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研磨と前処理
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  • 問題数 28 • 4/28/2024

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  • 1

    (a)では表面の微視的な凹凸を除去する程度の切削(これを(b)という)と表面に光沢を出すことが目的となる。

    バフ研磨、整面作業

  • 2

    (a)とは、アルカリ浸漬脱脂や電解脱脂に先だって、きわめて酷い油脂、研磨材などをあらかじめ除去する予備的な工程のことで、これだけで完全な脱脂は出来ない。 (a)は、めっきラインに入る前に汚れの状態を均一化すると同時に、次工程の汚染を防止する働きがある。

    予備脱脂

  • 3

    予備脱脂方法の代表的なものとしては、(a)と(b)がある。

    溶剤脱脂、エマルション脱脂

  • 4

    溶剤脱脂の主流は、塩素系溶剤による(a)浸漬→(b)→(c)の組み合わせによる3連式洗浄である。使用される溶剤としては、トリクロルエチレン、パークロルエチレン、トリクロルエタンなどがある。なお、溶剤の使用に際しては、労働安全衛生法など遵守すべき法律がある。また、トリクレンなどの塩素系溶剤はオゾン層破壊物質として使用禁止の方向にある。

    加熱、冷却、蒸気洗浄

  • 5

    (a)の洗浄剤には、次の組成のものがある。 ①(b)+溶剤(ケロシンなど) ②(b)+溶剤+水 一般的には後者が多くいずれも浸せき法で用いられ、活性剤、溶剤、水による同時洗浄効果がある。 特徴としては、 ①よごれに対する溶解力と浸透性にすぐれる。 ② たいていの素材に対し腐食性がない。 ③ ひどい汚れによく耐える。 などで、多量に付着、固着した油脂、バフかすおよび亜鉛、アルミニウムのような酸、アルカリに弱い両性金属の脱脂には特に有効である。ただ、液の粘度が比較的高いので、(c)を十分に行う必要がある。

    エマルション脱脂、界面活性剤、水洗

  • 6

    (a)は脱脂工程の基本となるもので、通常、(b)、けい酸ナトリウム、りん酸ナトリウムなどの(c)に(d)を添加したものを加温して用いる。

    アルカリ浸漬脱脂、水酸化ナトリウム、アルカリビルダー、界面活性剤

  • 7

    (a)の主な役割を挙げておきます。 洗剤と併用することで、洗浄中の溶液が(b)になることを防ぐ。 汚れは(b)のものが多いので、アルカリにすると汚れが落ちやすくなります。

    アルカリビルダー、酸性

  • 8

    通常のアルカリ脱脂は50~80°Cで作業するが、省エネルギーの点から低温脱脂液用の薬品が市販されている。 一般的には浴温の高い方が(a)が早くなる。特に硬質油では軟化を促進する意味でも効果的である。 ただあまり高温だと,品物を取り出したとき表面の水分が(b)し、アルカリ剤などが固化して除去が困難となる。

    除去速度、蒸発

  • 9

    (a)とは、アルカリ溶液中で品物を陰極または陽極、あるいは極性を交互に変化させて脱脂する方法で、通常は前処理工程の(b)として用いられる。 従来は脱脂を主体としていたため「a」といわれていたが、現在では(c)をはじめ広い範囲の汚れ除去も対象としてきたため、「(d)」と称されている場合が多い

    電解脱脂、仕上げ脱脂、スマット、電解洗浄

  • 10

    (a)などが配合された水溶液に通電すると、水が電気分解することにより陰極より(b)が2,陽極より(c)が1の割合で発生する。そのため、品物の表面に固化付着している汚れが、ガス発生時の力で剥離除去されるので、配合されているアルカリ剤や(d)の効果と併せて強力な洗浄が行われる特徴がある。

