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処方解析学2
  • ああ

  • 問題数 30 • 7/3/2023

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    問題一覧

  • 1

    101-問274-275 54歳女性。2年前に高血圧及びうっ血性心不全と診断され、以下の処方による薬物治療を受け、状態は安定していた。昨日、食欲不振と吐き気を訴え受診し、緊急入院となった。ジゴキシンの血中濃度を測定したところ、2.2ng/mLであった。持参薬確認のため薬剤師が面談したところ、鼻水が出て喉が痛いなど風邪気味の症状のため1週間前に近医を受診し、そこで処方された薬を服用しているとのことであった。 (処方) ジゴキシン錠0.25mg 1回1錠(1日1錠) リシノプリル錠10mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 問274 患者がこの1週間に服用していた薬物として最も可能性の高いのはどれか。1つ選べ。

    クラリスロマイシン

  • 2

    101-問274-275 54歳女性。2年前に高血圧及びうっ血性心不全と診断され、以下の処方による薬物治療を受け、状態は安定していた。昨日、食欲不振と吐き気を訴え受診し、緊急入院となった。ジゴキシンの血中濃度を測定したところ、2.2ng/mLであった。持参薬確認のため薬剤師が面談したところ、鼻水が出て喉が痛いなど風邪気味の症状のため1週間前に近医を受診し、そこで処方された薬を服用しているとのことであった。 (処方) ジゴキシン錠0.25mg 1回1錠(1日1錠) リシノプリル錠10mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 問275 この患者で起きている相互作用として可能性が高いのはどれか。2つ選べ。

    腸内細菌叢への影響によりジゴキシンの不活化が抑制された。 , P-糖タンパク質によるジゴキシンの排泄が抑制された。

  • 3

    102-問290-291 62歳男性。1ヶ月ほど前から息切れ、呼吸困難などの心不全症状が出現し、アルコール性心筋症との診断を受け、以下の処方により加療中である。薬剤師が現在の症状を確認すると「最近は呼吸が苦しくなることが多く、家の中で座っていれば問題ないが、少し散歩するだけでも息切れがする」との訴えがあった。 既往歴:高血圧 飲酒歴:心不全症状が出現するまで20年間の大量の飲酒歴があり、禁酒を指導されたが、現在も機会飲酒。 検査データ:左室駆出率 23%、下肢浮腫 (+)、Na 140mEq/L、K 3.6mEq/L、Cl 105mEq/L、SCr 1.0mg/dL、血圧 123/72mmHg、心拍数 62bpm(洞調律) (処方) 1)エナラプリルマレイン酸塩錠10mg 1回1錠(1日1錠) スピロノラクトン錠25mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 2)カルベジロール錠2.5mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 14日分 3)フロセミド錠40mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝昼食後 14日分 102-問290 この患者の病態に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    NYHA機能分類Ⅲ度(中等度~重症)の心不全症状を呈している。, 治療の基本に断酒がある。

  • 4

    102-問290-291 62歳男性。1ヶ月ほど前から息切れ、呼吸困難などの心不全症状が出現し、アルコール性心筋症との診断を受け、以下の処方により加療中である。薬剤師が現在の症状を確認すると「最近は呼吸が苦しくなることが多く、家の中で座っていれば問題ないが、少し散歩するだけでも息切れがする」との訴えがあった。 既往歴:高血圧 飲酒歴:心不全症状が出現するまで20年間の大量の飲酒歴があり、禁酒を指導されたが、現在も機会飲酒。 検査データ:左室駆出率 23%、下肢浮腫 (+)、Na 140mEq/L、K 3.6mEq/L、Cl 105mEq/L、SCr 1.0mg/dL、血圧 123/72mmHg、心拍数 62bpm(洞調律) (処方) 1)エナラプリルマレイン酸塩錠10mg 1回1錠(1日1錠) スピロノラクトン錠25mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 2)カルベジロール錠2.5mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 14日分 3)フロセミド錠40mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝昼食後 14日分 102-問291 薬剤師は、現在の病態から、患者の薬物療法に関するアセスメントを行い、今後のプ ランを考えた。追加を推奨する薬剤として最も適切なのはどれか。1つ選べ。

    ジゴキシン

  • 5

    101-問182 65歳男性。慢性閉塞性肺疾患の既往歴あり。数年前から労作時に息切れ、動悸を覚えるようになった。数日前から風邪様症状が出現し、夜間咳嗽、喀痰とともに起坐呼吸の状態となった。 身体所見:身長 172cm、体重 69kg、血圧 140/85mmHg、脈拍 108/分(不整)、頸静脈怒張、収縮期雑音、下肢の浮腫著明 検査所見:BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド) 716pg/mL(基準値 18.4pg/mL以下) 胸部X線写真:心胸郭比(CTR) 71.5%、心電図:心房細動と左室肥大 この患者に対する治療薬について、医師から薬剤師に相談があった。 提案すべき治療薬として適切でないものはどれか。2つ選べ。

