問題一覧
1
扁平上皮癌が多いのは？
喉頭
2
根治的放射線治療の対象は？
丨期中咽頭癌
3
TNM分類で正しいのは？
pTNM は術後などの、病理組織学的分類である。
4
放射線治療が適応とならないのは？
妊婦
5
骨転移の頻度が低いのは？
腎癌
6
前立腺癌の予後と最も関係が深いのは？
Gleason <グリソン＞スコア
7
放射線治療の適応となるのは？２つ
真性ケロイド, 脳動静脈奇形
8
がんの放射線治療で予後と関連性が最も低いのは？
皮膚反応の程度
9
術前照射の適応となるのは？
直腸癌
10
化学療法と放射線治療が同時併用されるのは？２つ
上咽頭癌, 小細胞肺癌
11
抗悪性腫瘍薬と放射線治療法の同時併用が行われるのは？２つ
下咽頭癌, 食道がん
12
ホルモン療法と外照射が併用される疾患は？
前立腺癌
13
多分割照射と化学療法との同時用が根治的 治療として用いられる疾患は？
小細胞肺癌
14
根治治療として化学放射線療法が行われるのは？
肺癌
15
放射線感受性が最も低いのは？
神経膠芽腫
16
放射線感受性が最も低いのは？
悪性黒色腫
17
肺癌の放射線治療中に発症しないのは？
放射線脊髓炎
18
中咽頭癌の放射線治療中にみられる症状は？
嚥下障害, 口内炎
19
放射線晩発障害は？
放射性肺炎, 膀胱委縮
20
成人で耐容線量が最も低いのは？
水晶体
21
通常分割照射の場合、脊髄の耐容線量［Gy］は？
50
22
9 成人で放射線耐容線量が最も低いのは？ただし、臓器全体が照射されるものとする。
肺
23
耐容線量の最も低い臓器は？
精巣
24
放射線治療の晩期障害は？
脊髄炎
25
放射線治療に伴う有害事象を考慮する場合の並列臓器は？
肝臓
26
放射線治療後の変化として最も早期に出現するのは？
脱毛
27
放射線治療計画の線量分布図を下に示す。この照射方法は？
接線照射
28
SRS 線照射の適応となるのは？
転移性脳腫瘍, 脳動静脈奇型
29
定位的な放射線治療で誤っているのは？
治療部位は頭部に限られている。
30
定位手術的照射で正しいのは？
脳動静脈奇形は治療適応である。
31
定位的な放射線治療の適応はどれか。複数回答あり。
早期肺癌, 前立腺癌, 転移性肺癌
32
定位放射線治療で誤っているのは？
体幹部腫瘍では照射中心位置精度の許容範囲は10mm以下である。
33
定位放射線治療＜SRT）で誤っているのは？
定位的手術枠を用いる。
34
密封小線源治療で正しいのは？
子宮頸癌ではアプリケータとしてタンデムとオボイドを用いる。
35
永久刺入用密封小線源は？２つ
125I, 198Au
36
全身照射で誤っているのはどれか全身照射で誤っているのは？
線量率は600 cGy/分程度である。
37
全身照射で誤っているのは？
総線量は50Gyが選択される。
38
術中照射が適応となるのは？
膵癌
39
術後照射の適応は？
乳癌
40
子宮頸癌の密封小線源を用いた腔内照射で正しいのは？
外部照射と併用する場合は中央遮へいを行う
41
乳房温存療法の放射線治療計画で正しいのは？
患側全乳房を臨床標的体積とする。, 治療計画用CTは仰臥位で撮影する
42
臨床病期1期で放射線単独療法が行われるのは？
声門癌
43
臨床標的体積＜CTV）はどれか。
画像等で検知できないが臨床的に腫瘍の進展が疑われる部分を含む体積。
44
192lr線源を用いたRALSについて正しいのは
定期的な線源交換が必要である。
45
深部線量分布図の1から5の組み合わせで正しいのは？
a光子線、b光子線、c陽子線、d重粒子線
46
婦人科癌の治療で正しいのは？
早期子宮頸癌は放射線治療の適応である。
47
体幹部定位放射線治療と関係ないのは？
ガンマナイフ
48
多分割照射＜過分割照射）を通常の分割照射と比較した場合に正しいのは？
晩期有害事象が抑えられる。
