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神経系理学療法学Ⅱ(多発性硬化症)
  • 柴原さやか

  • 問題数 11 • 12/13/2021

    問題一覧

  • 1

    【多発性硬化症(MS)】 経過中に見られる主たる症状を答えよ。 7つ答えられたら解答欄に「覚えた」と入力せよ。

    覚えた

  • 2

    【多発性硬化症(MS)】概念 ・中枢神経系の白質部に複数の脱髄巣を生じる① ・神経興奮伝導の②が生じて発症 ・中枢神経(大脳、脳幹、小脳、脊髄など)症状やそれに引き起こされる障害  2つ以上みられる ・③を繰り返す慢性疾患(慢性炎症性脱髄疾患) ・好発部位は④ ・時間的、空間的に多発する

    脱髄性の疾患, 遮断または遅延, 増悪と寛解, 視神経、脳室周囲白質、橋、小脳歯状核、脊髄

  • 3

    【多発性硬化症(MS)】成因 ・長期間の潜伏期後に発病する ・①と、②またはその両者が関与しているとい   われている ・しかし、本態は未だ明確ではない ・発病の誘発因子として、過労、ストレス、外傷、感染、出産後があげられる

    スローウィルス感染, 自己免疫疾患

  • 4

    【多発性硬化症(MS)】疫学 ・有病率は欧米白人に高く、アジアでは比較的稀な疾患 ・日本の有病率は人口10万人あたり ①人(以前より増加) ・世界的にみると、軽度の高い寒冷地方に多く、北ヨーロッパは30~70人の   発病率 ・平均発症年齢は② 、③に多い ・男女比は1:2~3と、やや④に多い

    8~9, 30歳前後, 若年成人, 女性

  • 5

    検査所見 1.髄液 IgG比率、IgG/アルブミン指数、IgG bandsの3検査を併用 するとMS患者の9割に異常がみられる (  ) (  ) (  ) 2.MRI 多発性硬化症では、MRIはX線CTに比べて数倍の数の病巣を認めることができる

    細胞増加 , 総蛋白濃度の上昇, γ-グロブリンの総蛋白に対する比率の上昇

  • 6

    経過中に見られる主たる症状を7つ答えよ。 7つ答えられたら解答欄に「覚えた」と入力せよ。

    覚えた

  • 7

    精神症状ではなにがあるか

    多幸症

  • 8

    末期には約25%に(  )、(  )がみられ、急激な経過をとれ ば意識障害に陥る。さらにけいれん発作の見られる場合もある。

    知能障害, 精神荒廃

  • 9

    感覚障害 温痛触覚の過敏、鈍麻、しびれ、異常感覚(自発的に起こる)が分節性分布 を示すことが多い 障害レベルに一致した帯状の絞扼感を訴える例も少なくない 位置覚、振動覚も障害され、脊髄性の運動失調がみられる (  ):頸部を前屈した時に電撃痛が脊柱に沿って下行放散する 有痛性強直性痙攣:体動や外的刺激により四肢に疼痛と痙攣が放散するもの

    レルミット徴候

  • 10

    1.治療プログラムが個別的なこと 多彩な症状が錐体路、小脳障害と組み合わせられて出現するため、症例ごとに違った病像を示すため 2.①と② ①と②を示しつつ進行するのが一つの特徴のため、PTの効果が判定しにくい. ①の波に乗った時は、著しく効いているようにみえるし、②の時は、PTのために悪化したようにみえる.長期間の評価によって初めて効果のあることがわかる. 3.③ ④ 朝は調子よく、昼下がりに疲労が最高に達し、夕方早く回復する日内変動があることも 指摘されている.涼しい朝か夕方のリハを勧めている. PT前の入浴は禁忌. 疲労は再発・再燃の重要な因子となりえるので、十分注意が必要.また、精神的ストレスも同様.疾患の活動性・進行の程度をできる限り正確に把握し、日常生活での活 動量や運動負荷量の調節、体温上昇、心理面を十分に配慮したアプローチが重要.

    寛解, 憎悪, 易疲労性, 気温または身体活動による体温上昇、温浴等の温熱療法は患者を著しく疲労させる.

  • 11

    PT前の(  )は禁忌

    入浴