    メキシレチン塩酸塩, リキシセナチド

  • 6

    101-問292-293 65歳女性。高血圧症治療のために通院している病院で、慢性心不全(NYHA分類Ⅰ度)と診断された。本日の受診時にむくみなどの自覚症状はないが、心臓超音波検査では左室機能が低下していると指摘された。 •血圧:132/80mmHg、脈拍:78回/分(整) •副作用歴:リシノプリルによる空咳 •薬歴:半年前より テルミサルタン錠40mg 1日1回 医師は薬剤を追加するに際し、薬剤師に相談した。 問292 この患者に追加する心不全治療薬として、最も推奨される薬物はどれか。1つ選べ。 1 ジゴキシン 2 フロセミド 3 カプトプリル 4 カルベジロール 5 イソプロテレノール 問293 前問で推奨される追加薬物に関して適切なのはどれか。1つ選べ。 1 導入直後から心筋の収縮力が改善する。 2 治療薬物モニタリング(TDM)の対象薬物である。 3 導入時に高用量の負荷投与を行い、続けて維持量を投与する。 4 導入時に心不全が悪化することがある。 5 レニンの分泌を促進する。

    101-292 4 101-293 4

  • 7

    100-問182 58歳男性。既往歴なし。息切れ、胸痛等の自覚症状はなかったが、健康診断の胸部レントゲン検査で、心拡大を指摘されたため、近医を受診した。心臓超音波検査で壁厚の異常は見られなかったが、心内腔が拡大し、全周性に壁運動が低下していた。血圧 138/82mmHg、脈拍数 72/分、心電図上異常なし。腎機能、肝機能異常なし。血漿BNP値は78pg/mLで軽度上昇していた。 本症例に対する第一選択薬として、薬剤師が推奨すべき薬物はどれか。2つ選べ。

    エナラプリルマレイン酸塩, ビソプロロールフマル酸塩

  • 8

    99-問286-287 70歳男性。1ヶ月前から息切れが出現し、病院を受診した。心機能低下を指摘され、慢性心不全と診断された。以下の内容の処方せんを持って保険薬局を訪れた。 (処方)1)エナラプリルマレイン酸塩錠10mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 2)ビソプロロールフマル酸塩錠5mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 28日分 3)フロセミド錠20mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 問286 本症の重症度の指標として適切な検査項目はどれか。1つ選べ。

    血漿脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)値

  • 9

    99-問286-287 70歳男性。1ヶ月前から息切れが出現し、病院を受診した。心機能低下を指摘され、慢性心不全と診断された。以下の内容の処方せんを持って保険薬局を訪れた。 (処方)1)エナラプリルマレイン酸塩錠10mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 2)ビソプロロールフマル酸塩錠5mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 28日分 3)フロセミド錠20mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 問287 上記処方せんに対する疑義照会の内容として正しいのはどれか。1つ選べ。

    処方2は、心不全に用いる初回投与量としては過量であること。

  • 10

    106-問206-207 76歳男性。体重50kg。高血圧と心不全により入院となり、処方1が開始となった。入院時のeGFRは23.9mL/min/1.73m2であったが、尿量が増加し浮腫も徐々に改善して、状態も安定してきた。 1週間後、便秘に対し処方2が開始となった。さらに1週間後、血清カリウム値が5.6mEq/Lと上したため、経口ゼリー剤Aを追加した。 (処方1) フロセミド錠40mg 1回1錠(1日1錠) テルミサルタン錠20mg 1回1錠(1日1錠) ビソプロロールフマル酸塩錠2.5mg 1回1錠(1日1錠) ジゴキシン錠0.125mg 1回1錠(1日1錠) エドキサバントシル酸塩水和物錠30mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 (処方2) 酸化マグネシウム錠330mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 7日分 106-問206 本症例において、注意する事項として正しいのはどれか。2つ選べ。

