問題一覧
1
歯根の形成完了までに形成された象牙質
原生象牙質
2
原生象牙質の表層にあり、コルフ線維を含んでいるもの
外套象牙質
3
外套象牙質の内側の象牙質
髄周象牙質
4
加齢に伴って形成される象牙質
第二象牙質
5
実質欠損(咬耗や齲蝕)に対応して形成される象牙質
第三象牙質
6
S字状湾曲とも言われる象牙細管
一次湾曲
7
象牙細管と象牙細管の間に存在する象牙質
管間象牙質
8
象牙細管の内壁に二次的に形成される、コラーゲン線維が乏しい象牙質
管周象牙質
9
コラーゲン線維を主成分とする未石灰化部分。脱灰切片で見られる部分。
象牙前質
10
未石灰化部分の象牙前質と石灰化した象牙質の境界の線
石灰化前線
11
象牙質の初期の石灰化様式。
基質小胞性石灰化
12
象牙質の初期石灰化に続く石灰化様式
添加的石灰化
13
添加的石灰化の様式で、歯冠部に見られる比較的進行が速く、石灰化球による石灰化
球状石灰化
14
石灰化球同士で癒合しない部分で、未石灰化の部分。
球間象牙質
15
石灰化球が接触している部分。高石灰化がされている部分
球間網
16
象牙質の形成面に平行に進行する石灰化。歯根部に見られる比較的緩やかに進行する
板状石灰化
17
1日の形成量に相当する線、4μm間隔で象牙細管に直交する線。
エブネル線
18
20μm毎にあるエブネル線、脱灰切片できる
アンドレーゼン線
19
出生時の急激な環境の変化によって出現する低石灰化の線
新産線
20
出現頻度と周期が不規則な線
オーエンの外形線
21
無線塩の周期的沈着が原因で形成される線状構造。鍍銀染色で見られる
石灰化条
22
研磨標本で歯根象牙質の表層近くに見られる黒い顆粒状構造物
トームス顆粒層
23
セメント象牙境の直下に存在する象牙質。研磨切片で透明に見える
ホープウェルスミスの透明層
24
研磨標本で完全に無構造で透明に見える象牙質領域
透明象牙質
25
研磨標本で光線不透過性の黒い帯状を示す象牙質部分
死帯
26
象牙細管内の組織液が移動することで神経週末が刺激される説
動水力学説
27
象牙前質に接して、象牙芽細胞の細胞体が1列に配列する
象牙芽細胞層
28
象牙芽細胞層の直下に見られる細胞成分の少ない層。毛細血管がループ網を作って象牙芽細胞を栄養。
細胞稀薄層
29
細胞稀薄層の下にあり、線維芽細胞が多く、脈管や神経叢が発達してる層
細胞稠密層
30
細胞稀薄層の下層で細胞稠密層に沿って形成される神経の網状構造。鍍銀染色の標本でないと見れない
ラシュコフの神経叢
31
象牙質に付着している象牙粒
付着象牙質粒
32
付着象牙質粒が象牙質に取り込まれて、周囲に二次象牙質が見られるもの
包埋象牙質粒
33
象牙質とは付着せず、歯髄中に独立して存在するもの
遊離象牙質粒
34
歯髄中に不定形の石灰化物がびまん性に見られるもの
びまん性象牙質粒