化学結合様式について、誤っているものはどれか。
1.共有結合は、自由エネルギーを生体エネルギーとして保持することができる結合である。」で
2. 生体膜を構築する疎水性相互作用は、親水性溶媒に反発する、最も結合力の弱い結合である。
3.水素結合は、分子やイオン間で発生することが多く、これを含む物質の高次構造の維持を担う。
4.生体は、共有結合>イオン結合>水素結合の化学的な強い結びつきのみで構成されている。4
細胞小器官について、誤っているものはどれか。
1.核とミトコンドリアは、2重膜構造によって構築され、内部に核酸(DNA・RNA)を持っている。
2. ミトコンドリアは、独自にDNAを複製し、増殖・S
分裂・融合・消滅を繰り返している。
3.ミトコンドリアは、マトリクス・クリステ構造を有し、エネルギー(ATP)産生の主要な場である。
4.リポソームは、細胞質に散在し、自由に拡散してタンパク質を合成する場となっている。4
細胞小器官について、誤っているものはどれか。
いる
1. 小胞体は、融合分裂によって細胞内を自由に移動できるが、ゴルジ体と関連することはない。
2.リンソームは、細胞内の不要物を加水分解する酵素を含み、自食作用を担う細胞小器官である。
3.ペルオキシソームは、薬物などを酸化することで、解毒作用を担っている。米甲隔
4.ゴルジ体は、粗面小胞体で合成されたタンパク質を、機能性に修飾(糖化・切断など)する。1
ヒトの構成完素・原子・分子について、81問
誤っているものはどれか。
1. ヒトの主要構成元素は、重量比率順に酸素(O)・炭素(C)・水素(H)・窒素(N)である。
2. 生体の65%を占める水分子の一部はイオン化し平状態にあり、H*の濃度がpHをあらわす。
3. 物質が溶解した際、溶液の水素イオン濃度の増→減によって、pHが酸性→塩基性に変化する。
4.健康な状態での血液は、生体内の至る所を廻っているため、pHの変動幅はとても広い4
酵素について、誤っているものはどれか。
1. 酵素は、エネルギーや生体構成成分を産生する代謝(化学反応)のほぼ全てを管理している。
2.)大部分の酵素はタンパク質のみで作用することが多く、その作用を触媒作用という。
3.酵素活性を測定することで、臓器不全を診断することが可能な血液中の酵素を逸脱酵素という。
4.同じ化学反応を触媒するが、タンパク質の一部や作用特性が異なる酵素をアイソンザイムという2
酵素について、誤っているものはどれか。
1.酵素は、特定の基質と結合する基質特異性を有し、酵素一基質複合体を形成してはたらく。
2. 酵素は、活性部位をもつ触媒で、分解や合成の反応後に変性や失活以外で変化することはない。
3.酵素は、立体構造が変化することはなく、基質が存在すれば常にはたらく状態にある。
4.酵素は、存在する環境条件(温度やpH)の影響を受けて、その働きが制限されることがある。3
酵素の活性(反応速度)について、」誤っているものはどれか。
1.酵素と基質との親和性は、ミカエリーメンデンの式のミカエリス定数によって理解できる。
2. 酵素の活性は、基以外の物質によって、競合:
非競合・不競合といった阻害効果を受ける。
3.酵素の活性は、生成物の量が蓄積増大することによっても阻害され、反応速度は低下する。
4.基質濃度が酵素の量に対して多量なほど、酵素の活性は活発になり、反応速度は終始まる4
素の種類各について繋っているものはどれか。
1.デヒドロゲナーゼとは、水素イオンと電子の授受
をおこなう酸化還元反応を触媒する。バーエ
2. トランスフェラーゼとは、化学式の一端にある官能基の授受をおこなう転移反応を触媒する。
3.イソメラーゼとは、異なるタンパク質の酵素群であり、同様の化学反応(代謝)を触媒する。
ム
4.ドロラーゼとは、加水分解反応を触媒する酵素で、逆の脱水縮合を触媒することもある。3
ビタミンについて、誤っているものはどれか。
1水溶性ビタミンは、ビタミンB群とのであり、多くは過剰症ではなく欠乏症を発症する。
2. 脂溶性ビタミンのうち、ビタミンAとDは核内受容体に結合して、補酵素として働く。
3. ビタミンは、体内で十分量合成できない微量栄養素であり、多くが体内で再利用されている。
4.ビタミンは、脂肪酸やアミノ酸、およびミネラルに並ぶ、生体の必須栄養素である。2
ビタミンB群について、誤っているものはどれか。
1. チアミン(B)は、糖代謝(解糖系・ペントースリント酸回路・TCA回路)で働く補酵素になる。
2.リボフラビン(B₂)やニコチン酸(B₃)は、酸化還元反応の補酵素になり、活性運搬体も構成する。
3パントテン酸(B5)は補酵素Aの構成分子であり、とアセチル基やアシル基を結合して消化する。
4. ピリドキシン(B6)は、アミノ酸代謝に重要なアミノ基転移・脱炭酸反応の補酵素になる。芸の3
ビタミンB群と疾患について、誤っている受数の一ものはどれか。
1.コバラミン(B12)の欠乏は、葉酸(B9)代謝を障害し、悪性貧血(巨赤芽球性貸血)を発症する。
2. ビオチン(B7)はカルボキシラーゼの補酵素となり、解糖系・脂肪酸分解の代謝に重要である。
3.糖代謝全般の補酵素となるB₁の欠乏は、脚気ウェルニッケ脳症・アシドーシスを発症する。
4.酸化還元反応の補酵素となるB₃の乏は、皮膚炎・下痢・痴呆を伴うペラグラを発症する。2
脂溶性ビタミンと疾患について、誤って
いるものはどれか。
1. 血液凝固因子の補酵素となるビタミンKを欠乏すると、出血を伴う新生児メレナを発症する。
2.夜音症は、ビタミンA不足によるもので、レチノイン酸を投与する治療法が有効である。
3.日照不足や慢性腎臓病になるとビタミンDが欠乏し、くる病や骨軟化症を発生する。
4.ビタミンDは、副甲状腺・甲状腺ホルモンと協働して、血中Ca²+ とPO₄³-濃度を維持している。2
ミネラルについて、誤っているものはどれか。
1.主に、細胞外液にはNat,C、細胞内液にはKさ核酸やタンパク質に結合するPO₄³-が存在する。
2.微量ミネラルには、鉄・銅・亜鉛・マンガンなどが存在し、多くが溶液中に遊離している。
3.微量ミネラルのうち、鉄や銅は、主に酸化還元反応に寄与する。
4.カルシウム(Ca2+)は、細胞内でシグナル伝達分子、細胞内外で酵素の補因子となって働く。2
炭水化物(糖質)について、誤っているもの
はどれか。