    水酸化ナトリウム、水素ガス、酸素ガス、キレート剤

  • 11

    (a)について。 【メリット】 ガス発生量(b)が陽極の2倍あるので脱脂効果は良い。発生機の(b)により金属酸化物が還元除去されやすくなるのがメリット。 (b)ガスが大量に発生し(c)することで、強力な脱脂効果を発揮します。また(b)の還元作用によって錆の分解にも効果があります。 【デメリット】 (b)ガスの(b)原子が被処理物に吸収されることで、被処理物自体がもろくなります。(d) また、処理中には電極版の金属が脱脂液中に溶解してしまいます。この金属は不純物であり、さらに処理中には電流を流します。よって、めっきの原理と同じように金属が被処理物に析出する可能性があります。この析出してしまった金属はめっきされて(e)を起こす。

    陰極電解、水素、攪拌、水素ぜい性、密着不良

  • 12

    (a)について。 【メリット】 (b)が起きない。(c)の再析出がない。有機物は酸化によって除去が促進される。 【デメリット】 発生する(d)によって薄い酸化皮膜ができるので、必ず酸浸せきが必要となる。陽極使用可能の処理剤を使用しないと(e)を発生し、脱脂効果も悪くなる。非鉄金属は侵されないよう注意する。鋳物はけい素が酸化され表面組織が変化する。

    陽極電解、水素ぜい性、溶解金属、酸素ガス、錆

  • 13

    (a)とは、被処理物を交互に(b)と(c)にして電解脱脂を行う方法です。(一般には+10秒、−10秒) 【メリット】 洗浄効果はもっとも良い。シアン化ナトリウム、キレート剤を添加すれば(d)も除去できる。 【デメリット】 PR可能な処理剤を使用する。 一般に非鉄金属には不可。 PR電解設備を要する。

    PR電解、陽極、陰極、酸化被膜

  • 14

    (a)を添加すると脱脂力は向上するが、発生するあわに(b)または(c)ガスが含まれているため、ひっかけの接点などがスパークしたとき、その火花で爆発する危険がある。 また、脱スマット性の良好なものは(d)が配合されているため、排水処理には注意する必要がある。 陽極電解で(e)量が少ないと,(f)が発生する。50g/ℓ以上になるように管理する。浴温は40~60°Cが適当で,(g)には通常鉄板が用いられる。

    界面活性剤、水素、酸素、キレート剤、水酸化ナトリウム、錆、極板

  • 15

    高温加工や焼なましをした金属材料の表面には厚く発達した酸化物(a)が存在し、常温加工(特にバフ研磨の場合に)を行った金属においても表面加工による変質層(ベイルビ層)が生 成される。これらスケールおよびベイルビ層の除去にはサンドブラスト法のような機械的方法と薬品による化学的方法があり、一般には後者の(b)が行われる。この操作は比較的簡単ですみずみまでデスケーリング((a)除去)が可能である。

    スケール、酸洗

  • 16

    比較的長い処理をピックリングと称し,めっき直前に行う短時間の酸中和を(a)(ディッピング)という。また酸洗が過剰になり素地を荒して腐食させてしまう状態をオーバービックリング(b)という。金属表面に脂肪が存在する場合には酸洗作用を妨げるので、あらかじめ脱脂を行っておくことが大切である。

    酸浸漬、酸洗過多

  • 17

    (a) 使用濃度 3〜20%(容量) 使用温度 40~100°C 主に(b)の除去 除去速度は(c) 主として〔水素ガス〕による物理的な除去 処理条件 濃度よりも温度の影響大 水素ぜい性 高温になるほど大 スマット 処理時間が長いため多い 作業性 比較的良い

    硫酸、スケール、遅い

  • 18

    (a) 使用濃度 10~50%(容量) 使用温度 常温~40°C 主に(b)の除去 除去速度は早い 主として酸化物の除去解除法 温度より濃度の影響大 水素ぜい性 硫酸より少ないが時間が長くなれば大 スマット 硫酸より少ない 作業性 加温すると有毒なガス発生

