問題一覧
1
太陽光発電、技術的な内容2つ
半導体の光電効果を利用したもので、結晶シリコン系で単結晶、多結晶、薄膜系でアモルファス、CISなどの種類がある。 太陽電池、架台、接続箱、蓄電池、直交流変換装置、配電系統に接続する連携装置などにより、構成されている
2
風力発電、技術的な内容2つ
風車の出力は風速の3乗に比例し、風の運動エネルギーの約40%を電気エネルギーに変換できる。 回転軸の方向で、水平軸風車と垂直軸風車に分類され、水平軸風車としてプロペラ形、垂直軸風車としてサボニウス形、ダリウス形がある。
3
架空電線路のたるみ、技術的な内容2つ
電線を2点間で支持すると、カテナリ曲線の形をとるが、一般的には放物線とみなして計算される。たるみの大きさはD=WS^2/8Tで表される。 電線を架線するには、温度などの環境条件と電線自体の荷重、風圧荷重、被氷雪による荷重に十分耐えられるよう、安全率を見込んでおく。
4
架空電線路の塩害対策
耐塩がいし、スモッグがいし、長幹がいし、深溝がいし、ポリマがいしなどを使用する。 塩分の付着しにくいルートを選定するほか、がいしの連結個数を増やし過絶縁とする、シリコンコンパウンドを塗布する、がいしを洗浄する。
5
三相誘導電動機の始動方式
全電圧始動法、減電圧始動であるスターデルタ始動、インバータ始動などがある。 スターデルタ始動法はデルタ結線で運転する電動機を始動時のみスター結線で始動するため、始動電流・トルクともに全電圧始動の1/3となる。
6
電動機の過負荷制御、技術的な内容2つ
分岐回路の短絡保護には配電用遮断器を使用し、電動機の過負荷電流に対しては電磁界兵器に組み込まれたサーマルリレーで保護する。 保護装置は、その回路の電線等を短絡および過負荷から保護できると同時に、電動機の始動電流で動作しないようにする。
7
D種設置工事、技術的な内容2つ
300V以下の低圧用の電路に施設する機器の金属製の台、防護管などの金属製部分、高圧計器用変成器の二次側電路に施す。 設置抵抗値は100Ω以下とし、地絡を生じた場合に0.5秒以内で動作する漏電遮断器を設けた場合は、500Ω以下とする。
8
光ファイバーケーブル
メタリックケーブルに比べて、信号の元帥が少なく、低損失、無誘導、無漏話、広帯域、細くて軽量などであるが、折れやすく外力に弱い。 材質および光屈折率分布の形状から、SI形、GI形、SM形、QI形に分類され、接続方法は融着接続とコネクタ接続がある。
9
自動列車停止装置(ATS)
運転士が停止信号を無視して進行したり、誤認して出発した際に自動的にブレーキを動作させ、衝突事故を未然に防ぐ装置である。 車上へ制御情報を伝達する方式は軌条間に設置した地上子と車上子との電磁的な結合により、伝達するものが多い。
10
自動列車制御装置(ATC)
列車速度が速度制限区間で制限速度以上となると、自動的にブレーキをかけて減速させ、列車の速度を制御する装置である。 信号電流を連続的に受信する社内信号システムで、新幹線や連射密度の高い大都市の電車区間、地下鉄などで採用されている。
11
道路の照明方式(トンネル照明を除く)
道路照明の要素として、平均路面輝度・路面の輝度均斉度が適切であること、グレアが十分抑制されていること、適切な誘導性を有することが必要である。 灯具の配列として、向き合わせ配列、千鳥配列、片側配列、中央配列がある。
12
トンネルの入口部照明
ブラックホール現象および順応の遅れ現象を緩和するための照明であり、基本照明に入口照明を加えたもの。 屋外の明るさや設計速度に応じて明るさを設定し、トンネル入口から内部に進むにつれて、照明器具を徐々に少なくしていく。
13
PAS
電力会社との責任分界点の区分開閉器であり、保守点検時の安全確保や需要家内施設での地絡事故による他需要家への波及事故を防止する。
14
避雷器
入口付近に設置し、雷や開閉サージなどによる異常過電圧を大地に放電することにより、電気設備の絶縁を保護し、続流を短時間に遮断する。
15
LBS(PF付)
変圧器などの単体保護用開閉器であり、高圧限流ヒューズと高圧交流負荷開閉器とを一体に組み合わせ、限流ヒューズ部では過電流、短絡電流の遮断を行い、負荷開閉器には負荷電流の開閉を行う。
16
直列リアクトル
高圧進相コンデンサの高調波電流による障害の防止およびコンデンサ回路による突入電流を抑制する。回路を誘導性とすることで、電圧波形のひずみ増大の抑制と波形改善を行う。
17
KYK(危険予知活動)
