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憲法 理解
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  • 問題数 71 • 9/9/2023

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    問題一覧

  • 1

    憲法には、個人の人権を保障する条文○○に加えて国家機関に権限を授ける条文○○が定められている。

    人権規範、授権規範

  • 2

    人権を保障するための法である憲法に、なぜ授権規範まで定められているのか。 それは、人権の保障を○○なものとするだであると解されている。

    確実

  • 3

    人権規範と授権規範は○○と○○の関係であると解することができる。

    目的、手段

  • 4

    近代の思想家達は、人権は、①○○、②○○、③○○という性質を持つ権利だと考えた。

    固有性、不可侵性、普遍性

  • 5

    人権は、人間であることにより当然に有する権利であると考えられている。この性質を、人権の○○という。

    固有性

  • 6

    人権は、原則として○○が侵すことのできない権利であると考えられている。この性質を、人権の○○という。 たとえ法律をもってしても、不当に侵害することは許されない権利として、人権を考えていくわけである。

    不可侵性

  • 7

    人権は、人種、性、身分などの区別に関係なく、人間であることに基づいて当然に享有できる権利であると考えられている。この性質を、人権の○○という。

    普遍性

  • 8

    今日では、人権の根拠は、○○にあると解されている。すなわち、価値の根源を個人に求め、社会ないし国家は個人の福祉を実現するための手段にすぎないとみる○○の思想こそが、人権の根拠なのである。

    個人の尊厳、個人主義

  • 9

    個人主義の対立概念は、○○です。

    全体主義

  • 10

    しばしば誤解されがちであるが、人権の根拠たる個人の尊厳ないし個人主義の思想は、いわゆる○○と○○する関係にある。

    利己主義、矛盾

  • 11

    人権の制限には、原則として○○がなければならない。

    法律の根拠

  • 12

    法律以外の法規範、たとえば内閣が定める政令によって人権を制限することは認められるか?

    認められない

  • 13

    人権に対する制限が存する場合の違憲審査においては、まずはその制限が○○にもとづくものか否かを検討することになる。

    法律

  • 14

    法律とは、国民代表機関である○○が定立(制定)する法規範のことをいう。

    国会

  • 15

    命令とは○○が定立する法規範のことをいう。この命令には、内閣という行政機関が定立する法規範である○○と、各省大臣という行政機関が定立する法規範である○○とがある。

    行政機関、政令、省令

  • 16

    実質的審査 法律の根拠が存する場合であっても、さらにその制限の○○を○○することになる。 そこで必要になるのが、いわゆる○○である。

    内容、審査、違憲審査基準

  • 17

    違憲審査基準とは、裁判所が合憲・違憲を判断するための基準(公式)というイメージ。 人権を制限している法律につき、①その法律の○○が十分に○○であり、かつ②その法律が採用している目的達成のための○○が○○との間に○○を有する場合に限って合憲、とする基準(この基準は中間審査基準とよばれる)は違憲審査基準の典型である。

    目的、重要、手段、目的、実質的関連性

  • 18

    中間審査基準の②の「実質的関連性を有する」とは、その手段によれば目的を達成できるということに加え、その手段以外に、より○○でない他の手段(Less Re-strictive Alternatives)がない、という意味になる。

    制限的でない

  • 19

    憲法という名前でよばれる○○の法典(○○)を指して「憲法」ということがある。 この意味の憲法を○○の憲法という。

    成文、憲法典、形式的意味

  • 20

    形式的意味の憲法といえるかどうかの判断においては、その法の内容、すなわち実質をチェックする必要はない。①その法が○○か否か、および②その○○が何かという形式面をチェックすれば足りる。

    成文法、タイトル

  • 21

    あふ○○の○○をもった法を「憲法」ということがある。 この意味の憲法を、○○の憲法という。

    特定、内容、実質的意味の憲法

  • 22

    実質的意味の憲法 国の統治システムの基本を定めた法のことを「憲法」ということがある。 この意味の憲法を、○○の憲法という。

    固有の意味

  • 23

    実質的意味の憲法 固有の意味の憲法のうち、近代市民革命によって実現された自由主義という思想に基づいて制定された法のことを「憲法」ということがある。いいかえれば○○を制限して○○の○○を保障することを目的とする法のことを「憲法」ということがあるわけである。この意味の憲法を、○○の憲法(または○○の憲法)という。

    国家権力、国民、人権、近代的意味、立憲的意味

  • 24

    フランス人権宣言16条には「権利の保障が確保されず、権力の分立が定められていない社会は、全て憲法をもつものではない」と定められているが、この規定の「憲法」という文言は、近代的意味の憲法を指している。

