問題一覧
1
1.Fallot四徴症で起こる血管異常はどれか ①大動脈騎乗 ②大動脈狭窄 ③冠動脈狭窄 ④肺静脈閉塞 ⑤肺動脈弁逆流
1
2
2.僧帽弁狭窄症による心不全で初期からみられるのはどれか ①頸動脈怒張 ②呼吸困難 ③肺脾腫 ④高血圧 ⑤浮腫
2
3
3.心臓で正しいのはどれか ①大動脈弁は2尖である ②右房室弁は三尖弁である ③僧帽弁は三尖である
2
4
4.冠動脈で正しいのはどれか ①大動脈の心室側から出る ②左右の冠動脈は吻合しない ③左冠動脈は房室結節に血液を送る ④右冠動脈は前下行枝と回旋枝に分かれる ⑤左冠動脈は心室中隔前方2/3に血液を送る ⑥冠状動脈は大動脈から分岐する
5
5
組み合わせで間違いを選べ
4
6
6.心電図を示す。考えられる不整脈はどれか ①心房細動 ②心室頻拍 ③房室ブロック ④発作性上室性頻拍
1
7
8.我が国における令和元年度の死因の第1~3位の組み合わせで正しいのはどれか ①悪性新生物-心疾患-脳血管疾患 ②悪性新生物-心疾患-老衰 ③悪性新生物-心疾患-肺炎 ④悪性新生物-脳血管疾患-心疾患 ⑤悪性新生物-脳血管疾患-肺炎
2
8
9.呼びかけると開眼し、発話はあるが不適当である。運動の指示に応じた動きは見られず、逃避反応がある。このときのGCS(Glasgow Coma Scale)はどれか ①E4V3M4 ②E4V4M5 ③E3V3M4 ④E3V4M3 ⑤E3V5M5
3
9
10.体温調節の中枢で正しいのはどれか ①中脳 ②扁桃体 ③視床下部 ④小脳中部 ⑤補足運動野
3
10
11.ショックの発症初期に徐脈がみられるのはどれか ①アナフィラキシー反応 ②血管迷走神経反射 ③重症熱傷 ④大量出血 ⑤敗血症
2
11
12.SOAPで正しいのはどれか ①Sには検査データを記載する ②Oには患者の訴えを記載する ③Aには理学療法プログラムを記載する ④Pには検査結果の解釈を記載する ⑤問題指向型診療記録として記載する
5
12
13.末梢血に大型の赤血球が出現するのはどれか ①再生不良性貧血 ②消化管出血 ③鉄欠乏性貧血 ④溶血性貧血 ⑤ビタミンB12
5
13
14.病原体と腫瘍発生との組み合わせで誤っているのはどれか ①A型肝炎ウイルス───肝細胞癌 ②Epstein Barrウイルス───Burkittリンパ腫 ③HTLV-Ⅰ───成人T細胞白血病 ④ヒトパピローマウイルス───子宮頸癌 ⑤ヘリコバクター・ピロリ菌───胃癌
1
14
15.呼吸生理について正しいのはどれか ①強い不安があると呼吸は促進される ②O2の運搬は酸化ヘモグロビンが行う ③嚥下反射が起こると呼吸が一時停止する ④血中CO2分圧が増加すると呼吸が抑制される ⑤呼吸中枢は吸息中枢と呼息中枢とに分かれている
4
15
16.努力性呼気時に働く筋はどれか ①横隔膜 ②大胸筋 ③後斜角筋 ④外腹斜筋 ⑤胸鎖乳突筋
4
16
17.呼吸状態と病態の組み合わせで誤っているものはどれか ①チェイン・ストークス呼吸-気管支喘息 ②クスマウル呼吸-糖尿病性ケトアシドーシス ③ビオー呼吸-髄膜炎 ④下顎呼吸-脳幹障害 ⑤起座呼吸-心不全
1
17
18.呼吸器疾患で正しいのはどれか ①肺線維症は閉塞性肺疾患である ②気管支拡張症では乾性咳嗽がみられる ③気管支喘息の発作時は1秒率が低下する ④過換気症候群では呼吸性アシドーシスになる ⑤CO2ナルコーシスは低CO2血症によって生じる