1.糖の連結部分は、分解(加水分解)と感(脱水縮合)が可能なグリコシド結合である。
2. グルヨースとフルクトースの単糖は、止学式は同様で、化学構造式が異なる異性体である。
3.糖質は、ゴルジ体でタンパク質や脂質にも結合して、それぞれを修飾する糖化作用を起こす。
4.ヒトにおいて、食物から摂取される全ての糖質は、消化吸収されて、エネルギー源となる。4
糖の消化・吸収について、誤っているもの
はどれか。
1. デンプンやグリコーゲンは、唾液や膵液中のアミラーゼによって分解される。
2.単糖は、腸管上皮細胞で、ナトリウムイオンとの受動輸送によって、吸収される。
3.異なる3種の二糖類は、膵液中で、それぞれ固有の酵素によって、単糖類へと分解される。
4.腸管上皮細胞でグルコースと共に吸収されたNa+は、ポンプによって血中に放出される。2
細胞質でおこる解糖系について、誤っているものはどれか。
1. グルコース-6-リン酸(G6P)とF1,6Pを生成する酵素が解糖系の律速段階となっている。
2. グリコーゲンから供給される単糖は、G1Pを経由し、解糖系のG6Pに変換される。
3.ジヒドロキシアセトンリン酸は、中性脂肪の骨格となるグリセロール-3-リン酸となる。
4.解糖系は、ピルビン酸を得るまで高エネルギー分子(ATPやNADH)を消費することはない。4
細胞質とミトコンドリアのピルビン酸代謝について、誤っているものはどれか。
1. 赤血球や骨格筋では、ピルビン酸は乳酸に代謝され、肝臓との間でコリ回路が形成されている。
2. ピルビン酸は、いずれも脱水素酵素によって乳酸あるいはアセチルCoAに代謝される。
3.ピルビン酸から乳酸への代謝は可逆反応であるが、アセチルCoAへの代謝は不可逆反応である。
4. ピルビン酸から乳酸あるいはアセチルCoAへの代謝で得られる高エネルギー分子は同じである。4
ミトコンドリアマトリクスでのクエン(TCA)
回路について、誤っているものはどれか。
1.TCA回路は、三大栄養素の代謝中心であり、ATP以外の高エネルギー分子を量産している。
2. ビルビン酸とα-ケトグルタル酸は、共に脱水素酵素に代謝され、TCA回路の律速段階にある。
3.アセチルCoAを2分子の二酸化炭素に分解す
る過程で、酸化還元反応が繰り返されている。
4.アセチルCoAと結合するオキサロ酢酸は、クエン酸(TCA)回路のみに重要な代謝産物である。4
ミトコンドリアのクリステでのエネルギー産生
について、誤っているものはどれか。
1.細胞質で得られた活性運搬体NADHは、ミトコンドリア膜を透過して電子伝達系で利用される。
2.電子伝達系は、酸化還元反応によってミトコンドリア膜間腔の水素イオン濃度勾配を構築する。
3.電子伝達系複合体Ⅱのコハク酸脱水素酵素は、TCA回路と共有されている酵素である。
4.電子伝達系(複合体I-IV)とATP合成酵素(複合体v)の反応を酸化的リン酸化反応という。1
糖新生やグリコーゲン代謝、ペントースリン酸
経路について、誤っているものはどれか。
1.ペントースリン酸回路は、リボースとNADPHを合成し、核酸や脂肪酸の合成に寄与する。
2.糖新生と解糖系には可逆反応の工程があるが、それぞれの律速段階は異なる酵表に制御されている。
3.主に肝臓や骨格筋で合成・貯蔵されるグリコーゲンは、分解されると血糖値の維持に寄与する。
4. 糖新生は、肝臓や腎臓での代謝で、その原料は主に体内循環している乳酸とアラニンである。3
脂質について、誤っているものはどれか。
1.複合脂質の一種であるリン脂質は、脂質二重層を構築している生体膜の主要構成成分である。
2.脂肪酸は、炭化水素基(=疎水基)とカルボキシ基(=親水基)をもつ、両親媒性分子である。
3.脂質は、主にグリセロール骨格に3つの脂肪酸分子が結合した中性脂肪となって貯蔵される。
4.中性脂肪やコレステロールエステルは、結合部位が分解され、エネルギー源となる。4
脂質について、誤っているものはどれか。
1.飽和脂肪酸やコレステロールを過剰摂取すると、 生体膜の流動性が失われ、疾患リスクとなる。
2.単純・複合・誘導脂質は、主にエネルギー源・細胞構成成分・生理活性物質の基になっている。
3脂肪酸は生体内で合成できるため、食物から摂取しなくてはならない脂肪酸はない。
4.脂質にタンパク質が結合したリポタンパク質粒子は、生体内での脂質の運搬を担っている。3
脂質の吸収・体内循環について、誤っているものはどれか。
1. 消化吸収された脂質は、主にキロミクロンと呼ば れるリポタンパク質粒子で体内を循環する。
2.中鎖脂肪酸は、リンパ管を通って、左鎖骨下静脈で血中に吸収され、門脈から肝臓に運ばれる。
3. 肝臓で合成されるアルブミンは、毛細血管で吸収された脂肪酸を結合し、体内循環させる。
4.脂質は、胆汁酸と膵リバーゼによって、脂肪酸とモノアシルグリセロールとなって吸収される。2
脂質の輸送運搬を担うリポタンパク質粒子について、誤っているものはどれか。
1.肝臓は、キロミクロンやLDL、HDLを回収し、再合成した中性脂肪をVLDLとして放出する。
2.末梢組織は、LDL受容体やL-CATによって余剰コレステトールをLLDLらHDLへ回収する。
3.HDLは、リン脂質とアポリポプロテインを多く含み、抹消へコレステロールを運搬する。
4. VLDLは、肝臓で中性脂肪を含有して放出され、抹消組織でLPLが作用して脂肪酸を分配する3
脂質の代謝について、誤っているものはどれか。
1.単純脂質は、エネルギー源の貯蔵に最も優れた形で、分解されると糖と脂質代謝の原料となる。
2.脂肪酸から生じるアセチルCoAはTCA回路で清費され、他の分子に変換されることはない。
3.脂質の消化吸収には、リパーゼ加水分解酵素のほか、カルシウムイオンや胆汁酸が必要である。
4.コレステロールやw-6脂肪酸は、ホルモンやエイコサノイドの生理活性物質の原料となる。2
脂肪酸の代謝について、誤っているものはどれか。
1.脂肪酸のB酸化は、脂肪酸に補酵素Aを負荷するアシルCoA合成酵素が律速段階となっている。
2. 脂肪酸合成は、アセチルCoAをカルボキシル化したマロニルCoAを基にして、開始される。
3脂肪酸のB酸化および脂肪酸合成では、同じ活性運搬体分子を利用しエネルギーを得ている。
4.脂肪酸のβ酸化は、主にミコンドリマでおきるが、ペルオキシソームでおこることもある。3
コレステロールの代謝について、誤っている
