問題一覧
1
令和4年(2022年)の人口動態統計における主要死因別の死亡率の1〜3位の組み合わせで正しいのはどれか
1位:悪性新生物 2位:心疾患 3位:老衰
2
日本の令和4年(2022年)の死亡数に近いのはどれか
157万人
3
日本の主要死因別にみた死亡率の推移を図に示す。老衰の推移はどれか。
C
4
世界保健機関〈WHO〉が平成12年(2000年)に提唱した「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」はどれか。
健康寿命
5
2019年において、女性の健康寿命と平均寿命の差として正しいのはどれか
12年
6
2023年にWHOから発表された健康寿命世界ランキング・国別順位(男女平均)で日本は第何位か。
1位
7
令和3年(2021年)の0歳女児の平均余命はどれか
87.6
8
医師,歯科医師,薬剤師,看護師その他の医療の担い手は,医療を提供するにあたり,適切な説明を行い,医療を受ける者の理解を得るよう努めなければならないことを定めているのはどれか。
医療法
9
判断能力のある成人患者へのインフォームド・コンセントにおける看護師の対応で不適切なのはどれか。
患者の疑問には、なるべく専門用語を用いて専門家の見地から回答、説明する
10
Aさん(60歳,男性)は仕事中に生じ、5分ほど続いた前胸部圧迫感の精査を目的に来院した。バイタルサインは安定していたが、狭心症が疑われ、医師から心臓カテーテル検査(冠動脈造影)および、検査の結果によっては冠動脈ステント留置術を行うことを勧められた。どうすべきか迷っている様子のAさんへの対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
手術を受ける場合・治療を受けない場合それぞれの利点とリスクについて理解したうえで、ご自身で手術を受けるか受けないか決めることができます。, 医師からの説明で不明な点があればおっしゃってください。
11
判断能力のある成人患者へのインフォームド・コンセントで不適切なのはどれか。
説明内容を鮮明に記憶している状態での意思決定が望ましいため、できるだけその場で決断してもらうよう説明する。
12
患者の状態把握において開かれた質問法(open-endedquestion)を用いているのはどれか。
気がかりなのはどのようなことですか。
13
患者の状態把握において開かれた質問法(open-endedquestion)を用いているのはどれか。
自宅ではどのように過ごされていましたか。
14
看護過程における情報収集で不適切なのはどれか。
患者自身の病歴が重要であり、家族歴は情報に含めない。
15
視診所見と疾患の組合せで正しいのはどれか
先端巨大症 ー 巨大舌
16
視診所見と疾患の組合せで正しいのはどれか
黄疸 ー 溶血性貧血
17
心音の聴取で大動脈弁領域の聴診部位はどれか
1, 3
18
心音で誤っているのはどれか
Ⅰ音は心室が拡張し始めるときに生じる。
19
聴診器のチェストピース部のベル型で聴取するのが適切なのはどれか
心雑音(僧帽弁狭窄症)
20
異常な呼吸音(副雑音)のうち誤った組み合わせはどれか
笛音(wheeze) ー 断続性副雑音 ー 高張性
21
成人におけるバイタルサインで緊急に対応が必要なのはどれか.
グラスゴー・コーマ・スケール(GCS)4点
22
乳児期の脈拍数の基準値はどれか
100〜120/分
23
右の呼吸パターンのうちチェーンストークス呼吸はどれか
4
24
上腕動脈で行う聴診法による血圧測定における注意点で誤りを選べ。
マンシェットの下端と肘窩が重なるように巻く
25
胸痛を訴える病態はどれか
腎結石
26
胸痛が生じる病態で緊急性が極めて高いとは考えにくいのはどれか
心膜炎
27
狭心症が疑わしい症状として誤りはどれか
前胸部の局所的な刺されるような痛みである。
28
55歳の男性.営業職,10年前に定期健康診断で高血圧症と高脂血症とを指摘され,薬物治療を続けていた.2年前から階段昇降時に胸部圧迫感を感じていた.今朝,駅の階段を登ったところ,胸痛と息苦しさとが出現し,労作狭心症の疑いで入院した.身長170cm,体重84kg,脈拍数84/分,整,血圧162/80mmHg.入院後の12誘導心電図は正常である.血清クレアチンキナーゼ(CK),トロポニンTの上昇はみられない.容態は安定し退院が決まった.退院後の生活指導で適切でないのはどれか.
