問題一覧
1
下肢骨折のうち、正しいものをすべて選んでください。
大腿骨頚部骨折の骨接合術後には骨頭壊死が生じることがある, 足関節や踵骨の骨折は、機能障害が生じやすい, 足関節果部骨折は、足部が強制的に外旋されることにより、複合的に骨折する
2
骨折のうち、正しいものをすべて選んでください。
若木骨折や骨端線離開は小児に独特の骨折である
3
最近の運動器をめぐる医療情勢について、次の中から正しいものをすべて選んでください。
運動器疾患や傷病によっては、ひとつの病院で治療が完結できないことも多い。, チーム医療での看護師の役割は、疾病管理だけでなく、チーム医療の中心的役割を担う。
4
患者の訴えや視診と必要な診察に関して、間違っているものはどれか?
皮下出血と関節の変形がある → 腱反射テスト
5
次の中で間違っているものはどれか?
脊椎カリエスというのは、非結核性脊椎炎をさす
6
関節リウマチで間違っているのはどれか?
最近は手術(観血的治療)が徐々に増加している
7
下肢の直達牽引中に、最も注意すべき合併症はなにか?また、どうすれば予防できるか?簡潔に答えてください。
腓骨神経麻薬 牽引中下肢を過外旋位にしないようにする
8
骨組織について、間違っているものを選んでください。
骨の横径の生長を促す骨形成は、膜性骨化ではなく軟骨内骨化である。
9
スキー場で下腿骨折を疑う患者がいた。最も適切な固定方法はどれか?
4
10
頚部の神経損傷のうち、間違っているものすべてを選んでください。
脊髄損傷は中枢神経の障害なので、再生は一切見込めない
11
筋肉の作用について、正しいものを全て選んでください。
筋肉に負荷がかかるのは、伸張性収縮 > 等尺性収縮> 等張性収縮の順である, 上腕二頭筋が主動筋として収縮する時は、拮抗筋である上腕三頭筋も同時に働いている, 筋紡錘や腱紡錘は、それぞれの緊張度合いを測るセンサーのような役割を担う。
12
人工骨頭置換(挿入)術と人工股関節置換術の違いは何か?一言で述べよ。
人工骨頭=大腿骨のみの置換 人工股関節=大腿骨と臼蓋の両方を置換
13
関節リウマチの原因は、〇〇の慢性炎症である。〇〇に当てはまる部位は何か?
滑膜
14
骨粗鬆症について、正しいものを全て選んで下さい
骨密度が若年者平均より 70%以下で骨粗鬆症と診断できる, 骨密度の低下により、大腿骨頚部骨折などが生じやすくなる, 安静により、骨組織だけでなく筋力も低下する。
15
股関節脱臼について、原因となるのは次のどれか?
人工股関節術後の不良肢位, 出産や胎内環境の異常, 交通事故(前方への追突)
16
次のうち、間違っているのはどれか
腰部脊柱管狭窄症や腰椎すべり症は思春期に多い
17
肩関節脱臼のうち、正しいものはどれか?
何度も繰り返す脱臼は、反復性脱臼または習慣性脱臼である
18
患者さんが、ある痛みを訴えて病院を受診しました。 問診担当のあなたが気をつけなければいけないことは何ですか?
ファーストインプレッション 五感を使って判断 医師に伝える際は的確かつ素早く効率的に行う
19
上肢の麻痺に対応する症状や原因は、それぞれどれか?
画像みて覚えてね※問4だよ
20
次の中で、放射線(能)を用いない画像診断はどれか?
核磁気共鳴撮影(MRI), 神経伝導速度検査
21
神経について、間違っているのを一つ選んでください。
上位運動ニューロンに病変があると、下位運動ニューロンの活動は低下する
22
術後静脈血栓症(VTE)について、正しい記載はどれか?(複数回答可)
術後呼吸困難や胸痛が生じた時には、肺血栓塞栓症(PTE)を疑う, 足関節自動運動や術後早期離床に心がける, 薬物療法は予防効果が高いが出血傾向という副作用もある
23
ギプス装着による合併症をひとつあげ、その予防法について一言で述べてください。
写真の表を参考にしてね♡
24
骨折の治療のうち、間違ってるものは次のどれか?
骨折でも出血性ショックに陥ることはない, 骨折はほとんどすべてが手術の適応となる
25
関節について、正しいものをすべて選んでください。
可動関節の中で、3軸以上の多軸関節は球関節のみである。, すべての可動関節は関節包に覆われており、滑膜が産生する滑液で潤滑される, 軟骨には関節表面を覆う硝子軟骨と、半月板のような線維軟骨がある
26
靭帯損傷で、正しいものは次のどれか。
肉離れは自分自身の筋力によって生じる損傷で、体の後面の筋肉に生じやすい, 膝関節や足関節の靭帯損傷はスポーツ障害で多い
27
長管骨の骨幹端に骨折が多いのは何故か?
骨幹部のような丈夫な皮質骨ではなく海綿骨からできており、関節包や靭帯などの組織に守られていないため。
28
体幹や上肢の骨折のうち、間違っているものはどれか?
前腕骨幹部骨折は、橈骨と尺骨の2本の骨があるので、両方同時に折れることはない
29
高齢者の大腿骨近位部骨折で、発症リスクが高い合併症は?(複数あり)
廃用症候群, 誤嚥性肺炎, 再転倒、再骨折, 認知症の悪化, 肺塞栓症・深部静脈血栓症, 褥瘡
30
ICF の考え方について簡単に説明して下さい
疾患だけではなく「健康状態」全体を捉え、あらゆる人を対象としていること 障がいのマイナス面ではなく、機能や能力のプラス面に着目していること