問題一覧
1
材料の実際の消費量は原則として何法?
継続記録法
2
継続記録法の長所は?
実地棚卸により棚卸減耗の把握, 材料在高を継続的に把握, 払出の目的、用途別の測定
3
継続記録法の短所は?
手数がかかる
4
棚卸計算法の長所は?
手数がかからない
5
棚卸計算法の短所は?
棚卸減耗の把握ができない, 材料在高を継続的に把握できない, 払出の目的、用途別の測定ができない
6
材料において予定消費価格を利用する利点は?
計算の迅速化, 原価の比較性の確保
7
外部材料副費は?
買入手数料, 引取運賃, 荷役費, 保険料, 関税
8
材料において予定受入価格を利用する利点は?
計算の迅速化, 原価の比較性の確保, 購買管理
9
加給金にあたらない手当は?
通勤手当, 家族手当, 住宅手当
10
個別賃率を利用する欠点は?
手数がかかり、同じ作業であっても、誰が行うかによって賃率が異なってしまう
11
総平均賃率を利用する欠点は?
支払われる賃金が職種ごとに異なる実態を反映しない
12
望ましい賃率は?
予定職種別平均賃率
13
定時間外作業手当を直接労務費として処理する場合は?
発注者の要望等による、製品特性に起因して残業が発生した場合
14
定時間外作業手当を間接労務費として処理する場合は?
定時間外作業を行うのが通常である場合など、作業特性に起因して残業が発生した場合
15
製造間接費の配賦基準を選択するさいの重要な3点は?
相関性、比例性, 共通性, 経済性
16
製造間接費の配賦方法は原則として予定配賦が用いられるが、その利点は?
原価の期間比較性の確保, 計算の迅速化
17
固定予算による製造間接費予算の設定の利点は?
管理者に一義的な目標を与えられる
18
固定予算による製造間接費予算の設定の短所は?
実際操業度と基準操業度が乖離した場合、予算差異を正確に算定できない
19
公式法変動予算による製造間接費予算の設定の利点は?
差異分析の結果が、原価消費効率を明確に示し、公式により予算額を容易に算定できる
20
公式法変動予算による製造間接費予算の設定の短所は?
現実のコストビヘイビアが線形的でない場合、予算差異を正確に算定できない
21
実査法変動予算による製造間接費予算の設定の利点は?
差異分析の結果が、原価消費効率を明確に示し、予算差異を正確に算定できる
22
実査法変動予算による製造間接費予算の設定の短所は?
管理者との個別的な折衝を要するため、予算の設定に手数がかかる
23
部門別計算の2つの目的は?
正確な製品原価の計算, 原価管理
24
部門別計算における補助部門の2つの分類は?
補助経営部門, 工場管理部門
25
補助部門変動費とは
関係部門の補助部門用役の利用度に応じて増減する費用、アクティビティコスト
26
補助部門固定費とは
補助部門における用役提供能力の維持、準備のために発生する費用、キャパシティコスト
27
単一基準配賦法と複数基準配賦法では経営管理の観点から複数の方がいいが、なぜか
単一基準配賦法によれば、補助部門固定費をあたかも変動費のように扱うこととなり、特定部門への補助部門固定費配賦額が他の関係消費部門の用役消費量の多寡に左右されるから
28
部門別計算で、何故経営管理の観点から実際発生額による配賦は望ましくないのか
補助部門で把握されるべき原価管理活動の良否の影響が、関係消費部門に配賦されるから
29
部門別計算で、何故経営管理の観点から予定配賦額による配賦は望ましくないのか
補助部門において操業度差異は管理不能であるため
30
なぜ製造間接費の配賦基準は、金額基準より物量基準の方が望ましいのか
外的要因である価格変化の影響を排除できるから
31
正常仕損費を直接経費として処理する場合は?
製品特性に起因して仕損が発生した場合
32
正常仕損費を間接経費として処理する場合は?
作業特性に起因して仕損が発生した場合
33
一部仕損による代品制作の場合に、なぜ新製造指図書に集計された原価を仕損品原価とするのか
仕損品原価に相当する部分を算定することが困難で、代品製作費と仕損品原価は等価であるとみなすことにより、計算の迅速化、簡略化を図っている
34
仕損品の間接経費処理を行う目的を財務諸表作成の観点から説明して
仕損の発生が予想される製造部門の製品すべてに配賦基準数値単位あたりで均等に仕損費が配賦されるため、比較性の高い製品原価を算定できる
35
作業屑を発生部門から控除する処理が原則規定となっている理由は?
厳密な計算は手数がかかりすぎるし、作業屑評価額は重要性に乏しいから
36
仕損品の間接経費処理を行う目的を原価管理の観点から説明して
仕損費の実際発生額を発生原因である製造部門へ賦課するため、仕損発生に関する原価責任を明らかにできる