蛋白質摂取量は1日30g以下を目指してください。
29
左前胸部から頸部や左上肢への放散痛が生じる疾患はどれか。
狭心症
30
呼吸困難の重症度を客観的に評価する指標はどれか
Hugh-Jones(ヒュー・ジョーンズ)分類
31
呼吸困難を生じやすい疾患・病態として不適切なものはどれか
慢性閉塞性肺疾患
32
呼吸困難とはどれか
自覚的な息苦しさ
33
動悸の原因となる可能性が低い疾患はどれか
甲状腺機能低下症
34
完全房室ブロックで生じやすい症状はどれか
失神
35
心周期に伴う心臓の変化で正しいのはどれか
拡張期には三尖弁が開き、血液は右房から右室へ流入する
36
正常な心臓で心拍出量が増加するのはどれか
後負荷(血圧)の減少
37
大動脈から最初に分岐する血管はどれか
冠動脈
38
肺循環に関し、誤りはどれか
肺動脈の酸素飽和度は肺静脈のそれよりも高い
39
心臓の刺激伝導系で自動能(自ら活動電位を発生させる機能)が最も高いのはどれか
洞結節
40
胎児循環に関して正しいのはどれか
右心房に流入した血液は卵円孔および肺動脈〜動脈管(ボタロー管)を介して体循環に入る
41
出生後の、胎児循環から新生児循環への変化に関して正しいのはどれか
肺静脈血流が減少する
42
心電図検査の胸部誘導で第4肋間胸骨左縁に装着した電極で得られる波形はどの誘導か
V2
43
心電図を次に示す.心電図の記録速度は25mm/秒である。心電図波形によって計測した心拍数で最も近いのはどれか。
120/m
44
右心不全でみられる症状・身体所見はどれか
下腿浮腫
45
左心不全でみられる症状・身体所見はどれか
肝腫大
46
慢性心不全の増悪を疑う所見として誤りはどれか
発熱
47
Aさん(65歳,女性)は慢性心不全で定期的に外来受診し、治療を受けている。平地歩行で徒歩3分程度の距離にあるスーパーまでは買い物に行くことができるが、坂道や階段を登る際には息切れが強く生じる。Aさんの心不全重症度として正しいのはどれか。
NYHA Ⅱ度
48
Aさん(54歳,男性)は,10年前に心筋梗塞を発症し,2年前に慢性心不全と診断され外来受診を続けてきた.1週前からトイレ歩行時に息苦しさがあり,4日前から夜に咳と痰とがみられ眠れなくなっていた.本日,Aさんは定期受診のため来院し,心不全の増悪と診断され入院した.入院時,体温36.3℃,呼吸数24/分,脈拍96/分,整で,血圧124/72mmHgであった.心エコー検査で左室の駆出率28%であった.体重は1週間で4kg増加し下肢の浮腫がみられる.このときのAさんのアセスメントで適切なのはどれか.
左室駆出率の低下した心不全(HF-rEF)である。
49
大動脈弁狭窄症について誤りはどれか
拡張期雑音を聴取する。
50
大動脈弁狭窄症の治療について正しいのはどれか
労作時息切れ、胸痛、失神などの症状が生じれば手術適応である。
51
アイゼンメンジャー症候群を来たすことがある疾患はどれか
心房中隔欠損症
52
Aちゃん(生後3か月)は,体重2,850gで出生した.Aちゃんは,出生直後から心雑音を認め,中等度の心室中隔欠損症と診断された.強心薬と利尿薬との内服で経過観察していた.昨日から喘鳴と哺乳力低下とがみられるようになり,心不全の治療のため入院となった.入院時,Aちゃんは体重5,050g,体温37.6℃,呼吸数52/分,発汗が著明である.チアノーゼはみられない.ミルクは約100mL/回を1日6,7回哺乳している.Aちゃんの血行動態で正しいのはどれか.
