守りを続けるようにした。
3、適切に食事をとれるように、配食サービスの利用手続きをした。
4、隣人とともに会食サービスに行ってみることを提案した。
5、健康状態を確認するために、病院に行くよう強く説得した。
2、4
17
事例を読んで、この段階における社会福祉協議会のH社会福祉士の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔 事例 〕
P町の社会福祉協議会のH社会福祉士は、J民生委員からKさん世帯の相談を受けた。Kさん( 70歳、女性 )は、一人息子( 45歳 )との二人暮らしである。息子は20代に統合失調症を発症し、その後、精神科に入退院を繰り返していた。1年前に退院し、定期的に通院していたが、このところ通院が不定期になっている。最近、J民生委員はKさんから、「息子が暴力まではいかないが、暴言を吐くことがある」と聞き、Kさん世帯を心配するようになった。
1、P町の保健師と家庭を訪問し、息子の病状と世帯の生活状態を把握する。
2、息子に社会生活技能訓練( SST )を受けさせるための手続を行う。
3、息子の主治医に連絡し、措置入院の手続を行う。
4、息子の自立を当面の目標にして、就労支援サービスに結び付ける。
5、Kさん一家の家計状況について、地域住民から情報収集を行う。
1
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事例を読んで、この場面におけるBスクールソーシャルワーカー(社会福祉士)の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事例〕
Bスクールソーシャルワーカーは、小学校4年生のC君の母親から初めて相談を受けた。C君は低学年の時には学校から大きな問題を指摘されたことはなかったが、4年生になってからは授業に集中できず、落ち着かないところが目立つようになり、周りの友達とのトラブルが多くなった。また、この1か月の間、不登校気味となっている。さらに、C君自身も学校でのストレスから、自宅では2歳年下の弟との喧嘩が激しくなり、弟も非常に混乱しているようである。また、夫に相談しても話を聞こうとせず、どうしたら良いのか分からないと訴えた。
1、「ご家庭でのお子さんの様子をもう少し詳しく聞かせていただけますか」
2、「お子さんの問題は夫婦で話し合うのが最も大事なのではないですか」
3、「兄弟喧嘩くらい多少は大丈夫ですよ」
4、「お子さんの学校の問題は、先生ともっと話し合うべきです」
5、「お母さんのこれまでの生活歴をお聞きしてもよろしいですか」
1
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ネットワーキングに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1、静態的な概念である。
2、既存の所属や地域の制約の中で展開する。
3、特定の強力なリーダーに導かれる。
4、日常的な結び付きを無意図的に繰り返し使用する。
5、目標と価値を共有する。
5
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ソーシャルワークにおける援助関係に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1、ラポールとは、被援助者に代わって援助者が意思決定することを表す。
2、パートナーシップとは、援助者と被援助者が共に課題に取り組む関係性を表す。
3、逆転移とは、被援助者が自己の感情を援助者に向けることを表す。
4、パターナリズムとは、援助者と被援助者間の情動的な絆(きずな)を表す。
5、アタッチメントとは、被援助者が援助者から自立している状態を表す。
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