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製剤設計学演習⑤
  • みう

  • 問題数 28 • 8/20/2023

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  • 1

    医薬品の多くは、有効成分の他に添加剤を加えて製造される。公定書に収載され、品質や安全性等が保証され得る規格の医薬品添加剤を用いることが基本となっている。医薬品添加剤は、その投与量において、(①)を示さず(②)であること、有効成分の(③)を妨げない、品質や安定性等の(④)に支障をきたさないものでなければならない。 医薬品添加剤を添加する目的は、品質の(⑤)を保つ、製剤の(⑥)を保つ(有効成分含量が均一であること等)、有効成分の(⑦)を促進する、製剤に徐放化などの放出制御機能を付与する等であり、医薬品添加剤は製剤設計に必要不可欠である。

    薬理活性, 無害, 治癒効果, 試験, 安定性, 均質性, 溶解

  • 2

    賦形剤を添加する目的を1つ選べ。

    製剤に適当な嵩や質量を付与する

  • 3

    賦形剤として用いられる物質を1つ選べ。

    乳糖

  • 4

    直接打錠法の添加剤として用いられる物質で、結合剤、崩壊剤の機能を併せ持つ賦形剤はどれか。

    結晶セルロース

  • 5

    固形製剤に用いる結合剤として、適切でないのはどれか。1つ選べ。

    クロスカルメロースナトリウム

  • 6

    固形製剤に添加される崩壊剤として、適切でないのはどれか。1つ選べ。

    ヒプロメロース(ヒドロキシプロピルメチルセルロース)

  • 7

    水を含む液状製剤または半固形製剤に対して、微生物の発育や増殖を阻止する目的で加える添加剤の名称と、用いられる物質をそれぞれ1つずつ選べ。

    保存剤, パラオキシ安息香酸エチル

  • 8

    乳糖水和物の添加目的を選べ。

    錠剤に適当な嵩や質量を付与する

  • 9

    クロスカルメロースナトリウムの添加目的を選べ。

    消化管内での錠剤の崩壊を促進する

  • 10

    ヒドロキシプロピルセルロースの添加目的を選べ。

    有効成分と添加剤原料粉体との結合力を高める

  • 11

    タルクの添加目的を選べ。

    有効成分等の粒子の流動性を高める

  • 12

    ステアリン酸マグネシウムの添加目的を選べ。

    有効成分等の粒子の流動性を高める

  • 13

    液状製剤中の懸濁粒子の分散安定性を高めるために用いられる懸濁化剤はどれか。1つ選べ。

    メチルセルロース

  • 14

    乳剤やクリーム剤に添加される乳化剤はどれか。1つ選べ。

    レシチン

  • 15

    光に対して不安定な薬物Aを含有するフィルムコーティング錠に含まれる添加剤を以下に示す。添加剤の種類や量を変更したときに起こり得る錠剤特性の変化に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    ステアリン酸マグネシウムの配合量を相対的に減らすと、素錠製造時にバインディングが起こりやすくなる。, ヒプロメロースをヒプロメロースフタル酸エステルに変更すると、日本薬局方崩壊試験第一液中(pH1.2)では薬物Aは溶出しなくなる。

  • 16

    高分子及び高分子溶液に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    高分子は、モノマーが共有結合で鎖状に重合した分子量が数千以上の物質である。, 良溶媒中の高分子は、分子が伸びた形状をとりやすくなるため、溶液の粘度は高くなる。

  • 17

    高分子材料に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    ゼラチン水溶液に貧溶媒のエタノールを加え続けると、ゼラチンの高濃度相(コアセルベート)が分離する。, ヒアルロン酸ナトリウムは、優れた保水性を有する天然高分子である。

  • 18

    フィルムコーティングの目的として、適切でないのはどれか。1つ選べ。

    錠剤中の成分同士の化学反応による薬効低下を防ぐ

  • 19

    腸溶性製剤に関する薬物の性質として、適切なのはどれか。2つ選べ。

    胃液で加水分解を受けやすい薬物, 胃粘膜を刺激し、潰瘍などの胃障害を起こす薬物

  • 20

    有効成分の胃内における分解の回避を目的とした剤形はどれか。1つ選べ。

    腸溶錠

  • 21

    水不溶性高分子をコーティング剤として用いた薬物放出制御型製剤について、正しいのはどれか。2つ選べ。

    徐放性を示す, 用いるコーティング剤の分子量が大きいほど、薬物の放出速度は小さくなる

  • 22

    製剤に徐放性を付与する目的で用いられる物質はどれか。1つ選べ。

    エチルセルロース

  • 23

    糖衣錠のコーティング剤として用いられる物質はどれか。1つ選べ。

    ショ糖

  • 24

    腸溶性コーティング剤として用いられる物質はどれか。2つ選べ。

    セラセフェート, ヒプロメロースフタル酸エステル

  • 25

    フィルムコーティングに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    錠剤やカプセル剤だけでなく、散剤や顆粒などの微粒子にも放出制御機能を付与することができる。, 通気乾燥式パンコーティング装着を用いる場合、コーティング液が乾燥する前に錠剤同士の付着や固着を防ぐため、パンを適切な速度で回転して錠剤を転動させながらコーティングを行う。

  • 26

    糖衣に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

    コーティング工程の第一段階で防水膜の形成が必要であり、下掛け、中掛け、上掛けを経て、最終段階でつや出しを行う。

  • 27

    コーティングを施した固形製剤の溶出性を調べたところ、下図の結果が得られた。この薬物放出を示す製剤として最も適切なのはどれか。1つ選べ。ただし、薬物の溶解度は試験液のpHに依存せず、薬物と添加剤の相互作用はないものとする。

    3

  • 28

    処方された口腔内崩壊錠には、下図の断面を持つ薬物粒子が含まれている。この製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    メチルセルロースとリン酸二水素ナトリウムは、塩析効果によって、口腔内での苦味を抑制する目的で添加されている。, 嚥下後、含有する粒子が水分の多い胃内に到達すると、リン酸二水素ナトリウムの溶出に伴いメチルセルロースが溶解し、有効成分は速やかに放出される。