    正しい

  • 25

    日本国憲法は、タイトルに「憲法」と書かれた○○である。したがって○○の憲法にあたる。

    成文法、形式的意味

  • 26

    日本国憲法は、その内容において、41条以下で国会の権限を、65条以下で内閣の権限を、76条以下で裁判所の権限を、それぞれ定めているなど統治システムの基本を定める法でもある。よって、○○の憲法にもあたる。

    固有の意味

  • 27

    日本国憲法は、第3章では、詳細に国民の人権が保障されている。よって、○○の憲法にもあたる。

    近代的意味

  • 28

    日本国憲法はどの意味の憲法か、すべて記述せよ

    形式的意味の憲法, 固有の意味の憲法, 近代的意味の憲法

  • 29

    イギリスにおいては、「憲法」というタイトルの成文の法典は存在しない。

  • 30

    イギリスには形式的意味の憲法は○○。 しかし、統治の基本を定める法はもちろんありますし、人権保障を目的とする法も、慣習法やいくつかの法律の形式で存在します。つまり、○○の憲法や、○○の憲法は、イギリスにもしっかりと存在しているわけです。

    存在しない、固有の意味、近代的意味

  • 31

    憲法の分類 憲法の形式面に着目して、○○と○○に分類される。

    成文憲法、不文憲法

  • 32

    成文憲法とは、○○で定められた憲法(すなわち○○の憲法)をいう。

    成文法、形式的意味

  • 33

    不文憲法とは、○○で定められていない憲法をいう。

    成文法

  • 34

    近代的意味の憲法は、通常、○○である。 なぜなら、近代的意味の憲法は、社会契約を具体化したものと位置づけられるところ、契約である以上、その内容を文書の形にしておくのが望ましいからである。

    成文憲法

  • 35

    硬性憲法とは、憲法改正に、通常の法律の制定よりも厳格な手続を必要とする憲法をいう。 軟性憲法とは、憲法改正に法律の制定と○○のみを要求する憲法をいう。 近代的意味の憲法は、通常、○○である。

    同じ手続、硬性憲法

  • 36

    日本国憲法も、憲法改正の要件として、衆参各議院の○○の○○の賛成および国民投票における○○の賛成を要求している。

    総議員、3分の2以上、過半数

  • 37

    憲法を制定した主体に着目して、○○と○○に分類される。

    民定憲法、欽定憲法

  • 38

    民定憲法とは、○○によって制定された憲法。 欽定憲法とは、○○によって制定された憲法をいう。

    国民、君主

  • 39

    近代的意味の憲法の特質 憲法は「国民の権利・自由を守る」法、すなわち自由を基礎付けるために存在する法である。 このように、憲法は、○○であるという特質を有している。

    自由の基礎法

  • 40

    憲法が自由の基礎法であるということは、同時に、憲法が○○を○○する法(○○)であることも意味する。

    国家権力、制限、制限規範

  • 41

    憲法は最高法規という特質を有している。 ただし、この最高法規という特質にも、2つの意味がある。 その2つを答えよ。

    形式的最高法規性、実質的最高法規性

  • 42

    まず、憲法は、国宝秩序において最も強い○○的効力を有する。 すなわち、憲法と他の法規範(国会が制定する法律など)とが矛盾する場合には、憲法が優先されることになる。このことを、憲法の○○的最高法規性という。 日本国憲法も、この○○的最高法規性を有する(98条1項)

    形式、形式、形式

  • 43

    なぜ憲法はそのような形式的最高法規性を有するのだろうか。 それは、憲法が、その内容(実質)において自由の基礎法だからである。 すなわち、近代的な思索において、個人の自由(人権)は最高の価値を有するものであると考えられてきた。そして、憲法はそうした最高の価値を有する個人の自由を保障するために存在する自由の基礎法である。したがって、憲法は、最高に尊重されるべき法であるということになる。このことを、憲法の○○的最高法規性という。 そして、憲法がこうした○○的最高法規性を有するがゆえにこそ、憲法は、○○的最高法規性を有することになると考えていくのである。

    実質、実質、形式

  • 44

    日本国憲法でも、「第十章 最高法規」の冒頭には、人権の尊さを高らかに宣言する97条が定められている。この97条は、○○的最高法規性を定める98条1項の根拠が憲法の○○的最高法規性にあることを明らかにする趣旨の規定であると解されている。