3
18
19.肺気腫でみられるのはどれか ①横隔膜高位 ②1秒率増加 ③機能的残気量の増加 ④解剖学的死腔の減少 ⑤心胸郭比の増加
3
19
20.次の5つの文のうち正しいものを1つ選びなさい ①膵液から分泌されるインスリンは血糖を上げ、リパーゼは脂肪を分解するなどして栄養を消化吸収するのに役立つ ②嚥下は複雑な神経反射からなるが、脳卒中で障害されることはない ③認知症だけでは、進行しても嚥下障害をおこすことはない ④消化管に疾患がない場合でも、確実に栄養補給ができるという理由から、経管栄養より中心静脈栄養を優先する ⑤経管栄養の胃ろうは開腹手術ではなく、内視鏡で造ることが可能な場合が多い
5
20
21.次の5つの文のうち正しいものを1つ選びなさい ①嘔吐は腹部疾患が原因で起こる症状であるので、脳卒中などで起こることはない ②急性発症した強い腹痛では、消化器疾患以外の疾患は考えなくてよい ③黒色便をみたら、大腸より胃からの出血の可能性が高い ④高齢者で多い便秘は大腸の蠕動が弱まる機能性のものが多いので、大腸癌などは考慮しなくてよい ⑤MRI検査はCTで不明な情報が得られることがあるが、CTより被爆が多いので注意が必要である
3
21
22.次の5つの文のうち誤っているものを1つ選びなさい ①ヘリコバクターピロリ菌は、胃炎の原因になり、除菌すれば胃炎が改善し、さらに潰瘍の発症も予防できる ②胃癌は早期癌の場合でも手術が必要で、内視鏡では治療できない ③絞扼性イレウスは血行障害を伴うため、点滴で経過観察する選択は不適切である ④胃切除後のダンピング症候群は食後2~3時間後に低血糖になるのが問題である ⑤食道静脈瘤は肝硬変で発症することがあり、破裂・出血した場合は開腹手術が必要である
5
22
(22)次の5つの文のうち、正しいものを選べ。 1.膵臓から分泌されるインスリンは血糖を上げ、リパーゼは脂肪を分解するなどして、栄養を消化吸収することに役立つ。 2.嚥下は複雑な神経反射からなるので、脳卒中で障害されることは無い。 3.認知症だけでは嚥下障害は起こさない。 4.消化管に疾患が無い場合、中心静脈栄養より経管栄養を優先する。 5.経管栄養の胃ろうは内視鏡で造設することは不可能なので、手術する必要がある。
4
23
(25)肝臓の機能不全で起こる病態でないものはどれか。 1.黄疸 2.腹水 3.出血傾向 4.意識障害 5.高コレステロール血症
5
24
(26)胆汁について正しいものを選べ。 1.脂肪の吸収を抑制する。 2.消化酵素が含まれる。 3.食物の摂取によって分泌が増加する。 4.胆汁塩基の大部分は大腸で再吸収される。 5.胆嚢で産生される。
3
25
(27)後腹膜に存在する臓器はどれか。該当するものを二つ選べ。 1.腎臓 2.膵臓 3.胃 4.横行結腸 5.S状結腸
1.2
26
(28)大型の赤血球が見られるのはどれか。 1.再生不良性貧血 2.消化管出血 3.鉄欠乏性貧血 4.溶血性貧血 5.葉酸欠乏性貧血
5
27
(29)最近貪食脳が一番強いものを選べ。 1.単球 2.好酸球 3.好中球 4.リンパ球 5.好塩基球
3
28
(30)多発性骨髄腫の特徴的でないものを選べ。 1.貧血 2.腎障害 3.易感染性 4.病的骨折 5.低カルシウム血
5
29
(31)血糖を上昇させる作用のあるホルモンはどれか。 1.アドレナリン 2.アルドステロン 3.カルシトニン 4.パラトルモン 5.プロラクチン
