植物生理学2
問題一覧
1
病原体が宿主への定着する際に、植物の構造・代謝・ホルモン制御を病原体にとって有利にさせる分子を何と呼ぶか。以下の選択肢から選びなさい。
エフェクター
2
エチレン受容体に関する記述のうち、誤っているものはどれか?
キナーゼ活性はエチレン受容体の機能に必須である
3
乾燥した植物が蓄積したABAが、再吸水により急激に蓄積レベルを低下させることに関わる重要な酵素はどれか?
ABA8'水酸化酵素
4
( )に入る語句を以下の選択肢から選びなさい。
病原体の中には様々な機構を進化させ、宿主植物を侵食し病気を引き起こすことに成功したものがいる。例えば、クチクラや( )のような物理的な防御壁を消化して侵入するもの、傷口から侵入するもの、気孔等の開口部から侵入するものなどである。
細胞壁
5
エチレン非感受性変異株aとエチレン恒常的応答性変異株bの植物を掛け合わせて、両方の変異をホモ接合体として有するF2個体は変異株bと同様にエチレン恒常的応答性を示した。この結果から考えられる結論で正しいものはどれか。変異株aの原因遺伝子がコードするタンパク質をA、変異株bの原因遺伝子がコードするタンパク質をBと略称する。
AとBは同一経路で機能し、AはBの上流で作用する
6
( )に共通して入る語句を以下の選択肢から選びなさい。
病原菌の感染により植物ホルモン( )が生合成されると細胞内の酸化還元電位の変動により( )シグナル伝達の制御因子であるNPR1はジスルフィド結合が切断されオリゴマーからモノマーになる。モノマーになったことにより細胞質から核に移行し、転写因子であるTGAと複合体を形成することでTGAのアクチベーターとして機能し、PR1などの免疫応答遺伝子の転写を活性化する。
サリチル酸
7
( )に入る語句を以下の選択肢から選びなさい。
病原性微生物は栄養補給の違いにより3つに大別される。( a )栄養性の病原微生物は、細胞壁分解酵素や毒素により植物細胞を殺し、死んだ組織を食糧源とする。( b )栄養性の病原微生物は、感染初期は、宿主の細胞が生きたまま保たれるが、その後は広範な組織への損傷を引き起こし腐生栄養性段階が続く。( c )栄養性の病原微生物は、感染後も宿主から栄養を得るために宿主の細胞を生きたまま残す
a: 腐生 b: 半生体 c: 生体
8
次の文章の空欄(問9)に当てはまる語句を下記選択肢から選べ。
光は植物にとって物質生産のエネルギーとなるだけでなく、環境情報を植物が感じ取るための重要なシグナルとしても働く。光は特定の波長を吸収する光受容体によって認識される。光受容体はタンパク質と(問6)から構成される。フィトクロムは(問7)を吸収して活性型となり、活性型フィトクロムは(問8)を吸収して不活性型に再変換される。この性質をフィトクロムの光可逆性という。植物はその他にも、青色光を受容する(問9)と(問10)を有しており、このうち、(問10)は光の強弱に伴う葉緑体運動を制御している。
発色団, 赤色光, 遠赤色光, クリプトクローム, フォトトロピン
9
糸状菌や卵菌がエフェクターを細胞の中に分泌する際に形成する構造物は何か。正しいものを選びなさい。
吸器
10
細菌に由来する構成成分として正しい組み合わせを選びなさい。
翻訳伸長因子、鞭毛、リポ多糖、ペプチドグリカン
11
サリチル酸はphenylalanine ammonia-lyase(PAL)経路もしくはisochorismate synthase(ICS)経路を介して合成される。シロイヌナズナではICS経路がサリチル酸生合成の主要経路として考えられているが、ICSが機能する部位として正しいもの選びなさい。
葉緑体
12
被子植物のモデルであるシロイヌナズナにおいて、病原菌が感染した一次感染部位では局所的な過敏感細胞死やサリチル酸の蓄積が誘導される。そのシグナルが植物体全体に伝わり、離れた部位でも病原性関連遺伝子群(PR genes)が発現し抵抗性が向上することで二次感染が抑制されることを全身獲得抵抗性(SAR)と呼ぶ。SARを誘導するシグナルとして適切なものを以下から選びなさい。
PipとNHP
問題一覧
1
病原体が宿主への定着する際に、植物の構造・代謝・ホルモン制御を病原体にとって有利にさせる分子を何と呼ぶか。以下の選択肢から選びなさい。
エフェクター
2
エチレン受容体に関する記述のうち、誤っているものはどれか?
