問題一覧
1
○真菌性疾患 ・(1)真菌症:皮膚、爪、毛にみられる ・(2)真菌症:内臓、骨、中枢神経にみられる ・(3)真菌症:皮下にみられる ○真菌中毒症 原因:真菌毒素(4) = 天然物の中で最強と言われる発がん性 症状:(5)からのがん (6)、(7)に障害を引き起こす
表在性, 深在性, 深部皮膚, マイコトキシン, 慢性疾患, 肝臓, 腎臓
2
○鞭毛虫類 (1)や(2)がベクター ベクターの地理的分布によって流行地域を制限 ※気象変動や交通の進歩により流行地域拡大傾向
昆虫, 節足動物
3
○トリパノソーマ症 アフリカトリパノソーマ症(別名:アフリカ睡眠病) 病原体:(1) 媒介動物:(2) 症状:ヒトや家畜に(3)、(4) ○アメリカトリパノソーマ症 (別名:シャーガス病) 病原体:(5) 媒介動物:(6) (6)が夜間に人の顔を吸血 ↓ その場で糞を排泄 ↓ 眠っている間に触れてしまう ↓ 眼や口の粘膜、傷口などから侵入 症状 ●感染後数週間~数ヵ月 (7)または熱、疲労感、かゆみ、頭痛、下痢 ●感染者の(8)% (9) 心肥大、心不全、不整脈、心尖部動脈瘤 (10) 巨大食道、巨大結腸 → 食事困難、排泄困難
ブルーストリパノソーマ, ツェツェバエ, 貧血, 昏睡, クルーズトリパノソーマ, サシガメ, 無症状, 20~30, 心臓合併症, 腸管合併症
4
○リーシュマニア症 病原体:(1) 媒介動物:(2)類 宿主:哺乳動物(犬、げっ歯類、人) 症状 ●皮膚リーシュマニア 最も一般的な症状 (3)→(4) ●内臓リーシュマニア 熱、体重減少、血液細胞の減少、脾臓や肝臓の腫脹 放置すると数週間から数年で(5) ●粘膜リーシュマニア 皮膚リーシュマニアからの転移 鼻づまりや鼻血 → 激しい(6)の破壊
リーシュマニア, サシチョウバエ, 丘疹, 潰瘍, 死亡, 粘膜皮膚
5
○破傷風 破傷風菌 →形状は(1) グラム染色すると(2) この細菌の特徴は(3) (4)毒素と(5)毒素を発生させる ↓ (6)神経細胞に特異的に作用する毒 (代表例:テトロドトキシン) <感染経路(動物)> 最も感受性の高い動物 = (7) ※(8)は高い抵抗性をもつ 現在の発生状況 牛、めん羊、豚 → (8)、(9)後に散発的に発生
桿菌, 陽性, 芽胞形成菌, 破傷風, 溶血, 神経毒素, 馬, 鳥類, 去勢, 断尾
6
○無鉤条虫症 /有鉤条虫症 ヒトの(1)に寄生する条虫 世界に広く分布している 【分布地域】 無鉤条虫:全世界 有鉤条虫:中国東北区、朝鮮半島、ラテンアメリカ、アフリカ大陸などに多い ※最近、東南アジアおよび日本で、無鉤条虫に似た「アジア条虫」が発見されている 【両種の鑑別方法】 無鉤か有鉤かで鑑別する 虫卵による区別は困難 中間宿主 無鉤条虫:(2) 有鉤条虫:(3) ※ヒトでも(4)となる 有鉤条虫が寄生しているヒトでの(5)が問題 <感染・症状> (5)に嚢虫を形成する 嚢虫:(2)や(3)の(6)摂取 → ほとんど無症状 虫卵:(7)された水や食品の摂取 → (8)を生じる 脳、脊髄、眼球などに嚢虫が寄生すると重篤な症状を呈する
小腸, 牛, 豚, 中間宿主, 自家感染, 筋肉, 生肉, 汚染, 人体有鉤嚢虫症
7
◎ダニ症 【ダニ類の特徴】 ・ヒトや動物の皮膚上やその内部に寄生する ・ク(1)や(2)に近い動物 ・吸血による直接的被害を与える ・(3)を媒介する 身体の特徴 ・(4)と(5)の2部に分かれる ・(6)対の脚(幼ダニは(7)対) 媒介される疾患例 マダニ類 日本紅斑熱リケッチア、Q熱、SFTS、野兎病、ライム病 など ツツガムシ つつが虫病 ヒゼンダニは(8)、ニキビダニは(9)をそれぞれ引き起こす
クモ, サソリ, 病原体, 顎体部, 胴体部, 4, 3, 疥癬症, ニキビダニ症
8
◎ノミ症 【ノミの特徴】 ・ヒトをはじめ多くの動物の体表に寄生 ・雌雄ともに吸血する ・現在問題となっているノミの多くは(1) ・おもに(2)と(3)に発生 ・ノミアレルギー性皮膚炎の原因 <媒介するもの> ・ペスト ・猫ひっかき病(バルトネラ症) ・瓜実条虫 ・縮小条虫
ネコノミ, 春, 初秋
9
ペストを媒介する寄生虫はノミ?マダニ?