1
30
(27)高血糖症状はどれか。 1.多飲 2.動悸 3.頻脈 4.空腹感 5.手指振戦
1
31
(28)骨粗鬆症の原因で誤っているのはどれか。 1.安静臥床 2.胃切除後 3.糖尿病 4.ビタミンA欠乏症 5.副甲状腺機能亢進症
4
32
(29)受容体とホルモンの組み合わせで正しいものを選べ。 1.アルドステロンは腎臓から分泌される。 2.プロラクチンは乳腺から分泌される。 3.トリヨードサイロニンは上皮小体で産生される。 4.グルカゴンはランゲルハンス島B細胞で産生される。 5.コルチゾールは副腎皮質から分泌される。
5
33
(30)腎臓の解剖について正しいものを選べ。 1.右腎は左腎より高い位置にある。 2.ボーマン嚢は集合管に接続する。 3.Henle係蹄は腎小体にある。 4.左腎動脈の方が右腎動脈より長い。 5.近位尿細管ではNaが再吸収される。
5
34
(31)透析患者について正しいものを選べ。 1.透析導入の原因疾患のうち慢性糸球体腎炎の割合は年々増加している。 2.透析患者の身体活動量の低下は生命予後を悪化させる。 3.透析患者の死因の第一位は悪性腫瘍である。 4.血液透析よりも腹膜透析の割合が多い。 5.昼間透析よりも夜間透析の割合が多い。
2
35
(32)腎疾患について正しいものを選べ。 1.尿量が400ml/日以下を無尿という。 2.尿毒症は腎不全の初期にみられる。 3.尿毒症は代謝性アシドーシスを示す。 4.腎臓に癌はできない。 5.正常の血液pHは7.0である。
3
36
(33)内分泌ホルモンの作用について正しいものを選べ。 1.バソプレシンは尿量増加に働く。 2.上皮小体ホルモンは血中Caを増加させる。 3.副腎皮質ホルモンは新糖生(グルコース産生)を阻害する。 4.ACTHは甲状腺ホルモンの分泌を刺激する。 5.甲状腺ホルモンは基礎代謝率を低下させる。
2
37
(34)内分泌疾患について正しいものを選べ。 1.Basedow病では甲状腺機能低下になる。 2.褐色細胞腫では低血圧になる。 3.クッシング症候群では肥満になる。 4.先端肥大症では視野障害はみられない。 5.アジソン病では高血圧になる。
3
38
(36)抗体を産生するのはどれか。 1.好酸球 2.好中球 3.好塩基球 4.形質細胞 5.マクロファージ
4
39
(37)アレルギーの分類と組織障害の機序との組み合わせで正しいのはどれか。 1.Ⅰ型アレルギー…即時型過敏症 2.Ⅱ型アレルギー…細胞性免疫による組織障害 3.Ⅱ型アレルギー…免疫複合体病 4.Ⅲ型アレルギー…抗体による機能亢進 5.Ⅳ型アレルギー…補体活性化による細胞障害
1
40
(38)次の中から誤っているものを選びなさい。 1.妊娠中に麻疹にかかると子供が先天性麻疹症候群になる。 2.水痘帯状疱疹はワクチンで防ぐことができる。 3.ムンプスウイルスはおたふくかぜの原因になる。 4.パピローマウイルスは子宮頸がんの原因になる。 5.日本脳炎は蚊によって媒介される。
1
41
(39)次の中から正しいものを選びなさい。 1.ヘリコバクター・ピロリ菌は小腸に住みつく。 2.レジオネラ菌は温泉施設で集団感染する。 3.ツツガムシ病はウイルス感染により発症する。 4.クロイツフェルトヤコブ病はウイルスが原因である。 5.疥癬は接触感染である。
2
42