キナーゼ活性はエチレン受容体の機能に必須である
3
乾燥した植物が蓄積したABAが、再吸水により急激に蓄積レベルを低下させることに関わる重要な酵素はどれか?
ABA8'水酸化酵素
4
( )に入る語句を以下の選択肢から選びなさい。
病原体の中には様々な機構を進化させ、宿主植物を侵食し病気を引き起こすことに成功したものがいる。例えば、クチクラや( )のような物理的な防御壁を消化して侵入するもの、傷口から侵入するもの、気孔等の開口部から侵入するものなどである。
細胞壁
5
エチレン非感受性変異株aとエチレン恒常的応答性変異株bの植物を掛け合わせて、両方の変異をホモ接合体として有するF2個体は変異株bと同様にエチレン恒常的応答性を示した。この結果から考えられる結論で正しいものはどれか。変異株aの原因遺伝子がコードするタンパク質をA、変異株bの原因遺伝子がコードするタンパク質をBと略称する。
AとBは同一経路で機能し、AはBの上流で作用する
6
( )に共通して入る語句を以下の選択肢から選びなさい。
病原菌の感染により植物ホルモン( )が生合成されると細胞内の酸化還元電位の変動により( )シグナル伝達の制御因子であるNPR1はジスルフィド結合が切断されオリゴマーからモノマーになる。モノマーになったことにより細胞質から核に移行し、転写因子であるTGAと複合体を形成することでTGAのアクチベーターとして機能し、PR1などの免疫応答遺伝子の転写を活性化する。
サリチル酸
7
( )に入る語句を以下の選択肢から選びなさい。
病原性微生物は栄養補給の違いにより3つに大別される。( a )栄養性の病原微生物は、細胞壁分解酵素や毒素により植物細胞を殺し、死んだ組織を食糧源とする。( b )栄養性の病原微生物は、感染初期は、宿主の細胞が生きたまま保たれるが、その後は広範な組織への損傷を引き起こし腐生栄養性段階が続く。( c )栄養性の病原微生物は、感染後も宿主から栄養を得るために宿主の細胞を生きたまま残す
a: 腐生 b: 半生体 c: 生体
8
次の文章の空欄(問9)に当てはまる語句を下記選択肢から選べ。
光は植物にとって物質生産のエネルギーとなるだけでなく、環境情報を植物が感じ取るための重要なシグナルとしても働く。光は特定の波長を吸収する光受容体によって認識される。光受容体はタンパク質と(問6)から構成される。フィトクロムは(問7)を吸収して活性型となり、活性型フィトクロムは(問8)を吸収して不活性型に再変換される。この性質をフィトクロムの光可逆性という。植物はその他にも、青色光を受容する(問9)と(問10)を有しており、このうち、(問10)は光の強弱に伴う葉緑体運動を制御している。
発色団, 赤色光, 遠赤色光, クリプトクローム, フォトトロピン
9
糸状菌や卵菌がエフェクターを細胞の中に分泌する際に形成する構造物は何か。正しいものを選びなさい。
吸器
10
細菌に由来する構成成分として正しい組み合わせを選びなさい。
翻訳伸長因子、鞭毛、リポ多糖、ペプチドグリカン
11
サリチル酸はphenylalanine ammonia-lyase(PAL)経路もしくはisochorismate synthase(ICS)経路を介して合成される。シロイヌナズナではICS経路がサリチル酸生合成の主要経路として考えられているが、ICSが機能する部位として正しいもの選びなさい。
葉緑体
12
被子植物のモデルであるシロイヌナズナにおいて、病原菌が感染した一次感染部位では局所的な過敏感細胞死やサリチル酸の蓄積が誘導される。そのシグナルが植物体全体に伝わり、離れた部位でも病原性関連遺伝子群(PR genes)が発現し抵抗性が向上することで二次感染が抑制されることを全身獲得抵抗性(SAR)と呼ぶ。SARを誘導するシグナルとして適切なものを以下から選びなさい。
PipとNHP