問題一覧
1
交絡について謝っているものを2つ選べ
2つの要因が相乗効果を及ぼすことをいう, 交絡因子と介在因子は同じである
2
交互作用について謝っているもの2つ選べ
ある変数の作用が交互に現れるためにそう呼ばれる, 縦断研究では認められるが、横断研究では認められない
3
信頼性と妥当性について謝っているもの2つ選べ
妥当性の変数については、複数回の測定値の平均値を用いることで妥当性を高めることが可能である, 測定機器について、すでに医事法で認可・販売されているものであるため、その機器によって測定された値の妥当性・信頼性に問題はない
4
盲検化について誤っているもの2つ選べ
治療者や解析者に盲検化を行うべきではない, シングルアーム介入研究の場合、対象者は介入のことについて研究説明書で知っている。しかしシングルアーム研究なので、測定結果に影響を及ぼすことはない
5
級内相関係数について正しいもの2つ選べ
ICC(3,1)やICC(3,k)は検者間の値が一致してなくても相関が高い値が得られやすい, ICC(3,1)やICC(3,k)は検者間信頼性を算出するために用いられる
6
被験者選択基準について正しいものを2つ選べ
選択基準を設ける際の留意点として、規程を厳密にしすぎると対象者が集まらず、規定を甘くしすぎると様々な被験者が混在するため結果が出にくくなる, 組み入れ基準には、障害や疾病、スポーツ歴の有無など、研究テーマに欠かせない条件を設定する
7
インフォームドコンセントについて誤っているものを選べ
やむを得ない場合でも、代諾者からの同意書を用いることはあってはならない
8
個人情報の取り扱いについて正しいもの二つ選べ
連結可能匿名化とは、対応表を用いて被験者の個人情報と分析データを照合して個人を特定できるようにした匿名化の方法である, 原則、数値やデータ、画像、実験ノート等の資料は、論文を発表後10年間はしておかなければならない
9
被験者の割り付け方法について誤ってるもの一つ選べ
サンプルサイズが小さくても、ランダム割り付けを行えば背景因子は必ず均等になる
10
計測誤差について誤っているものを一つ選べ
偶然誤差はバイアスとも呼ばれる
11
信頼性を表す指数について正しいものを一つ選べ
ICCは検者間信頼性だけでなく検者内信頼性も表すことができる
12
変数の種類について正しいものを二つ選べ
名義尺度は種類や名称、Yes/Noなど名義を与えることによってカテゴリ化したもので、尺度に大小関係はない, 順序尺度は大小に意味があるが、順位感の差は一切ない
13
研究疑問を定式化するために用いるPECO/PICOについて誤っているものを一つ選べ
PICOはコホート研究に関する研究疑問の定式化で用いられる
14
文献検索について正しいものを二つ選べ
理論演算子を用いて「副作用NOT有害作用」の検索を行った。その結果、副作用というキーワードを含むが、有害作用というキーワードは含まれない論文が検出された, 理論演算子を用いて「医療OR介護」の検索を行った。その結果、医療または介護というキーワードを含む論文が検出された
15
研究デザインについて誤っているものを一つ選べ
横断研究は原因と結果についての因果関係を最も立証しやすい
16
サンプリングについて誤っているものを一つ選べ
有意抽出法は、研究者が知識や経験から典型的な集団を抽出する方法であり、得られた結果は母集団を代表しやすい
17
盗用は研究分野で問題となっている。正しいものを一つ選べ
インターネットで知った情報を、出典を記載せずに、自分の文章であるかのように発表すること
18
研究における捏造とはどれか一つ選べ
データをでっち上げて発表すること
19
研究における不正行為に含まれないものはどれか一つ選べ
利益相反
20
人を対象とした研究において、研究対象者もしくはその代諾者からインフォームドコンセントを受ける際の説明事項として含めなくて良いものはどれか
研究者の業績
21
FINER基準について誤っているものどれか一つ
FはFreshの頭文字であり、新規性のことである