問題一覧
1
問1:著作者人格権に関して,最も適切と考えられるものはどれか。
法人著作に係る著作物の著作者人格権は,その法人が有する。
2
問2:職務発明に関して,最も適切と考えられるものはどれか。
職務発明をした従業者は,使用者がその職務発明について通常実施権を取得した場合であっても,実施権の許諾についての対価を請求することができない。
3
問3:特許無効審判に関して,最も適切と考えられるものはどれか。
特許無効審判を請求することができる者は利害関係人であり,当該利害関係人にはその特許に係る特許を受ける権利を有する者も含まれる。
4
問4:特許要件に関して,最も適切と考えられるものはどれか。
特許出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が,公知技術に基づいて容易に発明をすることができたときは,その発明については,特許を受けることができない。
5
問5:商標法に規定する登録異議の申立て又は審判に関して,最も適切と考えられるものはどれか。
何人も,商標法第51条(不正使用取消審判)に規定する審判を請求することができる。
6
問6:特許権における実施権,許諾等に関する次の文章の空欄【1】~【3】に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 特許権が共有となっている場合,共有者の同意は,各共有者がその特許発明を実施するには【1】であり,第三者に専用実施権や通常実施権を許諾するには【2】であり,質権を設定するには【3】である。
1=不要 2=必要 3=必要
7
問7:公衆送信権等に関して,最も『不適切』と考えられるものはどれか。
レコード製作者の送信可能化権の対象となるのは,商業用レコードのみである。
8
問8:種苗法に基づく品種登録に関して,最も『不適切』と考えられるものはどれか。
既存の品種よりも優れた品種でなければ,品種登録を受けることができない。
9
問9:IPランドスケープに関して,最も適切と考えられるものはどれか。
IPランドスケープとは,経営陣や事業責任者に提示して経営戦略や事業戦略策定に用いるために,特許情報及びビジネス情報を活用して事業の見通しを示す業務のことである。
10
問10:パリ条約に関して,最も『不適切』と考えられるものはどれか。
同盟国は,他の同盟国の国民に対して,自国の国民に対して将来与えることがある保護及び救済措置を与える必要はない。
11
問11:著作権等に関して,最も適切と考えられるものはどれか。
故意又は過失により実演家人格権が侵害された場合,実演家は名誉又は声望を回復するための適当な措置を請求することができる。
12
問12:特許請求の範囲又は発明の詳細な説明の記載要件に関して,最も適切と考えられるものはどれか。
特許請求の範囲の記載において,特許を受けようとする発明が明確であること
13
問13:条約に関して,最も『不適切』と考えられるものはどれか。
パリ条約上の優先権を主張して商標登録出願をする場合に,優先期間は12カ月である。
14
問14:弁理士法に関して,最も適切と考えられるものはどれか。
特許権の侵害訴訟において,弁理士は単独で代理することができない。
15
問15:商標権の侵害に関して,最も適切と考えられるものはどれか。
商標権者が,故意により自己の商標権を侵害した者に対し,その侵害により自己が受けた損害の賠償を請求する場合において,その者がその侵害の行為を組成した商品を譲渡したときは,譲渡数量に商標権者がその侵害の行為がなければ販売することができた商品の単位数量あたりの利益の額を乗じて得た額を,商標権者が受けた損害の額とすることができる。
16
問16:特許出願の願書に添付した明細書,特許請求の範囲又は図面の補正に関して,最も『不適切』と考えられるものはどれか。
最後の拒絶理由通知を受けた場合には,当該拒絶理由通知を受けた時の明細書,特許請求の範囲又は図面に記載した事項の範囲内に限り明細書の補正をすることができる。
17
問17:著作者が有する同一性保持権に関する次の文章の空欄【1】~【3】に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 同一性保持権とは,著作物及びその【1】の同一性を保持する権利であって,自分の著作物に【2】改変を受けない権利である。但し,著作物の性質並びに【3】により,やむを得ないと認められる場合などは権利が及ばない。
1=題号 2=意に反する 3=利用の目的及び態様
18
問18:特許権の設定登録を受けるための特許料の納付に関して,最も適切と考えられるものはどれか。
特許料は,特許をすべき旨の査定の謄本の送達があった日から30日以内に納付しなければならないが,30日以内に限り延長することができる場合がある。
19
問19:特許権の侵害に関して,最も適切と考えられるものはどれか。
試験又は研究のために特許製品を生産する行為は,特許権の侵害に該当しない。
20
問20:著作権法上の複製に関して,最も『不適切』と考えられるものはどれか。
著作物の引用による複製は,公正な慣行に合致すること及び引用の目的上正当な範囲内において行うことにより,著作権者の許諾を得ずに行うことができる。
21
問21:登録意匠の範囲に関して,最も『不適切』と考えられるものはどれか。
登録意匠と類似するか否かの判断は,創作者の視覚を通じて起こさせる美感に基づいて行う。
