問題一覧
1
血中尿素窒素が上昇する病態をすべて選べ。
腎障害, 消化管出血, 蛋白異化亢進
2
ALPのアイソザイムと由来臓器、病態で正しいものをすべて選べ。
ALP4 ----- 妊娠後期、がん終末期, ALP3 ----- 骨(小児成長期), ALP1 ----- 肝細胞
3
ビリルビンについて正しいものをすべて選べ。
直接ビリルビンは、ビリルビンがグルクロン酸抱合されたものである, 赤血球が破壊されて発生する, 閉塞性黄疸では、直接ビリルビンが上昇する
4
尿細管について再吸収されるものをすべて選べ。
水分(99%以上), ブドウ糖は再吸収されるが、再吸収できる上限がある, 電解質, アミノ酸
5
血清蛋白検査について正しいものをすべて選べ。
アルブミン、α1、α2、β、γ分画からなる, γ分画は、免疫グロブリンである, アルブミンは最も多い分画である, β分画は、補体(C3、C4)である
6
腎機能について正しいものをすべて選べ。
ネフロンでの濾過量は、120ml/分である, 糸球体での濾過は、物質のサイズと荷電で選択される, ネフロンは、糸球体、ボーマン嚢、尿細管で構成される, 尿は腎のネフロンで生成される
7
血清生化学検査で正しいものをすべて選べ。
クレアチニンは筋細胞崩壊から放出される, クレアチニンは、腎から尿へ排出される, 血中尿酸濃度上昇により、結晶析出して細胞障害・痛みを引き起こす
8
尿検査について正しいものをすべて選べ。
細菌尿は、亜硝酸塩濃度を測定して評価する, 尿白血球は、尿エラスターゼ活性測定して評価する。, 動物性食品摂取により、尿pHは酸性化する, 植物性食品摂取により、尿pHはアルカリ化する
9
クレアチニンキナーゼについて正しいものをすべて選べ。
クレアチニンキナーゼは、MM、MB、BBの3つのアイソザイムがある, 骨格筋細胞ではMMが100%占める, 心筋梗塞では、MBが上昇する, BBは脳細胞に存在する
10
便潜血検査で正しいものをすべて選べ
化学法では、全消化管出血で反応する, 化学法では、食事性血液にも反応する, 免疫法では、上部消化管出血では反応しないことが多い
11
血清酵素について正しいものをすべて選べ。
コリンエステラーゼは肝蛋白産生能を示す, γGTPは肝・腎障害で上昇する, コリンエステラーゼはネフローゼ症候群で増加する
12
ASTのみが上昇、ALTが上昇しない病態をすべて選べ。
悪性腫瘍, 急性心筋梗塞, 筋疾患
13
血液学的検査について、正しいものをすべて選べ。
静脈血で検査する, 好中球は、炎症性疾患、心筋梗塞(組織破壊)で増加する, リンパ球は、免疫不全で低下する, リンパ球は、ウィルス感染で増加する, 血液学的検査では、採血試験管にEDTAを混入する
14
便検査について、認められる所見で正しいものをすべて選べ。
閉塞性黄疸 ----- 灰白色便, 上部消化管出血 ----- 黒色便(タール便), ロタウィルス感染症 ----- 白っぽい下痢便
15
糸球体で濾過されるものをすべて選べ。
アミノ酸, 老廃物, ブドウ糖, 水分
16
脂質代謝異常検査について正しいものをすべて選べ。
コレステロールはLDLとHDLに分類される, 高トリグリセリド血症では、動脈硬化の危険因子となる, HDLコレステロールは、血管から肝臓へ過剰なコレステロールを回収する
17
アミラーゼについて正しいものをすべて選べ。
SとPの2つのアイソザイムがある, Sは唾液腺由来である, 免疫グロブリンと結合して、マクロアミラセミアを呈することがある, Pは膵臓由来である
18
血糖検査について、正しいものをすべて選べ。
採血したのち時間をおいて検査した場合、検査値は低下する, 採血後、すぐに測定する場合は、試験管に薬剤混入しなくとも良い, 静脈血で検査する, 血糖検査では、採血試験管にフッ化ナトリウムを混入する
19
尿検査について正しいものをすべて選べ
早朝第一尿が推奨される, ビタミンC摂取により、尿中潜血が疑陰性になる, 尿試験紙は薬局でも入手可能である
20
75gOGTT検査禁忌であるものをすべて選べ。
口渇, 多尿, 随時血糖が高値, 多飲