問題一覧
1
医師の包括的指示により使用できるものはどれか。
自己注射用アドレナリン
2
医師の具体的指示が必要な救急救命処置はどれか。
静脈路確保
3
救急救命士が心肺機能停止前に行うことができる救急救命処置はどれか。
乳酸リンゲル液を用いる静脈路確保および輸液
4
救急救命士法の基となる理念を定めている法令はどれか。
憲法
5
異物による上気道閉鎖でみられるのはどれか。
Stridor
6
異物による上気道閉塞でみられないのはどれか、一つ選べ。
呼気性喘鳴
7
遺物で意識のない成人に対して、直ちに行うべき対応はどれか、一つ選べ。
胸骨圧迫
8
妊婦に対して行えない気道異物除去法はどれか、一つ選べ。
腹部突き上げ
9
成人の窒息の原因食品で最も多いのはどれか、一つ選べ。
餅
10
マギール鉗子の最も安定性の良い把持法はどれか、一つ選べ。
D
11
食道内でカフを膨らませて使用するのはどれか。一つ選べ。
ラリンゲルチューブ
12
声門上気道デバイスのうちカフを膨らませる人必要がないのかどれか、一つ選べ。
アイジェル
13
ラリンゲアルマスクについて、正しいのはどれか、一つ選べ。
搬送時の振動や体動で位置がずれることがある。
14
ラリンゲルチューブについて、誤っているのはどれか、一つ選べ。
食道カフと咽頭カフをそれぞれ膨らませる。
15
気道確保器具と合併症の組み合わせで誤っているのはどれか、一つ選べ。
アイジェル-嗄声
16
救急救命士が気管挿管できる状況はどれか.1つ選べ.
JCS 300,呼吸数 0/分,血圧測定不能,脈拍触知不能
17
喉頭展開時の観察で,救急隊員の視界に解剖学的に腹側から並んでいる順はどれか.1つ選べ.
舌根部→喉頭蓋→声門→後部軟骨群→下咽頭
18
救急救命士が気管挿管を試みることができる喉頭展開時の状態(図)はどれか.1つ選べ.
A
19
気管内チューブの部位(図)のA~Eとその機能の組合せで誤っているのはどれか.1つ選べ.
E ー 声門マーカー
20
スニッフィングポジションについて正しいのはどれか.1つ選べ.
頭部を後屈するだけでは,口腔軸,咽頭軸および喉頭軸は直線上に並ばない.
21
喉頭展開について正しいのはどれか.1つ選べ.
喉頭鏡はハンドルの根元を握ると安定する
22
喉頭展開したところ,図の状態であった.救急救命士が気管挿管するためにはどうすればよいか.1つ選べ.
BURP法を用いてコーマック分類Grade1にする
23
気管チューブ挿入後,胸部X線写真を撮影した図を示す.この状況はどれか.1つ選べ.
右片肺挿管
24
気管チューブ挿入後,BVMで換気したところ傷病者が図のようになった.この状況はどれか.1つ選べ.
食道挿管
25
イージーキャップIIが検出する物質はどれか.1つ選べ.
呼気中の二酸化炭素
26
気管挿管困難が予測される状態はどれか.1つ選べ.
下顎先端と舌骨までの距離が2横指
27
マッキントッシュ型硬性喉頭鏡に比べてビデオ硬性喉頭鏡を用いた気管挿管の特徴はどれか.1つ選べ.
口腔内の出血では使用しにくい.
28
心肺機能停止でビデオ硬性挿管用喉頭鏡を用いた場合にのみ救急救命士による気管挿管が認められるのはどれか.1つ選べ.
頸髄損傷
29
気管挿管の合併症で誤ってるのはどれか.1つ選べ.
食道挿管を疑ったら,まず喉頭鏡で確認する.
30
気管挿管における注意点で誤ってるのはどれか.1つ選べ.
気管挿管は,傷病者の救命に必須である.
31
気管挿管中の傷病者における気管内吸引について正しいのはどれか.1つ選べ.