    形式、実質

  • 45

    憲法の形式的最高法規性は、憲法の改正手続が他の法規範と比べて○○であること(○○憲法)からも、当然に導くことができる。

    厳格、硬性

  • 46

    憲法が硬性憲法であることの根拠は、やはり憲法の○○的最高法規性にあると解されている。

    実質的

  • 47

    憲法の形式的最高法規性は、憲法が○○規範であるのとからも導くことができる。 すなわち、国家権力は、憲法からの○○にやって初めてつくられた存在である。

    授権、授権

  • 48

    憲法が授権規範であることからも、当然に○○的最高法規性を導くことができるわけである。

    形式

  • 49

    立憲主義は多義的な概念であるが、一般的には憲法に基づいて政治を行うという原理をいう。 この立憲主義の思想は、時代や国によって様々なかたちで具体化されているが、国の統治が近代的意味の憲法に従って行われなければならないという思想を、特に○○という。

    近代立憲主義

  • 50

    中世イングランドを代表する法律家である「ブラクトンの○○も○○と○○の下にある」という言葉に代表されるように中世においても、すでに立憲主義の萌芽は存在した。しかし、各国で近代立憲主義が確立したのは、18世紀末の○○を経た後であった。

    国王、神、法、近代市民革命

  • 51

    近代立憲主義は、ジョン・ロックやジャン=ジャック・ルソーなどによって説かれた○○を理論的支柱としている。

    社会契約説

  • 52

    社会契約説の概要は、次の通りである。 まず、①人民は、生まれながらにして、生命・自由・財産(life・liberty・property)についての権利(自然権)を有している(○○) そして、②その自然権を確実なものとするために、人民は相互に社会契約を結び、自らの自然権の一部を委譲して、政府をつくった(○○による政府) よって、③政府が社会契約に反して人民の権利を不当に制限する場合には、人民は政府に抵抗する権利を有する。(○○)

    自然権思想、契約、抵抗権

  • 53

    社会契約説を理論的支柱として、絶対王政に抗う近代市民革命が正当化されるに至り、アメリカの独立やフランス革命が行われた。 そして、その結果、アメリカ合衆国憲法(1788年)、フランス人権宣言(1789年)、フランス第一共和制憲法(1791年)などが制定されるに至り、○○が確立したのである。

    近代立憲主義

  • 54

    立憲主義は、国や時代によってその内容が異なる。 まず、革命後のフランスでは人権保障と権力分立を採用した近代的意味の憲法が制定されつつも、人権保障は○○によって実現すべきものとされた。 一方、アメリカでは同じく人権保障と権力分立を採用した近代的意味の憲法が制定され、しかも、人権保障は○○によって実現すべきものとされた。

    法律、憲法

  • 55

    ドイツでは、フランス革命の影響を受けて憲法制定の要求が生じたものの、絶対君主政が強固に確立されていたため、近代的意味の憲法が確保されるに至らなかった。 当時のドイツの憲法で保障された国民の権利は、固有性や不可侵性を有する「人権」ではなく、○○が制定した憲法によって○○権利にすぎなかったのである。 すなわち、当時のドイツにおける立憲主義は、人権思想にもとづかない、みせかけの立憲主義にすぎなかった。このみせかけの立憲主義は○○的立憲主義とよばれている。

    君主、与えられた、外見的立憲主義

  • 56

    イギリスでは、18世紀末の近代市民革命よりもずっと以前から、立憲主義的な国家構造が実現していました。 たとえば、エドワード・クック(1552年〜1634年)が中世のマグナ・カルタ(1215年)を古来から存在するイギリス国民の権利を保障した歴史的文書であると位置づけたのをはじめとして、○○(1628年)や○○(1689年)といった憲法的文書が17世紀の段階で次々と作成されています。 そのため、イギリスは立憲主義の母国といわれています。 なお、こうした憲法的文書によって保障された権利は、固有性を有する「人権」そのものではなく、国王が貴族に認めた特権を基礎にしたものにすぎませんでした。しかし、その後、その特権を全イギリス国民に拡大していく、というかたちで、イギリスにおける近代立憲主義は確立されていきました。

    権利請願、権利章典

  • 57

    近代立憲主義が確立した近代市民革命直後の19世紀においては、国家は○○であるべきとされた。

    自由国家

  • 58

    自由国家とは、経済的干渉も政治的干渉も行わずに、社会の○○の○○の維持と○○の確保という警察的任務のみを負う国家のことをいう。

    最小限度、秩序、治安、この自由国家は、消極国家ともよばれ、さらに軽蔑的な意味を込めて○○ともよばれる。

  • 59

    20世紀に入って、資本主義の矛盾を解消するべく、各国で○○の理念が採用されるに至った。

    社会国家

  • 60

    社会国家とは、従来市民の自立にゆだねられていた市民生活の領域に一定限度まで積極的に介入し、○○的・○○的弱者の○○にむけて努力する国家のことをいい、 ○○国家、○○国家ともよばれる。 1919年にドイツで制定された○○憲法は、こうした社会国家の理念を採用した最初の憲法である。

