問題一覧
1
標準的な発育をしている児において脳重量 が成人の約90%に達する年齢はどれか。
5〜6歳
2
出生児から見られ、生後3ヶ月ごろに消失する反射はどれか
モロー反射
3
原始反射はどれか。
手掌把握反射
4
出生児から見られ、生後4ヶ月ごろに消失する反射はどれか
手掌把握反射
5
生後10ヶ月の健康な乳児に見られる神経反射はどれか。
ランドー反射
6
3ヶ月の乳児の親に対する問診で適切でないのはどれか
寝返りをしますか
7
生後4ヶ月の乳児の発達を評価するのはどれか。
首のすわり
8
日本で用いているDENVERⅡ(デンバー発達判定法) で6か月児の90%がで きるのはどれか
寝返りをする
9
障害レベルを運動機能と知能指数で区分するのはどれか
大島分類
10
最近10年の乳幼児の誤飲で最も頻度が高いのはどれか
たばこ
11
全額部の血腫で救急外来を受診した6ヶ月児の母親の言動で、虐待が最も疑われるのはどれか
子どもが自分でぶつけたんです
12
正常新生児に対して出生後2時間以内に実施するのはどれか。
抗菌薬の点眼
13
知的障害(精神遅滞)の原因となる疾患はどれか。
フェニルケトン尿症
14
必須アミノ酸でないのはどれか。
セリン
15
小児の1型糖尿病の説明で正しいのはどれか。
インスリン療法が必須である。
16
低血糖の症状またら初見はどれか
発汗
17
Aちゃんはインスリン療法を始めてからも食後2時間の血糖値が300~400mg/ dLで高いため、 超速効型インスリンが増量された。 また、退院後に学校で行う体育の授業を考え、 80kcalの運動を15時に行うことになった。運動後、Aちゃんは悪心と手のふるえがあり、血糖値は54mg/dLであった。 入院患者へ夕食が配膳されるのは18時である。 Aちゃんへの看護師の対応で優先されるのはどれか。
グルコースを摂取させる。
18
ホルモンとその産生部位の組み合わせで正しいのはどれか。
レニン-腎臓
19
下垂体ホルモンの分泌低下により生じるのはどれか二つ選べ。
低身長症, シーハン症候群
20
乳幼児身体発育調査による、身体発育曲線パーセンタイル値で正しいのはどれか。
3パーセンタイル未満の児は、要精密検査となる。
21
成人の睡眠中に分泌が増加するホルモンはどれか。
成長ホルモン
22
原発性上皮小体(副甲状腺)機能亢進症で正しいのはどれか。
尿中カルシウム排泄量は増加する。
23
女性の思春期の特徴で正しいのはどれか
性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)によって月経が開始する。
24
思春期に分泌が増加するホルモンはどれか。
アンドロゲン
25
第二次性徴による身体の変化で正しいのはどれか
精通
26
Aちゃんは1型糖尿病と診断され、インスリン注射4回法(朝・昼・夕に超速効型インスリン、就寝前に持続型インスリン)が開始された。 Aちゃんへのインスリン注射の指導で適切なのはどれか。
自己注射の取得を目指す
27
9歳のAちゃんは、2か月前から口渇、多飲および多尿があった。 学校の健康診断で尿糖が陽性であったため、受診した。 受診時の検査で、 Aちゃんは、血 398mg/dL (食後3時間経過) HbA1c 9.3%、 動脈血pH7.40、尿糖 4+ 尿ケトン体+で、 1型糖尿病の疑いで入院した。 Aちゃんのアセスメントで正しいのはどれか。 2つ選べ
高血糖, 浸透圧利尿
28
空気感染をおこすのはどれか
結核菌
29
感染症と感染経路の組み合わせで正しいのはどれか
麻疹-空気感染
30
入院中に陰圧室に隔離すべき感染症はどれか
麻疹
31