ものはどれか。
1.コレステロールやケトン体は、3つのアセチルCoAが結合したHMG-CoAから合成される。
2. コレステロール合成は、メバロン酸を合成するHMG-CoA還元酵素が律速段階になっている。
3.コレステロールから生じるコール酸は、コレステロアルを排泄するのが主な役割である。
4.コレステロールは、ステロイド骨格を持つ性ホルモンや副腎皮質ホルモンなどの原料になる。3
肪酸代謝について、誤っているものはどれか。
1多価不飽和脂肪酸は、不飽和結合を多く含み、エネルギー源として最も優れた脂肪酸である。
2.絶食時には、過度の脂肪酸分解によってアセチルCoAが蓄積し、ケトン体代謝がおこる。
3.COX活性を阻害するNSAIDsは、アラキドン酸からのエイコサノイド合成を阻害する。
4.奇数炭素鎖脂肪酸のB酸化では、スクシニルCoAが生じてグルコース(糖新生)の原料となる。1
タンパク質について、誤っているものはどれか。
1.タンパク質は、DNAの遺伝情報に基づいて20種類のアミノ酸から構成されている。
2.タンパク質は、1アミノ酸、またはジあるいはトリペプチドまで分解されて吸収される。
3.構造タンパク質や機能タンパク質に分類され、細胞内外で生体の構造と機能を維持している。
4.タンパク質は、アミノ酸が連なったポリペプチドで、その多くが数珠状で存在して働いている。4
アミノ酸について、誤っているものはどれか。
1. 炭素に結合している側鎖以外の基本骨格は、アミノ基・カルボキシ基・水素元素である。
2.各アミノ酸のカルボキシ基とアミノ基が脱水縮合して、ペプチド(結合)鎖を構成している。
3.側鎖の特性によって、親水性(極性:酸・塩基:中性)あるいは疎水性(非極性)に分類される。
4.ヒトが生涯において、食事から摂取しなければならない必須アミノ酸は9種類である。4
タンパク質について、誤っているものはどれか。
1.タンパク質は、高次構造を取ると側鎖の親水性基を分子の表面に配置することが多い。
2.腹タンパク質では、親水性基を分子内部に配置して、物質を透過し、輸送を行うものがある。
3.タンパク質は、アミノ酸が連なった構造で、余剰分はエネルギー源として蓄えられている。
4. タンパク質には、脂質・糖質・微量栄養素などが結合して、機能を発揮するものがある。3
タンパク質の構造について、誤っているものはものはどれか。
1.輸送タンパク質であるチャネルは、生体膜の中に入り込んで、箇状の構造をしている。
2.αヘリックスとβシートは、ペプチド鎖が規定間隔で水素結合した立体(二次)構造である。
3.ドメインやモチーフといった三次構造以上の立体構造を維持することで、作用が発揮される。
4.ポンプや担体(輸送体)は、立体構造が変化することなく、輸送する物質を結合して作用する。4
タンパク質の消化・吸収について、誤っているものはどれか。
1.タンパク質を分解(消化)する酵素は、チモーゲン(潜在酵素)に分類されるものが多い。
2.ペプシンは、胃のみで活性化するよう、至適環境条件をアルカリ性にもつポリペプチドである。
3. トリプシンは、トリプシノーゲンから生成され、全ての膵チモーゲンを活性化する酵素である。
4.分解(消化)されたタンパク質は、アミノ酸となって小腸で能動輸送によって吸収される。2
タンパク質の生体内動態について、0S間
誤っているものをどれか。二部密
1. タンパク質は、20種類のアミノ酸から合成され、生体内の量は遺伝情報に制御されている。
2.食物から摂取されたタンパク質は、遊離アミノ酸となって肝臓や骨格筋で分解される。
3.体タンパク質は分解されると、アミノ酸骨格の全てエネルギー源として利用される。
4.食物から摂取されたタンパク質は、αケト酸を経て、糖や脂質となって体内に貯蔵される。3
アミノ酸代謝について誤っているものはどれか。
1. アミノ酸ブールは、アラニンやグルタミンとなって血中を移動し、組織間を循環している
2. アミノ酸の基本骨格にあるアミノ基は、アミノ基転移酵素によってα-ケト酸分子に転移される。
3.エネルギーの獲得に寄与するアミノ酸の分解時には、同時にグルタミン酸が生成されている。
4.アミノ酸のアミノ基は、生体内で毒のため、アミノ酸分子から単体で遊離することはない。4
尿素回路について、誤っているものはどれか。
1.AST活性によってグルタミン酸から合成されるアスパラギン酸が、尿素回路で利用される
2. グルタミナーゼにより生成されるアンモニアとグをルタミン酸が、尿素回路の原料となる。
3.側鎖に3つのアミノ基をもつグルタミンから2つのアミノ基を尿素として遊離する。
4. 尿素を遊離したオルニチンは、再びカルバモイルリン酸と結合し、尿素回路で利用される。3
アミノ酸の派生分子について誤っているものはどれか。
1. グリシンとサクシニルCoAから合成されるポルフィリンは、ヘムの原料となり光毒性をもつ。
2. 環状の側鎖をもつアミノ酸は脱炭酸(デカルボキシラーゼ)で生理活性物質となるとかきした。
3.フェニルアラニン・チロシンはモノアミンの原料となり、その不足は神経症状のみを発症する。
4. グリシンとアルギニンを原料とするクレアチンは、エネルギー産生と窒素解毒に重要である。3
アルコールと活性酸素種(フリーラジカル)の代謝について、誤っているものはどれか。
1.活性酸素種とは、不対電子をもつ分子から派生、した物質であり、生体で利用されることはない。
2.アルコールは、2段階の酸化反応によって、アセトアルデヒドー酢酸となって、解毒される。
3.俗に言う活性酸素のスーパーオキシドラジカルは、殺菌作用をもつ諸刃の剣である。
4.アルデヒドやピドキシラジカルは、生体において強力な酸化作用をもつ有毒物質である。1
解毒排泄について、誤っているものはどれか。
1.グルクロン酸抱合とは、主に肝臓で生じた脂溶性物質を水溶性に変化させる糖化作用である。
2.分解されたヘムはビリルビンとなり、肝臓に運ば
れて抱合型ビリルビンとなって排田される。茶
3.腎臓では、ケトン体の水素イオンを利用してアンモニウムイオンを直接排出することができる。
4.ビリルビンは、間接→直接(抱合型)となって小腸へ排出されて、全で便として排泄される。に4
職器間または組織細胞間の代謝について、誤っているものはどれか。
1. 骨格筋は分枝鎖アミノ酸を分解し、糖新生の原料となる乳酸やアラニンを肝臓に給している。