22
問22:著作物の利用に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。
データベースの著作物を利用する場合には,データベースの著作物の著作権者の許諾は必要
23
問23:特許権の行使に関して,最も『不適切』と考えられるものはどれか。
警告をしなければ特許権を行使することができないので,警告書を内容証明郵便で送付する。
24
問24:関税法に関する次の文章の空欄【1】~【3】に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 【1】は,特許権,実用新案権,意匠権,商標権,著作権,著作隣接権,回路配置利用権又は育成者権を侵害する物品で輸入されようとするものを没収して【2】し,又は当該物品を輸入しようとする者にその【3】を命ずることができる。
1=税関長 2=廃棄 3=積戻し
25
問25:特許協力条約(PCT)に基づく国際出願に関して,最も適切と考えられるものはどれか。
国際出願をする場合には,日本語で出願することができる。
26
問26:著作権の譲渡に関して,最も『不適切』と考えられるものはどれか。
著作権のうち,公衆送信権のみを譲渡することはできない。
27
問27:国内優先権の主張を伴う特許出願に関して,最も適切と考えられるものはどれか。
国内優先権の主張を伴う特許出願は,先の出願の日から1年6カ月を経過したときに出願公開される。
28
問28:特許発明を自社のみが独占実施して他社に一切ライセンスしない独占戦略に関して,最も『不適切』と考えられるものはどれか。
独占戦略により,速やかに市場を拡大させることができる。
29
問29:外国人の著作物に関して,最も適切と考えられるものはどれか。
外国人の著作物が日本国内で保護を受けるために,Ⓒ表示等の著作権表記が表示されている必要はない。
30
問30:特許出願に関する次の文章の空欄【1】~【2】に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 一定の条件を満たす場合には,複数の発明であっても,1つの出願とすることができる。このように1つの出願にまとめられる発明の範囲を発明の単一性という。具体的には,「2以上の発明が同一の又は対応する 【1】 を有していることにより,これらの発明が単一の一般的発明概念を形成するように【2】 している技術的関係」を有する場合に1つの出願とすることができる。
1=特別な技術的特徴 2=連関
31
問31:意匠登録出願後の手続に関して,最も適切と考えられるものはどれか。
意匠登録出願に対する審査官からの拒絶理由の通知に対しては,意見書若しくは手続補正書,又はその双方を提出することができる。
32
問32:商標の自他商品又は役務の識別機能の説明に関して,最も適切と考えられるものはどれか。
数ある同種の商品等の中から,自己の商品等を他人の商品等と区別して示す機能
33
問33:著作権等に関して,最も適切と考えられるものはどれか。
著作物の公衆への提供の際に,その氏名として周知のものが著作者名として通常の方法によ り表示されている者は,その著作物の著作者と推定される。
34
問34:特許ライセンス契約に関して,独占禁止法における不公正な取引方法に該当する可能性が低い行為として,最も適切と考えられるものはどれか。
特許ライセンス契約において,許諾に係る製品の販売地域を制限すること
35
問35:商標登録出願に関して,最も『不適切』と考えられるものはどれか。
商標登録出願に係る指定商品が,他人の商標登録に係る指定商品と非類似の場合には,当該他人の商標の存在を理由に,当該商標登録出願が拒絶される場合はない。
36
問36:著作権に関して,最も『不適切』と考えられるものはどれか。
著作権侵害は,有償無償問わず著作物等の提供若しくは提示により著作権者等の得ることが見込まれる利益を害する目的がある場合に非親告罪となる。
37
問37:意匠権に基づく差止請求権及び損害賠償請求権に関する次の文章の空欄【1】~【3】に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 差止請求権は,【1】の侵害に対するものであって,侵害の【2】を請求できる最も有効かつ直接的な救済措置である。一方,損害賠償請求権は,故意又は【3】によって侵害により生じた損害の賠償を請求し得る権利である。
1=現在又は将来 2=停止又は予防 3=過失
38
問38:不正競争防止法に規定されている不正競争行為に関して,最も適切と考えられるものはどれか。
不正の利益を得る目的で,他人の特定商品等表示と同一又は類似のドメイン名を使用する行為は,不正競争行為に該当する。
39
問39:特許調査の目的に関して,最も『不適切』と考えられるものはどれか。
最近の1年間における業界の技術トレンドや競合会社の最新動向を公開特許公報から把握する。
40
問40:法律行為と意思表示に関する次の文章の空欄【1】~【3】に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 相手方と通じてした虚偽の意思表示は,【1】。錯誤による意思表示が,法律行為の目的及び取引上の社会通念に照らして重要なものであるときには,【2】。また,公序良俗に反する法律行為は,【3】。
1=無効である 2=取り消すことができる場合がある 3=無効である