    ジゴキシン中毒に注意する。, 排便状況を確認する。

  • 11

    106-問206-207 76歳男性。体重50kg。高血圧と心不全により入院となり、処方1が開始となった。入院時のeGFRは23.9mL/min/1.73m2であったが、尿量が増加し浮腫も徐々に改善して、状態も安定してきた。 1週間後、便秘に対し処方2が開始となった。さらに1週間後、血清カリウム値が5.6mEq/Lと上昇したため、経口ゼリー剤Aを追加した。 (処方1) フロセミド錠40mg 1回1錠(1日1錠) テルミサルタン錠20mg 1回1錠(1日1錠) ビソプロロールフマル酸塩錠2.5mg 1回1錠(1日1錠) ジゴキシン錠0.125mg 1回1錠(1日1錠) エドキサバントシル酸塩水和物錠30mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 (処方2) 酸化マグネシウム錠330mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 7日分 106-問207 経口ゼリー剤Aの成分の化学的性質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    陰イオン性を持つ。, カリウムイオンを吸着する。

  • 12

    2020年度 薬学総合演習(1月)一般問題(薬学実践問題) 【実務】 問334 60歳、女性、体重65 kg。循環器内科入院中の拡張型心筋症患者に対する処方である。 (処方1) ジゴキシン錠0.25mg 1回1錠(1日1錠) トリクロルメチアジド錠2mg 1回1錠(1日1錠) エナラプリルマレイン酸塩錠10mg 1回1錠(1日1錠) ビソプロロールフマル酸塩錠0.625mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 (処方2) シベンゾリンコハク酸塩錠100mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 7日分 本患者に対する薬学的管理に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。

    トリクロルメチアジド投与によりカリウムの排泄が増加し、ジゴキシンの心筋に対する感受性が低下する危険性があることに留意する。, 本適応症に対するビソプロロールの用量が過少であるため、疑義照会が必要である。

  • 13

    問 252−253  62歳男性。3年前、階段を昇る時に息切れを感じるようになり受診したところ、左室肥大と肺うっ血を認め、慢性心不全と診断された。処方 ₁ ~処方 ₃ で治療されていたが、慢性心不全の増悪により入院した。その後、処方4を追加して病態が安定したため、退院することになった。現在の検査値等は以下のとおりである。 (検査値)血圧120/82 mmHg、心拍数 84拍/分、AST 24IU/L、ALT16 IU/L、BUN18 mg/dL、血清クレアチニン値 0.9mg/dL、Na 145 mEq/L、K2.9 mEq/L、Cl 102 mEq/L、血清 BNP410pg/mL、左室駆出率 EF 33% (処方 1) エナラプリルマレイン酸塩錠 10mg 1 回 1錠( 1日 1錠) 1日1回 朝食後 30日分 (処方 2 ) ビソプロロールフマル酸塩錠2.5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1日1回 朝食後 30 日分 (処方 3 ) フロセミド錠 40 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1日1回 朝食後 30 日分 (処方 4) エプレレノン錠 25 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1日1回 朝食後 30 日分 問 252(実務) この患者に対する副作用モニタリングとして、適切なのはどれか。2つ選べ。

    腎機能検査値は基準値内と判断する。, 今後、処方 ₁ や処方 ₄ の薬剤により血清カリウム値が上昇しすぎないか注意する。

  • 14

    問 252−253  62歳男性。3年前、階段を昇る時に息切れを感じるようになり受診したところ、左室肥大と肺うっ血を認め、慢性心不全と診断された。処方 ₁ ~処方 ₃ で治療されていたが、慢性心不全の増悪により入院した。その後、処方4を追加して病態が安定したため、退院することになった。現在の検査値等は以下のとおりである。 (検査値)血圧120/82 mmHg、心拍数 84拍/分、AST 24IU/L、ALT16 IU/L、BUN18 mg/dL、血清クレアチニン値 0.9mg/dL、Na 145 mEq/L、K2.9 mEq/L、Cl 102 mEq/L、血清 BNP410pg/mL、左室駆出率 EF 33% (処方 1) エナラプリルマレイン酸塩錠 10mg 1 回 1錠( 1日 1錠) 1日1回 朝食後 30日分 (処方 2 ) ビソプロロールフマル酸塩錠2.5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1日1回 朝食後 30 日分 (処方 3 ) フロセミド錠 40 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1日1回 朝食後 30 日分 (処方 4) エプレレノン錠 25 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1日1回 朝食後 30 日分 問 253(薬理) この患者に追加された処方 ₄ の薬物の作用として、適切なのはどれか。1つ選べ。

    遠位尿細管及び集合管においてアルドステロン受容体を遮断して、尿中へのK+ の排泄を抑制する。

  • 15

    108-157,158 50歳男性。身長170cm体重81kg(BMI28)。特に自覚症状は無く服薬歴もなかったが、健康診断で血圧が高いことを指摘された。家庭での血圧自己測定においても、連日140/90mmHg台と高く推移していたため受診した。診察室での血圧は146/92mmHg、心拍68拍/分(整)で、その他特記すべき異常所見は認められなかった。その後の複数回の受診時の血圧も同様に高く、I度高血圧と診断された。飲酒は毎日缶ビール(350mL)1本程度で、喫煙歴はない。しばらく生活習慣の改善を試みたが、診察室家庭血圧ともに降圧はほとんど認められなかったため、薬物療法を開始することになった。 問157(病態・薬物治療)  この患者の病態と治療に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