2. グルコースしかエネルギー源にできない赤血球には、嫌気的解糖によって乳酸を放出している。
3.骨格筋と肝常で合成・分解されるグリコーゲンは、それぞれ骨格筋を職でしか利用できない。
4.絶食時、脂肪酸分解が盛んになると、肝臓でアセチルCoAからケトン体が合成され放出される。3
染色体またはクロマチン構造の構築に関わりのない生体高分子はどれか。
1. ヌクレオソーム
2.DNA
3.RNA
4.タンパク質3
次の遺伝性(単一遺伝子)疾患のうち、メンデルの法則に使わない場合があるものはどれか。
1.ハンチントン病
2. デュシェンヌ型筋ジストロフィー
3.ミトコンドリア病
4.フェニルケトン尿症3
遺伝性(単一遺伝子)疾患の分類のうち、男性で優位に発症率が高くなる疾患はどれか。
1.常染色体優性(顕性)遺伝病
2. 常染色体劣性(潜性)遗伝病
3. X連鎖優性(頭性)遺伝病
4. X連鎖劣性(潜性)遺伝病4
ヌクレオチドについて、誤っているものは問
どれか。
1. 塩基・糖・リン酸基の三部構造で構成されており、塩基・糖の構成をヌクレキシドという。
2.ヌクレオチドの高エネルギーリン酸の共有結合部位はエネルギー貯蔵・運搬の役割を果たす。
3.遺伝情報となるDNAとRNAの構成成分は、糖や塩基それぞれの部位に違いは生じない。
4.ヌクレオチドは、酵素が働くために必要な微量栄養素・.補酵素分子の成分にもなる。3
高エネルギーリン酸結合を有するエネルギー
分子ATPの構造に関係のないものはどれか。
1. アデニン
2.リン酸イオン
3. リボヌクレオチド
4.デオキシリボース4
核酸について、誤っているものはどれか。
1.プリン体やビリミジン体といった骨格機造を持つ、異なる5つの塩基が利用されている。
2. プリン骨格とピリミジン骨格の塩基間での水素結合がDNAの二重らせん構造を維持している。
3.ピリミジン骨格をもつ塩基のうち、ウラシルとチミンは、それぞれRNAとDNAで利用される。
4.二重らせん構造の帯の部分は、糖部分リン酸基を介した疎水性相互作用で維持されている。4
プリンヌクレオチドについて、誤っているものはどれか。
1.プリンヌクレオチドの塩基は、新規合成(デノボ)と再利用経路(サルベージ)で供給される。
2. De novo (デノボ)合成では、塩基骨格はアミノ酸・二酸化炭素・ビタミンから合成されている。
3.合成経路は、解糖系で合成されるリボースー5-リン酸を利用したPRPP合成からスタートする。
4.プリンヌクレオチド塩基の骨格は、キサンチンを経由して尿酸として、体外に排出される。3
ピリミジンヌクレオチドについて、誤っているのはどれか。
1.ピリミジン合成経路は尿素回路でも基質となるカミルバモイルリン酸の供給からスタートする。
2.ピリミン塩基は、不要分はエネルギー源となり解前系や糖新生で利用される。
3モリジンヌクレオチドの雑部分は、プリンヌクレオチドと同様にPRPPから供給される。
4、ピリミシン塩装は、体内に番積されることはなく、アミノ酸とケト酸に分解される。2
次のヌクレオチドのうち、過剰な摂取によって蓄積すると疾患と関わるものはどれか。
1. ウラシル
2.チミン
3.グアニン
4.シドジン3
DNA複製においてはたらく分子でないもの
はどれか。
1.RNAプライマー・プライマーゼ
2.リーディング鎖・ラギング鎖
3.岡崎フラグメント・DNAリガーゼ
4.DNAヘリカーゼ・DNAポリメラーゼ2
mRNA分子に含まれない構造はどれか。
1.CAP(キャップ)構造
2 polyA(ポリアデール)鎖
3.イントロン(非コード領域)
4.UTR(非翻訳領域)3
真校生物のタンパク質合成に必須でない
RNA分子はどれか。
1.rRNA(リボソームRNA)
2.mRNA(メッセンジャーRNA)
3.mRNA(マイクロRNA)
4. tRNA(トラジスファーRNA)3
セントラルドグマについて、誤っているもの
はどれか。
1. 原核生物・真核生物の全てに保存されている機構であるが、一部のウィルスには例外がある。
DNAを鋳型に合成される全てのRNA配列はアミノ酸配列を規定するコドンをコードしている。
3.同一のDNA配列であっても転写・翻訳されるRNAとアミノ酸の配列は多様なものが生じる。
4.遺伝情報の発現を制御する工程であり、転写・翻訳の双方で制御機構が存在している。2
タンパク質の立体構造構築や翻訳後修飾について、誤っているものはどれか。
1. 小胞体において、シャペロンタンパク質による折り畳みがおこり、三次構造が形成される。
2. リン酸化、アセチル化、メチル化など、自己や他のタンパク質によって翻訳後修飾がおこる。
3.不要なタンパク質は、リソソーム系やコビキチンープロテアソーム系によって分解される。
4.粗面小胞体と小胞体で構築されたタンパク質は、翻訳後修飾で細胞内の局在輸送が制限される。4
形質を伝える遺伝情報(DNA塩基配列)の特性(遺伝子多型)でないものはどれか。
1.遺伝子再構成
2.反復配列
3.ハプロタイプ
4.SNP(一塩基多型)1
遺伝子変異のうち、疾患を発症しない可能性が最も高いものはどれか。
1.ナンセンス変異
2. 欠失変異
3.サイレント変異
4.ミスセンス変異3
遺伝子の突然変異を誘発するDNA損傷反応でないものはどれか。
1.一本鎖切断・二本鎖切断
2.DNA架橋・チミンダイマー形成
3.脱アミノ反応・脱プリン反応
4.乗換え・組換え4
体細胞分裂と減数分裂の際のDNA複製や染色体分配について、誤っているものはどれか。
1.体胞分裂では、反保存的複製の機構によって、遺伝的に同一のクローンの娘細胞が生じる。
2.減数分裂では、父性染色体と母性染色体の間で交差、DNAの相同配列間で組み換えがおこる。
3.受精後には、父性と母性染色体が明確に識別される時刷り込み(インプリンティング)が生じる。
4.46,XXの常染色体とX染色体では、父性と母性染色体が同様に遺伝情報を発現している。4
現在の一般的な検査方法で遺伝子検査・診断に該当しないものはどれか。
1.ダウン症染色体検査
2.抗原検査
3.ウィルス感染(RNA検出)検査
4.がん遺伝子パネル検査2
遺伝子検査・診断にもちいられる遺伝子工学技術でない手法はどれか。
1. PCR-RFLP法
2.サンガー法・シークエンス法
3.サザンブロット法
4.ウェスタンブロット法4