ノミ
10
猫ひっかき病を媒介する寄生虫
ノミ
11
瓜実条虫を媒介する寄生虫
ノミ
12
縮小条虫を媒介する寄生虫
ノミ
13
○マラリア 病原体:(1) (2)から(3)に広く分布 媒介動物:(4) 原虫の違いにより5種類に大別 ・(5)マラリア ・(6)マラリア ・(7)マラリア ・(8)マラリア ・(9)マラリア
マラリア原虫, 熱帯, 亜熱帯, ハマダラカ, 熱帯, サル, 三日熱, 四日熱, 卵形
14
○新興感染症と再興感染症 ・(1) 人類に対して初めて出現した疾患 例:(2) ・(3) 過去において存在していたが急激に発症数と地理的な範囲を増大させている疾患 例:(4) 新興感染症と再興感染症を併せて(5)(新興・再興感染症) ◎出現の背景 発生を促す要因はさまざま ※ほとんどは人間の(6)((7)や(8))と密接に関連
新興感染症, 新型コロナウイルス感染症, 再興感染症, 結核, エマージング感染症, 社会活動, 生産活動, 経済活動
15
地球温暖化の原因は? (1) (内訳) 65.2%…二酸化炭素(2) 10.8%…二酸化炭素((3)や(4)など) 15.8%…メタン 6.2%…一酸化二窒素 2.0%…フロン類等
温室効果ガス, 化石燃料由来, 森林減少, 土地利用変化
16
日本における水系公害病 ○イタイイタイ病 原因:(1) 症状:腎障害、骨軟化症 ○水俣病 原因:(2) 症状:中枢神経系の症状(言語障害、運動失調、視野狭窄)
カドミウム, メチル水銀
17
■狂犬病検査(標準的な検査法) 開頭して大脳を摘出し、側頭葉内側部に位置する海馬(アンモン角)の小指頭大の生組織を採材 ↓ 3つに分割し3種類の検査を実施する ①(1) 1.スライドグラスにスタンプ 2.風乾・アセトン固定後、蛍光抗体染色 ②(2)に脳内接種し発症の有無を観察 1.乳鉢で乳剤にする 2.遠心上清をマウスに脳内接種 3.14日間発症の有無を観察 4.脳乳剤の一部はウイルス遺伝子の検出を行う ③(3)を作成 1.ブアン固定液中に浸漬 2.パラフィン切片を作成 3.(4)を検索する
押捺法, マウス, パラフィン切片, ネグリ小体
18
◎(1) 日本語訳:「優良試験所規範」 「優良試験所基準」「試験検査の業務管理」 正確な検査の実施や改ざんなどの不正のないことを示し、(2)を確保するために、(3)が実施すべき事項 事項 ①必要な(4)の充実 ②標準的な能力のある(5)の充実 ③全検査を網羅している標準作業手順書の配備 ④検査機関における(6) ⑤検査精度管理 ⑥検査に関する外部制度管理調査 ⑦以上に関するそれぞれの(7)とそれに基づく(8) ⑧以上に関するそれぞれの(9)と必要な措置を行うこと
GLP, 検査の信頼性, 食品検査機関, 検査設備, 検査職員, 内部点検, 記録, 改善措置, 内容評価
19
◎(1) 日本語訳:「適正製造規範」 (2)、(3)および(4)の製造規範 食品衛生法の記載 都道府県等は(5)上講ずるべき措置に関し必要な基準を定めることができ、 特に(5)に与える影響が著しい営業施設については必要な基準を定めなければならない → 各都道府県で(6)において基準を定めている 基準例 「まな板、包丁、保管容器等は、それぞれの使用区分にしたがって使用すること」 厚労省の設定した基準 ・「(8)及び(9)の(7)」 ・「(10)の(7)」 ・「(11)の(7)」 ・「(12)/(13)の(7)」 ・「(14)の(7)」