    社会、経済、救済、積極、福祉、ワイマール

  • 61

    社会国家の理念が採用された結果、いわゆる○○現象が生じることになった。 ここで○○とは、国家機能の重点が○○の活動におかれている国家のことをいう。 つまり、現代においては、社会国家の理念の採用により、福祉をつかさどる○○が事実上国家の中心となるに行っているわけである。 そのため、国家権力の中でもとりわけ、○○に対する○○を図ることが、現代の憲法の重要な役割となっている。

    行政国家、行政権、行政権、行政権、抑制

  • 62

    立憲主義は、個人の自由をできる限り保障すべしという自由主義に基づく原理である。 そして、この自由主義は、民主主義と○○の関係にあると解されている。 すなわち、①自由が保障されるためには、国民の○○への参加が保障されていることが不可欠である。選挙権や被選挙権のない国民には、自由の保障はあり得ない。 また、②民主主義が機能するためには、○○が確保されていることが不可欠である。たとえば、いくらかたちのうえで選挙権を有していても、○○の自由や○○の自由が保障されていない状況、すなわち特定の候補者への批判が許されなかったり、特定の候補者に投票しないと不利益を課されたりするような状況の下では、民主主義は実質的に機能しない。 このように、自由主義を実現するには、民主主義が、そして民主主義が機能するには自由主義が、それぞれ必要不可欠なのである。

    密接不可分、個人の自由、国政、表現、投票、

  • 63

    近代的意味の憲法が採用している民主主義は、単に多数者支配の政治という意味なのではなく、多数決に至る前提としての十分な○○・○○を要求する立憲民主主義であると解されている。

    審議、討論

  • 64

    法の支配とは、専断的な国家権力の支配(○○の支配)を排斥し、権力を○○で拘束することによって、国民の権利・自由を擁護することを目的とする原理であって、英米法の根幹をなすものをいう。

    人、法

  • 65

    法の支配の思想内容として重要なものは、①憲法の○○の観念、②権力によって侵されない○○の人権、③○○(due process of law)④○○の役割に対する尊重の4つである。

    最高法規性、個人、適正手続、裁判所

  • 66

    法の支配は、英米法における原理であるが、○○も、この法の支配を採用していると解されている。 なぜなら、○○憲法は、①第10章において 憲法の○○を定め、②第11条・97条において○○の人権を保障し、③第31条において○○を要求し、④第6章(特に81条)において○○の役割を尊重しているからだ。

    日本国憲法、日本国憲法、最高法規性、不可侵、適正手続、裁判所

  • 67

    法の支配に対し、外見的立憲主義を採用するにとどまった第2次世界大戦前のドイツや日本では、○○(○○)という原理が採用されていた。

    形式的法治主義、形式的法治国家

  • 68

    法の支配と形式的法治主義とは、ともに○○によって権力を制限しようとする原理である。この点においては、両者は共通である。

  • 69

    法の支配と形式的法治主義は、以下の2点において、決定的に異なる。 まず、法の支配にいう「法」は、正しい法(内容が○○な法)という意味であり、○○の観念とも密接に結びつくものである。 したがって、人権を侵害するような法は、支配者たる「法」たり得ない。悪法も法なり、という発想は、法の支配においては、 妥協しないのである。 これに対し、形式的法治主義にいう「法」は、内容とは関係のない○○な法律を意味する。 したがって、人権を侵害するような法律であっても、なお「法」にあたり、その法律に従っていれば問題はないということになる。悪法も法なり、という発想が妥協するわけである。

    合理的、人権、形式的

  • 70

    法の支配は、○○と結合する。法の支配が要求する立憲主義ないし自由主義は、○○と密接不可分の関係にあるからである。これに対し、形式的法治主義は、いかなる○○とも結合しうる。○○の下だけでなく、専制主義のもとであっても、形式的法治主義は採用されうるわけである。

    民主主義、民主主義、政治体制、民主主義

  • 71

    第2次世界大戦ごのドイツにおいては、ナチズムに対する反省から「法」の内容の○○を要求するようになった。これ。○○主義(○○)という。 この○○主義は、法の支配とほぼ同じ原理といえる。

    合理性、実質的法治、実質的法治国家、実質的法治