吸引前に十分な酸素化を行う.
32
非再呼吸型リザーバー付きフェイスマスクについて誤ってるのはどれか.1つ選べ.
部分再呼吸型に比べて吸入酸素濃度が低くなる.
33
吸入酸素濃度を100%にできる酸素投与法はどれか.1つ選べ.
手動トリガー式人工呼吸器
34
酸素投与の合併症で誤ってるのはどれか.1つ選べ.
慢性閉塞性呼吸不全
35
75歳の男性.COPDのため在宅酸素療法中である.湿性咳嗽,呼吸困難および著明な冷汗があり家族が救急要請した. 救急隊到着時観察所⾒︓意識JCS20.呼吸数36/分.脈拍124分,整.⾎圧146/76mmHg.体温38.4℃.SpO2値85%. 救急隊がリザーバー付きフェイスマスクで酸素投与(6L/分)したところ,意識JCS300,呼吸数8回/分,SpO2値88%となった. この傷病者に対する対応で正しいのはどれか.1つ選べ.
バック・バルブ・マスクによる補助換気
36
心肺蘇生中のバッグ・バルブ・マスクによる人工呼吸において,過剰な換気で生じるのはどれか.1つ選べ.
胸腔内圧の上昇
37
頸椎損傷による呼吸抑制が疑われる傷病者に試みる処置はどれか.1つ選べ.
バッグ・バルブ・マスクによる人工呼吸
38
気管切開カニューレの部位(図)のA~Eとその機能の組合せで誤っているのはどれか.1つ選べ.
D ー カニューレ先端の分泌物の吸引
39
永久気管瘻を造設して在宅酸素人工呼吸中の傷病者でチアノーゼを生じた場合,救急救命士が行う処置として適切なのはどれか.1つ選べ.
永久気管瘻からの補助換気
40
50歳の⼥性.筋萎縮性側索硬化症で気管切開がされ,⼈⼯呼吸療法を⾃宅で⾏っている.3時間ほど前から意識が悪くなり,呼びかけに反応しなくなったとのことで救急要請された. 救急隊到着時観察所⾒︓意識JCS300.呼吸数8/分.脈拍120/分,整.⾎圧160/90mmHg.体温36.5℃.SpO2値95%.⼈⼯呼吸器から警報⾳が鳴り続けていた.
アンビューバッグによる補助換気を行う.
41
成人の胸骨圧迫について正しいのはどれか.1つ選べ.
正確な胸骨圧迫で確保できる脳血流は正常時の30%程度である.
42
胸骨圧迫で適切なのはどれか.1つ選べ.
圧迫の完全な解除
43
乳児の胸骨圧迫について誤ってるのはどれか.1つ選べ.
救助者が1名のとき,胸骨圧迫:人工呼吸回数は15:2である.
44
60歳の男性.1時間前から胸が苦しくなり同僚が救急要請した. 救急隊到着時観察所⾒︓意識JCS300.呼吸はなく,頸動脈で脈拍を触知しない.⼼電図は⼼静⽌である. 直ちに⼼肺蘇⽣を開始し,医師の指⽰で気管挿管した.⾃動式⼈⼯呼吸器に接続しカプノメータを装着した. ⼼肺蘇⽣継続中のカプノグラムを⽰す. 体動は認めていない. ⾚⽮印で⽰すところで考えられることはどれか.1つ選べ
良好な胸骨圧迫
45
設問4の事例において,赤矢印より1分後のカプノグラフを示す.考えられることはどれか.1つ選べ.
自発呼吸の出現
46
救急救命士が行う電気ショックの適応波形はどれか.1つ選べ.
心室細動
47
半自動体外式除細動器の使用について誤ってるのはどれか.1つ選べ.
適応波形を確認したら,直ちにショックボタンを押す.
48
狭義のAEDの使用について正しいのはどれか.1つ選べ.
小児用パッドはエネルギーを減衰させる機能を有する.
