問題一覧
1
・脳卒中の評価法 ( )の評価項目は、意識、言語、無視、視野欠損または半盲、眼球運動障害、瞳孔異常、顔面麻痺、足底反射、感覚系、運動系(手、腕、下肢)の10項目である。脳卒中急性期の評価に用いることを主たる目的にしている
JSS(Japan Stroke Scale)
2
脳塞栓症の危険因子は?(2つ)
発作性心房細動、心臓弁膜症
3
( )は、脳卒中の病態を「全く症状なし(Grade0)」から「死亡(Grade6)」までの7段階で評価したものである
mRS(Modified Rankin Scale)
4
( )は、脳血管障害後の総合評価法であり、上肢・下肢の運動機能、感覚、バランス、関節障害、疼痛を評価する
FMA(Fugl-Meyer-assessment)
5
( )は、脳卒中の多様な症状を運動機能障害だけでなく言語機能、感覚機能など非麻痺側機能を含めて総合的に評価する。
SIAS(脳卒中機能障害評価法)
6
( )は、脳卒中神経学的重症度のスケールとして世界的に利用されているベッドサイドでできる簡便な評価法の一つである。正常が0点で、点数が高いほど重症である
NIHSS(National Institutes of Health Stroke Scale)
7
脳卒中後の肩手症候群は複合性局所疼痛症候群何型?
type1
8
Sudeck骨萎縮は複合性局所疼痛症候群何型?
type1
9
視床痛は、視床の障害が原因で起こる体深部の耐え難い疼痛であり、( )に分類される
脳卒中後疼痛
10
鎮痛剤=視床痛には( )であることが多く、最終的に神経破壊術や電気刺激術などの外科治療が選択される場合が多い
無効
11
視床痛の疼痛刺激因子は?
非侵害刺激
12
視床痛の出現時期は?
脳卒中発症後数週間〜数ヶ月
13
視床痛はCRPSか?
CRPSではない
14
くも膜下出血は女性と男性どちらで多い?
女性
15
( )は、視床の障害が原因で起こる体深部の耐え難い疼痛であり、脳卒中後疼痛に分類される。しばしば灼熱感と表現される
視床痛
16
静止時振戦は、安静時に自然に発現する振戦であり、( )に特徴的な振戦である
Parkinson病
17
後下小脳動脈の閉塞で起こる代表的な疾患は?
Wallenberg症候群
18
Wallenberg症候群で片麻痺は出現するか?
出現しない
19
くも膜下出血(脳動脈瘤)の外科治療や手術は?(2つ)
クリッピング術、コイル塞栓術
20
急性期のくも膜下出血の診断に最も有用な画像は?
単純CT像
21
頸動脈狭窄の検索=( )を用いる
頸部MRA
22
出血病変の検索=( )を用いる
MRIのT2(スター)強調像
23
脳動脈瘤の検索=( )を用いる
脳血管撮影(MRA)
24
脳梗塞急性期=( )が有用
MRI拡散強調像
25
硬膜外血腫=頭部CTで( )型の高吸収域像
凸レンズ形
26
硬膜下血腫=頭部CTで( )形の高吸収域像
三日月
27
咽頭期障害=頭頸部( )姿勢で咽頭食道部を広げて嚥下させる
屈曲
28
摂食嚥下障害で食事のペースを指導するのは何期?
先行期
29
口腔期障害に用いる食物の粘度は?
粘度の低い食物
30
咽頭機能の左右差に対する介入法は?
頸部回旋
31
( )は、輪状咽頭筋弛緩不全や食道狭窄に対する治療法である
間欠的バルーン拡張法
32
CRPS(複合性局所疼痛症候群)に関連する骨障害は?
Sudeck骨萎縮
33
視床痛の発症頻度=脳卒中患者の約( )%程度である
10
34
視床痛の発症時期=脳卒中後( )以内に出現することが多い
3ヶ月
35
線条体は被殻と尾状核からなり、大脳基底核に含まれる。大脳基底核の障害により( )が生じる
不随意運動
36
高血圧=脳出血の( )である
危険因子
37
発作性心房細動=( )の危険因子
脳塞栓
38
( )は脳塞栓症の原因のうち最多である
心房細動
39
心原性脳塞栓症の原因疾患は?(2つ)
心房細動、心弁膜症
40
くも膜下出血の方が、脳梗塞よりよりも発症後の死亡率は( )
高い
41
半側空間無視=( )の障害
劣位半球頭頂葉
42
舞踏運動は、無目的で不規則な速い運動で、頭部、四肢など広範に起こり、( )でみられる
Hungtington病
43
頸動脈狭窄症の外科治療や手術は?(2つ)
頸動脈ステント留置術、頸動脈血栓内膜剥離術
44
発症後2時間の脳梗塞において典型的な画像所見は?