    塩酸、錆

  • 19

    酸浸漬(a)とはめっき直前に行われる酸浸せき工程のことをいう。 目的としては、残留している薄い(b)や陽極電解洗浄で生成した(b)を除去することにより表面を活性化し、めっきの密着性を良好にするために行われる。 活性化に使用される酸は、素材およびめっき浴の種類に応じて使い分けられる。たとえば、鉄素材では(c)(5~10%)が使われ、亜鉛ダイカスト素材では硫酸とふっ化物の混合液が使用される。 酸浸せき浴は非常によごれやすいので、常に清浄度に注意すべきである。市販品には、ふっ化物などを主体としたものが活性剤として市販されている。

    活性化処理、酸化被膜、塩酸

  • 20

    (a)とはめっき直前における素材の活性化状態を保ちながら、表面のpHをめっき液のpHに合せる目的で行われ、前処理の最終工程となる。 また、前項の活性化処理が中和処理と同一化されることもある。たとえば、めっき浴が硫酸合であれば、中和浴には活性化を兼ねて硫酸(5~15%)が使われる。 めっき浴がアルカリ性の場合、シアン化浴であればシアン化ナトリウム(10~20g/ℓ)が適当であるし,(b)では(c)(10~30g/ℓ)が用いられる。 このように、中和浴とめっき浴に使用されている薬品が同一の場合、水洗を省略し、直めっき浴に浸せきすることもある。

    中和、ジンケート浴、水酸化ナトリウム

  • 21

    水洗の(a)については高ければ粘度が減じ,拡散、溶解性がよくなっていく。 (b)だと表面水の液体膜が凝固して拡散、溶解を著しく遅らせ水溶性を妨げる。したがって(a)は(c)以上のものを使うことがよい。(d)も重要な要素で,後処理におけるめっき液、アルカリ、酸などの残留は「変色」や「しみ」などの原因となる。

    水温、冷水、室温、水洗時間

  • 22

    (a)とは目的とするめっきを行う前に、素地との密着を良好にするために施されるめっきのことで、前処理工程の一部とも考えられる。 方法としては、(b)、(c)がある。

    下地めっき、ストライクめっき、置換めっき

  • 23

    素材をめっき浴中に浸せきすると、めっき浴中の金属が素材上に化学的に析出し、密着性をそこねたり、あるいは素材がめっき浴に侵されてしまうような場合に、事前に(a)を行い、密着性、被覆力を向上させる。 このような例としては、鉄素材上の銅めっき、銅・銅合金素材上の銀めっき,亜鉛ダイカスト上の銅めっきなどがある。

    ストライクめっき

  • 24

    (a)とは主としてアルミニウムおよびアルミニウム合金に対して行われるもので、アルミニウムはきわめて(b)を生じやすいのでいったん(c)のように比較的めっきしやすい金属で置き換え、希硝酸で亜鉛を活性化してから銅ストライクめっき工程を行う。

    置換めっき、酸化被膜、亜鉛

  • 25

    工程とは(a)であり、めっき作業の工程を大別すると,(b)工程、(c)工程、(d)工程に分けられる。めっきの種類、被めっき物の素材の種類、素材表面の状態などによって、めっき作業の工程は異なる。それぞれの工程の意味と目的を理解し、工程の標準化と工程管理を行い、常によいめっきができるように心がけねばならない。めっき不良の発生は作業工程の不備によることが多い。

    仕事の順序、前処理、めっき、後処理

  • 26

    めっき工程一般の流れは、引っ掛け・投入→(a)→(b)→(c)→(d)→(e)→(f)→(g)→取り外しである。

    脱脂、酸洗、電解、活性化、めっき、酸活性、乾燥

  • 27

    (a)とは、素材の表面に凹凸をつけることによって、素材とめっきの密着力を上げる方法です。めっき工程前の前工程として脱脂後の(a)を欠かすと(b)になり、めっきが剥がれやすくなります。 素材の表面に凹凸をつけるには、素地を化学的に溶解する方法や、ブラストをかけることによって機械的に凹凸をつける方法などがあり、素材の材質、および薬液、浴温、電流密度、積算電流値等により程度が変わります。

    エッチング、密着不良

  • 28

    (a)とは多価の金属イオンを封鎖するために使われる成分です。金属封鎖作用を持つ(a)が用いられているのは洗浄力を高めるためです。

    キレート剤