【内科学総論】 1.患者が自己の心理的矛盾や課題に気づくことを促す面接技法はどれか。 ①共感 ②傾聴 ③中立的質問 ④直面化 ⑤開かれた質問
4
43
4.呼吸状態と病態の組み合わせで誤っているのはどれか。 ①Cheyne-Stokes(チェーン・ストークス)呼吸―気管支喘息 ②Kussmaul(クスマウル)呼吸―糖尿病性ケトアシドーシス ③Biot(ビオー)呼吸―髄膜炎 ④下顎呼吸―脳幹障害 ⑤起坐呼吸―心不全
1
44
5.病原体と腫瘍発生との組み合わせで誤っているのはどれか。 ①A型肝炎ウイルスー肝細胞癌 ②Epstein BarrウイルスーBurkittリンパ腫 ③HTLV-I―成人T細胞白血病 ④ヒトパピローマウイルスー子宮頸癌 ⑤ヘリコバクター・ピロリ菌―胃癌
1
45
6.腋窩での体温測定で正しいのはどれか。 ①側臥位では下方の腋窩で測定する。 ②体温計は腋窩の前下方から後上方に向かって挿入する。 ③発汗しているときはアルコール綿で腋窩を消毒してから測定する。 ④平衡温を測定する場合は3分間測定する。 ⑤麻痺のある場合は麻痺側で測定する。
2
46
9.非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉の副作用として正しいのはどれか。 ①胃潰瘍 ②低血糖 ③多幸感 ④骨粗鬆症 ⑤中心性肥満
1
47
11.リンパ浮腫について正しいのはどれか。 ①腹水を伴う。 ②利尿薬で治療する。 ③蜂窩織炎になりやすい。 ④肺塞栓症の一つである。 ⑤皮膚が線維化を起こすことは稀である。
3
48
12.体温上昇に伴う生体反応について正しいのはどれか。 ①発汗増加 ②呼吸抑制 ③気管支収縮 ④立毛筋収縮 ⑤皮膚筋血管収縮
1
49
①肺炎 ②腹水 ③肺癌 ④肺塞栓症 ⑤心嚢液貯留
2
50
1.心臓で正しいのはどれか。 ①心臓壁は2層からなる。 ②右心室から肺静脈が出る。 ③卵円窩は心室中隔にある。 ④健常成人の心臓は約500gである。 ⑤心室中隔は左心室側に凸である。 ⑥心尖は左第8肋間に位置する。 ⑦大静脈は左心房に入る。 ⑧右心室から肺動脈が出る。
8
51
2.冠動脈で正しいのはどれか。 ①大動脈弁の心室側から出る。 ②左右の冠動脈は吻合しない。 ③左冠動脈は房室結節に血液を送る。 ④右冠動脈は前下行枝と回旋枝に分かれる。 ⑤左冠動脈は心室中隔前方2/3に血液を送る。 ⑥冠状動脈は大動脈から分岐する。
5.6
52
3.心室収縮期に生じているのはどれか。 ①三尖弁開放 ②僧帽弁閉鎖 ③大動脈弁閉鎖 ④肺動脈圧低下 ⑤肺動脈弁開放
2.5
53
5.僧帽弁狭窄症による心不全で初期から見られるのはどれか。 ①頸静脈怒張 ②呼吸困難 ③肝脾腫 ④高血圧 ⑤浮腫
2
54
6.血圧測定で正しいのはどれか。 ①圧迫帯は肘窩部に設置する。 ②圧迫帯の幅によって測定値は変化しない。 ③使用するカフの幅によって血圧の測定値は異なる。 ④触診法では上腕脈動脈の脈拍を蝕知しながら測定する。 ⑤聴診法では触診法よりも測定値がやや低い。 ⑥減圧時に血管音が初めて聞こえた点が収縮期血圧である。 ⑦Korotkoff音が聞こえ始めた点(第1点)を収縮期血圧とする。
3.6.7
55
7.血圧測定で正しいのはどれか。 ①触診で拡張期血圧を測定できる。 ②精神的ストレスによって血圧は上昇する。 ③拡張期血圧が80mmHgのときは高血圧である。 ④上肢の血圧の左右差は健常者では30mmHgである。
2
56
