問題一覧
1
血清酵素について正しいものをすべて選べ。
コリンエステラーゼは肝蛋白産生能を示す, γGTPは肝・腎障害で上昇する, コリンエステラーゼはネフローゼ症候群で増加する
2
血液学的検査について、正しいものをすべて選べ。
静脈血で検査する, 好中球は、炎症性疾患、心筋梗塞(組織破壊)で増加する, リンパ球は、免疫不全で低下する, リンパ球は、ウィルス感染で増加する, 血液学的検査では、採血試験管にEDTAを混入する
3
クレアチニンキナーゼについて正しいものをすべて選べ。
クレアチニンキナーゼは、MM、MB、BBの3つのアイソザイムがある, 骨格筋細胞ではMMが100%占める, 心筋梗塞では、MBが上昇する, BBは脳細胞に存在する
4
便潜血検査で正しいものをすべて選べ
化学法では、全消化管出血で反応する, 化学法では、食事性血液にも反応する, 免疫法では、上部消化管出血では反応しないことが多い
5
ビリルビンについて正しいものをすべて選べ。
直接ビリルビンは、ビリルビンがグルクロン酸抱合されたものである, 赤血球が破壊されて発生する, 閉塞性黄疸では、直接ビリルビンが上昇する
6
尿検査について正しいものをすべて選べ
早朝第一尿が推奨される, ビタミンC摂取により、尿中潜血が疑陰性になる, 尿試験紙は薬局でも入手可能である
7
血清生化学検査で正しいものをすべて選べ。
クレアチニンは筋細胞崩壊から放出される, クレアチニンは、腎から尿へ排出される, 血中尿酸濃度上昇により、結晶析出して細胞障害・痛みを引き起こす
8
ALPのアイソザイムと由来臓器、病態で正しいものをすべて選べ。
ALP4 ----- 妊娠後期、がん終末期, ALP3 ----- 骨(小児成長期), ALP1 ----- 肝細胞
9
血清蛋白検査について正しいものをすべて選べ。
アルブミン、α1、α2、β、γ分画からなる, γ分画は、免疫グロブリンである, アルブミンは最も多い分画である, β分画は、補体(C3、C4)である
10
血中尿素窒素が上昇する病態をすべて選べ。
腎障害, 消化管出血, 蛋白異化亢進
11
腎機能について正しいものをすべて選べ。
ネフロンでの濾過量は、120ml/分である, 糸球体での濾過は、物質のサイズと荷電で選択される, ネフロンは、糸球体、ボーマン嚢、尿細管で構成される, 尿は腎のネフロンで生成される
12
血糖検査について、正しいものをすべて選べ。
採血したのち時間をおいて検査した場合、検査値は低下する, 採血後、すぐに測定する場合は、試験管に薬剤混入しなくとも良い, 静脈血で検査する, 血糖検査では、採血試験管にフッ化ナトリウムを混入する
13
75gOGTT検査禁忌であるものをすべて選べ。
口渇, 多尿, 随時血糖が高値, 多飲
14
尿細管について再吸収されるものをすべて選べ。
水分(99%以上), ブドウ糖は再吸収されるが、再吸収できる上限がある, 電解質, アミノ酸
15
アミラーゼについて正しいものをすべて選べ。
SとPの2つのアイソザイムがある, Sは唾液腺由来である, 免疫グロブリンと結合して、マクロアミラセミアを呈することがある, Pは膵臓由来である
16
ASTのみが上昇、ALTが上昇しない病態をすべて選べ。
悪性腫瘍, 急性心筋梗塞, 筋疾患
17
便検査について、認められる所見で正しいものをすべて選べ。
閉塞性黄疸 ----- 灰白色便, 上部消化管出血 ----- 黒色便(タール便), ロタウィルス感染症 ----- 白っぽい下痢便
18
脂質代謝異常検査について正しいものをすべて選べ。
コレステロールはLDLとHDLに分類される, 高トリグリセリド血症では、動脈硬化の危険因子となる, HDLコレステロールは、血管から肝臓へ過剰なコレステロールを回収する
19
糸球体で濾過されるものをすべて選べ。
アミノ酸, 老廃物, ブドウ糖, 水分
20
尿検査について正しいものをすべて選べ。
細菌尿は、亜硝酸塩濃度を測定して評価する, 尿白血球は、尿エラスターゼ活性測定して評価する。, 動物性食品摂取により、尿pHは酸性化する, 植物性食品摂取により、尿pHはアルカリ化する