49
腫瘍について正しいのは？
進行がんの定義は臓器やがんの種類によって異なる。
50
細胞の放射線感受性について正しいのは？
分裂頻度が高いほど感受性が高い。
51
通常分割照射における放射線障害のしきい値が最も低いのは？
白内障
52
X線と同程度のLET を示すのは？２つ
電子線, 陽子線
53
腫瘍の致死線量を下げる方法は？
抗がん剤の併用
54
術中照射について正しいのは？
正常組織を照射野から外す。
55
肺癌に対しアインセンタに処方線量 60 Gy を前後対向2門で照射したときの線量分布図を別に示す。矢印で示す点の線量［Gy］に最も近いのは？
55
56
小細胞肺癌の治療で正しいのは？
限局期の初回治療で完全寛解が得られた場合には予防的全脳照射を行う。
57
リニアックによる放射線治療で体表面に設置する補助器具は？２つ
ボーラス, シェル
58
放射線治療における基準点線量処方で 正しいのは？
PTV内の線量を代表する。
59
正常組織で最も放射線感受性が高いのは？
骨髄
60
高LET 放射線について正しいのは？
放射線感受性の低い腫瘍の治療に適する。
61
脳腫瘍について正しいのは？
進行度は悪性度分類にて評価する。
62
原発性悪性脳腫瘍は？
胚細胞腫
63
脳腫瘍の放射線治療計画で正しいのは？
悪性リンパ腫では全脳照射を行う。
64
上咽頭癌の放射線治療法について誤ってるのは？
低分化または未分化な腺癌が多い
65
中咽頭癌の放射線療法ついて、誤っているのは？
組織は95%が腺癌である。
66
下咽頭癌の放射線療法ついて、誤っているのは？２つ
組織のほとんどが腺癌である。, 発症にはヒトパピローマウィルス（HPV）が関与している。
67
舌癌の放射線療法ついて、誤っているのは？２つ
低線量率線源 1921rヘアピンは永久刺入する, 198Au グレインの永久刺入はa線で治療する。
68
頭癌ついて誤っているのは？２つ
男性より女性の方が多い。, 声門上癌が半数以上である。
69
食道癌ついて誤っているのは？２つ
男性より女性の方が多い。, 扁平上皮癌のみである。
70
食道癌の放射線治療について誤っているのは？２つ
脊髄の線量の50%を50Gy以下にする。, 肺のV20が35%以下であれば左右からのビームは許容される。
71
乳癌について誤っているのは？
罹患率は60歳～70歳でピークである。
72
肺癌について誤ってるのは？
上大静脈症候群は下肺野腫瘍において生じる
73
肝臓癌について誤っているのは？
Child-Pugh 分類で肝障害度を評価する
74
正しいのは？
膵臓癌は発見された時点で進行している場合が多い
75
正しいのは？２つ
膵臓癌での粒子線治療は寡分割照射である。, 肝癌での粒子線治療は寡分割照射である
76
子宮癌について正しいのは？
子宮頸癌には異形成といわれる前癌状態がある。
77
子宮癌における放射線療法について、誤っているのは？
進行するほど腔内照射の線量を増やす必要がある。
78
前立腺癌における放射線療法について、正しいのは？
去勢抵抗性前立腺癌における転移性骨腫瘍に対する治療方法には 223Raを使用する。
79
前立腺癌における放射線療法について、正しいのは？
早期の癌では強度偏重放射線治療による、寡分割照射が適応される場合がある。, 密封小線源治療を用いる。
80
大腸癌における放射線療法について、誤っているのは？
結腸癌は放射線療法の役割が大きい。, 密封小線源治療を用いる。
81
膀胱癌について誤ってるのは？２つ
扁平上皮癌が多い。, 女性に多い
82
小児の骨軟部悪性腫瘍について正しいのは？２つ
ユーイング腫瘍, 横紋筋肉腫
83
小児悪性腫瘍に対する放射線治療の記載で、正しいのは？２つ
照射範囲によっては、骨の発育成長による障害や変形が生じる場合がある, 晩期有害事象として二次がんがある。