母体から胎児への感染はどれか
垂直感染
32
Koplik班が見られる疾患はどれか
麻疹
33
麻疹に関して正しいものを二つ選べ。
合併症として脳炎があげられる, 2回のワクチン定期接種が行われる
34
妊娠初期の感染で児に難聴が生じる可能性が高いのはどれか
風疹
35
水痘の症状はどれか
水疱へと進行する紅斑
36
感染症の潜伏期間で最も長いのはどれか
結核
37
Aちゃん (生後4か月、女児) は、4、5日前から鼻汁と咳嗽とが出現し、今朝から38.0~39.0℃の発熱があり水分摂取が困難になったため受診した。 検査の結果、 RSウイルス抗原陽性で急性細気管支炎と診断され入院した。 入院時、口唇色と顔色はやや不良、呼吸数60/分、 心拍数150/分、血圧90/52mmHgで経皮的動脈血酸素飽和度 <SpO2〉88%であった。 血液検査データは、赤血球480万/μL Hb12.8g/dL、Ht39%、 白血球 12,000/μL, CPR5.5mg/dL、 動脈血液ガス分析は、動脈血炭酸ガス分圧 〈PaCO2) 45Torr 動脈血酸素分 圧 〈PaO2〉58Torrであった。 胸部エックス線撮影で肺野に異常陰影は認められない。このときのAちゃんに準備すべき物品で優先度が高いのはどれか。
酸素吸入器
38
Aちゃんは点滴静脈内注射が開始された。 処置中、 Aちゃんは声で泣したが流涙はなく、激しく抵抗することもなかった。 処置後に病室に戻ったが、皮膚の弾性が低下しており活気がない。 看護師がAちゃんの呼吸状態と併せて観察する項目で優先度が高いのはどれか。
排尿の有無
39
去痰薬の吸入を1日3回と、 口腔内と鼻腔内の吸引を適宜実施するよう指示が出された。去痰薬の吸入後、 聴診をすると呼吸数48/分、 右上葉の呼吸音が減弱していた。 Aちゃんの排痰を促す適切な体位はどれか。
左側臥位
40
乳児の心肺測定について正しいものを二つ選べ
心拍数110/分は正常である, 聴診器が接触した際の冷感による心拍数の変動に気をつける
41
胎児循環で酸素を最も多く血液が流れているのはどれか
臍静脈
42
胎児の卵円孔の位置で正しいのもを選べ
右心房と左心房の間
43
胎児循環で胎児から胎盤へ血液を送るのはどれか
臍動脈
44
Aちゃん (生後10か月、 男児) は、 先天性心疾患のため手術を受けた。 Aちゃ んの体重の変化を図に示す。 手術後から現在までの体重の変化に対する評 価で適切なのはどれか。
キャッチアップ現象
45
Aちゃん (2歳10か月) は、 両親と生後3か月の妹と4人で暮らしている。 Aちゃんは、6日前に発熱および不定形の発疹が腹部と背部とに出現した。 解熱薬の使用によって、体温は一時的に低下したが、 再び上昇したので受診した 受診時、口唇の充血と乾燥とが著明で、 眼球結膜の充血と四肢の硬性浮腫とがみられた受診時の血液検査の結果は、 CRP15.7mg/dL、 AST < GOT > 221U/L、ALT < GPT> 54IU/Lであった。Aちゃんは川崎病と診断され、入院した。アスピリンの内服とy-グロブリンの点滴静脈内注射が開始された。 入院時のAちゃんへの看護で適切なのはどれか。
アナフィラキシー様症状に注意する。
46
高血圧が長期に持続くし、肺血管抵抗が上昇することにより、短絡血流が主に左右短絡から右左短絡になった症状はどれか。
Eisenmenger症候群
47
Aちゃんは妹の誕生後、 母親からなかなか離れないことが多くなっていたという。最近は、妹のおもちゃを取り上げ、注意されるとすねて返さないことがあった。 Aちゃんは排尿は自立していたが、入院後は失敗することが多くなった。Aちゃんのアセスメントで適切なのはどれか。