GMP, 食品, 医薬品, 化粧品, 公衆衛生, 条例, 衛生規範, 弁当, そうざい, 漬物, 洋生菓子, セントラルキッチン, カミサリー・キッチン, 生めん類
20
◎(1) 日本語訳:「危害分析重要管理点」 食品の安全性にとって意味のある危害を特定し、価値づけて管理する一つのシステム
HACCP
21
○レプトスピラ症 地方熱として日本で古くから知られている 【地方熱の呼称】 福岡:(1) 静岡:(2) 岡山:(3) 原因菌:スピロヘータ科レプトスピラ属の(4) 250以上の血清型が知られている <症状> 潜伏期間:数日~3週間ほど ◎典型的な症状 発熱 悪寒 頭痛 筋肉の痛み 発疹 ◎重症(5) ・(6) ・(7) ・(8) ・(9)
七日熱, 秋疫, 作州熱, スピロヘータ, ワイル病, 黄疸, 出血, 腎障害, ARDS
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芽胞菌による感染症
破傷風
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○真菌 基本構造 ・核膜(1)((2)生物) ・細胞壁(3) ・細胞内小器官(4) *グラム染色では(5)
あり, 真核, あり, あり, 陽性
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糸状菌 (1)と(2)で形成されていて、(2)が伸びていくことによって増殖する
胞子, 菌糸
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○皮膚糸状菌症 感染経路:(1)感染 症状:動物…赤く大きめの発疹を伴った(2)の(3) ヒト…皮膚の(4)の(5) 診断方法: ・直接鏡検法…病変部から(6)、(7)を採取 →・スライドグラス上に置く →・(8)%(9)溶液を1~2滴滴下 →・カバーガラスをかけ、(10)分間放置 →・材料が自然に軟化し、透明になれば鏡検 ・(11)検査 病変部が(12)を発する ・(13)検査 (14)を使う
接触, 円形, 脱毛, 円形状, 発赤, 被毛, 落屑, 10~20, KOH, 15~20, ウッド灯, 蛍光, 培養, 皮膚糸状菌選択寒天培地
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○クリプトコッカス症 <感染経路> (1)的に(2)感染 (3)類(主に(4))の巣や糞中に常在する 鳥類は(5)のため、感染、発症しない <症状> ・ヒト:(6) 発症すると(7) ・免疫不全患者:(8)や(9)に移行する場合もある ・犬猫:(10) ・ウシ:(11)、(12)を伴う(13)
経気道, 日和見, 鳥, ハト, 高体温, 不顕性感染, 呼吸器症状, 髄膜炎, 脳髄膜炎, 肉芽腫形成, 乳房炎, リンパ管炎, 乳腺炎
27
○回虫症(トキソカラ症) 人では成虫になれない→(1) 成虫の寄生部位は(2)*ほとんど無症状 地方都市では(3)%の感染 <感染経路> ・(4)の経口摂取 ・待機宿主(鶏など)内に寄生している(5)を含んだ肉の(6) <診断> 幼虫移行症:(7)検査
幼虫移行症, 小腸, 20, 幼虫保有卵, 幼虫, 生食, 免疫学的
28
吸虫類の第1中間宿主と第2中間宿主(2こ)は?