左心室から右心室への短絡
53
先天性疾患・異常ではないものはどれか
心タンポナーデ
54
次のうち、新生児期に最もチアノーゼを起こしやすい先天性心疾患はどれか
フォロー四徴症
55
心房細動について誤りはどれか
心電図ではR波に先行するP波を認める
56
最も緊急性の高い不整脈はどれか
心室細動
57
気管について誤りはどれか
左主気管支と右主気管支の分岐角は等しく、左右対称である
58
縦隔に含まれないものはどれか
肺
59
肺と気管について正しいのはどれか
I型肺胞上皮細胞はガス交換に関与し、II型方法上皮細胞は表面活性物質(サーファクタント)を産生する。
60
呼吸で正しいのはどれか
肺胞内圧は吸気中は陰圧、呼気中は陽圧となる。
61
図の斜線部は肺のどこか
左下葉
62
栄養素と吸収部位の組み合わせで正しいのはどれか
ビタミンB12ー回腸末端
63
栄養素と吸収部位の組み合わせで誤りはどれか
ビタミンE ー 胃
64
胃から分泌される消化管ホルモンはどれか
ガストリン
65
脂肪分解酵素はどれか
リパーゼ
66
膵液について正しいのはどれか
セクレチンによって分泌が促進される
67
正常な胃液のpHはどれか
1~2
68
頻回の下痢により生じやすいものとして誤りはどれか
貧血
69
頻回の嘔吐により生じやすいものとして誤りはどれか
低カルシウム血症
70
血便がみられる疾患はどれか
十二指腸潰瘍
71
タール便の原因となる疾患はどれか
胃潰瘍
72
腎臓について正しいのはどれか
後腹膜腔にある
73
水・電解質の調節で正しいのはどれか
抗利尿ホルモン(ADHまたはバソプレシン)は尿浸透圧を低下させる
74
腎機能を示す血液検査項目はどれか
クレアチニン
75
正常な糸球体で濾過されるものとして誤りはどれか
アルブミン
76
膀胱の蓄尿と排尿反射で正しいのはどれか
膀胱の伸展刺激が大脳に伝わり尿意として知覚され、排尿中枢から排尿の指令が出る
77
排尿時に弛緩するのはどれか。2つ選べ
内尿道括約筋, 外尿道括約筋
78
尿失禁の種類と対応の組合せで誤りはどれか
切迫性尿失禁 ー 排尿日誌による膀胱容量の把握
79
水腎症の原因として正しいのはどれか
神経因性膀胱
80
水腎症の原因にならないのはどれか
糖尿病性腎症
81
前立腺肥大症の症状として誤りはどれか。
排尿時間の短縮
82
尿蛋白の出現に留意すべき疾患はどれか
糖尿病
83
尿ケトン体が陽性になる可能性がある疾患・病態として誤りはどれか
関節リウマチ
84
経皮的腎生検を受ける患者への説明で誤りはどれか
検査後2日間は禁食にする
85
血液透析について誤りはどれか
導入の原因は腎硬化症が最も多い
86
Aさん(50歳,男性,会社員)は妻と高校生の息子との3人暮らし.仕事を生きがいに働き続けていた.慢性腎不全のため透析治療が必要になったが,本人の希望で連続携行式腹膜灌流法〈CAPD〉を導入することになり入院した.Aさんはこれからの生活がどのようになるのかを看護師に質問した。Aさんに対する説明として正しいのはどれか。
腹膜炎を予防するために、自己管理と無菌的な手技操作を覚える必要があります。
87
血液透析と比較した持続携行式腹膜透析(CAPD)の特徴として誤りはどれか
カリウム制限が厳しい
88
Aさん(34歳,男性)は,運送会社で配達を担当している.6か月前の職場の健康診断で,血圧142/90mmHgと尿蛋白2+,尿潜血2+を指摘されたが放置していた.1週前,感冒様症状の後に紅茶色の尿がみられたため内科を受診した.血清IgAが高値でIgA腎症が疑われ入院した。正しい記述はどれか。
IgA腎症は指定難病である。
89
ネフローゼ症候群で観察されにくいものはどれか
貧血
90
ネフローゼ症候群について誤りはどれか
成人では一次性ネフローゼよりもニ次性ネフローゼの方が頻度が高い
91
腎前性急性腎障害の原因になるのはどれか
心原性ショック
92
Aさん(52歳,男性)は,5年前に健康診断で高血圧を指摘されていたが,そのままにしていた.5年ぶりに健康診断を受けたところ尿蛋白+で,内科を受診し腎機能障害を指摘された.Aさんは,身長160cm,体重56kgであり,体温36.1℃,呼吸数18/分,脈拍64/分,整で,血圧166/96mmHgであった.血液検査データは, アルブミン3.6g/dL,クレアチニン2.3mg/dL,HbA1c 5.6%,推算糸球体濾過量〈eGFR〉25mL/分/1.73m2であり,特に自覚症状はなく,浮腫はみられない.現時点でAさんに起こる危険性を考慮すべきものとして誤りはどれか
うっ血性心不全
93
慢性腎臓病の説明で誤りはどれか
活性型ビタミンD3産生の低下により腎性貧血となる
94
成人の急性腎盂腎炎で誤りはどれか
原因菌同定のために初尿を用いて細菌培養を行う
95
尿管結石症の治療で適切でないなのはどれか
カルシウム製剤の投与
96
Aさん(47歳,男性,会社員)は,痛風の既往があり,ほぼ毎日,飲酒を伴う外食をしている.1週前に尿管結石による疝痛発作があり,体外衝撃波結石破砕術〈ESWL〉を受けた.その結果,排出された結石は尿酸結石であることがわかった.Aさんへの結石の再発予防に対する生活指導で適切なのはどれか
1日2L程度の水分摂取をしましょう
97
標的細胞の細胞膜上に受容体が無いのはどれ
甲状腺ホルモン
98
血液中のカルシウムイオン濃度が低下した際に,分泌量が低下するのはどれか
カルシトニン
99
血液中のサイロキシン濃度が上昇した際に,分泌量が低下するのはどれか
甲状腺刺激ホルモン