退行現象がみられる
48
心エコー検査で冠状動脈瘤が発見されたが、Aちゃんは元気にしており、退院することになった。 Aちゃんの家族への退院指導で適切なのはどれか。
予防接種は退院6ヶ月以内に行う。
49
生後1か月の男児。 Hirschsprung 〈ヒルシュスプルング病と診断され、生後6 日、 回腸部にストーマ造設術を行った。術後は良好であり、退院に向けてストーマケアに関する指導を行うことになった。 母親に対する指導として適切なのはどれか
ストーマ装具は便を捨てる部分が体の外側を向くように貼ってください。
50
Aちゃん (生後10か月) は、それまで機嫌よく過ごしていたが、夕方から突然不機嫌になり、15~20分ごとに激しく泣いては、泣き止むことを繰り返した Aちゃんは夕食の離乳食を食べず哺乳もしなかったが、嘔吐したため21時に保護者と救急病院を受診した。担当医師は保護者に、 腸重積症が疑われるためグリセリン浣腸を行って便性を確認する、と説明した。 体温は37.1℃で あった。 浣腸後に想定される反応便はどれか。
イチゴゼリー様便
51
超音波検査と上部消化管造影の結果、Aちゃんは肥厚性幽門狭窄症と診断された。 硫酸アトロピンによる保存療法で効果がなければ手術の予定である。硫酸アトロピンの静脈内注射を開始後、 Aちゃんの嘔吐が消失したため、授乳を再開した。 授乳の方法で適切なのはどれか。
授乳前後に排気する。
52
Aちゃん (生後1か月、男児) は、2日前から嘔吐があり、昨日は噴水様嘔吐が5回あったため外来を受診し入院した。Aちゃんは体重 4,200g、体温36.8℃、呼吸数36/分、心拍数120/分である。眼球結膜に黄染を認めない。 上腹部に腫瘤を触知する。 Aちゃんの血液検査データは、 赤血球540万/μL Ht45%、白血球 10,100/μL 血小板58.6万/μL、アルブミン4.4g/dL、Na140mEq/L、K3.5mEq/L、C192mEq/L、動脈血pH7.48であった。 Aちゃんは入院時にも液様の嘔吐がみられた。 現在の状態で考えられるのはどれか。
代謝性アルカローシス
53
胆道閉鎖症の乳児の便の色はどれか
灰白色
54
乳児の1型糖尿病の説明で正しいものを選べ。
インスリン注射法が必須である。
55
Aくん(12歳、男子)は、5歳で気管支喘息と診断され、抗アレルギー薬の服用と副腎皮質ステロイドの吸入をしている。アレルゲンはハウスダストである。Aくんは小学3年生までは、年に数回の中発作を起こし入院治療をしていた。その後は、月に1回の外来通院で症状はコントロールされ、入院することはなかった。小学6年生の冬に学校で中発作を起こし、学校に迎えに来た母親とともに救急外来を受診した。 救急外来受診時のAくんの状態で考えられるのはどれか。
坐位になることを好む
56
食物アレルギーのある8歳の児童がアナフィラキシーショックを発症した場合の対応として適切なのはどれか。
アドレナリンの筋肉内注射
57
Ⅳ型(遅延型)アレルギー反応について正しいのはどれか。2つ選べ。
Tリンパ球が関与する, ツベルクリン反応でみられる
58
I型アレルギー反応はどれか
アナフィラキシーショック
59
4か月児の生活環境を整える援助として最も適切なのはどれか。
仰臥位で寝かせる
60
血中カルシウム濃度を上昇させるホルモンを分泌する器官はどれか。
副甲状腺
61
その後もAちゃんは嘔吐はなく体重も増加したため、硫酸アトロピンの投与方法を静脈内注射から内服に変更することになった。 母親に説明する内容で最も適切なのはどれか。
内服後に顔が赤くなることがあります