    白衣高血圧と仮面高血圧の可能性は、いずれも否定できる。, 降圧薬の投与にあたっては、単剤を低用量から開始する。

  • 16

    問158(薬理)  高血圧症治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    アリスキレンは、レニンを阻害することで、アンジオテンシンIの産生を抑制する。, シルニジピンは、電位依存性N型Ca2+チャネルを遮断することで、交感神経終末からのノルアドレナリン放出を抑制する。

  • 17

    108-159,160 65 歳女性。5 年前より高血圧症を指摘されていたが、自覚症状がなく放置していた。数日前より頻回に動悸と気分不良を自覚するようになり、循環器内科を受診した。 血圧 124/86 mmHg、心拍 96 拍/分 (不整) であった。心電図などの諸検査の結果、心房細動と診断され、抗凝固薬が投与されることになった。 問159 この患者の病態と治療に関する記述として、正しいのはどれか。2 つ選べ

    心電図所見では、P 波が消失し、不規則な RR 間隔が認められる。, 1 回拍出量は、心房細動の発症前と比べて低下している

  • 18

    問160 抗凝固薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2 つ選べ。

    ワルファリンは、ビタミン K エポキシド還元酵素を阻害することで、ビタミン K 依存性凝固因子の生成を阻害する。, ダビガトランエテキシラートは、体内で活性代謝物となり、トロンビンを直接阻害する。

  • 19

    問 題161      利尿薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2 つ選べ。

    トルバプタンは、集合管のバソプレシン V2受容体を遮断することで、水の排泄を増加させる, エプレレノンは、遠位尿細管と集合管のミネラルコルチコイド受容体 (アルドステロン受容体) を遮断することで、Na+の再吸収と K+の排泄を抑制する。

  • 20

    問 題185      冠攣縮性狭心症の病態と治療に関する記述として、正しいのはどれか。1 つ選べ

    発作は夜間や早朝に生じることが多い。

  • 21

    108-186 37 歳女性。高血圧症があり、処方 1 の薬剤を服用していた。今回、来局したときに、「この度、結婚することになり、できれば子供も欲しいと思うようになった」と話していた。 対応したかかりつけ薬剤師は、処方期間中に妊娠する可能性を考え、処方医へ薬剤変更を提案することにした。最も適切な薬物はどれか。1つ選べ

    メチルドパ水和物

  • 22

    問 題200,201      80 歳女性。身長 160 cm、体重 50 kg。胸の痛み及び息苦しさの訴えにより救急搬送された。急性心不全の診断にてニトログリセリン注射液を投与することとなった。診療録には「ニトログリセリン注射液は(ア)0.05μg/kg/分より開始して様子をみていく」と記載されている。 なお、添付文書には、「0.05 ~ 0.1 μg/kg/分 の速度より開始して血圧等の循環動態をモニターしながら適宜増量し、最適点滴速度で維持する」とある。また、この注射液はポリブタジエン製輸液チューブ (PVC(注)フリー) の点滴ルートでシリンジポンプにより投与するものとする。 (注:ポリ塩化ビニル) 問200 下線部 (ア) をシリンジポンプの速度単位 (mL/h) で表した場合、正しい値はどれか。1 つ選べ。

    0.3 mL/h

  • 23

    問 題202,203      78 歳男性。身長 170 cm、体重 68 kg。医療機関での治療は受けていない。病院の近隣を歩いていた際に急な心臓発作を起こし救急搬送された。搬送時の心電図は A であり、薬剤 X が投与された。X 投与の 5 分後には B に示す正常な心電図となった。 問202 この心電図変化をもたらした薬剤 X による治療として最も考えられるのは次のうちどれか。1 つ選べ。