化学結合様式について、誤っているものはどれか。
1.共有結合は、自由エネルギーを生体エネルギーとして保持することができる結合である。」で
2. 生体膜を構築する疎水性相互作用は、親水性溶媒に反発する、最も結合力の弱い結合である。
3.水素結合は、分子やイオン間で発生することが多く、これを含む物質の高次構造の維持を担う。
4.生体は、共有結合>イオン結合>水素結合の化学的な強い結びつきのみで構成されている。4
細胞小器官について、誤っているものはどれか。
1.核とミトコンドリアは、2重膜構造によって構築され、内部に核酸(DNA・RNA)を持っている。
2. ミトコンドリアは、独自にDNAを複製し、増殖・S
分裂・融合・消滅を繰り返している。
3.ミトコンドリアは、マトリクス・クリステ構造を有し、エネルギー(ATP)産生の主要な場である。
4.リポソームは、細胞質に散在し、自由に拡散してタンパク質を合成する場となっている。4
細胞小器官について、誤っているものはどれか。
いる
1. 小胞体は、融合分裂によって細胞内を自由に移動できるが、ゴルジ体と関連することはない。
2.リンソームは、細胞内の不要物を加水分解する酵素を含み、自食作用を担う細胞小器官である。
3.ペルオキシソームは、薬物などを酸化することで、解毒作用を担っている。米甲隔
4.ゴルジ体は、粗面小胞体で合成されたタンパク質を、機能性に修飾(糖化・切断など)する。1
ヒトの構成完素・原子・分子について、81問
誤っているものはどれか。
1. ヒトの主要構成元素は、重量比率順に酸素(O)・炭素(C)・水素(H)・窒素(N)である。
2. 生体の65%を占める水分子の一部はイオン化し平状態にあり、H*の濃度がpHをあらわす。
3. 物質が溶解した際、溶液の水素イオン濃度の増→減によって、pHが酸性→塩基性に変化する。
4.健康な状態での血液は、生体内の至る所を廻っているため、pHの変動幅はとても広い4
酵素について、誤っているものはどれか。
1. 酵素は、エネルギーや生体構成成分を産生する代謝(化学反応)のほぼ全てを管理している。
2.)大部分の酵素はタンパク質のみで作用することが多く、その作用を触媒作用という。
3.酵素活性を測定することで、臓器不全を診断することが可能な血液中の酵素を逸脱酵素という。
4.同じ化学反応を触媒するが、タンパク質の一部や作用特性が異なる酵素をアイソンザイムという2
酵素について、誤っているものはどれか。
1.酵素は、特定の基質と結合する基質特異性を有し、酵素一基質複合体を形成してはたらく。
2. 酵素は、活性部位をもつ触媒で、分解や合成の反応後に変性や失活以外で変化することはない。
3.酵素は、立体構造が変化することはなく、基質が存在すれば常にはたらく状態にある。
4.酵素は、存在する環境条件(温度やpH)の影響を受けて、その働きが制限されることがある。3
酵素の活性(反応速度)について、」誤っているものはどれか。
1.酵素と基質との親和性は、ミカエリーメンデンの式のミカエリス定数によって理解できる。
2. 酵素の活性は、基以外の物質によって、競合:
非競合・不競合といった阻害効果を受ける。
3.酵素の活性は、生成物の量が蓄積増大することによっても阻害され、反応速度は低下する。
4.基質濃度が酵素の量に対して多量なほど、酵素の活性は活発になり、反応速度は終始まる4
素の種類各について繋っているものはどれか。
1.デヒドロゲナーゼとは、水素イオンと電子の授受
をおこなう酸化還元反応を触媒する。バーエ
2. トランスフェラーゼとは、化学式の一端にある官能基の授受をおこなう転移反応を触媒する。
3.イソメラーゼとは、異なるタンパク質の酵素群であり、同様の化学反応(代謝)を触媒する。
ム
4.ドロラーゼとは、加水分解反応を触媒する酵素で、逆の脱水縮合を触媒することもある。3
ビタミンについて、誤っているものはどれか。
1水溶性ビタミンは、ビタミンB群とのであり、多くは過剰症ではなく欠乏症を発症する。
2. 脂溶性ビタミンのうち、ビタミンAとDは核内受容体に結合して、補酵素として働く。
3. ビタミンは、体内で十分量合成できない微量栄養素であり、多くが体内で再利用されている。
4.ビタミンは、脂肪酸やアミノ酸、およびミネラルに並ぶ、生体の必須栄養素である。2
ビタミンB群について、誤っているものはどれか。
1. チアミン(B)は、糖代謝(解糖系・ペントースリント酸回路・TCA回路)で働く補酵素になる。
2.リボフラビン(B₂)やニコチン酸(B₃)は、酸化還元反応の補酵素になり、活性運搬体も構成する。
3パントテン酸(B5)は補酵素Aの構成分子であり、とアセチル基やアシル基を結合して消化する。
4. ピリドキシン(B6)は、アミノ酸代謝に重要なアミノ基転移・脱炭酸反応の補酵素になる。芸の3
ビタミンB群と疾患について、誤っている受数の一ものはどれか。
1.コバラミン(B12)の欠乏は、葉酸(B9)代謝を障害し、悪性貧血(巨赤芽球性貸血)を発症する。
2. ビオチン(B7)はカルボキシラーゼの補酵素となり、解糖系・脂肪酸分解の代謝に重要である。
3.糖代謝全般の補酵素となるB₁の欠乏は、脚気ウェルニッケ脳症・アシドーシスを発症する。
4.酸化還元反応の補酵素となるB₃の乏は、皮膚炎・下痢・痴呆を伴うペラグラを発症する。2
脂溶性ビタミンと疾患について、誤って
いるものはどれか。
1. 血液凝固因子の補酵素となるビタミンKを欠乏すると、出血を伴う新生児メレナを発症する。
2.夜音症は、ビタミンA不足によるもので、レチノイン酸を投与する治療法が有効である。
3.日照不足や慢性腎臓病になるとビタミンDが欠乏し、くる病や骨軟化症を発生する。
4.ビタミンDは、副甲状腺・甲状腺ホルモンと協働して、血中Ca²+ とPO₄³-濃度を維持している。2
ミネラルについて、誤っているものはどれか。
1.主に、細胞外液にはNat,C、細胞内液にはKさ核酸やタンパク質に結合するPO₄³-が存在する。
2.微量ミネラルには、鉄・銅・亜鉛・マンガンなどが存在し、多くが溶液中に遊離している。
3.微量ミネラルのうち、鉄や銅は、主に酸化還元反応に寄与する。
4.カルシウム(Ca2+)は、細胞内でシグナル伝達分子、細胞内外で酵素の補因子となって働く。2
炭水化物(糖質)について、誤っているもの
はどれか。
