問題一覧
1
唐で確立された、中国の法体系の名称は何か。
律令格式
2
律・令・格・式のうち、刑法典の名称は何か。
律
3
律・令・格・式のうち、行政法ないし民法典の名称は何 か。
令
4
唐の中央政府の最高機関は何と呼ばれるか。
三省
5
三省のうち、詔勅の立案起草を担当した機関は何か。
中書省
6
三省のうち、立案された詔勅や奏文の審議を担当した機関は何か。
門下省
7
三省のうち、成立した詔勅を執行する行政機関は何か。
尚書省
8
尚書省のもとにおかれた6つの部署を何と呼ぶか。
六部
9
六部のうち、官吏の人事を担当したのはどこか。
吏部
10
六部のうち、戸籍・財務を担当したのはどこか。
戸部
11
六部のうち、教育・祭祀・科挙を担当したのはどこか。
礼部
12
六部のうち、軍事を担当したのはどこか。
兵部
13
六部のうち、司法を担当したのはどこか。
刑部
14
六部のうち、土木事務を担当したのはどこか。
工部
15
後漢時代に機構が整えられた、中国での官吏監察機関の名称は何か。
御史台
16
隋で始まり、唐で確立された地方行政区画制度は何か。
州県制
17
北魏に始まり、隋の制度を継承した土地制度は何か。
均田制
18
唐の均田制で給田された土地のうち、桑田のような世襲を認められた永業田に対し、穀物田などの返還を義務づけられた土地を何と呼ぶか。
口分田
19
北魏で始まった均田制にもとづく税制は何か。
租調庸制
20
唐代の労役のうち、中央政府から課された労役は何と呼ばれたか。
力役
21
唐代の労役のうち、地方官庁から課せられた年間40日の土木事業や臨時の労役は何と呼ばれたか。
雑徭
22
隋の制度を継承した、科目試験による官僚登用制度は何か。
科挙
23
唐の太宗時代、布教を許されたネストリウス派キリスト数の中国名は何か。
景教
24
ネストリウス派キリスト教の流行をたたえて、長安の大秦寺に建立された碑は何と呼ばれるか。
大秦景教流行中国碑
25
北魏の頃に伝わり、唐では各地に寺院が建てられたゾロアスター教(拝火教)の中国名は何か。
祆教
26
ササン朝のもとで生まれ、中国へは7世紀末に西域から伝わった二元論の宗教は何か。
マニ教
27
副葬品に多く使用された、緑・黄・白などの彩色をほどこした唐代の陶器の名称は何か。
唐三彩
28
玄宗に重用され、李白らとも交友した、日本からの留学生は誰か。
阿倍仲麻呂
29
清真教とも呼ばれたイスラーム教のもう1つの中国名は何か。
回教
30
海上交易で活躍したイスラーム教徒の商人を何というか。
ムスリム商人
31
広州とならんで、ムスリム商人が来航し彼らの居留地がおかれた、大運河沿いの江蘇省の港市はどこか。
揚州
32
古くから南海交易の拠点として栄えた、広東省の海港都市はどこか。
広州
33
玄宗時代、広州にはじめて設置された、海上交易管理関の名称は何か。
市舶司
34
唐・宋時代に広州・揚州などに設けられた外国人居留地は、何と呼ばれたか。
蕃坊
35
陸路貿易で活躍した、ソグディアナ地域を原住地としたイラン系民族は何人か。
ソグド人
36
北朝以降に中国に流入した西域の文化の1つで、ペルシアが起源とされ、唐で流行した、馬に乗っておこなう球技は何か。
ポロ競技
37
唐代の初め、太宗の時代に、往復とも陸路でインドにおもむいた中国僧は誰か。
玄奘
38
弟子が編集して完成した、玄奘の旅行記は何か。
大唐西域記
39
7世紀後半の唐代に、往復とも海路でインドにおもむいた中国僧は誰か。
義浄
40
義浄がシュリーヴィジャヤで記述した旅行記は何か。
南海寄帰内法伝
41
隋の智顗を開祖とし、『法華経』を重んじ、日本へは最澄が伝えた仏教の一派は何か。
天台宗
42
7世紀以後にインドから中国へ伝来した密教の1つで、日本へは空海が伝えた仏教の一派は何か。
真言宗
43
東晋の慧遠を開祖とし、阿弥陀浄土信仰を説く仏教の一派は何か。
浄土宗
44
北魏に来朝したインド僧達磨を開祖とし、坐禅と瞑想による実践を重視した仏教の一派は何か。
禅宗
45
太宗の勅命で『隋書』や五経の注釈書を編纂した儒学者は誰か。
孔穎達
46
孔穎達らが編纂した、五経の統一的な注釈書は何か。
五経正義
47
南画の祖とも呼ばれる唐中期の詩人・画家は誰か。
王維
48
安史の乱の時に粛宗の弟の反乱に加担し、一時流罪となったこともある、「詩仙」と称された唐中期の詩人は誰か。
李白
49
「春望」など社会の現実をうたった作品が多く、のちに「詩聖」と称された唐中期の詩人は誰か。
杜甫
50
人物画に秀でた、唐初の宮廷画家は誰か。
閻立本
51
唐初の書家で、楷書の典型をつくりだした人物は誰か。
欧陽詢
52
唐初の書家で、太宗・高宗に仕え、楷書に秀でた人物は誰か。
褚遂良
53
古代中国の都をモデルとして、朝鮮や日本でも採用された、天子(皇帝)の居城を中心に整えられた都市制度を何と呼ぶか。
都城制