    硝酸イソソルビドスプレーの口腔内噴霧

  • 24

    問203 正常な状態におけるこの患者の心臓の 1 回拍出量が 60 mL である場合、この患者の心拍出量に最も近い値はどれか。1 つ選べ。

    5 L/min

  • 25

    問 題252,253      75 歳男性。喫煙歴 50 年 (1 日 40 本程度)、血圧 135/80 mmHg、脈拍 68 拍/分、整。数日前から胸の痛みや圧迫感、息苦しさを感じるようになった。 今日の明け方、胸が強く締め付けられるような発作が生じたため医療機関を受診したところ、器質的冠動脈狭窄のない冠攣縮性狭心症と診断され治療が開始された。 治療開始後、発作の頻度は減ったが、軽い自覚症状が続いた。そのため、担当医は効果不十分と判定し、薬剤師と治療方針についてカンファレンスを実施した。 問252 薬剤師が医師に提案する追加薬剤として、適切なのはどれか。2 つ選べ。 1 一硝酸イソソルビド錠 2 プロプラノロール塩酸塩錠 3 カルテオロール塩酸塩錠 4 ニコランジル錠 5 シルデナフィルクエン酸塩錠 問253 処方薬及び前問で提案すべき追加薬物のいずれかの作用機序として、正しいのはどれか。2 つ選べ。 1 一酸化窒素 (NO) を遊離し、可溶性グアニル酸シクラーゼを活性化することで、血管平滑筋を弛緩させる。 2 アドレナリン β1受容体を遮断し、サイクリック AMP (cAMP) 依存性プロテインキナーゼの活性化を抑制することで、洞結節の活動電位の発生頻度を減少させる。 3 ホスホジエステラーゼ V を阻害し、サイクリック GMP (cGMP) の分解を抑制することで、NO の作用を増強する。 4 電位依存性 L 型 Ca2+チャネルを遮断し、細胞内への Ca2+流入を抑制することで、冠動脈平滑筋を弛緩させる。 5 ATP 感受性 K+チャネルを遮断し、細胞外への K+の流出を抑制することで、血管平滑筋を弛緩させる。

    252 1,4 253 1,4

  • 26

    問 題258,259      50 歳男性。身長 170 cm、体重 72 kg。2 型糖尿病及び高血圧症で通院しており、以下の薬剤を 1 年以上、継続的に服用している。本日、患者が処方箋を持って薬局を訪れた。 (身体所見及び検査値) HbA1c 6.6%、食後 2 時間血糖 155 mg/dL、血圧 146/88 mmHg、脈拍 72 拍/分、AST 28 IU/L、ALT 22 IU/L、血清クレアチニン 0.72 mg/dL、Na 140 mEq/L、K 4.0 mEq/L、Cl 102 mEq/L、BNP 14.2 pg/mL(基準値<18.4pg/mL)、心電図 異常なし 問258 薬剤師が血圧手帳を確認したところ、3 ヶ月前から徐々に血圧が上昇していた。この 1 週間は収縮期血圧が 140 mmHg を超えていたため、薬剤師は処方医に降圧薬の追加を提案した。 提案する薬剤として、最も適切なのはどれか。1 つ選べ。 1 アムロジピン錠 2 イミダプリル塩酸塩錠 3 カンデサルタンシレキセチル錠 4 ビソプロロールフマル酸塩錠 5 アリスキレンフマル酸塩錠 問259 前問の選択肢 1 〜 5 に挙げた薬物のいずれの作用機序にも該当しないのはどれか。1 つ選べ。 1 血管内皮細胞のアンジオテンシン変換酵素を阻害する。 2 血管平滑筋の電位依存性 L 型 Ca2+チャネルを遮断する。 3 血管平滑筋のアドレナリン α1受容体を遮断する。 4 副腎皮質のアンジオテンシンⅡ AT1受容体を遮断する。 5 心筋のアドレナリン β1受容体を遮断する。

    258 1 259 3

  • 27

    問 294(病態・薬物治療) この患者の治療に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

    心不全の発症や進展を抑制する目的で、エナラプリルが処方されている。, 薬剤性消化性潰瘍を防止する目的で、ラベプラゾールが処方されている。

  • 28

    問 295(実務) この患者に対して薬剤師が行う指導として、適切なのはどれか。2つ選べ。

    禁煙補助剤を利用する。, 飲酒量を減らす。

  • 29

    問 324(実務) この患者への薬局Bにおける薬学的管理に関する対応について適切なのはどれか。2つ選べ。

    血圧や脈拍などについて、薬局内の自動血圧計で測定してもらい、測定値を薬歴に記載した。, 処方1について薬局Aに確認し、薬歴に記録を残しお薬手帳にも併用薬情報として記載した。

  • 30

    問 325(法規・制度・倫理) この患者の情報の取扱いに関する薬局Bでの対応について正しいのはどれか。2つ選べ。

    薬局内で示している利用目的の範囲内で、個人を特定できない匿名化を行い、近隣の薬局との症例検討会で発表した。, マーケティング会社から、医薬品の使用率調査として患者の健康保険証の記号・番号等を含めた情報提供を依頼されたが、この情報は個人情報に該当するため断った。