8.血圧測定について誤っているのはどれか。 ①背臥位は立位と比べて脈圧が小さい。 ②足部は上腕部と比べて収縮期血圧が高くなる。 ③聴診器をマンジェットと腕の間に挟んで固定する。 ④座位での測定はマンジェットと心臓の高さを合わせる。
1.3
57
9.NYA分類で正しいのはどれか。 ①5段階分類である。 ②自覚症状により重症度を分類する。 ③Ⅰ度では身体活動に軽度の制限がある。 ④Ⅰ度では心疾患を有し、日常生活で疲労、呼吸困難がある。 ⑤Ⅱ度では安静時には無症状である。 ⑥Ⅱ度では日常生活以下の労作で疲労、呼吸困難がある。 ⑦Ⅲ度では安静時にも症状がある。 ⑧Ⅳ度では日常的な活動で症状がある。 ⑨Ⅳ度では安静時には心不全症状はみられない。
2.5
58
10.非侵襲的陽圧喚起(NPPV)療法で正しいのはどれか。 ①重度の咽喉頭機能障害の症例に適応がある。 ②胸郭可動性の制限があると効果は低下する。 ③呼吸管理後は口頭での会話はできない。 ④咳嗽力がない症例に適応がある。 ⑤気管切開が禁忌の場合に行う。
2
59
11.心室中隔欠損症で正しいのはどれか。 ①チアノーゼを生じる。 ②動脈管が開存している ③卵円孔の閉鎖不全である ④肺血流量は正常時よりも多くなる。 ⑤大動脈から肺動脈に直接血液が流れる。
4
60
3.次の5つの文のうち、誤ったものを1つ選びなさい。 ①ヘリコバクター・ピロリ菌は、胃炎の原因になり、除菌すれば胃炎が改善し、潰瘍の発症を抑制することができる。 ②早期の大腸がんは、手術でなく、内視鏡で治療できる可能性がある。 ③絞扼性イレウスは、血行障害を伴うので、手術を考慮しなくてはいけない。 ④胃切除後のダンピング症候群は、食後2~3時間後に低血糖になるのが問題である。 ⑤食道静脈瘤は、肝硬変で発症することがあり、破裂・出血した場合、内視鏡では治療できず、手術を必要とする場合が多い。
5
61
4.消化器官について正しいのはどれか。 ①食道は、気管の前方に位置する。 ②胃体の下端部を胃底という。 ③十二指腸は、粘膜ヒダに富む。 ④空腸に続いて回腸がある。 ⑤横行結腸右端は、下行結腸に連なる
4
62
5.胃の解剖について正しいのはどれか。 ①胃底は胃の下方をいう。 ②胃の左縁を小弯という。 ③食道と胃の境に噴門が位置する。 ④大弯は肝胃間膜によって肝臓と結合している。 ⑤胃酸を分泌する腺は幽門前庭に多くみられる。
3
63
6.消化器の解剖で正しいのはどれか。 ①胃の筋層は2層の平滑筋からなる。 ②空腸は回腸より長い。 ③食道は3か所の狭窄部をもつ。 ④十二指腸は腸間膜を有する。 ⑤内肛門括約筋は横紋筋からなる。
3
64
7.胃の解剖について正しいのはどれか。2つ選べ。 ①胃体部には胃底腺がある。 ②食道と胃の境に噴門が位置する。 ③各切痕から近位部が幽門前庭である。 ④胃酸を分泌する腺は胃底部に多く見られる。 ⑤大弯は肝胃間膜によって肝臓と結合している。
1.2
65
8.消化酵素について正しいものはどれか。2つ選べ。 ①αアミラーゼはマルトースをブドウ糖に分解する。 ②トリプシンはトリペプチドをアミノ酸に分解する。 ③ペプシンは蛋白質をポリペプチドに分解する。 ④マルターゼはデンプンをデキストリンに分解する ⑤リパーゼは脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解する。
3.5
66