1.糖の連結部分は、分解(加水分解)と感(脱水縮合)が可能なグリコシド結合である。
2. グルヨースとフルクトースの単糖は、止学式は同様で、化学構造式が異なる異性体である。
3.糖質は、ゴルジ体でタンパク質や脂質にも結合して、それぞれを修飾する糖化作用を起こす。
4.ヒトにおいて、食物から摂取される全ての糖質は、消化吸収されて、エネルギー源となる。4
糖の消化・吸収について、誤っているもの
はどれか。
1. デンプンやグリコーゲンは、唾液や膵液中のアミラーゼによって分解される。
2.単糖は、腸管上皮細胞で、ナトリウムイオンとの受動輸送によって、吸収される。
3.異なる3種の二糖類は、膵液中で、それぞれ固有の酵素によって、単糖類へと分解される。
4.腸管上皮細胞でグルコースと共に吸収されたNa+は、ポンプによって血中に放出される。2
細胞質でおこる解糖系について、誤っているものはどれか。
1. グルコース-6-リン酸(G6P)とF1,6Pを生成する酵素が解糖系の律速段階となっている。
2. グリコーゲンから供給される単糖は、G1Pを経由し、解糖系のG6Pに変換される。
3.ジヒドロキシアセトンリン酸は、中性脂肪の骨格となるグリセロール-3-リン酸となる。
4.解糖系は、ピルビン酸を得るまで高エネルギー分子(ATPやNADH)を消費することはない。4
細胞質とミトコンドリアのピルビン酸代謝について、誤っているものはどれか。
1. 赤血球や骨格筋では、ピルビン酸は乳酸に代謝され、肝臓との間でコリ回路が形成されている。
2. ピルビン酸は、いずれも脱水素酵素によって乳酸あるいはアセチルCoAに代謝される。
3.ピルビン酸から乳酸への代謝は可逆反応であるが、アセチルCoAへの代謝は不可逆反応である。
4. ピルビン酸から乳酸あるいはアセチルCoAへの代謝で得られる高エネルギー分子は同じである。4
ミトコンドリアマトリクスでのクエン(TCA)
回路について、誤っているものはどれか。
1.TCA回路は、三大栄養素の代謝中心であり、ATP以外の高エネルギー分子を量産している。
2. ビルビン酸とα-ケトグルタル酸は、共に脱水素酵素に代謝され、TCA回路の律速段階にある。
3.アセチルCoAを2分子の二酸化炭素に分解す
る過程で、酸化還元反応が繰り返されている。
4.アセチルCoAと結合するオキサロ酢酸は、クエン酸(TCA)回路のみに重要な代謝産物である。4
ミトコンドリアのクリステでのエネルギー産生
について、誤っているものはどれか。
1.細胞質で得られた活性運搬体NADHは、ミトコンドリア膜を透過して電子伝達系で利用される。
2.電子伝達系は、酸化還元反応によってミトコンドリア膜間腔の水素イオン濃度勾配を構築する。
3.電子伝達系複合体Ⅱのコハク酸脱水素酵素は、TCA回路と共有されている酵素である。
4.電子伝達系(複合体I-IV)とATP合成酵素(複合体v)の反応を酸化的リン酸化反応という。1
糖新生やグリコーゲン代謝、ペントースリン酸
経路について、誤っているものはどれか。
1.ペントースリン酸回路は、リボースとNADPHを合成し、核酸や脂肪酸の合成に寄与する。
2.糖新生と解糖系には可逆反応の工程があるが、それぞれの律速段階は異なる酵表に制御されている。
3.主に肝臓や骨格筋で合成・貯蔵されるグリコーゲンは、分解されると血糖値の維持に寄与する。
4. 糖新生は、肝臓や腎臓での代謝で、その原料は主に体内循環している乳酸とアラニンである。3
脂質について、誤っているものはどれか。
1.複合脂質の一種であるリン脂質は、脂質二重層を構築している生体膜の主要構成成分である。
2.脂肪酸は、炭化水素基(=疎水基)とカルボキシ基(=親水基)をもつ、両親媒性分子である。
3.脂質は、主にグリセロール骨格に3つの脂肪酸分子が結合した中性脂肪となって貯蔵される。
4.中性脂肪やコレステロールエステルは、結合部位が分解され、エネルギー源となる。4
脂質について、誤っているものはどれか。
1.飽和脂肪酸やコレステロールを過剰摂取すると、 生体膜の流動性が失われ、疾患リスクとなる。
2.単純・複合・誘導脂質は、主にエネルギー源・細胞構成成分・生理活性物質の基になっている。
3脂肪酸は生体内で合成できるため、食物から摂取しなくてはならない脂肪酸はない。
4.脂質にタンパク質が結合したリポタンパク質粒子は、生体内での脂質の運搬を担っている。3
脂質の吸収・体内循環について、誤っているものはどれか。
1. 消化吸収された脂質は、主にキロミクロンと呼ば れるリポタンパク質粒子で体内を循環する。
2.中鎖脂肪酸は、リンパ管を通って、左鎖骨下静脈で血中に吸収され、門脈から肝臓に運ばれる。
3. 肝臓で合成されるアルブミンは、毛細血管で吸収された脂肪酸を結合し、体内循環させる。
4.脂質は、胆汁酸と膵リバーゼによって、脂肪酸とモノアシルグリセロールとなって吸収される。2
脂質の輸送運搬を担うリポタンパク質粒子について、誤っているものはどれか。
1.肝臓は、キロミクロンやLDL、HDLを回収し、再合成した中性脂肪をVLDLとして放出する。
2.末梢組織は、LDL受容体やL-CATによって余剰コレステトールをLLDLらHDLへ回収する。
3.HDLは、リン脂質とアポリポプロテインを多く含み、抹消へコレステロールを運搬する。
4. VLDLは、肝臓で中性脂肪を含有して放出され、抹消組織でLPLが作用して脂肪酸を分配する3
脂質の代謝について、誤っているものはどれか。
1.単純脂質は、エネルギー源の貯蔵に最も優れた形で、分解されると糖と脂質代謝の原料となる。
2.脂肪酸から生じるアセチルCoAはTCA回路で清費され、他の分子に変換されることはない。
3.脂質の消化吸収には、リパーゼ加水分解酵素のほか、カルシウムイオンや胆汁酸が必要である。
4.コレステロールやw-6脂肪酸は、ホルモンやエイコサノイドの生理活性物質の原料となる。2
脂肪酸の代謝について、誤っているものはどれか。
1.脂肪酸のB酸化は、脂肪酸に補酵素Aを負荷するアシルCoA合成酵素が律速段階となっている。
2. 脂肪酸合成は、アセチルCoAをカルボキシル化したマロニルCoAを基にして、開始される。
3脂肪酸のB酸化および脂肪酸合成では、同じ活性運搬体分子を利用しエネルギーを得ている。
4.脂肪酸のβ酸化は、主にミコンドリマでおきるが、ペルオキシソームでおこることもある。3
コレステロールの代謝について、誤っている