MRIの拡散強調像での高信号領域
45
癌に付随する凝固異常=( )の原因
脳塞栓
46
慢性腎臓病(CKD)=脳卒中の( )
危険因子
47
くも膜下出血は、頭部単純CTで( )域を示す
高吸収
48
脳梗塞は、頭部単純CTで( )域を示す
低吸収
49
脳出血急性期は、頭部単純CTで出血部位は( )域を示す
高吸収
50
急性硬膜下血腫は、頭部単純CTにて、三日月型の( )域を認める
高吸収
51
石灰化病変は頭部単純CTで( )域を示す
高吸収
52
脳卒中後の肩手症候群=運動麻痺の( )例に多い
重症
53
脳卒中後の肩手症候群の発生までの期間=( )ヶ月以内
3
54
脳卒中後の肩手症候群=脳卒中患者の( )%前後
20
55
経鼻胃管による経管栄養は長期的栄養管理に適するか?適さないか?
適さない
56
・頭部MRI T2強調画像で髄液は( )に描出される
高信号(白色)
57
頭部MRIは頭部CTに比べて脳幹部の病巣を観察し( )
やすい
58
・頭部MRI T2強調画像で脳梗塞による信号変化は( )
みられる
59
ラクナ梗塞は意識障害を呈するか?
意識障害はないか、あっても軽度
60
くも膜下出血の原因の約8割は、( )である
動脈瘤の破裂
61
造影CTでは、エックス線吸収率の高い( )を血管内に投与した後に撮影を行う
ヨード造影剤
62
・CT検査 CT値(HU)が大きいほど( )く映る
白
63
・CT検査 血液は凝固するとCT値(HU)が( )
高くなる
64
・視床痛 視床の( )の障害で生じる
後外側腹側核
65
・視床痛 病巣と( )側の半身に感覚障害が生じる
反対
66
一過性脳虚血発作(TIA)ではCTで異常所見を( )
認めない
67
・肩手症候群 初期に皮膚( )がみられる
紅潮
68
ラクナ梗塞では、( )、( )、( )など、生活習慣病により動脈硬化が進行して梗塞を生じる
高血圧、糖尿病、脂質代謝異常
69
ラクナ梗塞では、( )、( )、( )が多く、高次脳機能障害は少ない
片麻痺、感覚障害、構音障害
70
アテローム血栓性脳梗塞の危険因子 ( )、( )、( )、( )
高血圧、糖尿病、脂質代謝異常、喫煙
71
手掌腱膜の瘢痕化による指の屈曲拘縮を来すものを( )という
Dupuytren(デュプイトラン)拘縮
72
・嚥下障害に対する栄養管理 水分にとろみは使用するか?
使用する
73
・嚥下障害に対する栄養管理 胃瘻造設後には経口摂取を行うか?
行う
74
・嚥下障害に対する栄養管理 経鼻胃管による経管栄養は誤嚥の危険はあるか?
ある
75
・嚥下障害に対する栄養管理 点滴管理は栄養摂取量を考慮する必要はあるか?
ある
76
脳梗塞と脳出血ではどちらが脳動脈瘤が多いか?
脳出血(くも膜下出血)
77
視床出血では注意障害が( )
出現しやすい
78
拡散強調像は主に( )期の脳梗塞の検索に用いられ、陳旧性脳梗塞の検索には( )
超急性、用いない
79
脳卒中後の肩手症候群=性別による差は( )
みられない
80
・頭部MRI T1強調画像で髄液は( )に抽出される
低信号(黒色)
81
( )は水の信号を抑えたT2強調画像である
FLAIR画像
82
拡散強調画像では水分子の拡散が激しい部分は( )に写り、拡散が低下した部分は( )に写る
低信号(黒色)、高信号(白色)
83
・Dupuytren拘縮 性差=( )に多い
男性
84
・Dupuytren拘縮 ( )性の病態である
進行
85
・Dupuytren拘縮 手指の( )拘縮を認める
屈曲
86
・Dupuytren拘縮 ( )側の手指に発症しやすい
尺
87
・CRPS 反射性交感神経性ジストロフィーはtype( )に分類される
Ⅰ
88
・CRPS カウザルギーはtype( )に分類される
Ⅱ
89
頭部MRIは体内電子機器使用者でも条件なく利用できるか?
利用できない
90
CRPS(複合性局所疼痛症候群)に関連する神経痛は?
帯状疱疹後神経痛
91
・CTとMRI 何が違うの? CTは( )を用いるのに対しMRIは( )、つまり磁石と水(プロトン)を用います
X線、磁場
92
T1強調像とT2強調像はMRIの代表的な撮影法ですが、脂肪は両者とも( )となりますが、水はT1で( )・T2で( )となる
高信号(白い)、低信号(黒い)、高信号(白い)
93
三尖弁狭窄症は心原性脳梗塞を生じるか?
生じない
94
視床痛は手部の腫脹を伴うか?
伴わない
95
( )では胸部、上肢の宙吊り型の解離性感覚障害を来す。温痛覚のみが障害され、触覚・深部感覚は正常である。中心灰白質部障害である
脊髄空洞症
96
脳卒中後の嚥下障害は、( )期に高頻度にみられる
急性