作業開始前にその対策について経験と想像を働かせ、起こる可能性のある災害を想定し、その防止対策を立てることによって災害を未然に防止する活動のこと。 不安全状態や不安全行動に対しての対策が現実的でわかりやすく、作業員の危険に対する感受性を高める効果がある。
18
4S活動
安全で健康な職場づくり、作業効率の向上を目指す活動で、整理、整頓、清掃、清潔を行うこと。 整理とは、工具などの作業現場に必要なものを区分し、不要なもの、信用できないものを現場内から取り除くことで、必要と不要の判断基準の検討を有する。
19
安全施工サイクル
工事現場で行われる安全活動の1つで、安全管理活動の定着化を図るために実施されるものである。 毎作業日、毎週、毎月ごとにそれぞれ計画を立て、基本的な安全管理活動を定型化して、安全管理活動を実施する。
20
高所作業車での危険防止対策
作業場所の状況や高所作業車の能力等に応じた作業計画を定め、当該作業計画により作業を行う。また、作業計画の内容は関係労働者に周知を図る。 当該作業の作業指揮者を定め、作業計画に基づき作業の指揮を行わせる。
21
飛来落下災害の防止対策
足場、鉄骨等の落下しやすい高所には物を置かないようにする。 できるだけ材料、廃材等の投下作業をなくし、クレーン、エレベーター等を利用する。
22
感電災害の防止対策
作業者が接触するおそれのある電気機械器具の充電部分をビニルシート等で被覆する。 停電作業を行う場合は、開路した開閉器に通電禁止事項を表示し、盤類の扉を施錠する。
23
酸素欠乏危険場所での危険防止対策
作業場所の空気中の酸素の濃度を18%以上に保つように、作業中は常に換気する。 酸素欠乏危険場所に労働者を入場および退場させるときには、人員を点検し、作業場所に作業員が残っていないことを確認する。
24
資材の受入検査、施工管理上留意すべき事項
受入検査は、搬入された材料が、設計図、仕様書、関連法規に適合しているかどうかを確認するために行われるものであり、各施工段階において受入に必要な検査・試験について計画する。 検査は、搬入された材料によって、その種別ごとに現物と納品書、製作図と照合して行う。契約図書との相違があった場合は、受け取りをしない。
25
機器の搬入、施工管理上留意すべき事項
作業内容、作業環境、関連工事との調整、その他安全面を十分考慮して計画する。 作業実施の注意事項、安全対策は作業開始前に作業員全員に説明し、周知徹底する。
26
分電盤の取り付け、施工管理上留意すべき事項
屋内では、高温、多湿、塵埃、腐食性ガス、振動がなく容易に操作・点検のできる場所に取り付け、扉の開閉に十分なスペースを設ける。 屋外では、盤内への水の侵入を防ぐためパッキンの取付または防水コーキングを施す。
27
機器の取付け、施工管理上留意すべき事項
設計図書に示された取付け場所の検討を行い、取付詳細図を作成する。 JIS、JEC、JEM、電気設備技術基準、消防法、建築基準法等の規格や法令で規定されている事項を確認する。
28
低圧ケーブルの敷設、施工管理上留意すべき事項
ケーブルは重量物の圧力、機械的衝撃を受けないように敷設する。 ケーブルを曲げる場合は、被覆が損傷しないように行う。また、ケーブルの曲げ半径は単心ケーブルの場合は仕上り外形の8倍以上、単心以外のケーブルの場合は、仕上り外形の6倍以上とする。
29
電動機への配管配線、施工管理上留意すべき事項
接続は2種金属製可とう電線管とし、屋外ではビニル被覆金属製可とう電線管を使用する。 十分な長さとたわみをとって接続し、電線管内では電線を接続しない。
30
波付硬質合成樹脂管(FEP)の地中埋設、施工管理上留意すべき事項
管路の太さは、ケーブルの引き入れおよび引抜きが容易に行える寸法のものを選定する。 管路は、堅ろうで車両その他の重量物の圧力に耐えられるよう敷設する。
31
ケーブルラックの施工、施工管理上留意すべき事項
ケーブルラックの水平支持間隔は鋼製では2m以下、その他については1.5m以下とする。 ケーブルラックの垂直支持間隔は3m以下とする。ただし、配線室などの部分は6m以下の範囲で各階支持とすることができる。
32
電線相互の接続、施工管理上留意すべき事項
心線を傷つけないために、ワイヤストリッパを使用する。 心線を傷つけないように、ナイフでケーブルの絶縁被覆を剥ぎ取り心線に傷がないかを確認する。
33
低圧分岐回路の試験、施工管理上留意すべき事項
接地抵抗の測定は、盤類のケース、金属電線管、電動機などに施した接地工事の接地抵抗値を測定し、C種接地は10Ω以下、D種接地は100Ω以下であることを確認する。 低圧分岐回路の絶縁抵抗の測定は、開閉器などの区切ることができる電路ごとに、電線相互間および電路と大地間を測定する。