リンパ管 a) 組織液の排水路である b) 中皮細胞に裏打ちされる c) メルケル細胞が流入する d) 小腸からの脂肪の運搬を行う e) 太いものでは弁がみられる

血管（系） a) 門脈には動脈血が流れる b) 中皮細胞に裏打ちされる c) 起始部は組織液の中にある d) 交感神経の影響を受けて収縮する e) 太いものでは内輪外縦の随意筋がみられる

毛細血管 a) 内皮細胞を欠く b) 内分泌腺には存在しない c) 血液と組織間の物質交換が行われる d) 肝臓では非連続性の毛細血管がみられる e) 骨格筋では非連続性の毛細血管がみられる

白血球の毛細血管外への移動 a) ガレクチンが関与する b) 炎症巣において多くみられる c) トリプシノゲンにより促進される d) 自律神経系によって制御をうける e) 内皮細胞と基底膜を通過して移動する

周皮細胞 a) 収縮能力をもつ b) ホルモンを分泌する c) セレクチンを分泌する d) 中皮細胞の周囲に存在する e) 毛細血管の新生に関与する

毛細血管の透過性 a) すべて受動的な現象である b) 毛細血管後静脈において高い c) 基底膜に発現するチャネルが関与する d) 高分子の蛋白質は，自由に透過できない e) 内皮細胞に発現するトランスポーターが関与する

動脈 a) 太いものでは弁がみられる b) 肺動脈は肺の栄養動脈である c) 内膜，中膜，外膜から構成される d) 大動脈の中膜には多くの弾性線維がみられる e) 太いものでは内膜と中膜の間に内弾性板がみられる

心臓（心筋） a) 随意筋である b) 介在板がみられる c) 特殊心筋は筋形質に富む d) プルキンエ線維は左心室にのみ存在する e) 心室からは心房性ナトリウム利尿ペプチドが分泌される

リンパ球 a) 核をもたない b) 主に骨髄で分化する c) 赤血球から分化する d) 小腸のクリプトパッチに存在する e) 自己・非自己を認識し，免疫反応を誘導する

リンパ節 a) 細網組織である b) ソラマメ型を呈する c) 1 本の輸入リンパ管をもつ d) 輸入リンパ管は門から出る e) 異物や細菌の貪食および抗体産生を行う

形質細胞 a) 多核である b) 分葉核をもつ c) 小腸には存在しない d) T リンパ球から分化する e) 液性免疫の中心的な役割を担う

T リンパ球 a) 抗体を産生する b) リンパ節には存在しない c) CD4，CD8 などの特異的な受容体をもつ d) 胸腺において自己・非自己の認識について教育を受ける e) 脾臓において自己・非自己の認識について教育を受ける

脾臓 a) 二次性リンパ性器官である b) 老朽化したリンパ球を破壊する c) 正常なものは肉眼で白く見える d) 髄質にはハッサル小体がみられる e) 髄質には上皮性細網細胞がみられる

骨髄 a) 細網組織である b) 黄色骨髄では造血を行う c) T リンパ球の教育を行う d) 一次性リンパ性器官である e) 老化に伴い黄色骨髄が増加する

食道 a) 食道腺は塩酸を分泌する b) 上皮は内胚葉に由来する c) 粘膜は単層円柱上皮で構成される d) 内膜，筋層，外膜から構成される e) アウエルバッハの筋間神経叢がみられる

胃 a) 粘膜筋板はみられない b) 壁細胞は粘液を分泌する c) 重層扁平上皮で覆われる d) 主細胞はペプシノゲンを分泌する e) ガストリンを分泌する細胞が存在する

G 細胞 a) 収縮力をもつ b) 幽門部にみられる c) 大腸にみられる d) 免疫応答に関与する e) ホルモンを分泌する

吸収上皮細胞 a) 微絨毛をもつ b) 膜消化を行う c) 小腸に存在する d) 粘液を吸収する e) 単層扁平上皮である

パネート細胞 a) 線毛をもつ b) 膜消化を行う c) 全分泌を行う d) 小腸の陰窩底部に存在する e) 細胞質には大きな果粒がみられる

M 細胞 a) 収縮力をもつ b) 小腸に存在する c) 内分泌細胞である d) 免疫応答に関与する e) 上皮由来の細胞である

栄養吸収 a) 主に小腸で行われる b) アミノ酸の吸収は杯細胞が行う c) 糖の吸収は吸収上皮細胞が行う d) 脂肪吸収はパネート細胞が行う e) 脂肪吸収はクリプトパッチで行われる

カハールの介在細胞 a) 栄養吸収を制御する b) 免疫応答を制御する c) ギャップ結合をもつ d) 消化液の分泌を制御する e) 消化管のリズムを制御する

肝細胞 a) ビタミン A を吸収する b) 胆汁を産生・放出する c) アルブミンを合成する d) 上皮由来の細胞である e) グリコーゲンを蓄積する

伊東細胞 a) 胆汁を産生・放出する b) 胆管上皮内に存在する c) アルブミンを合成する d) ビタミン A を吸収する e) グリコーゲンを蓄積する

膵臓 a) 内分泌器官でもある b) グリコーゲンを蓄積する c) 消化液を十二指腸に分泌する d) ランゲルハンス島が存在する e) 小腸由来のエンテロキナーゼによって活性化する

気管支 a) 上皮は重層扁平上皮である b) 終末細気管支は呼吸部に属する c) 細気管支には少量の軟骨がみられる d) 細気管支の上皮にはクララ細胞がみられる e) 細気管支の上皮には扁平肺胞上皮細胞がみられる

肺胞 a) 毛細血管が豊富である b) 表面は必ず上皮で覆われる c) マクロファージが存在する d) 隣り合う肺胞間には小孔がみられる e) 上皮と毛細血管の間には基底膜が存在する

腎小体 a) 腎髄質に存在する b) 1 本の輸入細動脈が入る c) 1 本の輸出臍動脈が出る d) 2～3 本の近位尿細管が出る e) 血管極は尿管極の対極に位置する

29)糸球体傍細胞 a) 多核である b) レニンを分泌する c) 平滑筋細胞由来である d) タコ足細胞の機能を調節する e) 血液－尿関門の形成に関与する