ものはどれか。
1.コレステロールやケトン体は、3つのアセチルCoAが結合したHMG-CoAから合成される。
2. コレステロール合成は、メバロン酸を合成するHMG-CoA還元酵素が律速段階になっている。
3.コレステロールから生じるコール酸は、コレステロアルを排泄するのが主な役割である。
4.コレステロールは、ステロイド骨格を持つ性ホルモンや副腎皮質ホルモンなどの原料になる。3
肪酸代謝について、誤っているものはどれか。
1多価不飽和脂肪酸は、不飽和結合を多く含み、エネルギー源として最も優れた脂肪酸である。
2.絶食時には、過度の脂肪酸分解によってアセチルCoAが蓄積し、ケトン体代謝がおこる。
3.COX活性を阻害するNSAIDsは、アラキドン酸からのエイコサノイド合成を阻害する。
4.奇数炭素鎖脂肪酸のB酸化では、スクシニルCoAが生じてグルコース(糖新生)の原料となる。1
タンパク質について、誤っているものはどれか。
1.タンパク質は、DNAの遺伝情報に基づいて20種類のアミノ酸から構成されている。
2.タンパク質は、1アミノ酸、またはジあるいはトリペプチドまで分解されて吸収される。
3.構造タンパク質や機能タンパク質に分類され、細胞内外で生体の構造と機能を維持している。
4.タンパク質は、アミノ酸が連なったポリペプチドで、その多くが数珠状で存在して働いている。4
アミノ酸について、誤っているものはどれか。
1. 炭素に結合している側鎖以外の基本骨格は、アミノ基・カルボキシ基・水素元素である。
2.各アミノ酸のカルボキシ基とアミノ基が脱水縮合して、ペプチド(結合)鎖を構成している。
3.側鎖の特性によって、親水性(極性:酸・塩基:中性)あるいは疎水性(非極性)に分類される。
4.ヒトが生涯において、食事から摂取しなければならない必須アミノ酸は9種類である。4
タンパク質について、誤っているものはどれか。
1.タンパク質は、高次構造を取ると側鎖の親水性基を分子の表面に配置することが多い。
2.腹タンパク質では、親水性基を分子内部に配置して、物質を透過し、輸送を行うものがある。
3.タンパク質は、アミノ酸が連なった構造で、余剰分はエネルギー源として蓄えられている。
4. タンパク質には、脂質・糖質・微量栄養素などが結合して、機能を発揮するものがある。3
タンパク質の構造について、誤っているものはものはどれか。
1.輸送タンパク質であるチャネルは、生体膜の中に入り込んで、箇状の構造をしている。
2.αヘリックスとβシートは、ペプチド鎖が規定間隔で水素結合した立体(二次)構造である。
3.ドメインやモチーフといった三次構造以上の立体構造を維持することで、作用が発揮される。
4.ポンプや担体(輸送体)は、立体構造が変化することなく、輸送する物質を結合して作用する。4
タンパク質の消化・吸収について、誤っているものはどれか。
1.タンパク質を分解(消化)する酵素は、チモーゲン(潜在酵素)に分類されるものが多い。
2.ペプシンは、胃のみで活性化するよう、至適環境条件をアルカリ性にもつポリペプチドである。
3. トリプシンは、トリプシノーゲンから生成され、全ての膵チモーゲンを活性化する酵素である。
4.分解(消化)されたタンパク質は、アミノ酸となって小腸で能動輸送によって吸収される。2
タンパク質の生体内動態について、0S間
誤っているものをどれか。二部密
1. タンパク質は、20種類のアミノ酸から合成され、生体内の量は遺伝情報に制御されている。
2.食物から摂取されたタンパク質は、遊離アミノ酸となって肝臓や骨格筋で分解される。
3.体タンパク質は分解されると、アミノ酸骨格の全てエネルギー源として利用される。
4.食物から摂取されたタンパク質は、αケト酸を経て、糖や脂質となって体内に貯蔵される。3
アミノ酸代謝について誤っているものはどれか。
1. アミノ酸ブールは、アラニンやグルタミンとなって血中を移動し、組織間を循環している
2. アミノ酸の基本骨格にあるアミノ基は、アミノ基転移酵素によってα-ケト酸分子に転移される。
3.エネルギーの獲得に寄与するアミノ酸の分解時には、同時にグルタミン酸が生成されている。
4.アミノ酸のアミノ基は、生体内で毒のため、アミノ酸分子から単体で遊離することはない。4
尿素回路について、誤っているものはどれか。
1.AST活性によってグルタミン酸から合成されるアスパラギン酸が、尿素回路で利用される
2. グルタミナーゼにより生成されるアンモニアとグをルタミン酸が、尿素回路の原料となる。
3.側鎖に3つのアミノ基をもつグルタミンから2つのアミノ基を尿素として遊離する。
4. 尿素を遊離したオルニチンは、再びカルバモイルリン酸と結合し、尿素回路で利用される。3
アミノ酸の派生分子について誤っているものはどれか。
1. グリシンとサクシニルCoAから合成されるポルフィリンは、ヘムの原料となり光毒性をもつ。
2. 環状の側鎖をもつアミノ酸は脱炭酸(デカルボキシラーゼ)で生理活性物質となるとかきした。
3.フェニルアラニン・チロシンはモノアミンの原料となり、その不足は神経症状のみを発症する。
4. グリシンとアルギニンを原料とするクレアチンは、エネルギー産生と窒素解毒に重要である。3
アルコールと活性酸素種(フリーラジカル)の代謝について、誤っているものはどれか。
1.活性酸素種とは、不対電子をもつ分子から派生、した物質であり、生体で利用されることはない。
2.アルコールは、2段階の酸化反応によって、アセトアルデヒドー酢酸となって、解毒される。
3.俗に言う活性酸素のスーパーオキシドラジカルは、殺菌作用をもつ諸刃の剣である。
4.アルデヒドやピドキシラジカルは、生体において強力な酸化作用をもつ有毒物質である。1
解毒排泄について、誤っているものはどれか。
1.グルクロン酸抱合とは、主に肝臓で生じた脂溶性物質を水溶性に変化させる糖化作用である。
2.分解されたヘムはビリルビンとなり、肝臓に運ば
れて抱合型ビリルビンとなって排田される。茶
3.腎臓では、ケトン体の水素イオンを利用してアンモニウムイオンを直接排出することができる。
4.ビリルビンは、間接→直接(抱合型)となって小腸へ排出されて、全で便として排泄される。に4
職器間または組織細胞間の代謝について、誤っているものはどれか。
1. 骨格筋は分枝鎖アミノ酸を分解し、糖新生の原料となる乳酸やアラニンを肝臓に給している。
