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第2章 火災の発達
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  • 問題数 58 • 2/19/2025

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    問題一覧

  • 1

    火災拡大の要因となる気象現象は何か?

    上昇気流

  • 2

    気体の流動が起こることを何と表現するか?

    Flow Path (フローバス)

  • 3

    開口部が多い場合、何が複雑になる可能性があるか?

    Flow Path

  • 4

    火災の発達において、囲われた空間内の火災を何と呼ぶか?

    区画火災

  • 5

    区画火災の性質は何に依存するか?

    可燃物の性質のみでなく、区画の形状、寸法、区画壁の熱特性及び開口寸法などの建築的条件に強く依存する

  • 6

    火災の発達段階で、火がいくつかの段階を経て発達することがある。初期から成長段階、フラッシュオーバーから完成段階、表退から終息段階の順に並べた場合、正しい順番は?

    初期~成長段階 → フラッシュオーバー~完成段階 → 表退~終息段階

  • 7

    火災の発達において、区画上部の領域が正圧(陽圧)状態になることを何というか?

    ハイ(オーバー)プレッシャー:正圧領域

  • 8

    区画が開放されている場合、正圧領域から何が排出され、負圧領域から何が取り込まれることによって状態を作り出すか?

    正圧領域からガスなどが排出され、負圧領域から空気が取り込まれる

  • 9

    火災の成長段階において、隣接する物体を加熱し、熱分解を開始させる現象は何か?

    幅射

  • 10

    火災の成長段階において、加熱された可燃性ガスが天井付近に溜まり、何を形成することになるか?

    ハイプレッシャー:正圧領域

  • 11

    フラッシュオーバーが発生する条件として、何が区画内に供給されている必要がありますか?

    酸素

  • 12

    通常、フラッシュオーバーが起こる段階は何期ですか?

    成長期

  • 13

    火災の衰退段階とは何ですか?

    燃料が消費された後、または酸素濃度が低すぎると、火災が消減する段階

  • 14

    フラッシュオーバーが起こるためには何が必要ですか?

    十分な酸素

  • 15

    フラッシュオーバーに移行する条件として、何が重要ですか?

    十分な空気の供給

  • 16

    火災が部屋の中央で発生した場合、火災成長の様相が変わる理由は何ですか?

    360°全方位から空気が流れ込むため、上昇気流によって延焼拡大するが、可燃性ガスや煙は空気によって冷やされるため火炎の高さが短くなる

  • 17

    火災が壁際や部屋の角などで発生した場合、火災成長の様相が変わる理由は何ですか?

    周囲の空気の流入が制限されるため、火炎が冷やされにくく比較的早く温度上昇する

  • 18

    フラッシュオーバーとは何ですか?

    室内での火災による熱で可燃物が熱分解し、可燃性ガスが発生して室内に充満した場合や天井の内装などに使われている可燃性素材が幅射熱などによって熱分解されて一気に発火した場合に生じる現象です。(爆燃現象)

  • 19

    フラッシュオーパーが起きると、室内の何が燃焼するため、室内が完全に炎に包まれるか?

    可燃性ガス

  • 20

    フラッシュオーパーが起きた室内では、何以上の熱が放出されるか?

    10000kW

  • 21

    バックドラフトとは何ですか?

    酸素不足で不完全燃焼の建物の中に新鮮な空気が流入することで起こる爆発燃焼

  • 22

    バックドラフトが起こる原因は何ですか?

    室内の密閉率が高い場合、有炎燃焼が終わるまで酸素濃度を減少させるため

  • 23

    バックドラフトの状況で空気が区画内に流入すると何が起こりますか?

    室内の熱分解によって生成された可燃性ガスと空気が混ざり合い、燃焼が起こる

  • 24

    バックドラフトの状況で開口部が形成されると何が起こりますか?

    爆発的な火炎が区画内から開口部を通って流出する

  • 25

    燃焼が可燃性ガスの発生速度に支配されている状態を何と呼ぶか?

    燃料支配型燃焼

  • 26

    換気支配型燃焼は何に支配されているか?

    空気(酸素)の供給速度

  • 27

    区画火災の場合、空気の供給が制限されやすい理由は何か?

    開口部が閉じられている、もしくは開口部が少ないため

  • 28

    火災の初期段階では、何が影響を与えないため、火災の成長が抑えられるか?

    気密性などの屋内環境

  • 29

    燃料支配型燃焼の状態では、中性帯はどのように見えるか?

    水平にまっすぐなライン状

  • 30

    中性帯が下降することによって何が起こりますか?

    開口部の吸排気の面積比が変化し、流入部分が狭くなる。

  • 31

    中性帯が揺らぐようになると、何が起こる可能性が高くなりますか?

    フラッシュオーバーに移行する可能性が高くなる。

  • 32

    Ventilation Limitedとは何を指しますか?

    酸素の消費が抑制されている状態で、Ventilation Controlledから移行すること。

  • 33

    消防隊の安易な開口部設定が引き起こす可能性のある現象は何ですか?

    フラッシュオーバーやバックドラフトを引き起こす要因になる。

  • 34

    高気密・高断熱化が火災に及ぼす影響は何ですか?

    火災が発生した区画内は高温に保たれ、可燃物からの可燃性ガスが発生しやすくなる。

  • 35

    バックドラフトとは何ですか?

    開口部から外部へ可燃性ガスが燃焼しながら爆発的に噴出する現象。

  • 36

    高気密・高断熱の住宅で火災が発生した場合、何が危険ですか?

    室温が高温に保たれ、熱分解による可燃性ガスの発生が継続すること。

  • 37

    消火活動時に開口部ができると、どのような危険が増すか?

    外部から空気が流入し、パックドラフトやフラッシュオーバーの危険性が高まる。

  • 38

    高気密・高断熱化された住宅の特徴は何ですか?

    断熱材や空間が層になっている場合があり、火災拡大の確認が困難になる。

  • 39

    鉄筋コンクリート造(RC造)の建物は、どのような施設に多く見られるか?

    マンション、団地、ホテル、ビル、商業施設など

  • 40

    火災が拡がる過程で、炎はどのような熱伝達を経て成長するか?

    対流、伝導、幅射

  • 41

    RC造の躯体部分は、どのような性質を持っているか?

    温めにくく、冷やしにくい

  • 42

    火災の初期段階で、躯体部分が熱を吸収することによって何が緩やかになるか?

    区画内の空間の温度上昇

  • 43

    躯体部分が熱を吸収し吸熱の限界を迎えると、何が放出されるか?

    幅射熱

  • 44

    RC造は密閉性が高いため、可燃性ガスや熱が区画内に蓄積しやすい。

  • 45

    火災の成長過程で中性帯が形成されると、上層には可燃性ガスが滞留する。

  • 46

    FGIやフラッシュオーパーは、火災室だけで発生する現象である。

    ×

  • 47

    屋内進入時は、基本的に高い姿勢で進むことが推奨される。

    ×

  • 48

    RC造の建物での火災は、即然的な変化に注意が必要である。