1.治療プログラムが個別的なこと 多彩な症状が錐体路、小脳障害と組み合わせられて出現するため、症例ごとに違った病像を示すため
2.①と②
①と②を示しつつ進行するのが一つの特徴のため、PTの効果が判定しにくい.
①の波に乗った時は、著しく効いているようにみえるし、②の時は、PTのために悪化したようにみえる.長期間の評価によって初めて効果のあることがわかる.
3.③
④
朝は調子よく、昼下がりに疲労が最高に達し、夕方早く回復する日内変動があることも 指摘されている.涼しい朝か夕方のリハを勧めている. PT前の入浴は禁忌.
疲労は再発・再燃の重要な因子となりえるので、十分注意が必要.また、精神的ストレスも同様.疾患の活動性・進行の程度をできる限り正確に把握し、日常生活での活 動量や運動負荷量の調節、体温上昇、心理面を十分に配慮したアプローチが重要.