2. グルコースしかエネルギー源にできない赤血球には、嫌気的解糖によって乳酸を放出している。
3.骨格筋と肝常で合成・分解されるグリコーゲンは、それぞれ骨格筋を職でしか利用できない。
4.絶食時、脂肪酸分解が盛んになると、肝臓でアセチルCoAからケトン体が合成され放出される。3
染色体またはクロマチン構造の構築に関わりのない生体高分子はどれか。
1. ヌクレオソーム
2.DNA
3.RNA
4.タンパク質3
次の遺伝性(単一遺伝子)疾患のうち、メンデルの法則に使わない場合があるものはどれか。
1.ハンチントン病
2. デュシェンヌ型筋ジストロフィー
3.ミトコンドリア病
4.フェニルケトン尿症3
遺伝性(単一遺伝子)疾患の分類のうち、男性で優位に発症率が高くなる疾患はどれか。
1.常染色体優性(顕性)遺伝病
2. 常染色体劣性(潜性)遗伝病
3. X連鎖優性(頭性)遺伝病
4. X連鎖劣性(潜性)遺伝病4
ヌクレオチドについて、誤っているものは問
どれか。
1. 塩基・糖・リン酸基の三部構造で構成されており、塩基・糖の構成をヌクレキシドという。
2.ヌクレオチドの高エネルギーリン酸の共有結合部位はエネルギー貯蔵・運搬の役割を果たす。
3.遺伝情報となるDNAとRNAの構成成分は、糖や塩基それぞれの部位に違いは生じない。
4.ヌクレオチドは、酵素が働くために必要な微量栄養素・.補酵素分子の成分にもなる。3
高エネルギーリン酸結合を有するエネルギー
分子ATPの構造に関係のないものはどれか。
1. アデニン
2.リン酸イオン
3. リボヌクレオチド
4.デオキシリボース4
核酸について、誤っているものはどれか。
1.プリン体やビリミジン体といった骨格機造を持つ、異なる5つの塩基が利用されている。
2. プリン骨格とピリミジン骨格の塩基間での水素結合がDNAの二重らせん構造を維持している。
3.ピリミジン骨格をもつ塩基のうち、ウラシルとチミンは、それぞれRNAとDNAで利用される。
4.二重らせん構造の帯の部分は、糖部分リン酸基を介した疎水性相互作用で維持されている。4
プリンヌクレオチドについて、誤っているものはどれか。
1.プリンヌクレオチドの塩基は、新規合成(デノボ)と再利用経路(サルベージ)で供給される。
2. De novo (デノボ)合成では、塩基骨格はアミノ酸・二酸化炭素・ビタミンから合成されている。
3.合成経路は、解糖系で合成されるリボースー5-リン酸を利用したPRPP合成からスタートする。
4.プリンヌクレオチド塩基の骨格は、キサンチンを経由して尿酸として、体外に排出される。3
ピリミジンヌクレオチドについて、誤っているのはどれか。
1.ピリミジン合成経路は尿素回路でも基質となるカミルバモイルリン酸の供給からスタートする。
2.ピリミン塩基は、不要分はエネルギー源となり解前系や糖新生で利用される。
3モリジンヌクレオチドの雑部分は、プリンヌクレオチドと同様にPRPPから供給される。
4、ピリミシン塩装は、体内に番積されることはなく、アミノ酸とケト酸に分解される。2
次のヌクレオチドのうち、過剰な摂取によって蓄積すると疾患と関わるものはどれか。
1. ウラシル
2.チミン
3.グアニン
4.シドジン3
DNA複製においてはたらく分子でないもの
はどれか。
1.RNAプライマー・プライマーゼ
2.リーディング鎖・ラギング鎖
3.岡崎フラグメント・DNAリガーゼ
4.DNAヘリカーゼ・DNAポリメラーゼ2
mRNA分子に含まれない構造はどれか。
1.CAP(キャップ)構造
2 polyA(ポリアデール)鎖
3.イントロン(非コード領域)
4.UTR(非翻訳領域)3
真校生物のタンパク質合成に必須でない
RNA分子はどれか。
1.rRNA(リボソームRNA)
2.mRNA(メッセンジャーRNA)
3.mRNA(マイクロRNA)
4. tRNA(トラジスファーRNA)3
セントラルドグマについて、誤っているもの
はどれか。
1. 原核生物・真核生物の全てに保存されている機構であるが、一部のウィルスには例外がある。
DNAを鋳型に合成される全てのRNA配列はアミノ酸配列を規定するコドンをコードしている。
3.同一のDNA配列であっても転写・翻訳されるRNAとアミノ酸の配列は多様なものが生じる。
4.遺伝情報の発現を制御する工程であり、転写・翻訳の双方で制御機構が存在している。2
タンパク質の立体構造構築や翻訳後修飾について、誤っているものはどれか。
1. 小胞体において、シャペロンタンパク質による折り畳みがおこり、三次構造が形成される。
2. リン酸化、アセチル化、メチル化など、自己や他のタンパク質によって翻訳後修飾がおこる。
3.不要なタンパク質は、リソソーム系やコビキチンープロテアソーム系によって分解される。
4.粗面小胞体と小胞体で構築されたタンパク質は、翻訳後修飾で細胞内の局在輸送が制限される。4
形質を伝える遺伝情報(DNA塩基配列)の特性(遺伝子多型)でないものはどれか。
1.遺伝子再構成
2.反復配列
3.ハプロタイプ
4.SNP(一塩基多型)1
遺伝子変異のうち、疾患を発症しない可能性が最も高いものはどれか。
1.ナンセンス変異
2. 欠失変異
3.サイレント変異
4.ミスセンス変異3
遺伝子の突然変異を誘発するDNA損傷反応でないものはどれか。
1.一本鎖切断・二本鎖切断
2.DNA架橋・チミンダイマー形成
3.脱アミノ反応・脱プリン反応
4.乗換え・組換え4
体細胞分裂と減数分裂の際のDNA複製や染色体分配について、誤っているものはどれか。
1.体胞分裂では、反保存的複製の機構によって、遺伝的に同一のクローンの娘細胞が生じる。
2.減数分裂では、父性染色体と母性染色体の間で交差、DNAの相同配列間で組み換えがおこる。
3.受精後には、父性と母性染色体が明確に識別される時刷り込み(インプリンティング)が生じる。
4.46,XXの常染色体とX染色体では、父性と母性染色体が同様に遺伝情報を発現している。4
現在の一般的な検査方法で遺伝子検査・診断に該当しないものはどれか。
1.ダウン症染色体検査
2.抗原検査
3.ウィルス感染(RNA検出)検査
4.がん遺伝子パネル検査2
遺伝子検査・診断にもちいられる遺伝子工学技術でない手法はどれか。
1. PCR-RFLP法
2.サンガー法・シークエンス法
3.サザンブロット法
4.ウェスタンブロット法4