淡水巻貝, 魚, カニ
29
住血吸虫の感染経路
経皮感染
30
アニサキスの中間宿主は
オキアミ
31
広東住血線虫症の中間宿主
ナメクジ, カタツムリ, アフリカマイマイ
32
横川吸虫症の第1中間宿主、第2中間宿主(2つ)
カワニナ, アユ, シラウオ
33
ウエステルマン肺吸虫症の第1(1つ)第2中間宿主(3つ)
カワニナ, モズクガニ, サワガニ, アメリカザリガニ
34
宮崎肺吸虫の第1(2つ)第2中間宿主
ホラアナミジンニナ, カワネミジンツボ, サワガニ
35
住血吸虫症の中間宿主
ミヤイリガイ
36
肝吸虫症の第1(1つ)第2中間宿主(3つ)
マメタニシ, モツゴ, コイ, フナ
37
肝蛭の中間宿主
ヒメモノアラガイ
38
日本海裂頭条虫の第1(1つ)第2中間宿主(2つ)
ケンミジンコ, サケ, マス
39
無鉤条虫の中間宿主
牛
40
有鉤条虫の中間宿主
豚
41
単包条虫の中間宿主
ヒツジ, 牛, 豚, 馬, ヒト
42
多包条虫の中間宿主
野ねずみ, 豚, ヒトの肝臓
43
○横川吸虫 ・(1)、(2)の生食で感染し、(3)に寄生 ○肺吸虫症 ・(4)特に(5)地方 ○ウエステルマン肺吸虫 ・(6)、(7)など(8)症状 (9)に迷い込むと神経症状 ○宮崎肺吸虫 (9)、(10)、(11)など ○住血吸虫症 (12)感染、寄生場所は(13)中(終宿主の(14)内) 感染初期は(14)、慢性期は(15)により死亡する ○肝吸血症と肝蛭症 肝吸血症:(16)の生食 肝蛭症:(17)、(18)、(19)や(20)の生食 <症状> (21)の(22)、(23)、慢性期では(24)に移行して死亡
アユ, シラウオ, 小腸, 関西以西, 九州, 咳, 血液, 結核様, 脳, 気胸, 胸水, 胸膜炎, 経皮, 血液, 門脈, 皮膚炎, 肝硬変, 淡水魚, クレソン, セリ, 牛のレバー, 消化管, 胆管, 肥大, 拡張, 肝硬変
44
○日本海裂頭条虫症 (1)に寄生する、(2)が連なって肛門から垂れさがる、駆虫は(3) ○無鉤条虫 (1)に寄生する ○エキノコックス症 慢性期の症状は(4)、(5)、(6)など 感染源は(7)治療は(8) ○マンソン孤虫症 症状(9)、(10)、(11)、(12)などに寄生すると重篤
小腸, 受胎結節, プラジカンテル, 肝腫大, 黄疸, 腹水, キタキツネ, 外科的摘出, 眼内, 脳内, 脊髄, 心臓
45
紅斑熱リケッチアを媒介する寄生虫は
マダニ
46
Q熱を媒介する寄生虫
マダニ
47
SFTSを媒介する寄生虫は
マダニ
48
野兔病を媒介する寄生虫
マダニ
49
ライム病を媒介する寄生虫は
マダニ
50
狂犬病の人の臨床症状 狂躁型 …典型的な(1)を示す 麻痺型 …典型的な症状を示さない 症状は5段階 (2)→(3)→(4)→(5)→死亡 進行のスピードは(6)と(7)によって変化
恐水症状, 潜伏期, 前駆期, 急性神経症状期, 昏睡期, 咬傷部位, ウイルス量
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狂犬病の犬の診断 ①登録・狂犬病予防接種済み+交渉の動機が明確→(1)の経過観察 ②その他→(2)の経過観察 ③経過観察中に死亡または野生動物 →狂犬病検査を実施
1週間, 2週間
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特定原材料8品目すべて
卵, 牛乳, 小麦, そば, 落花生, えび, かに, くるみ
53
有痛性のリンパ節炎を引き起こす疾患
猫ひっかき病
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46 発病初期に写真のような遊走性紅斑がみられる感染症
ライム病
55
偽膜を呈する疾患
コリネバクテリウム・ウルセランス感染症