9.胃での栄養素の消化吸収で正しいのはどれか。 ①ペプシンは脂質を分解する。 ②セクレチンは胃液分泌を促進する。 ③内因子はビタミンB6の吸収に関与する。 ④胃内の停滞時間は糖類より脂肪の方が長い。 ⑤胃液分泌の増加は食物が胃に到達してから起こる。
4
67
10.絞扼性イレウスの特徴はどれか。 ①保存療法で治癒することが多い。 ②腸管の血流障害を伴う。 ③腹痛は軽度である。 ④下血がみられる。 ⑤結腸に好発する
2
68
11.機能的イレウスの原因はどれか。 ①大腸癌 ②腸重積 ③長期臥床 ④内ヘルニア ⑤腹腔内癒着
3
69
12.大腸癌について誤っているのはどれか。 ①食生活が発症に影響する。 ②組織型は腺癌が最も多い。 ③転移は肺転移が最も多い。 ④我が国では胆管癌より有病率が高い。 ⑤便潜血陽性が診断上重要な所見である。
3
70
15.胃癌について正しいのはどれか。 ①噴門部に好発する。 ②放射線療法が有効である。 ③組織型で最も多いのは腺癌である。 ④我が国では発症率が増加している。 ⑤我が国の悪性腫瘍による死因の第一位である。
3
71
14.食道癌で正しいのはどれか。 ①女性に多い。 ②高血圧は危険因子である。 ③好発部位は頚部食道である。 ④組織型は扁平上皮癌が多い。 ⑤ヘリコバクター・ピロリ菌が発症に関与する。
4
72
15.食道癌に多いのはどれか。 ①女性に多い。 ②腺癌が90%を占める。 ③リンパ行性転移は稀である。 ④飲酒喫煙を発症に関与する。 ⑤中部食道よりも下部食道の発症率が高い。
4
73
16.肝硬変の患者が大量の吐血をした場合の原因として可能性が高いのはどれか。 ①出血性胃炎 ②吻合部潰瘍 ③食道静脈瘤 ④アカラシア ⑤逆流性食道炎
3
74
17.食道静脈瘤について正しいのはどれか。 ①食道の中下部に好発する。 ②吐血はコーヒー残渣様である。 ③門脈圧の低下が原因で形成される。 ④治療は食道離断術が第一選択である ⑤初期のものは内視鏡で観察すると赤色にみえる。
1
75
18.胃全摘手術の起こりやすいのはどれか。 ①脱水 ②貧血 ③脂肪便 ④出血傾向 ⑤低蛋白血症
2
76
19.胃液の分泌を促進するのはどれか。2つ選べ。 ①胃壁の伸展 ②胃内pHの低下 ③交感神経の緊張 ④ガストリンの分泌 ⑤十二指腸内への酸性内容物の流入
1.4
77
1.肝臓の機能不全で起こる病態でないのはどれか。 ①黄疸 ②腹水 ③出血傾向 ④意識障害 ⑤高コレステロール血症
5
78
3.急性膵炎について正しいのはどれか。 ①膵石がみられる。 ②60歳以上の女性に多い。 ③アルコール性が最も多い。 ④初期から糖尿病を合併する。 ⑤重症での死亡率は1%未満である。
3
79
4.胆汁について正しいのはどれか。 ①pHは酸性である。 ②消化酵素が含まれる。 ③胆細管から分泌される。 ④総胆管から小腸内に排出される。 ⑤小腸内の胆汁は大半が大腸で再吸収される
4
80
5.アルコール性肝障害について正しいのはどれか。 ①アルコール性肝炎は自覚症状に乏しい。 ②アルコール性脂肪肝では腹痛がみられる。 ③アルコール積算飲酒量と肝障害の発症率は無関係である。 ④アルコール性肝硬変では断酒を続けても組織病変は正常化しない。 ⑤アルコール性肝硬変では肝細胞癌の発症率が健常者の3倍以上である。
4
81
6.胆汁について正しいのはどれか。 ①脂肪の吸収を抑制する。 ②消化酵素が含まれる。 ③食物の摂取によって分泌が増加する。 ④胆汁酸塩の大部分は大腸で再吸収される。 ⑤胆囊で産生される。