49
60歳の男性.突然動悸が出現し救急要請した. 救急隊到着時観察所⾒︓意識JCS3.呼吸数20/分.脈拍112/分,整.⾎圧90/56mmhg.SpO2値97%.⼼電図モニターを装着し,⾞内収容した直後に傷病者の反応がなくなった. この時の⼼電図波形を⽰す. まず⾏うべきことはどれか.1つ選べ.
脈拍の確認
50
45歳の男性.職場で卒倒したため同僚が救急要請した. 救急隊到着時,同僚が胸⾻圧迫を⾏っており,職場のAEDが「ショックは不要です.」とのメッセージを発していた. 救急隊として次に⾏うのはどれか.1つ選べ.
脈拍の有無の確認
51
静脈路確保で橈骨神経を損傷する危険性が最も高い穿刺部位はどの付近か.図から1つ選べ.
D
52
図の向かって右から左へ輸液を流すために適切な三方活栓のコックの向きはどれか.1つ選べ.
B
53
成人への輸液に用いるドリップチャンバーの滴下量で1mLはおよそ何滴に相当するか.1つ選べ.
20滴
54
ショックの原因で救急救命士による輸液の対象から除外されるのはどれか.1つ選べ.
高度徐脈
55
心臓機能停止前の救急救命処置で輸液の対象外である病態はどれか.1つ選べ.
心原性ショック
56
成人の心肺停止傷病者に対する救急救命士によるアドレナリン投与について正しいのはどれか.1つ選べ.
無脈性電気活動(PEA)では早期に投与することが推奨されている
57
頸椎損傷による呼吸抑制が疑われる傷病者に試みる処置はどれか
バッグ・バルブ・マスクによる人工呼吸
58
成人の胸骨圧迫について正しいのはどれか.1つ選べ.
正確な胸骨圧迫で確保できる脳血流は正常時の30%程度である.
59
永久気管瘻を造設して在宅酸素人工呼吸中の傷病者でチアノーゼを生じた場合,救急救命士が行う処置として適切なのはどれか.1つ選べ.
永久気管瘻からの補助換気
60
酸素投与の合併症で誤ってるのはどれか.1つ選べ.
慢性閉塞性呼吸不全
61
四肢の脱⾅・⾻折に対する対応で適切なのはどれか.1つ選べ.
受傷部位の変形により⾎管や神経を圧迫しないよう注意する
62
2.車内分娩時の臍帯切断について正しいのはどれか.1つ選べ.
新生児側の臍帯を長めに残すよう切断する.
63
分娩介助の目的について誤ってるのはどれか.1つ選べ.
新生児の加温
64
妊婦を分娩予定の医療機関まで搬送中,分娩の準備を開始するのはどれか.1つ選べ.
発露状態
65
アプガースコアについて正しいのはどれか.1つ選べ.
娩出後1分後および5分後に採点する.
66
心停止傷病者に対するアドレナリン投与について適切なのはどれか.1つ選べ.
心電図モニター上心静止で,目撃者のある場合は適応である.
67
救急救命士による血糖測定とブドウ糖溶液投与の標準プロトコールについて正しいのはどれか.1つ選べ.
対象年齢は15歳以上である.
68
救急救命士によるブドウ糖溶液の投与について正しいのはどれか.1つ選べ.
20mLあたり1~2分かけてゆっくり投与する.
69
30歳の男性.作業中に右⼿をハチに刺された.冷⽔で冷やしていたが,かゆみを伴った⽪疹が出現し,咳と呼吸苦を訴えて救急要請した. 救急隊到着時観察所⾒︓意識JCS30.呼吸数30/分.脈拍130/分,整.⾎圧60/40mmHg.SpO2値90%.右⼿背は⾚く腫脹,全⾝の⽪膚は紅潮して蕁⿇疹を認める.以前にもハチに刺され同様の症状が認められ,⾃⼰注射⽤エピネフリン製剤を所持している. この傷病者に対して⾏う適切な救急救命処置で誤っているのはどれか.1つ選べ.
自己注射用エピネフリン製剤の投与