問題一覧
1
(社会調査は)単に社会学という学問にとってのデータ収集という意味をもつだけでなく、政策決定や国民生活の様々な局面において広く活用されている重要な社会現象の一つとさえなってきている。「 」にとって、不可欠な要素であると言ってもよい。
自由で民主的な社会の維持と発展
2
政治・行政上の目的をもって行われるもの
センサス
3
社会的な問題を解決する目的をもって行われるもの
社会踏査
4
営利やサービスや広報などを目的として行われるもの
世論/市場調査
5
科学的な理論構成を目的として行われるもの
科学的/学術調査
6
収集目的を明確にし、データ利用は収集目的に合致するべき
目的明確化の原則
7
データ主体の同意がある場合、法律の規定による場合以外は目的以外に利用使用してはならない
利用制限の原則
8
適法・公正な手段により、かつ情報主体に通知又は同意を得て収集されるべき
収集制限の原則
9
利用目的に沿ったもので、かつ、正確、完全、最新であるべき
データ内容の原則
10
合理的安全保障措置により、紛失・破壊・使用・修正・開示等から保護するべき
安全保護の原則
11
データ収集の実施方針等を公開し、データの存在、利用目的、管理者等を明示するべき
公開の原則
12
自己に関するデータの所在及び内容を確認させ、又は異議申し立てを保証すべき
個人参加の原則
13
管理者は諸原則実施の責任を有する
責任の原則
14
学術的見解を不必要に細かく説明する必要はないにしても、研究の社会的目的をできるだけ具体的に書く必要がある。
研究趣旨の説明やわかりやすくすること
15
論文や著書に使う場合には予定しているプライバシー保護の方針を含めて、その旨を明記せねばならない
調査データの用途を明示すること
16
ほかの変数に影響されることなく、独立変数の導入(配置や変動)が従属変数の変化につながったのかという調査者の自信の程度を示す
内的妥当性
17
調査結果をより広い範囲に一般化する可能性を示唆する
外的妥当性
18
尺度を構成する質問項目がどの程度適切な内容で過不足なく作成されているかということ
内容的妥当性
19
ある調査で尺度を用いて得られた結果が、外的基準となる指標を用いて得られた結果とどの程度関連しているかということ
基準関連妥当性
20
調査に用いる尺度が理論的に構成された概念をどの程度的確に測定できているかということ
構成概念妥当性
21
同一の被験者に期間を空けて同一のテストをさせ、一回目と二回目のテスト結果を比較する。
再テスト法
22
二つのテストを同一人物に行い、この二つのテストの一致度を見る。
平行テスト法
23
一つのテストを等質にわけてしまおう(例えば項目番号の偶数群と奇数群)とする試み。
折半法
24
母集団に1から番号をつけ、必要な標本の数だけ乱数表などで数を選ぶ方法
単純無作為抽出法
25
最初の番号だけ乱数表で決め、それ以降を等間隔で抽出する方法
等間隔(系統)無作為抽出法
26
全国調査などを実施する場合、最初に市区町村を調査区域として抽出し、そこから個人を抽出(サンプリング)する方法
多段無作為抽出法
27
母集団全体の人数や性別、年齢層、職種別の人数などが判明している場合、最初に母集団や性別や年齢別、職種別などの層に分け、それぞれ無作為抽出を行い、母集団におけるそれらの比率を同じにする方法
層化無作為抽出法
28
学校、会社、駅など、調査を行う人との間に何らかの縁をもつ人に協力をしてもらう方法
機縁(縁故)法
29
新聞や雑誌、インターネット等を通じて応募者(協力者)を募って標本を抽出する方法
応募法
30
最初の面接の対象者・対象集団に、友人・知人を雪だるま式に紹介してもらい、協力者を増やしていく方法
スノーボール法
31
調査項目(性別、年齢、職業、居住地など)に関連が深いと思われる属性ごとに標本数を割り当てて標本を抽出する方法
割当(クォータ)法
32
回収した質問紙の記載内容をデータ化する作業の第一段階
エディティング
33
回収した質問紙の回答を統計ソフトウエアで分析可能にするために、数値や記号等に符号(コード)化すること
コーディング
34
データ入力が終了した段階で、再度データに誤りや矛盾がないかをコンピュータ上で確認する作業
クリーニング