3
82
7.肝炎について正しいのはどれか。 ①A型肝炎の慢性化率は約20 %である。 ②B型肝炎ワクチンは感染の予防に有効である。 ③C型肝炎のキャリアはHCV抗原が陽性である。 ④慢性肝炎の原因ウイルスで最も多いのはB型である。 ⑤慢性肝炎においては急性増悪期を過ぎても運動制限を行う
2
83
8.膵臓で正しいのはどれか。 ①膵頭は脾臓に接する。 ②膵尾は十二指腸に接する。 ③膵管は十二指腸に開口する。 ④膵体は横行結腸前面を横走する。 ⑤Langerhans<ランゲルハンス>島は膵頭に多く存在する。
3
84
9.急性膵炎で正しいのはどれか。 ①胆石が最も多い原因である。 ②重症例の死亡率は1%前後である。 ③急性期は血中アミラーゼが低下する。 ④膵内での消化酵素の活性化がみられる。 ⑤体幹の伸展で痛みが軽減することが多い。
4
85
10.後腹膜腔に存在するのはどれか。 ①胃 ②空腸 ③膵臓 ④横行結腸 ⑤S状結腸
3
86
10.後腹膜腔に存在するのはどれか。 ①胃 ②空腸 ③膵臓 ④横行結腸 ⑤S状結腸
3
87
11.膵液について正しいのはどれか。 ①酸性を示す。 ②脂肪分解酵素は含まれない。 ③膵液の主成分はインスリンである。 ④膵液分泌量は1日約300mLである。 ⑤セクレチンは膵液の分泌を促進させる
5
88
12.脂質の消化吸収について正しいのはどれか。 ①胆汁は胆囊で産生される。 ②胆汁酸はコレステロールから生合成される。 ③トリプシンがトリグリセリドを分解する。 ④Oddi 括約筋の弛緩により胆汁が空腸へ放出される。 ⑤ミセル内の脂質消化物は輸送蛋白により小腸上皮細胞内へ取り込まれる。
2
89
1.腎臓の位置とマクロ形態 ・重さは()グラム程度 ・右腎は肝臓より押された左腎より0.5膵体ほど低い位置にある。 ・左腎動脈のほうが右腎動脈より()
120, 短い
90
4.尿の作成 ・()で血液から原尿が作成される。 ・()で必要なものを再吸収される。 ・糸球体濾過量()ml/分 ・糸球体では1日()Lの原尿が生成される。
糸球体, 尿細管, 120, 150
91
5.腎臓の作用と内分泌機能 ・()分泌:尿細管間質細胞から分泌 ・()分泌:傍糸球体細胞から分泌
エリスロポロチン, レニン
92
6.尿量の異常 ・()ml/日以下を乏尿、()ml/日以下を無尿という。
400, 100
93
7.急性腎障害 ・急性腎不全より、より広い範囲の()をとらえる概念として提唱され始めた。
腎機能低下
94
1.血糖を上昇させる作用のホルモンはどれか。 ①アドレナリン ②アルドステロン ③カルシトニン ④パラトルモン ⑤プロラクチン
1
95
2.嫌気的代謝の過程で生成される物質はどれか。 ①アミノ酸 ②クエン酸 ③フマル酸 ④ピルビン酸 ⑤イソクエン酸
4
96
5.糖尿病患者において低血糖発作時に見られる症状はどれか。 ①咽吐 ②胸痛 ③口渇 ④発汗 ⑤腹痛
4
97
7.糖尿病の三大合併症による症状はどれか。 ①う歯 ②血尿 ③昏睡 ④失明 ⑤吐血
4
98
8.Ⅱ型糖尿病患者による運動療法の効果で誤っているのはどれか。 ①インスリン抵抗性の増大 ②血圧低下 ③血糖コントロールの改善 ④脂質代謝の改善 ⑤心肺機能の改善
1
99
13.骨粗鬆症の原因で誤っているのはどれか。 ①安静臥床 ②胃切除後 ③糖尿病 ④ビタミンA欠乏症 ⑤副甲状腺機能亢進症
4